ロンデン尾根&通矢尾根(藪を漕がないバリルート)/前から後ろから日の出山&通矢尾根/あじさい山〜城山〜馬頭刈山/御岳〜御前
- GPS
- 119:35
- 距離
- 105km
- 登り
- 7,448m
- 下り
- 7,290m
コースタイム
22日
7:05 武蔵五日市駅
7:40 幸神尾根登山口
8:25 東屋
8:50 深沢山
9:10 勝峰山
10:15 真藤ノ峰
10:40 梵天山
10:55 白岩山
11:10 樽窪の峰
11:50 麻生山
13:10 白岩の滝
13:30 白岩滝BS
14:10 肝要峠
14:45 野宿
23日
7:30 出発
8:20 日の出山荘分岐
9:05 間坂峠
9:40 白山神社参道口
10:10 多摩聖地霊園
10:35 大久野のフジ
11:30 二ツ塚峠
12:25 天祖神社
12:50 青梅駅〜帰路
12月16日(水)〜 17日(木) 日の出山&通矢尾根
16日(水)
7:10 軍畑駅出発
7:55 日の出山登山口
9:10 高峰山
10:00 日の出山
11:00 御岳山
12:05 芥馬峠
12:30 上高岩山
13:00 高岩山
14:15 養沢神社
15:00 養沢鍾乳洞跡
15:30 ビバーク
17日(木)
7:10 出発
8:10 日の出山
9:40 熊野神社
10:50 三室山
11:50 肝要峠
13:20 間坂峠
14:20 シダレアカシデ
14:50 武蔵五日市駅〜帰路
12月8日(火)〜12月9日(水) あじさい山〜城山〜馬頭刈山
8日(火)
11:00 武蔵五日市駅
12:00 あじさい山
13:00 琴平神社
14:30 十里木
15:10 城山(野宿)
9日(水)
7:30 出発
8:40 荷田子峠
9:30 瀬音の湯
10:20 五柱神社
12:15 高明山
12:40 馬頭刈山
14:20 和田向BS
15:30 十里木BS(〜帰路)
11月11日(水)〜12日(木) 御岳〜御前
11日(水)
6:20 軍畑駅
7:40 神路橋
8:20 滝本駅
9:20 ケーブルからの参道と合流
9:35 御嶽神社下
10:15 奥の院
10:30 鍋割山
11:40 大岳山(小休止)
13:10 大ダワ
13:40 鞘口山
14:50 御前山避難小屋(泊)
12日(木)
6:30 出発
7:45 体験の森入口
8:35 栃寄森の家(管理事務所)
9:15 境橋バス停(→西東京バス)
9:45 奥多摩駅〜帰路
天候 | 12月22日(火)〜23日(水) ロンデン尾根&通矢尾根 22日(火)晴れ 23日(水)曇り 12月16日(水)〜 17日(木) 日の出山&通矢尾根 16日(水) 晴れ(まるで10月の陽気) 17日(木) 曇り時々雨 12月8日(火)〜12月9日(水) あじさい山〜城山〜馬頭刈山 8日(火) 晴れ 9日(水) 晴れ 11月11日(水)〜12日(木) 御岳〜御前 11日(水)曇り、ガス 12日(木)曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路 立川→武蔵五日市(JR東) 復路 青梅→立川(JR東) 12月16日(水)〜 17日(木) 日の出山&通矢尾根 往路 立川→軍畑(JR東) 復路 武蔵五日市→立川(JR東) 12月8日(火)〜12月9日(水) あじさい山〜城山〜馬頭刈山 往路 立川〜武蔵五日市(JR東) 復路 十里木〜五日市駅(西東京バス) 武蔵五日市〜立川(JR東) 11月11日(水)〜12日(木) 御岳〜御前 往路 立川→軍畑(JR東) 復路 境橋→奥多摩駅(西東京バス) 奥多摩→立川(JR東) |
コース状況/ 危険箇所等 |
