谷川岳馬蹄形


- GPS
- 10:43
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,881m
- 下り
- 2,886m
コースタイム
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 10:44
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根の岩場は登りで使う方が安全というのはその通りかなと思った。 距離・累積標高の割に皆さんの所要時間が長めなのはなぜだろうと不思議に思ってたけど、武能岳までと朝日岳からの岩の多いトレイルや、最後2キロの木の根だらけの長く急な下りで苦しんで納得。 山と高原地図に載ってるこのエリアの標準コースタイムが他の山域よりも短めだという一部の人の指摘に同感。1割は短めな気がする。 |
その他周辺情報 | 下山後は宝川温泉へ行ってみた。470畳の川沿い露天は壮大だけど、受付が17時終了、食事は16時終了、内湯と外湯の移動に着替え必要など、登山後の利用には不向きかも。 |
写真
感想
これができれば1人前と言われてると聞いて、性格的に俄然挑戦したくなってた谷川岳馬蹄形縦走。
1人前かどうかは別としても、コース全体を見渡しながら、ほぼずっと稜線上を走れるというのは魅力的で、ここ数カ月ずっと天気予報や自分の予定と睨めっこしてて、ついに実現できた。
西黒尾根は登りに使う方が安全って鏑木さんの本に書いてあったので、時計回り。朝日岳過ぎで自分を追い越して行った若いトレランの人もそう言ってた(前回は反時計回りだったそうで)。ちなみに彼はメチャ速かった。1周8時間切ったんじゃないかな。
あと、反時計回りだとこの時期谷川岳山頂付近でハイカーの混雑に出くわすかも。
一方で、反時計回りなら、「対岸」の山々を順光でくっきり望むことができる、下山時にロープウェイという選択肢ができる(ただし17時まで)、万が一朝日岳水場が枯れてても清水峠まで行けば水場がある、というメリットもある。
何はともあれ、行ってみての感想――
双耳峰を超えたら緩やかな縦走が始まるのかと思ってたら甘かった。茂倉岳までは、大きな段差の岩場や鎖場もあるし、ピークごとの登り返しも思ってたより大きくて、1人前になるのは大変だな〜と実感。
武能岳を過ぎるとようやく気持ち良い稜線走りが楽しめた。清水峠過ぎまで、緑のなだらかな稜線上に伸びるトレイルが遠くまで見渡せて、このコースで一番のハイライトじゃないかな。
ジャンクションピークまでのしんどい登り返しを終えたあと朝日岳まで、高層湿原のなかを走れるスポットも気持ち良い。
朝日岳を過ぎてしばらくの間もそれほど傾斜はないけど、足場が荒れてるせいか、疲れのせいか、あまり走れなかった。そのあと、傾斜はきつく、足場はさらに悪くなって、まさに「1人前度」を試されているような気分。最後の樹林帯の急下りは、ボーッとしながらスピードだすと転んで大怪我しそうな木の根地獄。でも疲れと寝不足でボーっとしがちなので、集中力をキープするのが大変だった。
蓬峠の水場往復も含めて約17時間の標準歩行時間に対して所要時間10時間44分は自分の短縮率としてはイマイチ。次に走ることがあれば10時間切りを目指したい。ただ、「コース状況」にも書いた通り、標準歩行時間はちょっと短めだと思う。
何はともあれ、天候に恵まれて、気持ちの良い、充実したトレイルだった。ゴール時に、長い旅を終えて帰ってきたかのような、かなりの達成感。
*****
みなかみの最高気温は22度。ラン中は半袖2枚にアームウォーマーでちょうど良かった。
ラン中に取ったカロリーは1300kcal。一度にまとめて摂取しないことを心がけたら少なめで済んだ。
水は500ccのフラスク2本だけで対応。朝日岳の水場は、ネットで相当検索しても枯れていたという話を見かけなかったので、アテにすることにした。もうちょい涼しければ300cc2本でもギリギリ足りたかな?
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