和佐府〜寺地山ピストン
- GPS
- 12:54
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 909m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | 晴れ。15時頃から曇。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
飛越トンネルの直上あたりから先は雪が繋がっていた。 |
その他周辺情報 | 下山後の ・温泉→割石温泉 ・晩飯→すし玉@富山ファボーレ |
写真
装備
個人装備 |
帽子
バラクラバ
ネックウォーマー
ウェア上下
薄手ダウン長袖
薄手フリース長袖
化繊長袖下着タイツ
アウター手袋
未脱脂毛手袋
ネオプレーン手袋
毛糸靴下
スノボブーツ chukiのみ
ゲイター tento10のみ
前爪ありアイゼン
スノーシュー tento10のみ
高度計付腕時計
ストック
ビーコン
ピッケル
スコップ
ゾンデ
ザック
行動食
非常食一日分
自家製経口補水液2lプラティパス風容器入 chukiのみ
ナイフ
地形図 chukiのみ
コンパス
笛
計画書 chukiのみ
ヘッドランプ(単四x3)
eTrex 20x(ハンディGPS) chukiのみ
予備電池単四
予備電池単三
ノート chukiのみ
鉛筆 chukiのみ
三角巾
絆創膏
日焼け止め
瞬間接着剤
針金
ガムテープ
ロールペーパー
乾き易いタオル
運転免許
スマホ
サングラス
眼鏡バンド
防水デジカメ chukiのみ
使い捨てカイロ
ヘルメット chukiのみ
ゴーグル chukiのみ
スプリットスノーボード chukiのみ
シール chukiのみ
クトー chukiのみ
ウェストバッグ chukiのみ
ティッシュ
ATC
巾広め長めのテープスリング
スリングx2
カラビナx3
ペットボトルのお茶500ml tento10のみ
重たい一眼レフ tento10のみ
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
10mロープ
|
備考 | tento10が登山計画書内の持ち物で、持ってきてないもの多数 |
感想
・出発まで
この週末は日曜に妻がエラい人の話を神戸の西のほうまで聞きに行くだかなんだかで、俺が子供の監視役。で、土曜は山、日曜は子連れプールの予定。前々から「4/2は山いけへん?」とtento10からゆわれてたので一緒に行くことにした。水曜は10〜13年前の仕事のチームとの呑み会で、自制心が不足し、二日酔いになるほど呑んでしまう。このため、水曜夜も木曜夜も山行きの準備があまり出来ず、金曜夜帰宅後に殆どゼロから用意するはめに。
4/1(金)
22:30自宅発→給油→23:15桃山台駅でtento10を拾う。→吹田ICから高速→桂川PAでtento10に運転交代→
4/2(土)
AM2:05ぎふ大和PAで運転手、俺に交代。→3:00サークルK高山金桶店3:13→3:38神岡町西で事故のため迂回を余儀なくされる。→3:46R41ダンプ横転事故現場。警官から「通れるけど横を そうっと通って」と言われて通過。現場にはオイルや燃料漏れのためか砂が巻かれてた。現場を過ぎてスグ、対向車線側にトラックやバスの長い列が出来ていた。→3:56岐阜県道484号に入る。tento10がじきに車酔いになる。→4:37和佐府橋→和佐府橋から2km地点でチェーン装着。(FF車、トヨタ シエンタ)→5:08 4km地点で 豊富な残雪のためチェーンあっても無理で諦めて駐車。
チェーン装着に若干苦労。車中で横になってたtento10を起こし、逐一ゆって手伝ってもらう。装着後、若干の積雪を乗り越えていき、2kmは奥に入れた。つけたかいがあった。思ったより奥まで車で入れて良かった。
さて準備をして出発だー。と、なってから15分、tento10の準備完了待ち。
15分、板を担いで、その後シール歩行。一部、心の目で見なければ雪が繋がってないようなところもあったが、トンネル入口まではシール歩行。
tento10、来ない。心の目でも見えない。
夏道は雪が切れてるので、板を担ぐ準備をし、用足しをして、さー来たか と思うがまだ来ない。
少しして、tento10到着。
で、夏道をあがっていくが、枝がうるさい。でも夏道からハズれても、結構ややこしそうなので、
そのまま夏道。若干トレースが残ってる感じ。ツボ足のとスノーシューのと。何日前のトレースなのか?!
