チロロ林道〜北戸蔦別岳〜戸蔦別岳〜幌尻岳
- GPS
- 28:25
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,841m
- 下り
- 2,840m
コースタイム
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 11:18
天候 | 9/25曇り時々晴れ、9/26晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
・二番目のゲート手前に10台位の駐車スペースあり。 ・簡易トイレが一つあったが、つまっており使用しない方がよい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北電の取水口から先、渡渉は12〜13回くらい。 ・トッタの泉は細々と水が出ていた。 ・ヌカビラ岳までは急な登り。 ・ヌカビラ岳を過ぎるとハイマツブッシュが出てくる。すねを傷つけないよう注意。 ・北戸蔦別岳から戸蔦別岳へはアップダウンがきつい。 ・七ツ沼カールへの下り口から幌尻岳の肩へは急な登り。ハイマツブッシュもひどいのでピストン装備のほうがよい。 ・水は初日トッタの泉で汲んだ分込みで3リットル持って行ったがほとんど使った。二日目はほとんど下りだったのでトッタの泉で汲むも500ml位しか消費せず。 |
その他周辺情報 | ・道の駅樹海ロード日高が便利。シャワートイレ、飲食店、スーパー、コンビニ(5時〜23時)あり。登山口までは車で40分くらい。 ・温泉は沙流川温泉ひだか高原荘が便利。10〜21時(20時半受付終了)500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
8月はお盆で忙しかったので夏山らしい夏山へは行かず、9月のシルバーウィーク明けにANAのマイレージを使って北海道の日高山脈へ紅葉を見に行くことに。
目指すは幌尻岳。
びにー君の日帰り幌尻岳レポを見てチロロ林道ルートで登ることに決めました。
さすがに時期的に日帰りはキツそうだったのでテント泊装備で。
まずは9/24のセントレア10時半発の飛行機に乗り込むのだが、シルバーウィーク明けなのに手荷物預けるところはなぜか長蛇の列。時間ギリギリで保安検査場へ。
そこでもSOTOのバーナーヘッドが引っかかり、ガスはもう残ってないとつまみをひねってアピールして何とかクリア。
ギリギリで搭乗かなと思いきや、結局30分位遅れで出発。
それでも何とか少しの遅れくらいで新千歳空港に到着。
空はどんより曇り。いきなりテンションが下がった天気(笑)
ホンダレンタカーで現行型のフィットを借り、まずは回転寿司でお昼を食べていざ道東道で占冠へGO。
道の駅樹海ロード日高に夕方着き、スーパーやコンビニで買い出ししてからひだか高原荘で温泉入って今夜は道の駅で車中泊。
フィットの後部座席を倒せば何とか寝れました。
9/25朝4時に起床。朝食を取り、パッキングしてからいざチロロ林道へ。
今回朝5時半出発の予定だったが、朝5時くらいにはだいぶ明るくなったのでもう少し早く出てもよかったかも。
二番目のゲート手前の駐車スペースには自分のも含めて4台。ザックを担いでいざ出発。
林道歩きは北電の取水ダムまでで1時間もかからず、そこからは川沿いに歩いていく。
だんだん渡渉が増えてはくるが水量は多くはないので濡れずにクリア。
沢から離れて急な尾根をガンガン登っていくとヌカビラ岳辺りで幌尻岳がどーん!
おおー!ちょっと雲は多いけど山ははっきり見えるな。
北戸蔦別岳まで登ると、これから行く戸蔦別岳や幌尻岳、北側のピパイロ岳方面、戸蔦別カールや1630mピークのある尾根の紅葉など眺めがよかったなぁ。
そしてまさかのドコモLTEがバリ3!
後で確かめてみたら日高の山の各ピークでドコモLTE繋がるようです。これにはビックリ。
ここからアップダウンに苦しめながらも戸蔦別岳まで登ると七ツ沼カールが見えてくる。
ちょっと紅葉はピーク過ぎた感じかな?
七ツ沼カールへの下り口にテント装備をある程度置いて幌尻岳へアタック開始!
肩への登りもハイマツブッシュもキツかったな。あれはピストン装備じゃなきゃ厳しいだろうなー。
肩を過ぎた頃についにチロロ林道からの単独日帰り登山者に抜かれる。
急な登りは得意だけど、平坦なルートはそんなに得意じゃないんだよね。
結局抜かれて追いつけないまま幌尻岳山頂へ到着!
そして天気はガス気味で背景はほぼ真っ白・・・残念。
お互いに写真を撮った後、彼は軽やかに下山していった。まぁ暗くなるまでに林道に着けば何とかなるでしょう。
さて今日の宿泊地をどうするか・・・
今日は一人しかいないし、明日の天気も微妙。ヒグマのリスクも高い。
ってことで七ツ沼カールでのテント泊を止めて、北戸蔦別岳まで戻ることにした。
テント装備を回収し、重い荷物でまたあそこを登ってアップダウンを行かないといけないのが辛いところ。
実際コースタイムも10時間超えで足取りも重くミスもしがちになってきてしまった。
それでも何とか気合いで北戸蔦別岳まで帰ってきてテントを張って中に転がり込む。
夕食を作って芋焼酎三岳のお湯割りとか飲んで横になったらすぐ寝入ってしまった・・・
9/26朝。どうせガスガスだろうなと思ってテントの外を覗いたら・・・なんとくっきり幌尻岳が!
慌ててテントから出てみるとなんとすごい雲海。そして天気は快晴。
これは想定外でした。
朝食前に北戸蔦別岳ピークでご来光。
いやーすばらしい光景でした。
今回の山行で完全に印象は 幌尻岳<北戸蔦別岳 になったかな(笑)
おそらく七ツ沼カールは雲海の下っぽかったのでほんと北戸蔦別岳までもどってきてよかった!
バシバシ写真を撮って、朝食のラーメン食べてからテントを畳み、いざ下山開始。
ガンガン下っていったら車のあるゲートまで3時間で下りてこれました。
コースタイム的には日帰りできそうだったけど午後ガスり気味になるので、結果的にテント泊で大正解。
満足できた日高連峰山行でした。
ちなみに翌日天気が良かったら東大雪のニペソツ山に登りに行きたかったんですが、どんより曇り・・・
でも帯広の農家さん家にお邪魔してジンギスカンに連れて行ってもらったし、
六花亭の本店でマルセイアイスサンドやさくさくパイ食べたり、
柳月で三方六を買ったり、新千歳空港のバーでサッポロクラシック生や厚岸のカキフライ食べたので、
山に行けなくても大満足な北海道の旅でした!
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