小屋開け準備巡り＠頂上木曽小屋＆西駒山荘

2025年07月05日(土) ~ 2025年07月06日(日)

• GPS: 10:36
• 距離: 18.3km
• 登り: 2,048m
• 下り: 2,050m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:31

距離 11.2km 登り 1,923m 下り 576m

5:15 コガラ登山口
5:50 5:52 幸ノ川渡渉地点
6:31 6:45 力水
8:15 8:16 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
9:07 9:09 麦草岳
9:50 9:56 アルミ2連梯子
9:58 10:01 牙岩
10:43 木曽前岳
10:56 11:02 玉乃窪山荘
11:25 12:00 頂上木曽小屋
12:09 木曽駒ヶ岳
12:22 馬ノ背分岐
13:02 13:03 濃ヶ池分岐
13:18 13:19 遭難記念碑（聖職の碑）
13:36 将棊頭山
13:46 西駒山荘

2日目

• 山行: 2:04
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:05

距離 7.1km 登り 126m 下り 1,474m

16:25 西駒山荘
16:26 16:27 水場
16:41 胸突の頭
16:51 行者岩
16:59 茶臼山
17:14 2412m地点
18:07 行者水
18:14 正沢川吊り橋
18:26 Ｂコース登山口
18:30 コガラ登山口

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コガラ登山口駐車場（無料キャンプ場の木曽駒冷水公園があり、朝から多くのキャンパーで賑わっています）
一応登山者用駐車スペースもありますが満車（そのスペースにテント張ってる人もいて登山者以外の人も止めている感じなので、他の空きスペースに止めても大丈夫そうです）。
綺麗な水洗トイレや水道設備などが整備されています。

コース状況／危険箇所等

登山口〜七合目避難小屋〜麦草岳
しばらく林道歩き。
幸ノ川はいつ来ても水量は落ち着いているので、無難に渡れると思います。
渡渉後はしばらく急登が続く。
力水は取水難しいかも。
避難小屋はトイレあり。
避難小屋から麦草岳方面と玉ノ窪山荘に直で繋がるルートに分かれる。
七合目避難小屋〜麦草岳
標高差300mほどを一気に登る。
麦草岳は眺望◎。

麦草岳〜牙岩〜木曽前岳〜木曽駒ヶ岳
破線ルート。
それなりに藪なので、藪慣れしていない人は鬱陶しく感じるかも。
花や植物が豊富。アザミもちくちくしているので長袖長ズボン推奨。
切れ落ちている箇所が多いが、基本的に藪側に巻く感じのルートになっている。
木曽前岳手前の稜線に出る直前はそこそこ急登。
木曽前岳はどこが本当のピークか未だに謎。
この辺りまで来れば一般ルートなので一気に安全度が増す。
玉ノ窪山荘まで一旦標高を下げてから、木曽駒ヶ岳まで標高差200m程を登る。
木曽駒ヶ岳は山頂標柱に行列ができ、多くの人で賑わっている。

木曽駒ヶ岳〜将棊頭山
綺麗な稜線歩きができるが、岩場が続くので転倒要注意。

西駒山荘〜行者岩・茶臼山
夏道で分水嶺へ。行者岩まではなかなかの登り。
行者岩・茶臼山共に眺望◎。ここも藪慣れしていない人にはきつく感じるかも。
ちなみにここの茶臼山が全国各地にある『茶臼』の名が付く『茶臼山・茶臼岳』の最高峰。

茶臼山〜コガラ登山口
八合目辺りまでは激下りで一気に標高を下げる。
五合目から下は石がゴロゴロしていて少し足場が悪くなる。以前は結構藪っぽかったが、刈り払いされてだいぶ綺麗になっている。
正沢川渡渉は足場の丸太が設置されていたが、ここはしょっちゅう流されるので、基本的にあまり足場があることはあまり期待しない方が良いかも。
ラスト登山口駐車場まで林道歩きしている時、茂みの方から明らかに動物の気配を感じました。

