大朝日岳 針生平(蛇引尾根)から


- GPS
- 10:13
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,049m
- 下り
- 2,038m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:11
天候 | 午前:曇り、午後:晴れ(1400Mより上はガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
吊り橋を4か所、急登もあるが特に危険箇所はない。平岩山から先はマーキングされた石を目印に進むが、視界が効かないときは見失いやすい。 |
その他周辺情報 | 白い森交流センターりふれ で日帰り入浴可能。500円。 |
写真
装備
備考 | 猛烈な強風でザックカバーが飛ばされた。基本だが強風時は紐で縛る。 |
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感想
大朝日岳へのルートは古寺鉱泉、朝日鉱泉からのルートが一般的だが、いずれも登山口まで新潟からのアプローチが遠い。ならば新潟から最も近い小国町の針生平からのルートで大朝日を目指すのが、日帰りで最短で行けるのではと地図を見ながら前から考えていた。問題はコースタイム。昭文社のルートマップでの標準コースタイムは登りで8時間を超える。果たして行けるのか。チャレンジするなら日の長い今の時期しかない。天気もまずまず。条件は揃った。ということで以前からの念願でもある大朝日岳小国ルートに今回アタックすることにした。
天気予報は良かったのだが、R113の関川村あたりから小雨が降り出し嫌な展開。登山口から終始曇天の中、天気の回復を信じ標高を上げる。期待と裏腹で稜線にでたらガスで真っ白。モチベーションが下がるが天候はこれ以上は悪くなることはないと確信していたし、その先どうするかは平岩山まで行ったら考えようと思い、とりあえず平岩山を目指す。。
で、平岩山。先は相変わらず何も見えない。ただときどきガスの晴れ間から稜線が見えると何とも進みたくなる気持ちが掻き立てられる。ここまでなんとか来たことだし、この先もこんなもんだろうとタカをくくって前に進むことにした。ところが様相が全く違う。経験したことのない暴風が西側から吹きつける。BSグレートトラバースの以東岳での田中陽希のようだ。特に大朝日岳の偽ピークの登り、それと大朝日岳への最後の登りは砂礫も混じり、目も開けられず一層困難を極めた。
それでもなんとか山頂到着!先行者が数人いた。針生平から来たのは自分だけだった。写真を撮ったり、撮ってあげたりしてさっさと避難小屋に逃げる。
30分少し休憩したら天候がやや回復していた。大朝日岳の山頂から下るときは、来た時程ではなかったが、相変わらずガスで真っ白。意を決して下るのだが、鞍部まできたら天候がすっかり回復し、気持ちの良い稜線歩きの帰路となる。稜線歩き後半からは陽射しが出て暑さとの闘いとなった。
そして無事下山。いつも通り汗でビショ濡れ。登山口近くの日帰り温泉で汗を流し、帰路。
大好きな朝日の稜線のまたひとつ制覇したことの喜び、そしてガレ場の稜線、山腹に吹きすさぶ強風の厳しさ、いろんなことを経験した長い1日だった。
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