双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜祖父岳 新穂高から三俣山荘テント泊
- GPS
- 21:47
- 距離
- 49.4km
- 登り
- 3,667m
- 下り
- 3,417m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:24
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 13:16
天候 | 10/5霧のち晴れ、10/6晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ひらゆの森 20:30最終入場21:00まで 高山市の高山ラーメン屋は20:30にみんな閉まる 弓折乗越から鏡平間の一部ログ切れ |
写真
感想
前日買い出ししながら17時くらいに新穂高第駐車場へ。先にトイレにいかずに停めてしまったのでずっとトイレを我慢して起きてしまった。ひっきりなしに車が駐車スペースを探しに回ってくるので目隠ししないと安眠はない。
10/5土曜日
3時から支度し始め4時スタート。駐車場から登山センターまで5分ほど。トイレを済ませ左俣林道へ。ヘッドライトの光量に不安があったがわさび平まで二人パーティが先に進んでおり付かず離れずで進んで助かる。電池を替えてより光るやつを買おう。
わさび平から同じペースで進んだお兄さんとお話しながら進む。スタートが早かったこともあり鏡平時点でかなり予定を巻いたので初日に三俣山荘まで進むことにする。お兄さんも初日の目的地はいっしょとのこと。スタートからずっと雲の中に入っていて霧だったが、弓折分岐まで進むと青空が見えはじめた。お兄さんといったん別れ、弓折岳まで10分ほどなので空身で往復してピークとる。お兄さんは樅沢岳に寄っていくとのこと。
弓折分岐〜双六小屋間から晴れとガスを繰り返すようになる。変化があって楽しいのといろんな雲の形が見れておもしろい。双六小屋が見えさらにその後ろに鷲羽岳が見えてくる。
双六小屋からは急登、ここでのザックの背負い方が悪く太もも横が筋肉痛になりペース上がらず。ライチョウの鳴き声はたくさん聞こえたが姿見えず残念。道は素晴らしくきれいだが双六山頂ではガス多めでほとんど展望なし。
双六〜三俣蓮華間が今日のハイライト。黒部五郎、鷲羽、表銀座方面、双六が見えたり見えなかったりを繰り返し都度見える範囲が変わっていく。途中丸山ピークがあるためアップダウンあり。丸山への登りを超えればあとは楽勝だが身体が限界で1時間以上ザックを背負うのが辛くなっていた。
山荘への下りでお兄さんと再会、巻き道で来て三俣蓮華だけ登ることにしたそう。巻道との分岐まで下りきれば山荘までは緩やか。
鷲羽岳が見えるところにテントを張ったら限界で以降ずっとお昼寝。
夕食は無印魯肉飯と香薫、お米は普通に美味しく炊けた。
10/6日曜日
1時半くらいから周りの物音がしはじめて寝たり起きたり。3時半から朝食の支度、米は芯が若干残るアルデンテで沸騰しきってなかった。無印牛肉赤ワイン煮込みは贅沢してる気分になる味、朝から米1合は多かったが午前中のエネルギーとしてはよかった。
朝ご飯のあと一眠りしてから撤営、メインザックを小屋にデポさせてもらいサブザックで6時前スタート。
山頂部に雲がかかっていたが、登っていくにつれて雲が取れていく。今日登ってる人全員自分が晴れ男晴れ女だと思っているに違いない。
鷲羽岳山頂で隠れていた槍が見えテンション上がる。水晶岳までの稜線がまたすばらしい景色。稜線は風が弱く吹いていたのでソフトシェルとレインウェア着用でちょうどいい。ワリモ岳まではガッツリ降りて登り返す。山頂標は頂点にはないタイプ。
ワリモ岳から少し進むと雷鳥とガッツリ目が合う。声はたくさん聞こえたが姿を見れたのはこの一回のみ。雷鳥のあとは白い10センチほどの鳥の群れが通り過ぎた。
ワリモ北分岐からは緩やかな登りとたおやかな尾根で好きな区間。ホシガラスがよく目に入った。水晶岳手前の登りのみはしごや岩登り要素ありだがコンディションよく難しくはない。水晶岳山頂は折立からの方とふたりじめして写真撮りあい、ありがとうございました。北峰は三角点があるのみだが北側の稜線や立山がばっちり。
岩苔乗越まで戻ってせっかくなので祖父岳に登る。こちらからのほうが緩やかで雄大に見え好きな山の形で登るのもやさしい。祖父岳山頂は広くいくらでもいられそうだったが下山する。雲の平側から見た祖父岳は険しく見えおじいさんの二面性を感じた。
黒部源流への下りがかなりの急登。黒部の天然水を求めて頑張って下る。そこから山荘への登り返しでオーバーペースになり息切れ。
山荘で補給と荷物回収整理を終えると12:00前。双六山荘まで移動する予定も同じタイミングで三俣山荘を出たお二人と話すと下山するとのこと。流れに身を任せていっしょに下山し、翌日のオフ日を確保することに。弓折乗越までが非常に長く感じアップダウン多め、鏡平まで行けばあとは緩い下り。登山道を抜けるためそれなりに飛ばして日没までに間に合った。あとは三人でヘッデン林道下山した。わさび平小屋は洋式水洗トイレで非常に快適だった。駐車場はガラガラで混むのは土曜日だけらしい。
まとめ
最高の山を教えてくれた友人と山行中に出会った人たちに感謝。台風でスケジュール飛んだりしたが今シーズン北アルプスに登る目標達成できてよかった。
テント装備で長距離歩きすぎてはいけない。いい加減ポール導入しよう。オプション発動しまくって計画から大分変わったが自分のできる範囲ではあったので結果よかった。
水場
わさび平小屋と双六小屋、三俣山荘テント場は水無料、鏡平小屋は有料500ml200円、三俣山荘小屋内は水源ひいていないのか水不足らしい。消費は初日三俣山荘までに1.3Lほど、2日目黒部源流部まで周回するのに1Lほど。稜線でなければ水は取れる。
あまりにもザック調子悪かったので、今朝注文して明日届きます。
またご一緒しましょう。
ザックの手配早い!新しいザックでの山行楽しみですね!
また機会ありましたらよろしくお願いします!
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