妙高山〜火打山〜焼山(頸城三山;笹ヶ峰発、高谷池テント泊)
- GPS
- 18:08
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 3,053m
- 下り
- 3,056m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:10
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:35
天候 | 10/9:晴れ 10/10:晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
連休の混雑を避けるため、かつ日曜日の天気予報が悪いため、金曜日から1泊2日で妙高火打登山を計画。
3時過ぎに出発、平日はドライバーさんの運転マナーが良く、ストレス無く高速を降り、舗装道路を辿り、6時過ぎ笹ヶ峰駐車場到着。
登山口前の駐車場は3割程度の入り。
朝食を摂り、準備。
携帯の電波が入る。
登山届を提出して出発(登山届提出は当然だが、焼山入山は新潟県条例により登山届提出が義務となっている)。
上は中厚ソフトシェル、メリノ2。
紅葉黄葉の中、しばらく緩やかな木道を進む。
ちょうどよい休憩タイミングで黒沢橋を通過。
十二曲りは1/12からスタートするもあっという間に12/12で、それほど名称ほどの急登でない。
数人の登山者と抜きつ抜かれつ、富士見平に到着。
休憩後、黒沢池方面へ。
日が暖かく気持ちの良い、開けた草原の中を進むと、変わった屋根の形をした黒沢池ヒュッテに到着。
テントもなく、ベンチで休憩する登山者以外人気が無い。
ヒュッテには15時チェックインとの看板が掲げられている。
ここでザックをデポして、妙高山に向かう。
身軽になって大倉乗越を超えて、斜面をトラバースしつつ降り、長助池分岐から急登に取り付く。
山肌の木々がグレーに白が混じって見えたが、やはり木々には水滴が氷結している。
また数日前に降った?雪も至る所に残っている。
ここの斜面に吹き付ける風はウェアを通して肌を冷やす。
妙高北峰到着。
数人が山頂で休憩中。
その先にある最高峰である妙高大神の祠に手を合わせる。
平日であるが多くの登山者が山頂にいる。
到着が遅くなるため、宿泊を予定している高谷池テント場の混雑状況が気になり、早々に下山に入る。
元来た道を戻り、黒沢池ヒュッテでザックを回収、高谷池に急ぐ。
緩やかな登山路、茶臼を超えて高谷池ヒュッテに到着。
ヒュッテにてテント代金を支払い(410円/張)、水場を超えてテント場へ。
水場はちょろちょろと水が流れており、煮沸が必要だとのことだが、一見そのまま飲めそう。
当方は水6リットルを下から担いだため使わなかった。
テント場は既に10張弱張ってあったが、そこそこ場所が選べた。
テントを設置後、米を水に浸漬させ、吉例の乾杯をして一休み。
17時を目途に夕飯スタート。
フライパンで焼いた肉が熱々でうまい。炊飯もうまくいった。
日が暮れると急速に冷え込んできたため急ぎテント内に入る。
シュラフ、マットとも夏装備であったためインサレーションを着込んだが冷え、丸まって眠る。
<2日目>
3時過ぎに夫妻登山者のしゃべり声で目覚める。
4時半過ぎに起床し、朝食を摂り準備をして、テントはそのままにして火打&焼山へ出発。
テントは内も外も凍り付いていた。
上はR3と中厚ソフトシェルにインサレーションベストを脱ぎ着した。
すぐに明るくなったためヘッドライトは使わず、一人木道を進む。
天狗の庭を越えライチョウ平を越え、途中下山してくる2グループとすれ違い、火打山山頂到着。
山頂は誰もおらず、一人天気の良い山頂を独占。
一休憩後、焼山へ向かう。
火打山から影火打前後まで、斜面の北側は風が冷たく、雪も残り、木々に氷の海老の尻尾が付いている。
眼前の焼山までルートがわかりやすい。
影火打から一気に胴抜切戸まで細い尾根を降る。
特に難しいところもない。
そこから一気に焼山斜面を登り、山頂の縁に出る。
蒸気がそこかしこの岩場から噴出しているがルートから離れており、ルート上の地面は熱くない。
縁沿いに歩き山頂到着。
展望良く、後立山連峰、雨飾、糸魚川市と日本海、高妻戸隠、もちろん妙高火打など360度見渡せる。
もちろん荒々しい焼山火口も見える。
一休憩後、高谷池へ戻る。
途中影火打で1人に会った他は人に会わず。
火打山頂に戻ると、3連休初日のためか朝の静けさはなく、大賑わい。
落ち着かないので早々に離脱するも、続々と登ってくる。
高谷池ヒュッテ前も人が多いが、テント場も満杯。
テントを仕舞い、その時にテント場に来たお二人に自分が使っていた空きスペースを紹介して下山。
高谷池から笹ヶ峰までも本当に多くの登山者がまだまだ登ってきてビックリ。
小屋もテント場もキャパシティを遙かに超えていると思うが実際はどうだったのか?
下山渋滞するも、眩しい盛りの黄葉を楽しみながらゆっくり降りてきた。
笹ヶ峰到着。
お疲れ様。
寄りたいところが有り、早々に車を出す。
目的地は小布施のワイナリーであるドメーヌソガ。
17時までの営業時間で、笹ヶ峰から1時間強掛かるため、風呂に入らずに寄って申し訳なかったが、お土産を購入出来た。
その後、小布施の穴観音の湯に寄り(600円)、そこの食堂で唐揚げ御膳(1000円)を頂く。
口を火傷したが、揚げたてで旨い。
そこから帰路につき、渋滞もなく帰宅。
比較的空いていたテント場にて久々のいいテント夕飯を楽しむことができた。
また火打山〜焼山間の稜線往復は景色良く、静かな登山を満喫できたし、山中、紅葉黄葉もすばらしかった。
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