12月22日(火)〜23日(水) ロンデン尾根&通矢尾根 今回、 ◎「奥多摩東部登山詳細図」(吉備人出版) ◎「日の出ウォーク」(日の出町 産業観光課) ◎「四季彩青梅」(青梅市観光協会) の三種類の地図参照した ★幸神尾根 入口道標あり。しっかりした踏み跡と言うより登山道。藪も煩くない。 ★ロンデン尾根 普通に登山道。尾根を辿っているので外さなければ問題ない。藪こぎもほとんどない。 ★通矢尾根(肝要峠〜白山神社) 藪もほとんどないしっかりした登山道。 数か所道標ない分岐あるが、地図通り尾根と方向を確認すれば、赤テープもあるので判る。 ちなみに白山神社裏の小道で最後に間違えて藪こぎをして多摩聖地霊園にエスケープしてしまった。 12月16日(水)〜 17日(木) 日の出山&通矢尾根 今回の山行では三つの地図を参考にした。 ◎山と高原地図 奥多摩編(昭文社) ◎奥多摩東部登山詳細図(吉備人出版) ◎日の出ウォーク(日の出町産業観光課) ★つるつる温泉〜三室山 山と高原地図や登山詳細図には表記ないが観光課の地図に表記あり 途中沢沿いは踏み跡薄いが尾根道にはしっかりした登山道あり ★通矢尾根 これも山と高原地図にはまったく表記ない。 三室山から肝要峠までは普通に登山道、赤テープあり。 肝要峠から先は今回行かなかったので不明。 12月8日(火)〜12月9日(水) あじさい山〜城山〜馬頭刈山 ★特筆事項なし 11月11日(水)〜12日(木) 御岳〜御前 ★特筆事項なし |
その他周辺情報 | 12月22日(火)〜23日(水) ロンデン尾根&通矢尾根 ★麻生山は最近伐採作業が済んで、東側の東京方面の眺望が抜群に良くなった。 ★白岩の滝近辺の橋の架け替えによる通行止めはすでに解除になっていて普通に通れる。 ★二ツ塚峠近辺の黒点線の間道(バリルート?)はどれも入口がよく判らなかった。 12月16日(水)〜 17日(木) 日の出山&通矢尾根 ★つるつる温泉 http://www.gws.ne.jp/home/onsen/ 12月8日(火)〜12月9日(水) あじさい山〜城山〜馬頭刈山 ★瀬音の湯 http://www.seotonoyu.jp/ 11月11日(水)〜12日(木) 御岳〜御前 ★奥多摩温泉 もえぎの湯 http://www.okutamas.co.jp/moegi/ |
写真
感想
12月22日(火)〜23日(水) ロンデン尾根&通矢尾根
今回、天気予報では晴れが一日しかなかったので駅からすぐ行けそうな近場にした。
ヤマレコの山行記録でロンデン尾根を検索してみるといくつか記録が見つかったが、バリながらもそんなに難しくないようなので挑戦してみることにした。
駅からもそんなに遠くないし、藪こぎがあっても冬場なのでなんとかなるだろうし、最悪でも一日使えば戻ってこれるだろうと覚悟して。
結果的には普通の登山道とほとんど変わらないしっかりした道がついていて道標も官製の物はなかったが私的な山岳会の手製の道標がけっこうあり迷うこともなく軽快なハイキングができた。
こんなちゃんとした道でも「山と高原地図」や「国土地理院の地形図」に記載がなければバリエーションルートと言うのかどうか?ちと疑問にも思った。
金比羅尾根に合流してから天気も良く軽快な気分で歩いていると前方からエンジン音が響いてくる。突然、登山道のカーブの陰からバイクが現れた。ちと、ビックリ!
先々週、やはり金比羅尾根の登山道でチャリとすれ違ったが、今の時代の山の楽しみ方の多様性の幅の広さを改めで実感。
しかし、一般的な登山道をバイクが走っていいのかどうなのか?ちと疑問も湧いた。
麻生山は以前は杉の植林のため見晴らしがなくつまらない山だったそうだが、最近伐採作業が行われたそうで東側の展望が抜群によくなっていた。
天気も良く東京丸見えだった。但し、吹く風はやはり冷たかった。
麻生山を下って白岩の滝に向かった。数ヶ月前付近が橋の架け替えで通行止めになっていたが、それも開通していた。
二日目は先週途中までしか行かなかった通矢尾根のその先歩いてみた。
ここもバリなのだろうが、しっかりした登山道がついていた。冬場とは言え藪もほとんどなく軽快な歩きを楽しめた。但し道標はほとんどないし、並行している台沢林道からの登り口は判りずらいところが何か所かあった。
基本尾根道なので露骨に斜面を下ったり方向を見誤らなければそんなに間違えることもなさそうな気がした。
今回、あまりにナメ過ぎて通矢尾根の終点の白山神社の裏手にあった地図にない道も行ってみた。
が、最後の最後でロストロードしてしまい藪にぶつかってしまった。
仕方ないけっこう深い藪を漕いでどうにか霊園の裏に辿りつくことができた。やっぱ最後までナメたらアカン!
