7年前の忘れ物を取りに 谷川岳(西黒尾根から天神平)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 789m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:50
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ倉沢方面の車道(通行止めになっている)を少し歩くと登山指導センターがあり、その中で登山届が出せる。夜間でも開いている。西黒尾根への登山道入口はさらに車道を登り、指導センター裏で折り返した左側に標識が出ている。 登山道は整備されていて歩きやすいが、鎖場や、そうでない所も滑りやすい岩(蛇紋岩?)があるので要注意。 西黒尾根から肩ノ小屋へ向かうところで雪の上を横断。アイゼンはいらない。また、肩ノ小屋から天神尾根へ下る所も少し雪が残っているが、ほぼ夏道が出ている。ただし、溶けた雪水が登山道を流れていて、石が滑りやすくなっているので注意が必要。トイレは肩ノ小屋にあり。(有料100円) |
その他周辺情報 | 天神平のレストランは営業中だった。谷川ロープウェイの土合駅の売店や食堂は、翌日(6日)から点検のために休業なので余り物が無かった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
帽子
|
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共同装備 |
水2ℓ
ツェルト
地図(地形図)
コンパス
計画書ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
コンロ
クッカー
エマージェンシーシート
|
感想
妻と天神尾根を通って登ったときに途中で体調が悪くなり、なんとかトマの耳までたどり着いてふらふらになりながら天神平まで折り返したのが7年前。それ以来、忘れ物として残ってしまったオキの耳までの計画を立てられずにいましたが、今回、妻は仲間と毎年恒例の潮干狩りに出かけるので、娘と登ることにしました。せっかくなので、ロープウェイを使わずに日本有数の急登といわれる西黒尾根から登ってみようということになりました。
ロープウェイセンターの一階駐車場に車を入れ、登山道入口に向かいます。入口に着くといきなりの急登。意を決して登り始めます。
だんだんと慣れてくると、いくらか楽になりましたが、山頂近くまでこれが続くのかと思うと少しつらいものがありました。ひたすら樹林帯を登ります。2時間ほど登ると、坂の上にぽっかりと青空が見え、樹林帯をぬけて展望が開けました。ここからは岩登りの連続です。風景と植物に癒やされながらひたすら登ると、やがて目指す谷川岳山頂が見えてきました。それでも、まだまだ遠くです。
アップダウンをいくつか繰り返し、ようやく「西黒尾根山頂」の標識まで着きました。ここまで来れば肩ノ小屋はすぐそこです。残雪の上を横断し、肩ノ小屋で少し早い昼食をとります。
トマノ耳へは歩きづらい階段が続いています。天神尾根から登ってきた人たちで登山道は結構人が多かったです。階段を登っていると、左足に痙攣の予兆・・・まずい。何とかだましながらトマノ耳へ到着。そこから7年前の忘れ物を取りにオキの耳へ向かいます。が、大きな段差を登るときに力を入れすぎて、今度は左足が痙攣。左足が治まりかけると今度は右足・・・。「えっ?今回も忘れ物には届かないの?」と思いながら、筋肉をほぐしていると、何とか治まってきました。再びゆっくりと歩き始めます。
谷川連峰の主稜線が美しくのびています。ずっと奥には、昨年秋に登った仙ノ倉山、平標山、そしてそのさらに向こうには苗場山が見えます。反対側には武尊の山々、そして尾瀬の燧ヶ岳。
足をだましだまし登ってついにオキの耳へ到着。山頂表示にタッチして忘れ物を回収しました。
帰りは天神平へ下ります。雪の上を歩くことはありませんでしたが、雪解け水がし登山道を流れ下っている道を暫く降ります。岩や石がぬれているので滑らないように注意をしながら。
結構天気もよく、暑かったので、娘と「降りたらアイスクリームと冷たい盛りそばを食べよう。」といいながらひたすら下ります。
天神平のカフェやレストランは営業中でしたがスルーして、ロープウェイに乗ります。麓のセンターでそばを食べようと思いましたが、温かいものしかありませんでした。仕方ないのでソフトクリームだけ食べました。ソフトクリームがお腹に入ると、それだけで何だか満足してしまい、ソバは食べなくてもいいかということになり、1階の駐車場まで降りて車に荷物を積み込みました。
人様より歩く時間がかなりかかる私ですが、なんとか急登を登り、忘れ物を取ってくることができました。天気も思っていたよりもはるかによく、疲れましたが楽しい山行になりました。
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