御嶽山-お池めぐり大縦走(奥ノ院-継子岳) 花図鑑・噴煙の歴史
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- GPS
- 09:35
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,380m
コースタイム
天候 | ・晴れ のち 曇り(9時頃から) ・御嶽山の登山天気 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-167.html |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
おんたけ2240スキー場の先の終点が田ノ原(王滝口)。 終点には大駐車場とトイレ、田ノ原山荘(売店、収容150人、http://www.ontake-kanko.jp/tanohara/index.htm )がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・王滝村HP(登山情報):http://www.vill.otaki.nagano.jp/ontake_tozan/tozan04.html ・ヤマレコの山行記録分析(登山口の標高が高い王滝口の利用者が多いようです。)http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-7762 ・8/29(日)に、「OSJおんたけスカイレース 2010:http://www.powersports.co.jp/osjtrail/10_sky/index.htm 」が開催され、木曽御嶽山の王滝登山道は混雑しそう。標高差2004m、約37kmのコース。広い山頂のお池巡りの登山道には、レース用の黄色いテープがたくさん付けられていた。 ・王滝口(田ノ原)からの御嶽山(剣ヶ峰3,067m)のピストンであれば、乗鞍岳と立山に次ぐ3番目に登り易い3,000m峰。富士山の吉田口ルートの半分ほどのコースで、富士山に登るための練習台にもなる。 富士山と同様に、一部山小屋では、金剛杖に焼印を行っている。 ・分岐が多いため、下山ルートを間違え易い 王滝口(田ノ原) 及び 黒沢口(中ノ湯:ロープウェイ含む) の下山時注意 ・一口水の水は極細 1L汲むのに約10分もかかった。備え付けのパイプとカップで水を集める。この水場は当てにしない方が良い。四ノ池の東端に沢があったが飲めるか不明。 ・五ノ池小屋工事中。飛騨頂上側に迂回路。 ・継子岳と飛騨頂上付近と賽ノ河原の北斜面にコマクサの群生地(ほぼ咲き終わり) ・田ノ原の登山口のすぐ東の三笠山への参道があるが、樹林帯で展望なし。山頂には神社と三角点がある。王滝口の登山道から、三角形のこの山が目立つ。 ・田ノ原には、田ノ原天然公園(背の低い針葉樹と湿原のジャングルに高山植物が見られる)の木道の遊歩道がある。老朽化のため一部通行禁止となっていた。北側の遊歩道の北端には、屋根の付いた展望台があり、槍ヶ岳・穂高岳の展望が得られた。 ・2010-7-18には、2010 OSJトレイルランニングレースシリーズ第7戦 OSJおんたけウルトラトレイル100km が開催されていたようです。 http://www.powersports.co.jp/osjtrail/10_ultraontake/index.htm ・2010-2-21には、2010 OSJトレイルランニングレースシリーズ第2戦 OSJ王滝スノートレイルレース が開催されていたようです。 http://www.powersports.co.jp/osjtrail/10_snowtrail/index.htm ・御嶽山の飛騨頂上直下にある『五ノ池小屋』が、『岳人 2010年10月号別冊 秋山』(8/31発売)特集(静寂の山に泊まる+ゆったり紅葉と展望の山歩き) で、記事になっています。泊まってみたい新しくなった山小屋。 ・御嶽山の池 http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Pond_of_Ontake ★★★ヤマレコの山行記録登録時のエリアに注意しましょう。 御嶽山の山行記録のエリア→ 甲信越(槍・穂高・乗鞍)★★★ 木曽御嶽山の山行記録登録エリアに要注意! http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-23461 |
写真
右:ゴーゴーと水蒸気音が聴こえる
左下:地獄谷にも噴煙あり
Wikipediaの解説写真を最新のものに更新:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Ontakesan_from_OtakiTop_2010-8-27.JPG
(王滝小屋南側からの御嶽山)
左側の噴煙は活動中・右側の噴煙も活動中
この二つが、地形図に噴煙マークとして記載されている。http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=355324&l=1372849
(王滝小屋南側からの御嶽山)
右下の噴煙痕の窪地は活動停止か
王滝小屋の方によると、最近名古屋大学が研究観測機器(避雷針?)を設置したとのこと、関連情報:http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/EVENT/20040326/myamada/ontake.pdf
