間野黒指BS〜大仁田山〜権次入峠〜さわらびの湯BS
- GPS
- 07:57
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
天候 | 曇のち晴れ、気温≒8℃〜14℃。なぜか昼頃より急激に気温が下がる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】さわらびの湯バス停15:36⇒16:18東飯能駅前⇒HOME[バス代618円] 国際興業バス時刻表検索:http://transfer.navitime.biz/5931bus/pc/map/Top |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは間野黒指集落近辺並びに細田集落にも有りませんでしたが、今回の下山口とした岩茸石から滝ノ平尾根を下り切った鉄骨橋の手前には施錠された登山ポストが有ります(写真参照)。トイレは間野黒指バス停前、さわらびの湯バス停手前の「お休み処やませみ」前に有ります。 間野黒指バス停から細田集落周辺に至るまでの間には、売店や自販機などは何もありません。食料品等を事前に購入するのであれば、バス乗車前に東飯能駅前のコンビニ等で買っておく必要があります。 ◆コース概況◆ 【間野黒指バス停〜細田集落】 光全寺から約400m細田集落に向かった所に、右に入れば細田集落までの歩道の入口が現れます(写真参照)。そこから入ると最初はコンクリート舗装の林道ですが、やがて山道となって細田集落の中央部に辿り着きます。そこから右折して大仁田山登山口までは直ぐです。 【細田集落〜愛宕山〜大仁田山〜大峰山】 最初に愛宕山頂上から南南西方向約185mにある名無しピーク(標高約428m)に向かい、行き掛けの駄賃のつもりで登りましたが、頂上には「保安林」プレートと赤いプラスチック杭しか有りません(写真参照)。 愛宕山へは原市場方面へ行く道標の通りに進めば、「いぼとりじぞう(疣取り地蔵)」経由で直ぐに到着します。大仁田山頂上経由で大峰山までの間の案内標識は十分に有り、迷わずに大峰山頂上まで行けます。 【大峰山〜小沢峠】 道標と踏みあとが有りますが所々で分かりにくくなっていますので、道標以外にも樹肌に塗られたペンキ、ナイロンテープ、ビニールテープ等を確認しながら進まないと迷い易い場所が数ヶ所有ります。私は大峰山から下る尾根で進む方角をコンパスで確認していながらも、テープ類と樹肌ペンキを見落としてしまい、間違って東京都側へ急斜面を下ってしまいました。しかし直ぐにGPSで確認して間違いに気付き途中から引き返しましたが、ここで時間を20分ほどロスしました。又、急斜面のアップダウンが繰り返し何度も現れて、アップダウンの多さでは定評がある飯能アルプスを彷彿とさせる様な、チョットした試練を楽しめるコースです。 【小沢峠〜黒山】 メジャールートなので迷う心配は有りません。馬乗馬場(776mP)から東南東方向約330mにあるピーク(標高約768m;頂上に2台のベンチ有り)から、名栗温泉 大松閣へ降りて行ける小さな案内標識が設置されています。このルートは山と高原地図や国土地理院地形図には山道が掲載されていませんが、もし実際に行けるとすれば地形図上の464mPがある尾根筋を経由して行けるものなのかも知れません。 【黒山〜権次入峠〜さわらびの湯バス停】 ここもメジャールートで迷う心配は有りません。又、この日は平日にも関わらずに多くのハイカーで賑わっていました。 |
その他周辺情報 | 「さわらびの湯」があまりにも有名です。http://sawarabino-yu.jp/ 以前有った「御食事処ゆきやなぎ」が「御食事処はぎ桜」と商号が変わっています。「お休み処やませみ」の定休日は水曜日なのに、この日は木曜でも閉まっていました。「やませみ」でバス乗車前に下山後のビールを買う予定だったので実にガッカリorz… |
写真
装備
個人装備 |
1/25,000地形図 1 原市場
昭文社 山と高原地図 1 奥多摩(2014年版)
シルバコンパス 1
トレッキングポール 1 シングル
雨具 1 折畳傘
緊急シート 1 寝袋タイプ
単眼鏡 1 LEICA 8×20
カメラ 1 DMC-TZ60
メモ帳 筆記用具共
救急セット カットバン・湿布等
健康保険証 運転免許証共
着替え スタッフバッグ共
タオル
ゴミ袋
飲料水 1リットル
ツールナイフ 1
ヘッドライト 1
予備電池 1 ヘッドライト用
ツェルト 1
細引き
ショートスパッツ 1
GPS 1 ヤマナビ2.5
携帯電話 1 iPhone 6
携帯電話予備電池 1 3,200mAh
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感想
間野黒指行きのバス路線はマイナーな為に本数が非常に少ない。東飯能駅前広場午前7時発のバスを逃せば、次のバスは8時38分発なのでタクシーを利用せざるを得なくなる。その朝一番のバスに乗っていたのは、自分の他にはOLさんとおぼしき若い女性と、飯能駅から乗って来たと思われるお婆さんの3人だけ。お婆さんは岩根橋の次の大河原バス停で下車して、OLさんはクリーンセンター前バス停で下車。そこから終点の間野黒指までは貸切バス状態であった。
バス終点から歩き始めて暫くして細田集落に到着。ここで集落内をでうちわ状の太鼓を叩きながら「南無妙法蓮華経」と今まで一度も聞いた事の無い様な、不思議で独特な節回しをつけて唱えて路上を練り歩く初老の男性1人とすれ違った。すれ違いざまに此方から「おはようございます」と挨拶をするが先方はお経を唱えているので挨拶のお返しが出来るワケが無い。しかしその後、お経を唱えながら集落から山道まで追いかけられて(?)少しだけ怖くなった。
そこで足早に最初に登った名無しピーク・愛宕山と回り、急いで集落から離れて逃げるように大仁田山方向へ向かった。状況は最初のコース概況に詳細を記述した通りなのだが、大仁田山から小沢峠までの間は標高が低いわりには結構ハードなルートであった。考えれば山と高原地図「奥武蔵・秩父」、「奥多摩」共にこの間はルート記載が無く、地形図でも山道線が引かれていないルートなので、当たり前と言えば当たり前だったのかも知れない。
そんな小沢峠までのルートを完璧にナメて考えていた事と、小沢峠から黒山までのコースタイムは2時間との地図上の情報を信じた事が災いした。出発から6時間程度でさわらびの湯に到着するだろう、等と甘い考えを持っていたが、実際は約8時間も掛かってしまい、当初予定していた棒ノ嶺を踏んで、さわらびの湯にまったり浸かってビール三昧と言う予定が完全に狂ってしまい、バスに乗る前に最終目標のビールにもありつけずに帰宅するハメとなった。
これは完全な個人としての感想、もしくは単なる自業自得への愚痴なのだが、細田集落から小沢峠までの間はかなりタフなコースなので、これから歩かれる方は十分な時間を見込んでおいた方が良いと思う。又、小沢峠から黒山の間のコースタイムを2時間と山と高原地図で記載しているのは、他のルートのコースタイムとのバランスが悪いのじゃないかと思った。個人的には少なくとも2時間20〜30分くらいが妥当なところだと感じたが如何だろうか?
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