写真

7/5 5:14

昨年よりも1時間早いスタートなので、気持ち的にもゆとりあります。

7/5 5:47

幸ノ川渡渉。

7/5 6:29

力水は出ているでしょうか。

7/5 6:30

水は流れていたけど、パイプからは出ていなかったので取水は難しそうです。

7/5 7:36

ゴゼンタチバナ。

7/5 7:53

展望ポイントからの麦草岳。

7/5 7:59

七合目避難小屋に着きました。

7/5 8:09

いろいろチャージします。

7/5 8:14

福島Aルートは廃道になりました。整備が入らなくなっただけで、たぶんまだ上松Bルートよりは綺麗だと思われます。

7/5 8:14

さて、ここから300mアップして麦草岳へ向かいます。

7/5 8:42

ツマトリソウ。

7/5 8:54

茶臼山と行者岩。

7/5 8:59

駒石。

7/5 9:03

麦草岳（標識があるピークはこの手前）。

7/5 9:06

麦草岳登頂。

7/5 9:06

タッチ。

7/5 9:07

展望台ではガスって見えなかった御嶽山が姿を現しました。

7/5 9:07

乗鞍岳と右側は穂高方面。

7/5 9:12

これから歩く木曽前岳と木曽駒ヶ岳。

7/5 9:12

右側、三ノ沢岳も。

7/5 9:13

先のピークへ進み、標識と三角点があった頂上と右側に駒石を振り返る。

7/5 9:19

さて、向かいますか。

7/5 9:21

ハクサンチドリだったかな。

7/5 9:38

所々、岩岩してきました。

7/5 9:50

牙岩と2連梯子。

7/5 9:54

イワツメクサ。

7/5 10:02

無事に牙岩を通過して振り返ります。

7/5 10:05

麦草岳と牙岩。

7/5 10:35

木曽前岳が近付いてきました。

7/5 10:40

木曽前岳。地図は少しズレた位置です。

7/5 10:45

地図だとこの辺りが木曽前岳。

7/5 10:49

木曽駒ヶ岳・中岳・宝剣岳。

7/5 11:09

木曽前岳と麦草岳を振り返る。

7/5 11:28

頂上木曽小屋に立ち寄り、昨年は頂上山荘で働いていたGさんに会っていきます。30分ほど休憩させていただきました。

7/5 12:05

宝剣岳から三ノ沢岳の稜線が綺麗に見えます。

7/5 12:08

木曽駒ヶ岳は人がわらわらいます。

7/5 12:10

標柱前に行列ができていたので、人がいなくなった一瞬のタイミングで写真撮りました。

7/5 12:11

伊那前岳・中岳・宝剣岳。

7/5 12:11

三ノ沢岳。

7/5 12:12

標柱前は行列だったけど、三角点は誰も見向きもしていなかった。

7/5 12:14

人混みに酔いそうだったので足早に退散します。

7/5 12:27

チングルマがたくさん咲いてました。

7/5 12:50

チングルマまつりですね。

7/5 12:54

伊那前岳・宝剣岳・木曽駒ヶ岳、眼下には濃ヶ池。

7/5 13:19

遭難記念碑。

7/5 13:22

だいぶガスってきました。

7/5 13:28

天水岩。

7/5 13:34

将棊頭山登頂。

7/5 13:34

すっかりガスりました。

7/5 13:35

近くの茶臼山。

7/5 13:35

西駒山荘と将棋ノ頭。

7/5 13:44

もうコマクサも咲いています。

7/5 13:45

ってことで今年も西駒山荘に帰ってきました。
暫し休憩してから下山する予定でしたが、ヘリ荷揚げ対応と小屋開け準備のお手伝いで急遽1泊することになりました(笑)しかしこの後ガスが晴れることなく、この日は残念ながらヘリは飛ばず。

7/6 6:47

翌朝、北アルプスの眺望。

7/6 6:47

左に笠ヶ岳、右には槍ヶ岳。

7/6 6:48

南アルプス。

7/6 6:49

伊那前岳・宝剣岳・中岳・木曽駒ヶ岳。左奥には空木岳。

7/6 6:49

西駒山荘と将棊頭山。

7/6 6:51

八ヶ岳。

7/6 6:52

富士山も。

7/6 15:12

前日に引き続き怪しい雲行きでしたが、なんとか荷揚げのヘリが飛びました。

7/6 15:22

第2便はガスを避けて宮田方面から。

7/6 16:10

ラストの第5便。

7/6 16:21

最後の荷物も無事に上がりました。ってことで私はダッシュで下山準備を整えます。
注�，海鵑併�間に下山開始してはいけません。

7/6 16:37

分水嶺から行者岩と茶臼山。

7/6 16:50

行者岩かっこいいです。

7/6 16:51

行者岩。

7/6 16:53

ラストピークの茶臼山へ。

7/6 16:59

茶臼山登頂。
注�△海鵑併�間に頂上にいてはいけません。

7/6 16:59

タッチ。

7/6 16:59

見納め。虫多過ぎでしっかり写り込んでます。

7/6 18:03

五合目から下の笹も刈り払いされていました。ありがたい。

7/6 18:08

水場の水量も十分です。

7/6 18:15

正沢川も足場の丸太が流されずに掛かってくれていて難なく通過できました。

7/6 18:29

無事に明るい時間に下山できました。

撮影機器：

KYG03 KYOCERA

感想

Gansuke2841

先々週の念丈岳周回・先週の空木岳周回に引き続き、このルートももはや毎年の恒例行事。
昨年よりも1時間早いスタートだと気持ちにも余裕ができます。
麦草岳からの牙岩〜木曽前岳歩きもだいぶ慣れてきました。
今回はこのルートを楽しみつつ、小屋開け準備中の2つの山小屋を訪問するのがメイン。頂上木曽小屋で小休憩・談笑し、お次は西駒山荘へ。いつも通り大休憩してから下山する予定でしたが、諸々のお手伝いをすることになり急遽1泊することに。まあこんなこともあろうかと泊まれる準備はしてきたので、ある意味予定通り。
土曜日はすっかりガスってヘリ荷揚げできず、日曜日の午後もだいぶ怪しい雲行きでしたが無事にヘリ荷揚げ完了。この日石室に泊まられる登山者の方の手もお借りして荷運びしました。すっかり時間が遅くなり、荷運びで疲れた体で行者岩・茶臼山経由での下山が心配でしたが、すっかり歩き慣れているルートでもあるので落ち着いて明るい時間に下山できました。
今年も中央アルプス・西駒山荘と過ごす季節になりました。