釈迦ヶ岳〜大日岳の鎖場は途中敗退
- GPS
- 05:04
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,052m
- 下り
- 1,058m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
釈迦ヶ岳までは全く危険箇所はありません。大日岳の鎖場は非常に危険ですが、普通の感覚があれば登るのを躊躇うのではないかと思います。 |
その他周辺情報 | 168号線沿いに大塔温泉夢乃湯があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
GPS
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
かれこれ20年近く、十津川村には渓流釣り&鮎釣りで足繁く通ってます。
秘境・十津川村ですが、最近は国道168号線も新しいトンネルができたりとだいぶ整備され、行きやすくなりましたね。
それでも本流筋の168号線から支流に入ろうとするとまだ細い林道が残っていたりして、車の速度も上がりません。
そんな十津川で一番好きな秘境中の秘境(?)の支流・旭川上流で渓流釣りをするときは、旭川に沿って林道旭線を遡り、旭ダムを抜けて更にクネクネと林道栗平線を上り、途中で左に分岐して細くて舗装もされていない支線を宇無ノ川方面に向けて降りていくのですが、今回、初めて分岐を直進し、釈迦ヶ岳の太尾登山口に向かいました。
朝8時頃に駐車場に着きましたが、既に15台くらいの車が停まっていました。
この登山口にはトイレと登山届けのポストがあります。
少し手前にもう一つ別の登山口がありますが、駐車スペースもトイレもなく、皆、こっちの登山口まで上がってくるようです。
多少、標高も稼げるしね(笑)
自分とほぼ同時に車7台ほどのグループが到着しました、っていうか、その車列の中に自分の車がタイミング良く割り込んでしまったのですが、そちらの方々はヘルメットにザイル、カラビナじゃらじゃらっていう風体だったので、どこか岩登りのできるところがあるのでしょうか。
こっちは独り身ハイキングの気軽さで、トイレだけ済ませてさくっと出発です。
登山口からしばらくはやや急な部分もありますが、せいぜい1mほどのかわいい梯子がある程度で、身体が山登りに馴染んだ頃にはミヤコザサだらけで見通しのきく稜線に出ます。
傾斜も緩やかで、山頂の手前で少しきつくなる程度で本当に気持ちのいい登山道でした。
途中、古田の森あたりでココココンという音が何度も聞こえていました。
キツツキが縄張りを主張しているようです。
千丈平ではシカがのんびりと草を食んでいるところに出くわしましたが、逃げる気配はありません。
かなり人慣れしているようです。
右に大峰奥駆道の稜線を見ながら歩いて、10時前には釈迦如来像が迎えてくれる山頂に到着。
1,799.9mという、微妙な数字の標高です。
あいにく天気は曇り空でしたが、山頂からは360度の展望で、去年登った八経ヶ岳もよく見えていました。
そして、旭川で渓流釣りするときは常に見上げていた七面山の絶壁を、今回は正面から見下ろします。
さて、事前の予定では時間のある限り孔雀岳方向に歩いてみるつもりだったのですが、ここまで登ってくるときに右側にずーっと見えていたピョコっと飛び出たピークが気になってしょうが無いので、そっちに行くことにしました。
地図を見ると大日岳のようです。
深仙ノ宿まで一旦下り、大日岳に向けて登り返します。
大日岳はノーマークで事前に情報を仕入れていなかったのですが、山と高原地図によると巻き道があって、ピークへ向かうのは破線ルート、クサリ、そして【危】マークが・・・
ま、取り敢えず行ってみましょと向かったのですが、結局クサリの手前、トラロープで登れるところまで行ったものの、ものすごい高度感で怖くなって諦めました。
もっと修行してから来いという大日如来のお告げだったのかもしれません。
ちなみに、クサリのある岩場とは逆側の方が多少は登り易い迂回路になっているようです。
http://www.enyatotto.com/mountain/oomine/jinsen/jinsen.htm
次回はそっちから登ってみよう。
深仙ノ宿に戻ってランチの後、また釈迦ヶ岳に登り返すのも癪なので、千丈平に向かう破線ルートを帰ることにしました。
地図では破線ですが、しっかりとした踏み跡があり、要所には赤テープもあるのでロストする恐れは少ないでしょう。
ササが刈り払われた跡もあったので、整備された道のようです。
ただ、私は千丈平に着くほんの手前(既に千丈平の中と言っていいようなところ)で獣道に迷い込んでしまいました。
すぐそこが朝通った登山道だとわかっていたので全然問題なかったのですが、シカの糞はたくさん落ちてました(笑)
千丈平周辺にはシカが多いようで、帰路もまた、同じようなところで草を食んでいる集団に出会いました。