方向的にも自分の思っていたのとはだいぶ違っていた。
時間もまだ10:00過ぎたばかりで余裕があったのでちと青梅の方の二ツ塚周りのバリルートを試してみた。
こっちはハイキングコースでもなんでもなく赤テープも道標も全くない地場の道。はじめは林道だったのにそれが細い小道に変わり段々藪になってきてしまいには踏み跡もなくなってしまったり、入口の判らない道などけっこうルーファイが難しかった。
空の雲も段々暗くなってきていつ雨が降り始めてくるかも心配になって、途中であきらめて秋川街道を青梅にエスケープした。
12時半過ぎには青梅市内に入ったが寒いし、元気もなくなって観光見物もあまりせずに駅に向かいそのまま来た電車で帰宅することにした。
出発前の天気予報では降り始めは夜と言っていたが14時前に立川着いた時、既にパラパラ降り始めてきていた。
本降りになる前に家に着いたので、結果的に最後のバリにこだわらずさっさと諦めて帰ってきたのが正解だった。
お疲れさん
おまけネタ。
麻生山で境界パトロールの人と話をしていたら白岩山の話になり、
「本来の白岩山は今の三角点のもっと北の方だったんですよ。しかし崩落が危険で今はフェンスで行けなくして、三角点も今のところに移動したんだそうです」
「崩落の原因は昔の鉱山の採掘坑が崩れたからで、その事故で死者も多く出て、その霊が今でも白岩の滝にいっぱいいるのだそうです」
「自分は霊感がないので見えないのですが、霊能者の人が言うにはみんないい霊で悪さはしない、のだそうです」
「でも、一人で夜中とか行かない方がいいですよ」
との忠告だった。
自分も霊感はなくお化けなどいままで見たことはなかったが、それでもその晩の野宿はやはり白岩の滝からなるべく離れたところにした。
霊とか言い伝え、とか聞くとこんな曲を思い出す。
12月16日(水)〜 17日(木) 日の出山&通矢尾根
天気予報では水曜日頃から天気よくなって、木曜から週末にかけて晴れと言うことだったので勇んで出かけたのだが・・・
一日目の水曜は期待以上の好天で12月とは思えない暖かさだったが、二日目木曜は曇り時々雨でまったく予報が外れだった。
ま、雨の降り出しが朝からでまだ助かった。夜中に降られたら今の時期ツエルト泊ではけっこうキツかったかも。
コースは日の出山周りから「山と高原地図」には出てないが通矢尾根を五日市に抜けるルートを計画。
いつもながら途中途中で色々な方面へのルート変更が浮かんだが今回はめずらしくほぼ当初の計画通りに歩いた。
しかし、いつも使っている「山と高原地図」に出ていないバリエーションルートというのはやはり緊張する。
つるつる温泉から三室山へ直登するルートは「山と高原地図」に出てないだけでなく、「奥多摩東部登山詳細図」にも表記がなかったので特に心配した。
が、前半の沢沿いは少し踏み跡薄い所や枯れ藪こぎのところもあったが、尾根にあがるとけっこう立派な登山道がついていてちとビックリ、そしてホッとした。なんでこんな立派な道が地図に出てないのか?逆にちと疑問だった。
通矢尾根の道もバリとは思えないくらいけっこうしっかりしていて雨が降らなければ肝要峠から先も行ってみたかったのだが、雨の中、泥道を藪こぎしながら歩く気力も根性もなかったのでさっさと諦め台沢林道をてくてく歩いた。
間坂峠から下界に降りてぶらぶら街歩きしたが、またいつ雨が降り始めるか落ち着かないので長居もせず駅に向かい、そのまま早めに帰宅した。
yabukogiさんがバリルートは今の時期が藪も涸れていてベストなシーズンと言っていたがまさに実感。
いずれ天気がいい冬の時期に再度どこかのバリを挑戦してみたい。
それにしても12月中旬とは思えない暖かさだった。夜も5、6℃はあったようでツエルトでもほとんど寒さを感じなかった。
二日目は午後から急に空気が冷たくなってきて、里へ降りてもちと寒いくらいだった。が、それでも通常の12月よりはまだ暖かかった様子。
予報では今週末からやっと冬が来るらしく、いよいよ奥多摩でも雪が降り始めそう。
果たして本格的な冬が来たら今の装備ではどうなのか?
