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Yamareco

記録ID: 7337341
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

大峯山(弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳)/天川川合から弥山小屋テント泊

2024年10月11日(金) ~ 2024年10月12日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:47
距離
28.0km
登り
2,023m
下り
2,022m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:48
休憩
3:00
合計
8:48
7:24
60
8:24
8:24
25
8:49
8:49
44
9:32
9:40
11
9:51
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21
10:12
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30
10:42
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22
11:03
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16
11:19
11:38
33
12:11
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15
12:26
12:27
4
12:31
14:39
2
14:41
14:42
5
14:47
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4
14:51
14:55
3
14:58
14:58
4
15:02
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26
15:29
15:49
21
16:10
16:10
2
16:12
2日目
山行
4:27
休憩
0:11
合計
4:38
16:12
30
7:02
7:04
16
7:20
7:29
29
7:59
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11
8:10
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15
8:25
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17
8:42
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20
9:02
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16
9:19
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9
9:28
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38
10:06
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22
10:28
10:29
41
11:10
11:10
3
11:13
ゴール地点
天候 10/11 朝のうち曇り、晴れ時々上空に薄雲
10/12 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天川村役場の駐車場を利用させていただきました。
公衆トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
【今回のルートとコース状況】
1日目:天川川合の弥山登山口→栃尾辻→高崎横手出合→狼平→弥山→八経ヶ岳→弥山(テント泊)
2日目:弥山→八経ヶ岳→明星ヶ岳→レンゲ道→高崎横手出合→栃尾辻→天川川合

天川川合から弥山を目指すコースは距離・標高差があり、それなりに覚悟をもって臨む登山道と思っております。これまで6回ほど歩いていますが、加齢もあり年々きつくなってきました。

天川川合から最初の鉄塔まで急坂です。ここで飛ばすと後々辛くなると思います。
栃尾辻から狼平までの間も2か所はど急坂(オオビヌキ坂、ナメリ坂)があります。
高崎横手道に枯れ沢の崩壊箇所があります(補助ロープ設置あり)
狼平は一旦標高を下げますが弥山川のほとりの美しい休憩適地です。僕はいつもここの弥山川で水を2リットル補給して弥山小屋に担ぎ上げます。冷たくて美味しい水です。
狼平から弥山への木段は濡れていると滑りやすいです。弥山までの標高差約300m、最後の試練です。
明星ヶ岳・弥山辻?からのレンゲ道は緩やかな斜度で脚への負担は少ないですが、泥濘が多くあり、脆い土質のところもあります。

