日帰りアルプス〜鳳凰三山から早川尾根、アサヨ峰に辿り着けず
- GPS
- 09:43
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,078m
- 下り
- 1,932m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:41
天候 | 三連休は晴天予報。であるが故、金曜に休暇。登山口駐車場問題に登山道での混雑を回避。晴天そのものの鳳凰三山。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤抜沢ノ頭からの早川尾根。白鳳峠までの前半、赤抜沢ノ頭直下はアドレナリンな岩場の急下りが楽しめる。でもそれ以降は、白鳳峠を挟んでの森林限界(?)はただの急坂のガレ場。ちょっと飽きてしまう。大変なのは樹林帯に入ってから。樹林帯の中、三点支持での下山。かなり記憶にないかも。夜叉神峠小屋のオヤジさんに、アサヲ峰から広河原と伝えた処、「ちゃんと計画立ててや。まぁ、その荷物なら行けるだろうけど」と否定的に言われたのは、この事かと悟る。このルート、登っても陽射しでヤラれる。下りは閉口。もう使いたくないかも・・・。 |
その他周辺情報 | 広河原山荘。2年前にリニュアルされたとあって綺麗だった。バスの待ち時間でお蕎麦を頂く。まっ、普通だけどね。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
お天気な三連休。とならば山行、駐車場満車問題
回避の金曜休暇。狙い通り、夜叉神登山口は余裕
当初計画、飛越tun.⇄黒部五郎。見晴予報、悪化
空木⇨木曽駒、南ア北部の見晴予報に逡巡。結果
夜叉神ピストン予定が良くない心騒ぎ。早川尾根
アサヨ峰目指すが鳳凰三山眺望、抜群。のんびり
白峰三山左手、後方の富士。楽し過ぎる稜線歩き
アサヨ峰、とうに諦め。実にこれが救ってくれた
高嶺〜白鳳峠経由の下り傾斜。ヤバい。勘弁して
水平移動2.8km 高低差1,211m 平均勾配43.2%
下りに困惑ないオイラ。久方、樹林帯の三点支持
薬師岳小屋のオヤジ。アサヨに大丈夫かとの視線
下山後、広河原infoCのオヤジ「あの二つはねぇ」
帰路のバス、語らった青年。そんなもんです、と
この青年。厳冬期の北岳、何日も掛けるガチ山屋
登りも下山も、もう白鳳峠。やらないと心に固く
【photos】
https://photos.app.goo.gl/NnQRcrcEQUY5GRPk9
【雑感】
この処、人気の山はとにかく人が多い。敢えて避ける必要も無いが、どうせなら晴天の空と眺望を独り占めしたいとの煩悩。いや、適度に行き交う人と言葉を交わしながら、静かな稜線を歩きたい。その狙いはピッタリと当たった鳳凰三山から早川尾根。当たり過ぎ、静かに眺めながら、止まりながら、歩きたくなる別の煩悩。早川尾根縦走は、別で考えればいいや、と。10月に入っても、11時過ぎから沸き立つ雲。まだ夏の様相。それなら眺望が悪くなる時間帯で下山を。合理的な判断と自画自賛。もっとも、最近のトレーニング不足ならぬトレーニングゼロ状態で、持久力が落ちている事は否めない。出だしの1,000m程度の登りはコースタイム✕0.4程度だが、それ以降はダメダメ。ロング再開に向けて考え直さなければ。いや考え直すのでなく、体を作り直さなければいけない。
そしてもう一つ。山道は王道がいいと深く実感。普通ならば夜叉神から鳳凰三山ピストンが定番。当初はそのつもりだったが、「おや広河原に降りれる」「14時、16時のバスで夜叉神の戻れる」「これは楽チンかも」「いやいや、それならアサヨ峰も」などと考えてはいけなかった。ちゃんとピストンすべき、王道で往くべきだった。
少ない往来の登山者であったが、いろいろな方と語らえた。鹿の調査を仕事とされている方。随分と大きなザックを背負っていた。何日、山に入っていたのだろうか、伺えなかった。薬師ヶ岳で写真を撮って頂いた年配の男性。考えてみたら、あの時刻に小屋から地蔵ヶ岳に行ってきたと。健脚な方だった。観音ヶ岳を過ぎた辺り。おにぎりを食べていた僕を追い越し、夜叉神ピストンと。僕が広河原へのルートを告げると「あぁ、そういう手があったんですね」。ただ、彼の方が正しかったかも。早川尾根で唯一であった賑やか5〜6人組の男女。どこまでも声が聞こえたような気が。そして、広河原下山、北岳からの吊橋を同時刻に。北岳に人が居過ぎて、そして体調も今ひとつとして、途中下山した若者男子。よくよく伺うと、厳冬期北岳に3〜4日掛けて登頂するツワモノ。14時のバスを待つ間、そして夜叉神までの41分間、いろいろなお話をしてもらう。山は深いとあらためて実感。
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