ようお参り！五番関から緑美しい小笹の宿へ！

2016年06月12日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 867m
• 下り: 321m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:03
• 休憩: 1:21
• 合計: 7:24

距離 6.9km 登り 871m 下り 321m

5:32 五番関登山口
5:45 5:47 五番関
6:11 鍋カツギ行者
6:47 今宿跡
7:31 洞辻茶屋
8:49 山上ヶ岳
9:20 投地蔵辻
9:30 10:40 小笹の宿
11:07 山上ヶ岳
11:42 11:51 洞辻茶屋
12:20 今宿跡
12:31 鍋カツギ行者
12:47 五番関
12:56 五番関登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・五番関登山口に広い駐車地有り
・ここから登る登山者は少ないようで、もう一台(軽)と行者さんツアーバス一台だけでした。

コース状況／危険箇所等

◆登山口〜五番関
15分ほどの急登。
踏み跡はしっかりしていて登りやすい。

◆五番関〜今宿跡
序盤のトラバースは滑落注意。
滑りやすい岩場もあり、下りでかなり気を使った場所が2か所あって、
意外と厄介だった。
20分ほどで鍋カツギ行者に着く。
今宿跡はそこから30〜40分ほど。
このあたりはブナ林が美しい。
勝負塚山への登山道は今宿跡を東へ入る。

◆今宿跡〜洞辻茶屋
15mくらいの鎖場が1か所有り。唯一の危険個所。
下りは侮れない。滑りやすいので慎重に。
右手に大天井ヶ岳の展望がちらちら見えてくる。
洞辻茶屋〜山上ヶ岳の稜線が抜けて見える場所も2〜3箇所ほどある。

◆洞辻茶屋〜山上ヶ岳
危険個所はなし。
鐘掛岩付近は右ルートも左ルートも滑落に注意。
洞辻茶屋、陀羅尼助茶屋は戸開き中の土日にOPEN。
休憩も出来て、軽食もあり、お土産も販売している。
（鈴、はちまき、大峰山バッジ、など）

◆山上ヶ岳〜小笹の宿
全体的にアップダウンは少ない。
開けた快適な稜線の場所も何度か出てきて走りたくなる。
最初の崩壊地と、後半の短い岩場はゆっくり行くべし。

その他周辺情報

・洞川温泉
・天の川温泉
・ふくにし豆腐店(天川川合)

写真

6/12 4:43

309号ザ・トンネル手前で朝焼け

6/12 5:31

今日は五番関登山口から出発！
実は初めてここから歩きます。

6/12 5:32

行者さん御一行が到着。
トンネルから来られたので金峯山寺で泊られたのかな。

6/12 5:35

登り始めからしっとりしたシダと
ヤマアジサイがいい雰囲気。

6/12 5:46

15分ほどで五番関に到着。
ここから女人結界を潜って南下します。

6/12 5:57

太陽が出て輝くシダの森。
思った以上に緑が綺麗なルート。

6/12 5:58

原生林な景色を切り撮っていきます。

6/12 6:08

大きな倒木は下を潜ります。

6/12 6:11

五番関から20分ほどで鍋カツギ行者。

6/12 6:33

15分ほど進むと面白い形のブナを発見。
三脚でじっくり撮影。

6/12 6:42

ブナを観察してたら、セミの抜け殻を発見。
そういえば、さっきからセミの鳴き声が聞こえてた。
季節が2〜3週間ほど早い感覚がした。

6/12 6:47

今宿跡。
快適に寝れそうな場所だった。
ここを東の尾根に行けば勝負塚山。

6/12 6:51

抜けた場所に出ると雲海が出てた。
バッキバキな感じではなく、だらしない感じで広がってた。

6/12 6:58

ルート上、唯一まともな危険個所。
15mほどの岩場は滑りやすくて要注意でした。

6/12 7:03

山上ヶ岳が間近に見えた。
近く見えたけど実際は1.5hrくらい掛かる。

6/12 7:22

また面白いブナを発見！
台高の明神岳ほどではないけどイナバウアーみたい。
ここも三脚を使った。

6/12 7:32

営業中に歩くのは初めての洞辻茶屋。
今までは雪のシーズンが多かったので、
この賑やかな雰囲気にはちょっとテンションUPした(^^)

