新穂高↗️西鎌尾根～大キレット～南陵↘️上高地

2024年10月12日(土) ~ 2024年10月14日(月)

• GPS: 20:12
• 距離: 41.7km
• 登り: 3,271m
• 下り: 2,832m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:17

8:13 新穂高温泉バス停
9:35 わさび平小屋
13:30 鏡平山荘

2日目

• 山行: 9:25
• 休憩: 0:55
• 合計: 10:20

6:00 鏡平山荘
8:00 8:30 双六小屋
9:00 9:10 樅沢岳
9:55 硫黄乗越
13:00 0:00 槍ヶ岳山荘
14:00 14:10 大喰岳
14:45 14:50 中岳
16:00 南岳
16:20 南岳小屋

3日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:30

6:00 南岳小屋
6:50 最低鞍部
7:30 7:35 長谷川ピーク
7:55 A沢のコル
9:20 9:40 北穂高小屋
9:40 9:55 北穂高岳
11:45 12:05 涸沢小屋
15:00 15:10 徳澤園
16:25 河童橋
16:30 ゴール地点

天候

12日　昼過ぎから雨（2800m以上は雪　槍・穂高は初冠雪となりました）
13日　午前　晴れ　午後　曇り
14日　快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

前日の深夜に、あかんだな駐車場にて車中泊(0時起点で料金が発生するため、0時を待って入庫。3日間で駐車料金1,800円）
翌朝、平湯温泉バスターミナルまで10分ほど歩き、平湯温泉7:40発のバスで新穂高温泉まで(910円）乗車。
下山後は、上高地からあかんだな駐車場までバスに乗車(1,500円）

コース状況／危険箇所等

・新穂高～鏡平山荘　小池新道はとても整備された登山道です。危険箇所なし。道迷いの心配もなし。段差は小さく整備され、足を大きく上げる段差はほぼありません。水場は、笠新道分岐とわさび平小屋で水の補給ができます。
・鏡平山荘～双六小屋　槍から穂高までの山並みを見ながら高度を上げた後は、凛々しい鷲羽がドーンと登場します。
・双六小屋～槍ヶ岳山荘　晴れていれば360度絶景が楽しめるスーパーおすすめルートです。千丈沢乗越手前で鎖ややせた岩場が一部ありますがそう怖くはありません。千丈沢乗越を超えるとしっかり斜度も出てきます。ザレ場もありますので要注意。
・槍ヶ岳山荘～南岳小屋　概ね歩きやすい稜線です。中岳山頂手前に2段にかかる梯子があります。我々は疲れた身体で歩いたので、南岳小屋が非常に遠く感じました。
・南岳小屋～大キレット最低鞍部　大キレット（南下ルート）の一番の核心部だと思います。ザレ道、梯子、鎖など急こう配の下りの為、滑落や落石には要注意。
・大キレット最低鞍部～北穂高小屋　やせ岩尾根の長谷川ピーク、A沢のコル手前の長い鎖の下りなど、気の抜けないアップダウンが続きます。あまり下を見ない方がいいです。飛騨泣きをよじ登った後に北穂高小屋への最後の登りはザレ場の為落石注意。四足歩行で..
・北穂高山頂～涸沢小屋　南陵は傾斜がきつく登りの方も多いので落石注意です。鎖・梯子あります。すごく危険といった箇所はあまりありませんが、天気が良ければ非常に暑いルート（風がない・ずっと日向）だと感じました。
・涸沢小屋～上高地　問題ないハイキングコースです。通行止めとなっていた明神館からビジターセンターの道は解放されていました。

その他周辺情報

ひらゆの森は、駐車場が満車で入浴できず。
早く汗を流したい気持ちを抑えながら、飛騨牛焼肉・ホルモンけぶり屋でさらに身体を香ばしくした後、高山市から下呂温泉方面に1時間ほど南下し飛騨川温泉しみずの湯でやっと入浴　700円/人

写真

10/12 7:20

あかんだな駐車場から平湯温泉バスターミナルまではすぐでした

10/12 8:33

めちゃくちゃいい天気！

10/12 9:39

わさび平でキュウリ（200円）を購入
持参したちくわでチクキュウしました

10/12 10:36

ここの水はいつ来てもきれいなソーダ色

10/12 10:51

小池新道はしんどくありません
段差が小さく整備されていて、感謝です

10/12 11:00

寝ダケカンバ

10/12 11:10

西穂辺りの未踏の山々

10/12 11:19

日向はまだまだ暑い

10/12 13:33

雨がパラついてきましたが、ギリギリセーフで鏡平山荘到着

10/12 17:00

晩御飯
大変ボリューミーで美味しかったです
鏡平山荘は水もお湯も無料（そのまま飲用可）でした。
コーヒーに拘りがあるらしく、ホットワインとならんで大好評でした。
部屋の中は寒かったけど、快適な談話室もありとてもオススメな小屋です。
スマホ類充電無料でできます。