ツボ足だとズボっとハマるところが多かったが、tento10はスノーシューなのでズボは比較的少ない様子。
汗だくでトンネル上にあがり、傾斜が緩くなって楽になる。地形図の1545m地点以後は雪が繋がっていた。
送電線をくぐった後の斜面は比較的斜度がキツく、また雪が緩んでないこともあって、クトーをつけていたが、あとちょっとってところで滑り出したので、板を外して、手に持って登った。
もう少し行ったところの下りでは、ボードにして滑ってみたりもした。
1842m地点(神岡新道と飛越新道の合流地点)に近づいたころ、広い雪原も出てきて、まっすぐに歩けるようになった。1842m地点を過ぎ、寺地山までの尾根を辿ってる途中で、tento10が「もう北ノ俣岳は無理やなぁ。」と繰り返す。確かに、今までのペースで進み、明るい内にトンネルまで戻るのなら、北ノ俣岳なんて到底無理やから正解ではあるけど、重たい一眼レフを持って、パシャパシャ撮りまくって、人を待たせてたオマエがゆうか、、、という気持ちになってしもた。俺の心が狭いんやと思う。よくよく考え直すと、大阪出発時刻は、俺マターで決まってしもたんやし、tento10は もう少し早ょ出れるってゆうてたんやから、そっちのほうが大きいんやけど、、、釈然としない気分やった。
かといって、tento10のスピードが上がるわけでもなし、俺もスキーモードやボードの切替で待たせてる時もあったりやった。
避難小屋までぐらいは行きたいなというのもあったので、ここで別々に行くことにした。山屋さん的にはNGの選択やろう。
で、ハンディGPSと地形図をtento10に渡して、先に向かうことにした。
お互い、「12時半になったら引き返す」ことをルールとした。
俺的には、「ヘッドランプを車に置き忘れた」というのがあったため、12時半でもマージンはあまり無いくらいや。
寺地山はピークへ直登せず、右へ右へと斜上トラバースして、尾根に出た。
で、少し広めの尾根でボードで滑ろうと段取りし、少し食べ、さー行こうかという直前に呼子でコールしてみると、スグ近くからコールが返ってきた。なんてこたない。結局、近くに居たのだった。
で、写真を撮ってもらい、しゅーっと行く。止まってしまったのでシールをつけて歩いてみるが、すぐまた下りになり、細尾根ということもあって
スキーモードは嫌やなぁ、、、と そろそろ降りていってると12時半になったので折り返しーー。
少し上がると、俺の滑り始めの位置にtento10が見え、合図を送る。
その後、てくてく歩き、寺地山付近でシールを外して滑降モード、トラバって、またスキーモードにシール。この微妙なアップダウンが疲れる。
行きしはヤル気満々で問題にならないが、帰りの体力落ちてきたところでは堪える。
微妙な下りで、スキーモードで結構コケた。20回はコケたんちゃうか。
コケながら、色々試してみた。ボーゲン姿勢その他。
で、スキージャンプの着地のテレマーク姿勢をふと思いつき、やってみると、ボーゲンよりは安定していて、コケ難い。
そうや、俺のスプリットボードはスキーモードで踵固定できひんから、テレマークやんっ。と今更ながら、自己発見に愉悦。
とはいえ、全くコケなくなったわけではないが、少しマシになった。
それぐらいで、男女二人組のスノーシューの人らとスレ違う。「ザックが大きいですね」と声をかけると、「んぁ゛っ、テント泊。」と。「一泊ですか?」「お゛ぉ」
と、なんかグラサンかけた熊みたいな人が返事してくれはった。
1918m地点と1842m地点の間でtento10に追いつく。ここらで、GPSを答にして、読図の練習を進める。
1842m地点を少し過ぎて斜度が出るあたりでライドモードにして、標高1690mあたりまでは滑って降りれた。林道以外ではココが一番長いライドモード区間やったと思う。w
その後、tento10の歩みが遅れがち。15時過ぎると曇ってきて、身体も気分も沈み気味になってくる。
地形図上で夏道がV字になってるところをトラバってショートカットし、それまでより少し斜度がキツくなるところで呼子を吹くと、一応、コールが返ってきた。
1643m地点との間のコルまで降りきって、振り返ってもtento10が見えないので、呼子を吹くと、コールは返ってくる。
数分待っても姿が見えないので、また呼子を吹くと、コールは返ってくるが、全然距離が縮んでない感じ。
