さてさて気分を変えて奥武蔵の前線稜線へ
- GPS
- 10:06
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 10:07
天候 | 薄曇り、始終スッキリしない天気でしたが、快適に歩けました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:川越線高麗川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スカリ山へのアプローチ、および日和田山登り下り岩場(岩道)、両所とも慎重にいけば問題ありません。 日和田山、水場への下山道途中に分岐ありますが、右はNG。直進が正解です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
先週先々週と、2週続けてときがわを歩きました。
三度目の正直、ではないですけど今回も、と思いましたが、いかんせん調査不足の感あり、と断念。
歩きがいがあり、比較的自宅から近いルート、っていうとやはり越生あたり。
そこで、越生から大高取山を経て、奥武蔵の最前線に位置する稜線を歩いてみることにしました。
越生駅に降り立ったのは午前6時前。
まだ街も目覚めておらず、あたりが薄暗い時刻からスタート。
越生神社にお参りし、まずは大高取山を目指します。
先月末にハイキング大会が行われ、道標は充実してます。
けど、分岐や、地図にない道が無数にあり、入り込むとやっかいです。
道標を忠実に進むことにします。
大高取山は、以前の地味山とは一変し、南東方面が伐採されて好展望。
でもこの時刻霞んでます。
バナナを食し、桂木観音へ。
なんでも屋根裏にオオスズメバチの巣があるとかで、一瞬ひるんだけど羽音は無し。
文化財なので、そうやすやすとは手が出せないのかも。
ここまで誰一人とも出会ってませんが、不届き者に遭遇。
しかもいい年した大人。
マウンテンバイクと危うく激突しそうになりました。
温厚なオレでも激高するんだからな!!
とは言いませんでしたが、心の中は悪口雑言。
後ろ姿ですが、証拠写真あり。
登山道は歩く道ですから!!
大満への分岐を直進、天望峠を経て鼻曲山という、なんだか臭いそうな山へ。
奥武蔵に特有の、標高は低いんだけどアップダウンハンパ無い稜線歩き、無数の小ピークを通過。
3度の急登を、息を切らせながら登り切り、最後は岩稜をよじ登って鼻曲山。
以前訪れたときには無かった、きれいな山頂標識の対面に、昔ながらの山頂標識。
”ハンマガヤマ”って書いてありました。
ホントはそういう風に呼ぶんだろか??
鼻曲山からカイ立場〜エビガ坂あたりまではヤセ尾根が続きます。
しかも岩稜に被われ、殆ど左右どちらかが切れ落ちてます。
ここは慎重に。
ロープも設置されてますが、頼りすぎない方がスムーズに行けます。
十二曲がりの入り口。
上から眺めると根っこがウネウネ、十二曲がり以上あるんじゃ??
エビガ坂を通過し、スカリ山を目指します。
南側の観音ヶ岳を含め、個人的にはこの山域の一番の名峰、って思ってます。
北上ルートを採ればちょっと取り付きがわかりにくいです。
でもあんまり人が来てほしくないから、道標はちっちゃめ。
晴れてればいっそう気持ちの良い展望なんだが、ま、いいや。とオナカを満たず。
むしゃむしゃと食べてたら、この日初めてのハイカーが上がってきました。
独り占めしたい気分だったので、あえて話しかけず。
むこうも黙ったままで、何か召し上がってました。
ここまで、予定ルートの2/3を歩きました。
北向地蔵を経て、物見山〜日和田山を目指します。
物見山はご多分に漏れずハイカーで賑わってました。
三角点を慰めようと、奥へ。
文字通りひっそりと、一等三角点が佇んでます。
越生から高麗まで歩こうという物好きなハイカーはオレくらいなんだな。。なんて思ってみたりするんですが、こんなにもハイカーの数が違うと、田舎からいきなり都会に出てきたもっさりハイカーのようで、なんだか気恥ずかしい気分です。
高指山は電波塔があるって知ってたけど、登った経験はありません。
案の定鎖で封鎖されており、入れませんでした。
日和田山。
山頂直下の岩場、岩道っていうらしいですが、結構手強いです。
一息で登ってしまいましたが、つらかった。。
山頂南側の岩場では、クライミングの練習をやってて、10分くらい見学させてもらいました。
いきなり話しかけられます。
「やる??」
「い、いやぁ今日は無理無理ノーヘルだし(汗)」
「ヘルメなら貸したげるから」
とうとう十数mの壁を登る羽目に。
でも見た目とは裏腹に、傾斜も垂直じゃなく初心者でも登れます。
ただし確保付きで。
ドキドキしながら登って下ります。
うまいじゃん、などとおだてられ、頭かきながらヘルメットをお返しし、背後で『毎週やってるから〜〜〜』って聞こえるのを半ば無視し、逃げるようにそそくさと退散。
実は地元近くのボルダリングジムへ、週一回遊びに行ってますが、まだまだ足元にも及びません。
下山。
水場に至る道で、わさび田への道に迷い込み、あわてて戻りました。
行かれる方は注意!!
水場でのどを潤し、里に降ります。
さてと、定番になっちまった車道歩き。
高麗駅より高麗川駅のほうが帰りやすいんです。
車道歩きの楽しみは花。
路傍の花。
名も知らない花を撮りまくる。
聖天院〜高麗神社を通過し、県道に出ます。
こっからは知れたもんで、ほんの数分で駅到着。
駅には帰宅する通勤客でごった返し。
でも川越線の電車はいつも空いてます。
今回せいぜい十数Kmかな、なんてたかをくくってましたが、ログ見ると、あ〜〜結構歩いたな、どおりで足裏の痛みが復活、マッサージしなきゃ、なんて思ってみたり。
鼻曲山から一本杉峠に至るまでの岩場の連続、スカリ山周辺の好展望など、なかなかバリエーションに富んだルートです。
小刻みなルートチョイスでも十分楽しめる山域、是非お越しくださいませ、って宣伝マンでもないんだが(笑)
今回も相変わらずのどM山行でした。
来週はちょっと予定がわかりにくく、お山に行けるかどうかはまだ解りません。
おわり
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