10/12 17:37

ごはん食べて外にでると.
あれ？冠雪してない？

10/12 17:55

月明りで鏡池の撮影
槍ヶ岳山荘と大キレットのすぐ左に明日宿泊する南岳小屋が光っています。まぁまぁ遠いな。

10/13 5:34

おはようございます
翌朝、凛と冷えた空気です。

10/13 5:58

朝ごはんを食べ、トイレを済ませて出発。
お世話になりましたー

10/13 6:28

槍穂の稜線
大キレットから太陽光線がビームのように伸びています

10/13 6:32

凍ってますねぇ

10/13 6:36

あら、乗鞍の方が白い？
左手前のごつごつした山は焼岳

10/13 6:36

西鎌尾根、長いなぁ〜

10/13 6:45

太陽キラリン
日が当たるとすぐ暑くなります。一枚脱ぐ。

10/13 7:11

こちらは白山かな

10/13 7:16

そしてこれから向かう方面

10/13 7:21

昔、ここでライチョウおったなぁ

10/13 7:23

霜が降りています。
霜と槍

10/13 7:36

でました！鷲羽！

10/13 8:02

こちらも凍ってますね。
向こうに見えるのは笠ヶ岳

10/13 8:02

いやぁ、ここから見る鷲羽も定番ですが大好きです

10/13 8:05

弓折、抜戸の後方から笠ヶ岳の山頂が頭を出しています

10/13 8:24

軽く腹ごしらえ、休憩をして双六小屋出発

10/13 8:25

西鎌尾根、どんなもんでしょー！

10/13 8:56

鷲羽と笠ヶ岳、どちらもいい表情してます

10/13 9:01

あの白いのは薬師かな

10/13 9:10

樅沢到着
百高山です。眺望が最高

10/13 9:10

双六山頂。
今日は絶好の滑走路日和ですね

10/13 9:10

三俣蓮華、鷲羽の後ろは祖父岳、その左後方はやっぱり薬師

10/13 9:12

そして今日のお楽しみの西鎌尾根
槍が遠すぎて絶望。。（本当は南岳小屋まで行くのに）

10/13 9:13

乗鞍に重なるように御嶽山が見える
そして左にはお馴染みの恵那山
地味やけどすぐわかる

10/13 9:54

硫黄乗越
めちゃくちゃ硫黄臭がする
ビックサンダーマウンのような山と奥には餓鬼岳、中央に針の木、左は野口五郎

10/13 10:14

鏡平山荘から歩いてきた道が見える

10/13 10:19

そして双六小屋から歩いてきた道

10/13 10:26

さらにこれから歩く道

遠っ

10/13 11:01

チングルマと槍

10/13 11:06

もうね、日本じゃないのよ
（日本以外の山登ったことないから知らんけど）

10/13 11:13

すこしドキドキポイントもありまっせ

10/13 11:30

うーん、ちょっと近づいたかな

10/13 11:33

鎖も少々

10/13 11:40

黒部五郎も登場

10/13 11:52

なんや、めちゃくちゃかっこいい写真撮ってしもた

10/13 11:56

近づくと槍感が薄れる
大喰の存在感が出てきた

10/13 12:18

昨晩は雹も降ったのかな

10/13 12:19

来た道振り返って。
今朝出発の鏡平山荘も見えるよ

10/13 12:38

小槍？と思ったけど違うんだと。
上向きのサルの横顔に見えません？

10/13 12:47

日陰はまだ雪が少し残ってました

10/13 12:59

あー、あともうちょっと！

10/13 13:00

槍ヶ岳には登らず、槍を見ながら鏡平山荘のお弁当を食べる
タルタルごはんが美味しい笑

10/13 13:02

さいなら、槍。
またいつか登りに来ますね

10/13 14:03

大喰到着

10/13 14:30

中岳手前、梯子あり

10/13 14:43

どこから見ても槍はかっこいいよね

10/13 14:45

中岳到着

10/13 14:48

なだらかな稜線を歩いて南岳

10/13 14:49

槍は隠れたり出てきたり

10/13 15:08

すぐ着くかと思ったけど、全然遠い

10/13 15:24

こんな箇所はほんの少しだけ

10/13 16:00

あー、遠かった！
やっと南岳到着

10/13 16:05

