【百霊峰 名山】火打山&妙高山

2024年10月23日(水) ~ 2024年10月24日(木)

• GPS: 13:39
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,105m
• 下り: 2,102m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:58

7:41 笹ヶ峰バス停
7:45 7:46 笹ヶ峰登山口
8:32 黒沢橋
9:51 9:52 富士見平分岐
10:52 10:53 高谷池ヒュッテ
11:12 11:13 天狗の庭
11:44 ライチョウ平
12:19 12:28 火打山
12:54 ライチョウ平
13:22 天狗の庭
13:39 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:34

6:17 高谷池ヒュッテ
6:39 茶臼山
7:05 7:06 黒沢池ヒュッテ
7:28 7:32 大倉乗越
8:06 8:15 長助池分岐
9:18 9:19 妙高山(北峰)
9:22 日本岩
9:42 9:44 妙高山
9:46 日本岩
9:51 9:52 妙高山(北峰)
10:39 10:42 長助池分岐
11:14 11:17 大倉乗越
11:32 11:33 黒沢池ヒュッテ
11:53 11:56 黒沢丸太橋
12:10 12:14 富士見平分岐
13:10 黒沢橋
13:50 笹ヶ峰登山口
13:51 ゴール地点

天候

1日目　登山口は晴れ　2000m以上はガスの中　午後から雨
2日目　晴れ　標高1800mより下はガスの中

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰登山口無料駐車場

コース状況／危険箇所等

携帯電波状況 Rakuten 4G
駐車場4本、富士見平～高谷池ヒュッテ～火打山圏外
黒沢池ヒュッテ 圏外、妙高山 北峰2本 南峰3本

その他周辺情報

下山後はアルペンブリックスパの日帰り温泉を利用
プロ野球のドラフト会議を休憩室で視聴してから高速道路で帰宅
https://www.alpenblick-resort.com/spa

写真

10/23 7:44

登山口のゲートで入域料
500円を支払う
ライチョウのキーホルダーがかわいい
携帯トイレの自販機もある

10/23 7:47

風が強い
落葉のシャワーが降り注ぐ中を歩く

10/23 8:33

黒沢橋を通過
ここから本格登山道

10/23 8:47

十二曲り
急傾斜だが階段になっているので
運動強度はそれほどでもない

10/23 9:11

十二曲がりを越えると
道が直登になった分だけ
体力的にはキツくなった気がする

10/23 9:44

木道の固定金具がひとつひとつ
スリットを切って設置されている
かなり作業に手間がかかると思うが
おかげさまで歩きやすい

10/23 9:51

富士見平より上はガスの中
小雨も降り出した

10/23 10:32

森の中を歩いていると突然
風に乗ってツンと油の匂いがした
少し歩くと高谷池ヒュッテの
三角屋根が姿を現した

10/23 10:52

ヒュッテの受付を済ませて
着替えなどの荷物をデポし火打山へ
高谷池はガスに覆われて見えない

10/23 11:00

山上のお散歩コース

10/23 11:12

天狗の庭
標高2110mに広大な湿原が広がっている
晴れていれば背後に火打山が見えたのだけど

10/23 11:42

雷鳥いないかなぁ

10/23 12:09

山頂直下の木道を上がっていると
左側の斜面から鳥の声が聞こえてくる
「ピー、チチチチチ」
目を凝らすが姿は確認できなかった

10/23 12:13

山域全体の標高2000m以上で
岩の多い場所に群生していた
紅葉のシラタマノキ

10/23 12:14

紅葉前バージョン

10/23 12:19

火打山 山頂 2461.7m
360°の絶景のはずが、、、
横殴りの雨が吹き付けてくるので
写真を撮ったらすぐに退散

10/23 14:19

高谷池ヒュッテの部屋
ベニヤ板2枚分の広いスペースに
荷物置き場まである
快適に過ごすことができた

10/23 17:37

高谷池ヒュッテ名物のカレー
真ん中に山盛りごはん
両側にカレーとハヤシライスを盛る

10/24 6:14

2日目の朝
すこしガスが残ってるけど晴れた！
高谷池越しの火打山

10/24 6:16

すぐにガスが晴れて
火打山が姿を現した

10/24 6:39

茶臼山から
妙高山を見上げる

10/24 6:46

茶臼山から東側
まさに雲の海

10/24 7:00

黒沢池ヒュッテ
当初はこちら泊で予定を立てたけど
今年は10/20で小屋仕舞いだったので
宿泊できなかった

10/24 7:04

トイレ 水場 使用不可

10/24 7:29

大倉乗越から妙高山を見上げる

10/24 8:44

山頂近くなると傾斜がきつくなる
地図の「妙」の字あたりは
木の根大岩に手を掛けて登る

10/24 9:14

山頂直下の岩の洞穴には
「満朋明神　重明明神」と刻まれた
お社が鎮座するが「竹内満朋」
で検索すると　どうやら
新興宗教のお社みたいだ

10/24 9:18

妙高山 北峰 2446m

10/24 9:30

妙高山　南峰ピーク

10/24 9:32

南峰には将軍地蔵の
石仏が祀られている

10/24 9:48

南峰から見る火打山 焼山

10/24 9:48

焼山の先には
金山 天狗原山の稜線が見えるが
雨飾山は雲海に沈んでいる

10/24 9:48

白馬岳から続く
北アルプスの稜線

10/24 9:48

海水面が2000m上昇した世界

10/24 10:00

10/24 10:00

10/24 11:13

長助池
枯れ木の白さが異様さを演出する

10/24 11:04

外輪山の登り返しが
思いのほかキツかった

10/24 11:37

黒沢池から茶臼山 黒沢岳を見上げる

10/24 12:43

1800mまで下ると
ガスの中に入った

10/24 13:48

駐車場へ帰還

撮影機器：

EX-ZR100 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

iPhone XR Apple

感想

koxjin

火打山から見る360°の絶景を楽しみにしていたのだけど
1日目はあいにくと雨模様
サクッとピークハントして小屋に籠ることにした
小屋の書棚に「黒部の山賊」があった
ずっと読みたいと思っていた本だ
読む前はバイオレンス的なイメージだったけど
いい意味で裏切られた
戦後の近代化の過渡期にあって
黒部の源流部を縄張りとした凄腕の猟師たちが
著者の伊藤正一氏の人情味あふれる人柄に触れ
山小屋の運営に携わってゆく話だった
彼らの超人的なエピソードや
近代登山黎明期の黒部の秘境の様子などは
一読の価値ありだと思う
私も一度だけ奥深い山の中で「お～い」と
呼ばれたことがある、、、返事しなくてよかった

2日目の妙高山は急登だったが
山小屋で十分に休んでいたので
それほどキツイとは感じなかった
山頂へ上がると周囲の山々が
まるで雲海に浮かぶ島のように見える
その中にあって火打山は
裾野を広げた堂々とした山容で
次の機会があればその先の
焼山まで足を延ばしたいと思った