「たすけてーの時は三回コールな」と言って練習までしていたので、ハマって動けない等の状況なら三回吹いてくれると思うんやけど…、なぞ。
結局、時間を置いて十回くらい吹いたが距離が縮まない感じで姿も見えないので、車に戻ってヘッドランプを取ってから探しに戻ることにした。
で、コルから板を担いでツボ足でズボズボはまりながら歩き、1643m地点を過ぎて、腿までハマって大変なので、ライドモードで藪を降りようとしていると
ようやくtento10が現れる。「なにしてたん?」→tento10「地図みてた」→「…」 (一身上の都合により、以下関連やりとり略)
まぁ、気をとりなおし というより、夕暮れが近づいてるしヘッ電は無いし(tento10「俺2個持ってる」)、で、
疲れた心身に鞭打って、板担いでツボ足で進む。この頃は、怒り狂ってる俺を避け、tento10が先行していた。
夏道で地形図上の丁度トンネルの上を過ぎ、林道も見え、道まで出れば、暗くても大丈夫やなと一安心してると、
先行するtento10のスノーシュートレースがなんだか変。一旦降りて、また戻ってる感じ。
ん?登る時と同じところを降りるのがリスク少な目かと思うが、スマホのGPSを見ても、精度荒目で ちょっと よく分からない。
こうゆう時は地形をよく見るのだー と数m登り返してから周りを見てると、tento10が上がってきて「ここ降りてったけど、道っぽいけど、急やから ちゃうみたい」と言う。
んーーー、そうかな。地形図的にも tento10が上がってきた方向で合ってるし、登りで見た風景も その方向で合ってそう。
tento10は俺が貸してるハンディGPSを見て「行きしのルートとはズレてる」と言う。
「でも、GPSでも多少ズレることはあるで」と言って降りていくと、tento10「いや、そこ、俺がちゃうおもて上がってきてんけど。トレースもない。」と言ってくるが、無視して降りていくと
やはり、見覚えのある景色。確かに登ってくる時の明確なスノーシューやツボ足の跡は残ってないが、「日射で登りのトレース融けたんちゃう?」ってことで、そのまま降りていくと
一部、登りのトレースも残ってたりして、問題なく夏道通りに林道まで降りれた。
tento10が降りてくるまで少し休憩。で、林道歩行。斜度が少し出たあたりでストックついて肩筋走行。斜度が緩んだり、雪が切れたりしたら、板を手に持って歩く。肩筋走行→手に持って歩き→肩筋走行→手に持って歩き→…を計5セット?ぐらい繰り返して駐車地に着いた。
18:03駐車地着18:20→19:28割石温泉19:58→R41北上→20:48すし玉 富山ファボーレ店→ファボーレ近くで給油21:37→下道(ほぼR8)→24:51鯖江ICから高速→3:35吹田ICから下道→4:08JR大阪駅前の駐輪場でtento10を降ろす→下道→5:02chuki宅着
・メンバー構成
・tento10
スノーシューの登山。ヒップソリ持ってったけどヤル気がなく、有効活用できずじまい。重たい、でかい一眼レフを持ち、パシャパシャ撮りながら歩くので遅い。下りは あまり撮らないので比較的速い。
・chuki
スプリットボード
・まとめ
金曜の朝に起きてから、日曜朝まで、助手席で寝た数時間以外は寝てないという。。。人生最強の強行軍やったかも。基本ゆるふわなんで。
北ノ俣岳まで出来れば登りたかったが、これは、水曜晩に二日酔いになるほど呑んでもうた俺が悪い。tento10は悪くない。ただ、写真撮影がメインの人と、自分の志向とは、時と場合により合わない場合があるな と再認識した。沢登りを始めて数年はtento10と同じく、重たい一眼レフで山の写真を撮るのが趣味の人と一緒によく行ってたのだが、久々にその時のことを思い出した。
・交通費 合計12905円
・高速代
・吹田→飛騨清見4430円
・鯖江→吹田3440円
・ガソリン代2180円+2855円
・スプリットボードについて
・この冬から5〜6回つこてみて、お便利やなとはおもたけど、パウダー以外でアップダウンあるとこ繰り返すとこ行く時は、スノーシューのほうが自分に合ってる。藪のところをスキーモードで降りるのは大変やし、担いでツボ足でハマりまくりなが降りるのも大変やし、俺にとってはスノーシューが一番まし。(スキーは考慮対象外)
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