http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-8483
感想
・出発が遅れて、田ノ原に着く前にご来光となってしまった。
山の下の方は、曇っていたが田ノ原に着いた時には、御嶽山の上空は晴れていた。だんだん雲が増えてきそうな感じだった。案の定、御嶽山頂上(剣ヶ峰)に着く頃(AM9:30)には、ガスが上空を覆い始めた。一口水の補給を当てにして、水500mlとノンアルコールビール缶(某メーカの商品はニガイサイダーだった。冷えていればおいしい? 『劒岳 点の記』 地上波登場! 〜猛暑で店頭からガリガリ君が消えた? ノンアルコールビールはおいしいの? :http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-10936 )とフルーツ缶しか持っていかなかった。(最悪、山小屋で購入の賭けをした。)岩からわずかにしみ出る湧水は極細で、パイプとカップがなければ回収不能だった。なんとか10分かけて、1Lの水を補給。
・登山道の所々に黄色いテープが付けてあった。帰ってからネットで調べたら、日曜日に山岳レースがあるようだった。
・高山植物は、秋モードになり始めていた。ただし3000m近い稜線でも、日差しがあると涼しいとは言えず、曇って風があると涼しく感じられた。三ノ池の東稜線を歩いていると、背負子を担いだ方とすれ違った。三ノ池でポリタンクに水を汲み五ノ池小屋まで歩荷するようだった。(『小さな旅』を見たら信者のために御神水を運ぶ人だったかもしれない?小坂口登山道を濁河温泉へ下る?)継子岳周辺は、緑のナイロンロープが張られ、コマクサの群生地に立ち入らないようしてあった。新しい開田中学校の標識が取り付けられていた。コマクサは殆んどが枯れ始めていた。また山頂には、チャオ御岳への分岐標識があった。入山者は少ないかも。
・五ノ池小屋(http://www.asahi-net.or.jp/~hv4n-ickw/index.ht )は避難小屋の建設工事をしていた。8/21の土曜日の朝にNHK岐阜がテレビの生中継をここから行っていた。小屋は改築されたばかりの綺麗な小屋だった。
alpsdakeさん、こんにちは。
先週の私と殆ど同じコースを同じくらいの時間で歩いていらっしゃいますね。
奥の院の写真を確認させて戴き、私はちょっと手前(分岐のところ)で降りてしまっていたようだと気がつきました。天気が下り坂だったのと、バテてきたこともありましたが、もうちょっと行っていれば良かったです。
金曜日だとあまり人は多くなかったのでしょうか、それとも土曜日の準備などで多かったかな?
fireboltさん、こんにちは
fireboltさんの山行記録を拝見して、5年ぶりに御嶽山に行きたくなりました。
平日なので、週末と比べると、人は少なかったと思われます。
駐車場は、早朝で50台程。日中はもっと多かったのでは?
車中泊して、当日御嶽山に登り、翌日恵那山に登るという方がいました。
・すれ違った人 白衣の方1名
・外国人 2人
・中学生 30人ほど
・団体さん 25名ほど
・他のすれ違ったパーティー50人程?
少しバテ気味で、天候も悪くなったので、摩利支天山の往復はパスしました。
明日のレースの定員は800人のようです。
NHKの番組情報(一部地域では今朝放送されたようです。明日の早朝に再放送。今知ったので間に合った
小さな旅で、アナウンサー: 国井 雅比古さんがまた登場!(これは、仕事? 趣味?)
総合 土曜9:00〜9:25(一部地域は別番組) 日曜4:30〜4:55 月曜11:05〜11:30(関東・近畿・東北は別番組)
BS2 火曜15:00〜15:25
山の歌 『祈りの峰 いまも 〜御嶽山〜』http://www.nhk.or.jp/shutoken/tabi/2010/0828.html
【番組HP】http://www.nhk.or.jp/shutoken/program/b-det0001.html
・日程:2010年8月某日(1泊2日)
・メンバー:国井雅比古アナ(ナレーション)、NHKスタッフ数名
・天候:晴れ のち 曇
・アクセス 御岳ロープウェイ(http://www.ontakerope.co.jp/ )の鹿ノ瀬駅まで車で移動(東京-塩尻IC又は伊那IC-国道19号経由)
・コース:御岳ロープウェイ(鹿ノ瀬駅-飯森駅)-七合目行者小屋-八合目・女人堂-賽ノ河原-三ノ池-継子岳-飛騨頂上-●五ノ池小屋で宿泊-二ノ池-御嶽山(剣ヶ峰);下山は黒沢口登山道(又は王滝口登山道)
・写真:TV番組参照(オープニングでミヤマダイコンソウ、途中でイワギキョウと雷鳥とコマクサ登場)
・感想:
七合目行者小屋で、現役の夏期限定の強力と同行(89歳の40kgの登拝者を背負子で担ぐ)、他の登拝者は素足で登っていた。
賽ノ河原で雷鳥に遭遇
稜線からの三ノ池の風景に感動
三ノ池で、信者のために御神水を汲む方に遭遇。赤いポリタンク2本(40kg)を担いで下山する(小坂口登山道の濁河温泉へか?)。8/27にすれ違った人と同一人物かも?
虹が出た。
継子岳周辺で開田中学校の2年生の生徒に遭遇。登山道の整備とコマクサの観察を行っていた。
稜線から中学校の校庭からの鏡の反射光が確認できた。昭和23年から、2年生全員が開田口の登山道で登るのが恒例行事とか。
翌朝、五ノ池小屋からご来光。
山頂の手前で、山ガール2人に合い元気をもらう。
山頂で昨日、七合目行者小屋で遭遇した89歳の方に再会。最後の石段を自らの足で登り、279回目の登拝を果たした。
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