御在所岳(滑落遭難者をヘリで救出・一ノ谷新道の鷹見岩付近)・国見尾根〜北西尾根登り返し
- GPS
- 07:40
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,229m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り・一時雨ぱらぱら |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・御在所岳を上水晶谷の北西尾根のバリエーションルートで登り返す。意外と歩き易かった。山頂に着くとヘリが飛び回っていた。 ・一ノ谷新道を下って行くと、三重県の防災ヘリ『ミエ』が、鷹見岩付近で滑落遭難者の救助を行っていた。担架とレスキュー隊員を降ろした後、74才の登山者を無事救出した。一ノ谷新道で鷹見岩の少し上の斜面で北側に滑落したと思われる。救出時には多くの人が周辺でその様子を見守っていた。 「中日新聞 CHUNICHI Webから〜 三重県警四日市西署によると、2010年11月2日15時15分頃に、菰野町の釈迦ケ岳(1,092m)付近で、同町の会社員男性(48歳)が足を踏み外して30m滑落。左足の打撲を負い、3日8時10分に同署員に救出された。 3日12時15分頃に、三重県菰野町の御在所岳(1,212m)の一ノ谷新道で、名古屋市中川区の男性(74歳)が50メートル滑落し頸椎骨折。 同日の13時5分頃に、 四日市市の水沢峠(866m)付近を下っていた津市の無職男性(63歳)が登山道から10m落下し、骨盤を骨折した。」 ・鈴鹿スカイラインは災害復旧工事のため、中道登山口の手前から武平トンネルまでの区間が通行止め。 ・裏道登山道は、砂防堰堤工事に伴い、新しい巻道が整備されている。 ・表道は工事に伴い閉鎖中。御在所岳から武平峠を経由して鎌ヶ岳へは行ける。滋賀県側の国道477号は通行止めが解除。 滋賀県甲賀土木事務所 > 国道477号(鈴鹿スカイライン)の通行について http://www.pref.shiga.jp/h/m-doboku/R477/R477.html ・御在所ロープウェイ http://www.gozaisho.co.jp/ |
写真
感想
・昨日のNHKの夕方のニュースの『東海スケッチ』のコーナーで鈴鹿山脈の御在所岳が空撮映像で放送されていた。これを見て、今日の行き先が決定。天気予報も南程天候の回復が速そうだった。(今日のニュースでは、多治見市のキャラクターのうながっぱの年賀はがきの発売のニュースがあった。1枚150円とのこと。http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3004989701.html 、ゆるきゃら祭りin彦根2010には不参加だった。http://fes2010.yuru-chara.jp/ )
・多分駐車場が満車だろうと思ったが、朝7時の段階で案の定、既に多くの路上駐車が始まっていた。行き止まりの地点から折り返し少し下で、駐車できる場所を確保した。裏道の登山道からスタート。無名の滝があったので撮影の練習をした。シャッター速度1/13秒くらいが狙った絵になった。(オートだと1/60秒)
・迂回路を利用して藤内小屋に到着。ヘルメットをぶら下げた登山者がいた。恐らく藤内壁へ行くのだろう。ここで、ヤマレコの地名Wikiに『藤内小屋』を自分が登録していたのではと思った。家に帰って見てみると案の定、自分が登録していた。
よみは、「ふじうちごや」となっていた。何度も登っているのに、間違った思い込みを登録していた。こっそり、編集で「とうないごや」に訂正した。http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=2273
・国見尾根は、奇石が多く、天狗岩やゆるぎ岩の上からの展望が良かった。その先の石門やきのこ岩なども展望が良かった。太陽に雲がかかることが多く、紅葉の綺麗な写真とはならなかったのが残念だった。
・地形図を見ながら、途中の尾根からイブネ方面の西尾根を下った。わずかなやぶこぎの獣道で、数回方向を誤った。戻って修正し、尾根を忠実にたどっていくと根ノ平峠から雨乞岳へ向かう登山道に合流した。上水晶谷の橋を渡り、すぐに左側の尾根に取付き、標高差で400m程御在所岳まで上り返した。赤いテープが所々にあり、歩く人がいるようだった。踏み跡はやや薄い。
・御在所岳は観光客などで賑わっていた。人気の山ということもあり、○ガールの山スカー○も見られた。