6/12 7:41

シダの透過光は美しいです。

6/12 7:48

洞辻茶屋からの巻き道。
ずっと緑が綺麗でした。

6/12 7:50

陀羅尼助茶屋。
煙が出ていい雰囲気。
でも日曜ということで人は少なめ。

6/12 8:02

左ルートを登ると歩いてきた稜線が見渡せた。

6/12 8:06

コイワカガミがまだ咲いてました。
ちょっとピークは過ぎた感じがするけど綺麗でした。

6/12 8:10

針葉樹も混ざって緑に覆われた特徴的な岩壁。

6/12 8:11

迫力の鐘掛岩を見るのは久しぶり。

6/12 8:15

緑の綺麗な素晴らしい登山道。
この先で右ルートと合流し、
冬に霧氷が綺麗なポイントを通過します。

6/12 8:23

冬に霧氷を撮った木シリーズ、一本目！
紅葉・霧氷が良ければたいてい緑もイケます。

6/12 8:35

西の覗から、立派な岩峰。

6/12 8:35

洞川の街も見える。
高度感は抜群。

6/12 8:39

宿坊の手前で緑がMAXに！
このルートが、この時期こんなに良かったとは。

6/12 8:42

階段を登って宿坊を通過します。

6/12 8:47

門を潜れば山頂はもう目の前。

6/12 8:49

戸開き中の大峯山寺。
行者さんたちが賑やかだった。

6/12 8:51

お花畑に着くとようやくガスが流れてきた。

6/12 8:55

冬に霧氷を撮った木シリーズ、二本目！
オオイタヤメイゲツの葉っぱが綺麗。

6/12 9:07

小笹の宿までは全般的に快適な道が続く。

6/12 9:20

投地蔵辻かな。

6/12 9:23

阿古滝への標識。

6/12 9:32

小笹の宿に到着。
緑が綺麗でいい雰囲気です。

6/12 9:33

小屋の中。2〜3人くらいまでかな。

6/12 10:22

流れる小川と緑が綺麗で、三脚を使って長秒で撮影。
ゆっくり1時間ほど撮影してました。

6/12 11:07

稜線を気持ちよく走れて、
小笹の宿から20分ほどで戻ってこれた。

6/12 11:08

下山時も新緑の雰囲気が最高。

6/12 11:13

新緑ロードは続きます。

6/12 11:19

これでもかという感じ。

6/12 11:23

遠くに洞川の街。
結構な距離を登ってきたと実感する。

6/12 11:32

松清にてはちまきとバッジをゲット。
声をかけて撮らせて頂きました。

6/12 11:46

洞辻茶屋で昼食。
オロナミンCとゆで卵を購入した。
店が開いてる雰囲気が楽しくていい。

6/12 12:20

快調に歩いて今宿跡。

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

感想

Hiroo_Sugimura

雨のしっとりした大峰を撮りたくて、濡れるの覚悟で登ってきました。
朝のいい雰囲気も入れたくて、早朝からスタート。
五番関からは初めてでしたが、最短で奥駈道に出れるのでとても楽なルートでした。

予想外の晴れに、嬉しいような残念なような複雑な気分。
そのうち曇ってくるだろうと、今のうちに光のある景色も撮影しておきます。
途中で面白いブナを発見しては三脚を使って撮影。その都度20〜30分掛ります。
今宿跡の先にある岩場は唯一の危険な鎖場。慎重に進みました。

鐘掛岩を過ぎたあたりでまた光が入り、ここから山頂まで緑がとても綺麗でした。
小笹の宿に着く頃にガスが出始め、大峰らしい景色となっていきます。
新緑と流れる小川がとてもいい雰囲気だったので、NDを入れて長秒で撮影しました。
何カットも試しながら撮影してると、気付いたら1時間以上経っていました。

戻りは軽くJOGしながら気持ちよく下っていきます。
茶屋が開いてる雰囲気を味わいたくて、洞辻茶屋で昼食にしました。
お土産もゲットし、今日はもう十分満足です。
狙っていた雨の大峰は撮れずでしたが、新緑と茶屋の雰囲気を楽しめて、
いい山歩きが出来ました。

COOPER