朝よりも1頭増えていたのと、小さな角を生やしたシカがいたのに今度はいなかったので、違う群れかもしれません。
千丈平から古田の森まで、右側は旭川流域、左側は滝川流域やなぁ・・・と釣り人の脳みそで稜線を歩きました。
滝川の方から水の音が聞こえていたので、それに影響されたんでしょうかね。
13時に駐車場へ無事帰着。
天気が今ひとつだったのが残念でしたが(そのワリには気温が高くて暑かったのですが)、近畿にもこんな気持ちのいい登山道があるんだなと発見できました。
コメント
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珍しいお山ですねー
僕なんか、ビビッて行けないような岩場じゃないですかー
信仰のお山なんでしょうねー
ホームグラウンドの奈良〜和歌山もいろんなお山ありそうですね
僕の方は、まだ雪 探して歩いてます❗(笑)
cyberdocさん
今週は絶対に山に登る!と、強い気持ちで帰阪しました。
天気の良かった土曜は家庭の事情でNGになりましたが、
日曜にようやく山に行けました。
私も雪山に行きたかったのですが、大阪まで装備を持って帰ったり、
遠征しないと行けないので日帰りが厳しいというのもあり、諦めました。
山岳信仰はどこにでもありますが、紀伊山地は修験道の修行の場所なので、
特に宗教チックな山名が多いのかもしれませんね。
大日岳以外にも行場がたくさんあるようなので、
これからいろいろと登ってみたいと思います。
でもその前にもう一回くらい雪山に行きたいっす
amenouwoさん、はじめまして。
どちらの方かと思いながら拝見していたのですが、東京から来られたんですね。168号線はここ数年でかなり走りやすくなりましたね
写真17のコメントで書かれていますが、右上のちょっと尖った山が八経ヶ岳です。その左は弥山ではなく明星ヶ岳(近畿No3)ですね。八経ヶ岳は百名山だけに登山者が多いですが、私は釈迦ヶ岳の方が断然好きです 山頂のシンボルである釈迦如来像は大正時代に1人の強力が担いで登られたらしいですよ (像に名前が彫られています)
次回はぜひ大日岳に登ってください!
Hacchyさん
はじめまして!
コメントありがとうございます。
関西周辺の山にはお詳しいのでしょうか?
是非、いろいろ教えていただけると嬉しいです。
今は東京住みですが、来月には大阪の自宅に戻る予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
17番目の写真の右側に写っているのは明星ヶ岳なのですね。
弥山は八経ヶ岳よりもさらに向こう側でしたね。
昨年、行者還トンネルから明星ヶ岳まで歩いたというのに・・・(^^;)
山座同定はどうにも苦手というか、わかりません。
少しずつ、覚えていきたいと思います。
八経ヶ岳は苔の道って感じで、それはそれで楽しかったですが、
釈迦ヶ岳への道は見通しがきいて本当に楽しいですね。
大日岳だけじゃなく、孔雀岳までの道も険しくて楽しそうなので、
どっちも是非挑戦してみたいと思います!
amenouwoさん、こんばんは。
来月には関西に戻られるんですね!ではどこかでご一緒できるかもしれないですね!? またいろいろと情報交換しましょうね
山座同定は慣れですよね。同じエリアに通えば勝手に覚えていきますよ。最近はAR山など便利なスマホアプリもあるので、利用されてみては?
孔雀ヶ岳方面へは昨年歩きましたが、大峰の良さを感じられる道のりですよ!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
Hacchyさん
AR山1000は使っているのですが、ちょっと表示がズレてるんですよねぇ・・・
富士山等、自分でわかる山があったらズレを脳内補正したりしています。
これからは大杉谷や、いずれは双門コースなんかも行ってみたいと思っています。
いろいろと情報交換できればと思うので、よろしくお願いします!
こんにちは。
山頂でお会いしたspanolahnです!
写真を撮らせていただきました!
カップルなんて言われるとうれし恥ずかしです 笑
夫婦で山登りを楽しんでます。
大日岳は厳しかったようですね。
またどこかでお会いしましたらよろしくお願いします〜^ ^
spanolahnさん
その節はどうもありがとうございました!
やっぱりご夫婦さんだったんですね。
うちはカミさんの方がずーっと昔にトレッキングしていたのですが、
最近は私の方が山登りにはまってしまっています。
大日岳、あんなところ登る人はアタマイカレテル!とか思いながら、
でもやっぱり悔しかったです。
今は東京へ単身赴任中なのですが、来月には大阪に戻る予定です。
西日本の山を登り尽くそうと考えていますので、
またどこかでお会いできることを楽しみにしたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
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