ちと心配。
日の出と言えば朝。
朝の音楽と言うとこれが真っ先に思い浮かぶ・・・
12月8日(火)〜12月9日(水) あじさい山〜城山〜馬頭刈山
月日の経つのは早いもので、丸々一カ月ぶりの山行。
一か月のギャップによる脚力の弛み、先週痛めた腰の調子、そして寒さへの対応度など不安要因が一杯だったので、今回は取りあえず様子見的にハイキング程度にした。
ルートもまったく適当に選んでキツイ所、難しい所は外した。結局、登山道と林道、舗装道路が半々ぐらいなってしまい、健脚の人なら一日コースの行程を優雅に一泊してしまった。
結果から言うと、腰はまぁだいぶ回復して痛みも治まってきたが、脚力はちょっと間隔が開くととたんに鈍くなっていた。そして一番はこの一カ月の間で里山もやはり冬の寒さになっていて、けっこう冷えて辛かったこと。
一カ月前は明け方最低でも5℃近くあった気温が、今回、せいぜい標高400mぐらいでも0℃まで下がってしまったこと。
5℃と0℃のたかだかー5℃の差でもここでの5℃はやっぱだいぶ違うこと改めて実感した。
これからまだまだ下がって氷点下になるだろうし、もし今までのように山中で野宿、ビバークするなら里山とは言えもう少し防寒対策の装備を完全にしないとちとヤバいと痛感した。
装備の中でも最重要優先なのがやっぱ安眠のためのシュラフと思う。
現在使っているシュラフは
「マウンテンハードウェアのマウンテンスピード32」
http://www.ici-sports.com/blog/harajuku/%E3%80%90ici-club-%E5%8E%9F%E5%AE%BF%E5%BA%97%E3%80%80%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%80%91%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%86/
スペック的には
●重量: 446g(Rサイズ)
●ダウン量:約270g
● コンフォートフットボックス
EN RATING(使用温度基準/EU規格)
4°C 快適温度
0°C 最低温度
-13°C 限界温度
●850フィルパワーダウン
これ超軽量でコンパクトなのでとても気に入っている。がなんせ3シーズン用。もともと体系もガリで寒がりなので、いままでの経験から言って自分的には4℃がほぼ最低温度。
なので11月までは少し着込んでなんとか我慢できたのだが、今回、下半身、足先が冷えてしまってどうしようもなかった。
テントシューズは一応持っているのだが、色々防寒具を細々ゴチャゴチャ揃えて持っていくよりワンスペック上のシュラフにした方が結果的に軽くてコンパクトになるような気がしている。
自分の持っているシュラフでこの上となると、カモシカオリジナルの
「ヨセミテ」に中綿を100g増量した「ヨセミテ改」になり、重量が760gとなり体積も倍近くなってしまう。このシュラフは以前晩秋の北アルプスの長期縦走の時に使っていたもので気温ー2℃〜−4℃ぐらいまではなんとか使えていた。
が、これを使うとなると、今度は今使用中のザック、「ゴッサマーギア、ゴリラ40L」
http://hikersdepot.jp/products/454.html/
このザックもだいぶ使いなれてきてお気に入りなっている。
容量40L、最大45Lで650g〜750gの軽量さは秀逸と思う。
に収まらなくなってしまう。
と言うも防寒対策で重要なスリーピングマットに使っている山と道の
「山と道U.L.Pad15s」
http://yamatomichi.com/?pid=37947055
も丸めてシュラフや衣類、雨具、食料などの全ての装備と一緒にザックにパッキングしているので、今のシュラフ以上の大きさとなるとどうやっても全部の荷物が入りきらなくなってしまう。
となるとザックも大きくする必要が出てくる。
今持っている最大の容量のザックはグラナイトギアの「Vapor Flash 52 L」
http://www.utility-outdoor.com/2009/03/15/2676
だが、こうなるともう完全長期縦走スタイルになってしまう。
冬装備とは言え、奥多摩でたかだか1〜3泊なのにここまでの装備はなんか大げさすぎてどうも持っていく気がしないというのが本心。
さてさて、どこをどうやって納めていくか?また、何を買い足す必要があるのか?色々検討する課題が出てきてしまった。と言うか検討課題がはっきりしてきた。
そして、その際一番重要な問題が実際これから先本当にどこまで冬に山に行くのか?行けるのか?になる。
新しく装備などに金かければやはりその分使いたくなるのが貧乏人の貧乏人たる癖。
本当にそんなに冬山にのめり込むつもりなのか?装備さえ揃えれば行ける自信があるのか?