【クマを目撃】
僕自身、天川からの弥山登山は6年前からですが、今回の山行で初めてクマを目撃しました。
10/12の午前9時前後でした。下山中、天女の舞のピークを横巻くフトンド横手道でのこと。前方200mほどのところを山側から下りてくる黒い動物。姿形からクマと認識。向こうもこちらに気づいたようで涸れ沢の谷筋を挟んでお見合いになってしまいました。しばらく何もせずにクマが動き出すのを待っていましたが、思い切ってストックをガンガン叩いて音を出しました。クマはびっくりした様子で周りをキョロキョロしたあとに谷側に下りていき姿が見えなくなりました。距離があったので大丈夫と思いこんな対処をしましたがまずいやり方だったかも…。
大峯山にはクマがいてるんやと実感。今回、クマ鈴を鳴らしながら歩いてましたが、これからはより慎重に山を歩くこと、食べ物となるものを捨てない、テントの外に食料やゴミを置かないなど自分でできる対策をしっかりとやりたいと思いました。
その他周辺情報 弥山小屋テント泊
予約不要
受付時に受付カードをもらえるのでそれをテントに貼っておく方式
1,000円/人
外トイレ無料、水有料(100円/1リットル)
売店営業19時まで
天川村役場の駐車場からスタート。
先行者様1名が出発していかれました。
2024年10月11日 07:24撮影 by  SOG11, Sony
10/11 7:24
天川村役場の駐車場からスタート。
先行者様1名が出発していかれました。
弥山登山口
登山届ポストあります。
2024年10月11日 07:29撮影 by  SOG11, Sony
10/11 7:29
弥山登山口
登山届ポストあります。
スタートして2時間強、栃尾辻に到着。
ここまで大概しんどいですが、ここからが本番。
2024年10月11日 09:34撮影 by  SOG11, Sony
10/11 9:34
スタートして2時間強、栃尾辻に到着。
ここまで大概しんどいですが、ここからが本番。
栃尾辻のブナの様子
紅葉は未だまだのようです。
2024年10月11日 09:37撮影 by  SOG11, Sony
10/11 9:37
栃尾辻のブナの様子
紅葉は未だまだのようです。
ブナの美しい森の間を縫って登山道は続く
2024年10月11日 10:32撮影 by  SOG11, Sony
10/11 10:32
ブナの美しい森の間を縫って登山道は続く
高崎横手出合の分岐
左は狼平へ、右はレンゲ道から八経ヶ岳へ
僕は左へ
2024年10月11日 11:03撮影 by  SOG11, Sony
10/11 11:03
高崎横手出合の分岐
左は狼平へ、右はレンゲ道から八経ヶ岳へ
僕は左へ
少し標高を下げて弥山川のほとりの狼平に到着。
ここで水を補給して弥山に向けて再び登り返し。
2024年10月11日 11:18撮影 by  SOG11, Sony
10/11 11:18
少し標高を下げて弥山川のほとりの狼平に到着。
ここで水を補給して弥山に向けて再び登り返し。
弥山への登り途中で歩いてきた稜線上の頂仙岳を見下ろす。
こういう瞬間があるからきつい登りも我慢できる。
2024年10月11日 12:07撮影 by  SOG11, Sony
10/11 12:07
弥山への登り途中で歩いてきた稜線上の頂仙岳を見下ろす。
こういう瞬間があるからきつい登りも我慢できる。
大黒岩を越えると眼前に弥山が現れます。
ここからの登りもそこそこしんどい。
2024年10月11日 12:13撮影 by  SOG11, Sony
10/11 12:13
大黒岩を越えると眼前に弥山が現れます。
ここからの登りもそこそこしんどい。
弥山小屋に到着しました。
約5時間所要でした。
2024年10月11日 12:28撮影 by  SOG11, Sony
10/11 12:28
弥山小屋に到着しました。
約5時間所要でした。
小屋前にテントを設営しました。
2024年10月11日 13:12撮影 by  SOG11, Sony
10/11 13:12
小屋前にテントを設営しました。
この時点で小屋前の広場は僕のテント1張りのみ。
後ほどもう1名が到着されました。
2024年10月11日 13:12撮影 by  SOG11, Sony
10/11 13:12
この時点で小屋前の広場は僕のテント1張りのみ。
後ほどもう1名が到着されました。
お昼ごはんと仮眠休憩をした後、国見八方睨から眺望を楽しみました。
奥駈道弁天の森へ向かう尾根の先に大台ケ原を望む。
2024年10月11日 14:42撮影 by  SOG11, Sony
10/11 14:42
お昼ごはんと仮眠休憩をした後、国見八方睨から眺望を楽しみました。
奥駈道弁天の森へ向かう尾根の先に大台ケ原を望む。
行者還岳から大普賢岳、山上ヶ岳、稲村ヶ岳へと続く山並み。
今夏歩いてヘトヘトになった稜線。
2024年10月11日 14:43撮影 by  SOG11, Sony
10/11 14:43
行者還岳から大普賢岳、山上ヶ岳、稲村ヶ岳へと続く山並み。
今夏歩いてヘトヘトになった稜線。
弥山山頂へ
2024年10月11日 14:50撮影 by  SOG11, Sony
10/11 14:50
弥山山頂へ
八経ヶ岳へと向かいました。
2024年10月11日 15:01撮影 by  SOG11, Sony
10/11 15:01
八経ヶ岳へと向かいました。
八経ヶ岳山頂
2024年10月11日 15:26撮影 by  SOG11, Sony
10/11 15:26
八経ヶ岳山頂
南方向、釈迦ヶ岳は雲がかかっている、
2024年10月11日 15:27撮影 by  SOG11, Sony
10/11 15:27
南方向、釈迦ヶ岳は雲がかかっている、
大台ケ原
2024年10月11日 15:27撮影 by  SOG11, Sony
10/11 15:27
大台ケ原
弥山とその奥に大普賢岳、山上ヶ岳、稲村ヶ岳
2024年10月11日 15:28撮影 by  SOG11, Sony
10/11 15:28
弥山とその奥に大普賢岳、山上ヶ岳、稲村ヶ岳
弥山
2024年10月11日 15:28撮影 by  SOG11, Sony
10/11 15:28
弥山
西方向には今日歩いてきた稜線を見下ろせる
2024年10月11日 15:29撮影 by  SOG11, Sony
10/11 15:29
西方向には今日歩いてきた稜線を見下ろせる
弥山への登り返しで。
美しい青空。
2024年10月11日 16:08撮影 by  SOG11, Sony
10/11 16:08
弥山への登り返しで。
美しい青空。
夕日を受けて赤らむ雲
お月さまも
2024年10月11日 17:35撮影 by  SOG11, Sony
10/11 17:35
夕日を受けて赤らむ雲
お月さまも
八経ヶ岳の夕景
弥山から
2024年10月11日 17:51撮影 by  SOG11, Sony
10/11 17:51
八経ヶ岳の夕景
弥山から
弥山山頂から、夕映え
2024年10月11日 17:52撮影 by  SOG11, Sony
10/11 17:52
弥山山頂から、夕映え
弥山小屋の夕景
青テントは我が家
2024年10月11日 17:57撮影 by  SOG11, Sony
10/11 17:57
弥山小屋の夕景
青テントは我が家
翌朝
夜明け前の国見八方睨から
2024年10月12日 05:48撮影 by  SOG11, Sony
10/12 5:48
翌朝
夜明け前の国見八方睨から
大台ケ原の向こうから朝日が登ってきた。
2024年10月12日 05:49撮影 by  SOG11, Sony
10/12 5:49
大台ケ原の向こうから朝日が登ってきた。
今日は下山日、まずは八経ヶ岳へ向かいます
2024年10月12日 06:34撮影 by  SOG11, Sony
10/12 6:34
今日は下山日、まずは八経ヶ岳へ向かいます
スマホ台が設置されていましたので…
2024年10月12日 07:00撮影 by  SOG11, Sony
1
10/12 7:00
スマホ台が設置されていましたので…
以下、山頂からの眺望写真です
2024年10月12日 07:01撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:01
以下、山頂からの眺望写真です
2024年10月12日 07:02撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:02
2024年10月12日 07:02撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:02
2024年10月12日 07:02撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:02
2024年10月12日 07:02撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:02
2024年10月12日 07:03撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:03
2024年10月12日 07:03撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:03
弥山辻
下山路は右のレンゲ道ですが、明星ヶ岳に立ち寄るので左の奥駈道へ
2024年10月12日 07:19撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:19
弥山辻
下山路は右のレンゲ道ですが、明星ヶ岳に立ち寄るので左の奥駈道へ
明星ヶ岳山頂
奥のトンガリは八経ヶ岳です。
2024年10月12日 07:23撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:23
明星ヶ岳山頂
奥のトンガリは八経ヶ岳です。
南方向がよく見通せます
2024年10月12日 07:24撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:24
南方向がよく見通せます
東側、熊野灘が光っていました。
2024年10月12日 07:24撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:24
東側、熊野灘が光っていました。
八経ヶ岳
2024年10月12日 07:25撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:25
八経ヶ岳
レンゲ道はシラビソ、トウヒなどの針葉樹ぬの森を進んで行きます
2024年10月12日 07:45撮影 by  SOG11, Sony
10/12 7:45
レンゲ道はシラビソ、トウヒなどの針葉樹ぬの森を進んで行きます
レンゲ道を降下中、日裏山の山頂に立ち寄りました。ここからは近畿最高峰1、2、3位を横並びで見れるのです。
左から、弥山1,895m、八経ヶ岳1,915m、明星ヶ岳1,894m
2024年10月12日 08:10撮影 by  SOG11, Sony
10/12 8:10
レンゲ道を降下中、日裏山の山頂に立ち寄りました。ここからは近畿最高峰1、2、3位を横並びで見れるのです。
左から、弥山1,895m、八経ヶ岳1,915m、明星ヶ岳1,894m
高崎横手出合まで降りてきました。
この先は往路と同じルートを帰ります。
2024年10月12日 08:25撮影 by  SOG11, Sony
10/12 8:25
高崎横手出合まで降りてきました。
この先は往路と同じルートを帰ります。
撮影機器:

感想

大峯山 弥山・八経ヶ岳への7度目の登山。
弥山小屋でのテント泊は6回目となります。
弥山を目的に登るときはいつも天川川合の登山口からのルートを好んで選んでいます。
2日間にわたり良いお天気で、人気最高峰からの眺望はもとより、夕景、満点の星空、夜明けの情景など、山で一日を過ごす醍醐味をあらためて味わわせてくれました。
しんどいルートで加齢に伴いキツさがましてきていますが、テント泊装備を担いでこの長大コースを楽しめるよう、これからも身体を維持していきたいです。
コース状況のところにも記しましたが今回は初めてのクマ遭遇事案ともなりました。今後の対策に活かしていきたいと考えています。

今回の装備(参考)
シューズ(アルパインクルーザー1000チャコールグレー)/ウールパイルソックス/キャップ(紺)/アンダーウェア(行動用テント用)/ロングTシャツ2枚/ライトシェルパーカ青/ロングパンツ(紺)/防寒着(ダウンジャケット・パンツ)/レインウェアGTX上下(赤・灰)/スパッツ/レイングローブ・トレッキンググローブ/クッカー/バーナー・ガスOD缶/マグカップ/スプーン/フォーク/箸/テント・フライシート・グランドシート/オールウェザーブランケット/ペグ/ハンマー/張り綱/シュラフ/シュラフカバー/ランタン/タオル/手拭い/携帯トイレ/ロールペーパー/ミニスコップ/歯ブラシ・歯磨きペースト/消毒用品/ファーストエイド/エマージェシーキット/非常食(ようかん)/ヘッドランプ/モバイルバッテリー/山と高原地図/コンパス/ココヘリ/ストック/ザック55リットル/折畳傘

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技術レベル
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