山頂でガスが切れるのをしばし待って撮影タイム

10/13 17:09

小屋に到着して間もなくごはん。
おなかすいて倒れそうやったから助かった！

10/14 5:52

翌朝
いよいよ大キレットへ！

10/14 6:02

富士山が大きく見える

10/14 6:15

ガンガン下る

10/14 6:17

こんな感じ

10/14 6:18

10/14 6:20

こんな梯子や

10/14 6:22

こんな鎖

10/14 6:39

落ち着いて南岳を振り返る
どうやって下りたか、もうわからん

10/14 6:41

そしてこれから向かう北穂方面

10/14 6:52

槍穂の稜線がきれいに影になってる！

10/14 7:10

常念、おはようございます

10/14 7:13

こんな道はわずかです

10/14 7:30

ハセピー
飛騨側を覗かなければ全然怖くない

10/14 7:36

足元確認しながら丁寧に下りる

10/14 7:53

北穂まであと少し！

10/14 7:55

A沢のコルの手前、長めの鎖

10/14 8:01

A沢のコルと南岳

10/14 8:06

10/14 8:31

飛騨泣き
飛騨側を覗かなければ全然怖くない

10/14 8:33

よじ登っていくぜー

10/14 8:40

北穂山荘直下はザレ場となっているので要注意。特に下りに使うなら。
私はここの下りは嫌だなぁ

10/14 9:25

北穂山荘到着。
パンをかじって小休止

10/14 9:51

ついに大キレット踏破しました

10/14 9:52

北穂の方が白い気がする

10/14 10:07

南アルプス

10/14 10:07

八ヶ岳

10/14 11:03

南陵を下って、岳沢小屋へ

10/14 11:37

小屋のラーメンと南岳小屋のお弁当

10/14 12:18

涸沢カールの紅葉は日陰になってしまったのできれいに撮影できず

10/14 12:23

絶景を求めて、みんながぞくぞくと登る道

10/14 12:32

10/14 13:29

蝶ヶ岳の小屋が見える

10/14 15:56

明神岳
かっこよろしいなぁ（早くバスターミナルに行きたくてほぼ無感情）

10/14 16:36

観光地

10/14 18:57

高山市内で飛騨牛焼肉！
ちからこぶ という部位が美味しすぎた！

10/14 19:19

周り8割が海外の方だった。。
お疲れ様でした

撮影機器：

ILCE-7RM2 SONY

Canon EOS 6D Mark II Canon

iPhone 12 Apple

iPhone 13 Pro Apple

OM-5 OM Digital Solutions

感想

Haruosan

涸沢・北穂間の破線ルートをクリアした後、近いうち感覚が麻痺してる間に大キレットも歩いておこう！と計画した大キレット山行です。
当初は槍平小屋に宿泊、槍ヶ岳を経て南岳小屋で二泊目からの大キレット通過の予定でしたが、余裕をこいていたら槍平小屋の予約が埋まってしまいました。急遽　鏡平山荘で一泊して西鎌尾根で槍へ向かい南岳小屋で二泊目、そこから大キレットへ向かうハード山行となりました。（コースタイムを削除してしまい、わかる範囲で入力していきます）
西鎌尾根を歩くこと、百高山を5座（槍も入れると6座）ゲットできること、大キレットを安全に南下で歩くこと、魅力盛り沢山でした。
初日は午後から雨、ギリギリセーフで小屋に到着。この雨が槍・穂高の初冠雪となり、場合によっては計画変更するかどうか心配しましたが、日中の気温が高かったこともあり登れないほどの着雪ではなく、無事全行程をクリアしてきました。
西鎌尾根は見晴らし最高！なかなか近くならない槍ヶ岳に絶望感しかなかったけど、頑張って歩きました。中岳からの南岳の長さにダレてしまい、小屋到着が16時過ぎとなってしまいました。最終日、心配していた大キレットは、南下コースを取ったこともありさほど恐怖心もありませんでした。ハセピー・飛騨泣きとも程よくスリルを感じながら通過し、今年2度目の北穂のピークへ。
その後は無心で上高地まで地獄の林道歩き。本当、この道好きじゃない。
次はパノラマ新道を使うかなぁ。開通してるみたいやし。
残るは西穂とジャンダルム！来年に挑戦しましょ！