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Yamareco

記録ID: 901105
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊本山・大日杉小屋から

2016年06月18日(土) ~ 2016年06月19日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県 新潟県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.7km
登り
2,147m
下り
2,147m

コースタイム

1日目
山行
9:15
休憩
1:45
合計
11:00
4:10
55
5:05
5:15
95
6:50
6:55
95
8:30
8:45
75
御坪
10:00
10:55
35
11:30
20
11:50
65
12:55
13:15
115
2日目
山行
4:25
休憩
0:05
合計
4:30
3:50
60
4:50
85
御坪
6:15
6:20
120
8:20
大日杉小屋
天候 18日(土) 曇りのち晴れ
19日(日) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回、関東から大日杉小屋までの往路は米沢を経由したが、会津側・川入から林道ができていて、距離的にはこちらの方が近いかも。
大日杉小屋手前の林道終点に、30台程度停められるスペースあり
コース状況/
危険箇所等
種蒔山直下と切合小屋〜草履塚間は、雪渓上を歩く。軽アイゼンがあった方がいい。
種蒔山直下の雪渓は大きな亀裂ができつつあり、一旦上に上がって三国山からのコースの方に出るよう、マーカがついていた。
登山ポストは、大日杉小屋にあり。(当方は、飯豊朝日山岳遭難対策委員会HP上のpdfを、予め印刷・記入の上、持参)
あちこちに注意喚起はあるが、熊対策は必須。
その他周辺情報 登山後は、林道を会津側に出て、一ノ木の「いいでのゆ」へ。500円。
早朝の大日杉小屋。発電機があるようで、夜間はずっと電灯がついていました。
2016年06月18日 04:13撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 4:13
早朝の大日杉小屋。発電機があるようで、夜間はずっと電灯がついていました。
小屋前のここから、登山開始。ザンケ坂の急登が始まる。
2016年06月18日 04:12撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 4:12
小屋前のここから、登山開始。ザンケ坂の急登が始まる。
尾根に出る直前のクサリ場。トンデモナイ急登だ。
2016年06月18日 04:33撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 4:33
尾根に出る直前のクサリ場。トンデモナイ急登だ。
長之助清水。流量は少なかったが、冷たくておいしかった。
2016年06月18日 05:09撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 5:09
長之助清水。流量は少なかったが、冷たくておいしかった。
御田の大杉。
2016年06月18日 05:19撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 5:19
御田の大杉。
滝切合から、これから行く方向を眺める。まだまだ長い…。
2016年06月18日 06:24撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 6:24
滝切合から、これから行く方向を眺める。まだまだ長い…。
地蔵岳の直前、ヒメサユリを発見!
2016年06月18日 06:41撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
4
6/18 6:41
地蔵岳の直前、ヒメサユリを発見!
地蔵岳三角点から。本山の頂上はガスの中…。
2016年06月18日 06:52撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 6:52
地蔵岳三角点から。本山の頂上はガスの中…。
ここからは、沿道至るところにヒメサユリが咲いていた。
2016年06月18日 07:14撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
2
6/18 7:14
ここからは、沿道至るところにヒメサユリが咲いていた。
ここにも。
2016年06月18日 07:16撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 7:16
ここにも。
ここにもたくさん。満開である。
2016年06月18日 07:39撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 7:39
ここにもたくさん。満開である。
目洗清水分岐。下に雪渓があり、端の方からであれば水を取れそうだった。
2016年06月18日 07:54撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 7:54
目洗清水分岐。下に雪渓があり、端の方からであれば水を取れそうだった。
御坪。ここで一旦荷を下ろし、小休止する。
2016年06月18日 08:32撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 8:32
御坪。ここで一旦荷を下ろし、小休止する。
だいぶ進んで、今日の泊地・切合小屋が近づいてきた。
2016年06月18日 09:17撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 9:17
だいぶ進んで、今日の泊地・切合小屋が近づいてきた。
種蒔山直下の雪渓。3箇所あったうちの一番最初で、ここは規模が小さい。
2016年06月18日 09:25撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 9:25
種蒔山直下の雪渓。3箇所あったうちの一番最初で、ここは規模が小さい。
雪渓を渡った先に、チングルマが群生していた。この時期らしい、かわいらしい花だ。
2016年06月18日 09:30撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 9:30
雪渓を渡った先に、チングルマが群生していた。この時期らしい、かわいらしい花だ。
種蒔山直下・2つ目の雪渓。ここも上の方を通っていけば、それほど難儀することはない。
2016年06月18日 09:30撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 9:30
種蒔山直下・2つ目の雪渓。ここも上の方を通っていけば、それほど難儀することはない。
雪渓上から、今来た地蔵岳の方を眺める。だいぶ歩いてきたもんだ。
2016年06月18日 09:32撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 9:32
雪渓上から、今来た地蔵岳の方を眺める。だいぶ歩いてきたもんだ。
そして3つ目の雪渓。上部にクラックができている。
2016年06月18日 09:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 9:42
そして3つ目の雪渓。上部にクラックができている。
雪渓脇を登って、上の方で渡るよう、マーキングされていた。
2016年06月18日 09:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 9:42
雪渓脇を登って、上の方で渡るよう、マーキングされていた。
本日の泊地・切合小屋到着!
2016年06月18日 10:02撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 10:02
本日の泊地・切合小屋到着!
