記録ID: 901105
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊本山・大日杉小屋から
2016年06月18日(土) ~
2016年06月19日(日)
山形県
福島県
新潟県
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
天候 | 18日(土) 曇りのち晴れ 19日(日) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大日杉小屋手前の林道終点に、30台程度停められるスペースあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
種蒔山直下と切合小屋〜草履塚間は、雪渓上を歩く。軽アイゼンがあった方がいい。 種蒔山直下の雪渓は大きな亀裂ができつつあり、一旦上に上がって三国山からのコースの方に出るよう、マーカがついていた。 登山ポストは、大日杉小屋にあり。(当方は、飯豊朝日山岳遭難対策委員会HP上のpdfを、予め印刷・記入の上、持参) あちこちに注意喚起はあるが、熊対策は必須。 |
その他周辺情報 | 登山後は、林道を会津側に出て、一ノ木の「いいでのゆ」へ。500円。 |
写真
撮影機器:
感想
今シーズン、残雪と高山植物が美しいこの時期の飯豊に、梅雨の晴れ間を狙って行きたいと思っていたところ、山開き一週間前という絶妙なタイミングの週末が、おおむね晴れるとの予報となった。丁度土・日にはまって小屋の混雑が心配されたものの、ここを逃す手はなく、出かけることにした。
当初は、小国側の梶川尾根か丸森尾根を上がって、門内小屋付近のハクサンイチゲ大群落をまた見てみたいと思っていたのだが、今年は林道の工事ということで、歩行者を含めた飯豊山荘までの開通は7月とのこと。それではということで、約10年前に一度歩いて以来ごぶさたの、大日杉小屋から地蔵岳・御坪を経由して本山に向かうコースを、ヒメサユリを愛でながら歩くことにした。
往路、地蔵岳から御坪のあたりまでは、ヒメサユリがこれでもかというくらい満開で、山上の極楽を思わせる光景を存分に満喫した。切合小屋までの間、空はどちらかというと暗い雲が多く、このままなら本山往復はやめておこうかとも考えたのだが、小屋に着いたあたりから晴れ出し、切合小屋⇔本山はサブザックで身軽に往復することにした。
飯豊は登りが急登続きでつらく、稜線に上がっても避難小屋はお世辞にも快適とは言いかねるが、それでもなお何度も飯豊に足を運ぶのは、晴天の下に映える残雪の山々,そしてそれらを彩るけなげな高山植物たちを見れるからだと思う。今回、週末にしては思ったほどには人が多くなく、落ち着いた雰囲気でこうした光景を十分に堪能することができた。
また飯豊に来たいと思う、満足度の極めて高い山行であった。
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