はっきり言って甚だ疑問!
それが一番難問なんだよなぁ・・・
ちなみに今の装備の重量は
装備で 6〜7kg
食料2〜4日分で 2〜3kg
水1〜2日分で 2〜4kg
合計 10〜13kg
これ以上担ぎたくないのもあるんだよなぁ・・・
まったくのおまけだが、
最後の馬頭刈山で高齢者カップル(夫婦?)二組と遭ったがいずれのカップルも地図を持っていなくてちとビックリした。
ひと組は、地図がないのでどっちに降りたらいいかわからない。
もうひと組は、地図がないのでどのコースを登ってきたのかわからない。
と言って地図を見せてくれと言ってきた。
そんなに深い山ではなく天気も良かったとは言え、もう少し準備に気を使った方がいいのに、と思ったし、中高年の山の事故が無くなるどころか増えている原因はこんな所にもあるんじゃないか、と思った。
地図ぐらいちゃんと持って行けよ!と言いたい気がした。
もうすぐ里山も「雪は踊っている」になるんだろうなぁ・・・
11月11日(水)〜12日(木) 御岳〜御前
先週の反動と前日までの降雨の影響を考慮して今回は軽めの計画にした。
天気予報では「朝から晴れ」とのことだったが、軍畑駅降りると曇りで低い雲もたなびいていた。
取りあえずまだまともに歩いたことなかったので御岳渓谷を歩いてみることにした。
早朝の遊歩道はほとんど人もおらず地元の人が犬を散歩させているくらいでのんびり静かに歩けた。紅葉も既にここまで降りてきていてそこそこ雰囲気もよかった。
御岳山へは今回ケーブルを使わずに歩いて登ってみることにした。舗装された九十九折りの急坂はけっこうキツかった。登山靴で歩いたら久々マメを作ってしまった。
上に着いたらガス。陽ざしはなく湿度100%の雲の中の山歩きになってしまった。どうも天気予報は外れたみたい。
今回は結局最後まで曇りでガスの中の山歩きだった。ま、そんな時もある、降らなかっただけよかった。
大岳山山頂は昼時だったこともあってけっこうなハイカーが登ってきていた。みんな「天気予報にだまされた」とぼやいていた。
ジッとしていると寒くなるのでよぼよぼ進んで3時前、宿泊予定の御前山避難小屋到着。
さすがこの曇天の中登ってくるハイカーもおらず貸し切りの一夜だった。
着いた時が7℃で夜で5℃ぐらいだったが、気分的な感じだろうがいつもの5℃より寒い気がした。
夜に目を覚ますと落葉した木立の間から街の灯りが見えた。いつもは葉が茂っていて判らなかったが意外と近くに見えてビックリ。
そのまま、明日の天気がいいことを願ったのだが・・・
あくる日いつものように4時過ぎに目覚めたら、真っ暗。小屋の近くの木々すら見えない卓袱の闇、どうやら靄っているらしい。
ガックシ・・・
のんびり朝飯食って荷物をまとめるもまったく元気になれない。
6:30いつもよりゆっくりと出発するが、もうその時点で戦意喪失、どこへ行く気もしない。
完全防雨に身を固め素直に小屋の目の前の「体験の森」への道をちんたら下る。
ま、曇り、ガスで済んでるからまだマシな方だったろう。
9:00過ぎには境橋バス停に着く。もう「むかし道」を歩こうなどと言う発想も起こらずバスを待つ。
9:40奥多摩駅に着く。駅前には平日、曇天にも関わらずけっこうな数のハイカーがいてビックリ、
みんな元気だね〜、とちょっと感心した。
電車を待つ間、ビジターセンターと町役場へ行って観光資料を集めて時間つぶしして、昼前には帰宅した。
二日間とも曇りのガスガスでちょっと天気予報にだまされた気もしたが、ま、今回はもともと軽めの山歩きにするつもりだったのでこんなもんでも十分満足の気分だった。
次回の天気に期待して・・・お疲れさん
雪が降り始める前に後何回ぐらい行けるかなぁ・・・
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