快晴の剱岳、紅葉にはちょっと早かった?雷鳥平でまったり
- GPS
- 51:00
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,524m
- 下り
- 2,510m
コースタイム
2日目雷鳥平5:10-6:00剣御前小屋6:10-7:05一服剱7:10-8:00前剱8:05-8:50剱岳10:05-10:40前剱10:40-11:15一服剱11:15-11:30剱岳山荘11:45-12:00剱澤小屋12:10-12:50剣御前小屋13:10-(新室堂乗越経由)-13:55雷鳥平
3日目雷鳥平8:20-9:00室堂9:25-9:55一ノ越10:00-10:30立山10:55-11:05大汝山11:10-11:25立山11:30-11:50一ノ越12:00-12:30室堂
天候 | 1日 快晴 2日 晴のち曇 3日 曇ときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
1日目:立山駅8:00-8:07美女平8:30-9:20室堂 3日目:室堂13:00-13:45美女平13:50-13:57立山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■水場 ・室堂の立山玉殿の湧水 ・雷鳥平(消毒はしてあるらしいが人によっては微妙とのこと) ・剱澤テント場(煮沸必須、私は補給せず) ■温泉 みくりが池温泉 http://www.mikuri.com/ 600円、一般入浴は9:00〜16:00に入浴可能、かけ流し グランドサンピア立山 http://www.jalan.net/jalan/jweb/yado/YADS_314961.HTML 700円、循環 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
金曜日に有休を取り、3連休で後立山でも縦走しようかと思っておりましたが、突然腰痛に悩まされ、おまけに風邪気味と最悪なコンディションで悩んでおりました。とりあえず腰への負担が少なそうな雷鳥平に幕営し、様子を見て周辺の山に登るプランに変更。
名古屋から立山駅に向かう最中、やはり腰に違和感がありつつも、とりあえず室堂へ上がってみました。平日の早朝ということもあり、比較的周辺は空いておりました。遊歩道をゆっくりと雷鳥平へ‥雷鳥平でテントを張ると、もう疲労困憊。とりあえず寝ることにしました(笑)
せっかくの快晴だと言うのに、気づいたらお昼過ぎ。こりゃダメだ、ってことで軽く周辺を散歩し、みくりが池温泉で療養。その後、室堂でビールを買い、夕日をみくりが池で見物して、就寝。明日も天気は良さそうなので、早起きをしようと思いつつ、後から来た学生チックな3人組がやかましく、更に喉が痛く、夜は寝るのに苦労しました。
翌朝、思ったよりも腰は快調だったので剱岳に向かうことにしました。しかし登っていると喉は痛く、のど飴を舐めながらの登山。剱岳は以前、室堂から日帰りで行きましたが(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-30208.html)、時間に追われ不満でしたので、今回はまったりと。
別山辺りでご来光を見ようという計画は頓挫したものの、朝日に映える剱岳が別山より撮影できたのは満足です。行きは剱御前経由で行こうと思っておりましたが、剱御前から先が崩壊にて通れないとの看板が。安全のため、剱山荘への道へ。山荘を経由せず、くろゆりのコルへ向かうと、稜線から日本海の海岸線が見え、テンションアップ。今日も最高の天気です。前回登ったときは鎖場でかなり苦労したような記憶がありましたが、今回はなるべく鎖やハーケン、ボルトなどの人工物を使用せずに登ってみました。結果から言うと、カニのタテバイ、ヨコバイだけは危ないと思い、ハーケンとボルトに触れましたが‥他は大したことない感じで。なんとかなるものですね。というか鎖に頼るとかえって時間がかかる気がします。
ということで途中まで登りは渋滞も発生せず快適だったのですが、テントがそばだった学生チックな3人組にカニのタテバイで遭遇。これが異様に遅い‥はじめて私が登ったときでもこんなに時間がかからなかったと思うのですが。怖い怖いと連発するので下から見てる私も怖いんですが。譲ってもらってからはスムーズに進み、山頂に到着。土曜で晴天ということもあってか、山頂はなかなかの混雑ぶり。初めてきたときは一人ぼっちだったのですが。前回来たときよりも晴天で、360度の大展望。富士山まで見え、大満足。最高です。前回は食べれなかったカップラーメンを食べたり、北アルプスをジャンプで飛び越えたり(?)楽しい時間をすごせました。
1時間ほど山頂で過ごし、下山。するとカニのヨコバイで再び3人組現れ、渋滞。譲ってもらってからは快調で、剱山荘に到着。ここでトイレ(100円)を借りましたが、この小屋、最近建て替えたのか、トイレも食堂もめちゃくちゃ綺麗でした。前回は既に閉まっていたので気づきませんでした。泊まりたくなりましたよ。さらにもうひとつの剱澤小屋とテント場も偵察がてら立ち寄ってみました。こちらも大変綺麗でした。テント場もトイレと水場があり、閉まっておりましたが診療所まで。ここで泊まるのもアリだなーと思いました。そして剱御前小屋へ。
登る前に行きたかった剱御前ですが、汗かいたし体調も思わしくないし、眠いし‥とダメダメぶりを発揮し、立山三山の縦走もスルーし、新室堂乗越経由で、雷鳥平に降りてしまいました。ちょっと昼寝し、二日連続でみくりが池温泉へ‥非常に気持ちよかったです。曇っていたので夕日は撮影せず、テントに戻って晩酌していると、夕焼けが‥orz
まぁ、ご来光といい、こんなモンだろう、と酒飲んで寝ました。
最終日は、昨年立山に登った際(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-46544.html)に買った登山守(購入以来、ザックに必ずつけて登っておりました)の返還と、知り合いの安産守を買いに行こうと思っておりましたが、天気が悪く朝は雨も降ったりしていたので、テントを撤収し、室堂に荷物を預けてから立山へ。軽荷でサクサクと進みます。展望は期待していなかったのですが、稀にガスが晴れ、山頂から雲ノ平方面が見えたり、大汝山からは黒部方面も一瞬見え、思わぬ収穫でした。残念ながら、登山守は売り切れたのか、廃盤になったのか、ゲットできず。代わりのお守りをゲットして下山。しかし、最後の最後にトラブルが。濡れた岩でスリップし、右足をくじいてしまいました。普段ハイペースで下るときは、ダブルストックだったのですが、今回ストックは室堂に置いてきたので、ゆっくり下るべきでした。やった瞬間はもう歩けないかも‥と思いましたが幸い体重をかけても平気でしたので、なるべく右足に体重をかけず、下山。なんとか室堂につけたのでした。
足も痛かったので、アルペンルートの周辺巡りは中止し、素直に立山駅へ降り、温泉療養としました。ナビで発見したグランドサンピア立山に立ち寄りましたが、ホテルが併設されており、非常に綺麗な温泉でした。循環なのは残念でしたが、非常に気持ちよく、6つの温泉を堪能させていただきました。
腰痛と風邪気味、さらにはさいごは足をくじくという反省の残る山行でしたが、最高の天気の剱岳をゆっくりと登れただけで大満足です。立山も縦走できればなお良かったのですが、温泉の誘惑には勝てませんでした(笑)まぁ、朝早くから行動していれば剱岳+立山三山+みくりが池も可能だったのでしょうが。
足は骨には異常がなさそうですが、まだちょっと痛いので三連休は登山は休もうかと思っております。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する