・一ノ谷新道を下っていくとすぐ上でヘリコプターが停滞していた。周囲には多くの人がいた。もしかしたらと思ったら、74歳の方が滑落したようで、救助作業中だった。鷹見岩へ行くと視界が開け、救助作業の様子がよく見えた。思ったよりも細いワイヤーで吊上げ作業を行っていた。救出作業は完了したようだった。
表道が閉鎖になっているため、不安定な急坂が多い一ノ谷新道を歩いていたのかも知れない。
・帰路、車中から御嶽山や中央アルプスが見て、上部が白くなっていた。
alpsdakeさん、こんにちは。
時間もルートも違いますが、同じ御在所岳にいらっしゃったとは驚きです。
今日は午前中は天気も良く、紅葉もバッチリ見物できたので大満足でした。やはり御在所の紅葉は綺麗ですね。
あと、私は裏道の登山口まで下山してからヘリに気が付き、遭難でもあったのかなと心配してましたが、とりあえず無事に救出されたそうでなによりです。
緊迫の写真見せていただいて身が引き締まる思いでした。あいかわらず鈴鹿は遭難が多いので、我々も気をつけないといけませんね
こんばんは〜
救助された方がご無事だといいですね
登山中にヘリが飛んでいると,何故かドキッとしてしまいます
紅葉も進んできましたね。御在所はもう随分長い間行っていないので,
来年あたり,先ず初めは楽々登山で様子を見に行ってみたいところです
登山道も豊富なので迷いそう
今日は風もあり,曇ってくると少し寒かったように思います。
御嶽山も雪化粧していたので,あと一月もすればチラホラ降り始めるのでしょうか
お疲れ様でした
TOSHI-Sさん、こんばんは
天気予報は晴れだったのですが、西からどんどん雲が来て、昼前後は雲で太陽が隠れることが多かったようですね。日差しがあると鮮やかに紅葉していました。赤と黄色と緑とが絶妙に合い舞っていました。
紅葉シーズンの本谷も良さそうですね。つい、展望を求めて尾根に向かってしまいます。
kayo-piさん、こんばんは。
御在所は花崗岩の山なので風化作用や登山者の踏み跡などで登山道がえぐられて、穴が深くなっている場所もあるようです。国見岳から釈迦ヶ岳へ向かう登山道では、丸太が敷かれて、土砂が流出しないような整備がつい最近なされたようでした。
一ノ谷新道は、下りに利用するには少し荒れ気味の印象を受けました。危険箇所にはロープが設置されていました。下りでは、転ぶことがありますが、幸運にもこと無きとなっています。
alpsdakeさん、こんばんは。
私の方の記録にもコメント有難うございました。その後のお返事で救助活動に行きあわれたとのことでこちらの記録を拝見しました。
あの日は、朝からヘリコプターが上空を飛び回っていましたね。それ自体は、alpsdakeさんがご覧になった事故とは違ったのでしょう(多分、テレビか何かで紅葉の報道をしていたのでは?と思っています)が、自分でもすごく気になったのを覚えています。
自分の記録にも書きましたが、あの日は、風が強くて何度かやせ尾根上でバランスを崩しそうになってヒヤッとしたことを思い出します。望湖台でも絶壁の近くには近寄る気になれませんでした。
alpsdakeさんの記録を見て、裏道の国見尾根にも面白い巨石が多いのを知り、改めて行ってみたくなりました
また、よろしくお願いします
chamchanさん、おはようございます。
山頂にいる時には、ヘリが紅葉の空撮をしていると思っていました。
下山してしばらくすると、登山道に近くでヘリが停滞していて、何か変だと思いました。
急斜面の下の方にも多くの人がいて、状況が分かりました。
御在所岳周辺には、名無しの花崗岩の巨石・奇石がたくさんあるようです。
下山に利用した一ノ谷新道には、今回の現場の 「鷹見岩」、山頂近くには「大黒岩」、下部には「きのこ岩」がありました。
はじめまして
11月3日に一の谷新道の事故現場でレスキュー活動をした者です。
最初はどうなるかと思いましたが、意識が戻って少しずつ元気が出てきたようなので安心しましたが、翌日の新聞に頚骨が骨折というのを見てビックリしました。
http://www.yabukogi.net/patio/read.cgi?bbs=patio&tree=1&tree=1&no=395&l=0
はじめまして、uttchiさん、こんばんは。
一ノ谷新道の現場に着いた時には、既に滑落者が吊上げられた直後だったと思われます。
鷹見岩付近にいた時には、隊員の方が2人吊上げられていました。かなりの重傷だったのですね。無事でなによりでした。
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