2階に居を定め、殆んどの荷物はここに置き、サブザックで本山を目指すことにする。
2016年06月18日 10:06撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 10:06
2階に居を定め、殆んどの荷物はここに置き、サブザックで本山を目指すことにする。
小屋前から草履塚。本山方面も雲が切れて晴れてきた。
2016年06月18日 10:54撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 10:54
小屋前から草履塚。本山方面も雲が切れて晴れてきた。
草履塚へ登る雪渓。ここはだいぶ距離がある。
2016年06月18日 11:13撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 11:13
草履塚へ登る雪渓。ここはだいぶ距離がある。
草履塚から本山。すばらしい天気になってきた!
2016年06月18日 11:27撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 11:27
草履塚から本山。すばらしい天気になってきた!
御秘所・御前坂を入れて、改めて本山。飯豊らしい、スケールの大きい登山道だ。
2016年06月18日 11:36撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 11:36
御秘所・御前坂を入れて、改めて本山。飯豊らしい、スケールの大きい登山道だ。
ハクサンイチゲと残雪の山。こういうのを見たくて、この時期の飯豊に来たのだ。
2016年06月18日 12:06撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 12:06
ハクサンイチゲと残雪の山。こういうのを見たくて、この時期の飯豊に来たのだ。
一王子の直下で、今来た道を振り返る。よく歩いてきたもんだ。
2016年06月18日 12:23撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 12:23
一王子の直下で、今来た道を振り返る。よく歩いてきたもんだ。
一王子から、本山小屋と本山頂上。あと少しだ。
2016年06月18日 12:30撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 12:30
一王子から、本山小屋と本山頂上。あと少しだ。
このあたりはハクサンイチゲが多い。
2016年06月18日 12:47撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 12:47
このあたりはハクサンイチゲが多い。
本山山頂到着!一息入れる。
2016年06月18日 12:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 12:53
本山山頂到着!一息入れる。
本山頂上から )綿の主稜線。まだ雪が多いようだ。
2016年06月18日 12:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 12:53
本山頂上から )綿の主稜線。まだ雪が多いようだ。
本山頂上から◆.瀬ぅ哀虍根。玄人受けする魅力的な尾根だ。
2016年06月18日 12:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 12:53
本山頂上から◆.瀬ぅ哀虍根。玄人受けする魅力的な尾根だ。
本山頂上から 本山小屋と、今登ってきた稜線。
2016年06月18日 12:54撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 12:54
本山頂上から 本山小屋と、今登ってきた稜線。
帰り道、草履塚からの雪渓上から小屋を眺める。雪はザクザクしていて、比較的歩きやすい。
2016年06月18日 15:01撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 15:01
帰り道、草履塚からの雪渓上から小屋を眺める。雪はザクザクしていて、比較的歩きやすい。
小屋に着く直前、大日岳にかかっていたガスがとうとうとれた。
2016年06月18日 15:07撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 15:07
小屋に着く直前、大日岳にかかっていたガスがとうとうとれた。
夕食は、大日岳・御西岳に沈む夕日を眺めながらとる。
2016年06月18日 17:59撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 17:59
夕食は、大日岳・御西岳に沈む夕日を眺めながらとる。
メニューはこんな感じ。コンビニのレトルトは、冷凍ペットボトルと一緒に持ってくると鮮度が保て、便利。
2016年06月18日 18:00撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 18:00
メニューはこんな感じ。コンビニのレトルトは、冷凍ペットボトルと一緒に持ってくると鮮度が保て、便利。
夕日に朱い山たち。
2016年06月18日 18:36撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 18:36
夕日に朱い山たち。
そして、今日の日が沈む。
2016年06月18日 18:36撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 18:36
そして、今日の日が沈む。
一日、ありがとうございました〜。
2016年06月18日 18:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 18:40
一日、ありがとうございました〜。
日没後は、月が明るく見えてきた。
2016年06月18日 18:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/18 18:42
日没後は、月が明るく見えてきた。
日没後しばらく、大日岳の上の雲がきれいに焼けていた。
2016年06月18日 19:18撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/18 19:18
日没後しばらく、大日岳の上の雲がきれいに焼けていた。
開けて翌朝、まだ暗いうちに小屋を出る。
2016年06月19日 03:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/19 3:53
開けて翌朝、まだ暗いうちに小屋を出る。
朝日が出てきた。会津盆地は雲に覆われているようだ。
2016年06月19日 04:24撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/19 4:24
朝日が出てきた。会津盆地は雲に覆われているようだ。
振り返ると、本山が朝日に朱く染まっている。
2016年06月19日 04:45撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
4
6/19 4:45
振り返ると、本山が朝日に朱く染まっている。
だいぶ戻ってきた。泊っていた切合小屋,そして三国小屋も見える。
2016年06月19日 05:43撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/19 5:43
だいぶ戻ってきた。泊っていた切合小屋,そして三国小屋も見える。
地蔵岳三角点から。今日は本山がくっきり見えている。
2016年06月19日 06:17撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/19 6:17
地蔵岳三角点から。今日は本山がくっきり見えている。
大日杉小屋まで下りてきた。
2016年06月19日 08:17撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/19 8:17
大日杉小屋まで下りてきた。
撮影機器:

感想

今シーズン、残雪と高山植物が美しいこの時期の飯豊に、梅雨の晴れ間を狙って行きたいと思っていたところ、山開き一週間前という絶妙なタイミングの週末が、おおむね晴れるとの予報となった。丁度土・日にはまって小屋の混雑が心配されたものの、ここを逃す手はなく、出かけることにした。

当初は、小国側の梶川尾根か丸森尾根を上がって、門内小屋付近のハクサンイチゲ大群落をまた見てみたいと思っていたのだが、今年は林道の工事ということで、歩行者を含めた飯豊山荘までの開通は7月とのこと。それではということで、約10年前に一度歩いて以来ごぶさたの、大日杉小屋から地蔵岳・御坪を経由して本山に向かうコースを、ヒメサユリを愛でながら歩くことにした。

往路、地蔵岳から御坪のあたりまでは、ヒメサユリがこれでもかというくらい満開で、山上の極楽を思わせる光景を存分に満喫した。切合小屋までの間、空はどちらかというと暗い雲が多く、このままなら本山往復はやめておこうかとも考えたのだが、小屋に着いたあたりから晴れ出し、切合小屋⇔本山はサブザックで身軽に往復することにした。

飯豊は登りが急登続きでつらく、稜線に上がっても避難小屋はお世辞にも快適とは言いかねるが、それでもなお何度も飯豊に足を運ぶのは、晴天の下に映える残雪の山々,そしてそれらを彩るけなげな高山植物たちを見れるからだと思う。今回、週末にしては思ったほどには人が多くなく、落ち着いた雰囲気でこうした光景を十分に堪能することができた。

また飯豊に来たいと思う、満足度の極めて高い山行であった。

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