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Yamareco

記録ID: 913824
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

三ノ沢岳〜宝剣岳〜木曽駒ヶ岳〜将棊頭山

2016年07月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:05
距離
15.9km
登り
1,292m
下り
1,306m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:46
休憩
1:14
合計
8:00
8:05
19
8:24
8:30
7
8:37
8:38
4
8:42
8:43
63
9:46
9:49
69
10:58
11:06
19
11:25
11:37
6
11:43
11:44
9
11:53
11:55
4
11:59
11:59
13
12:12
12:25
9
12:34
12:34
35
13:09
13:09
15
13:35
13:41
7
13:48
14:02
12
14:29
14:29
12
14:41
14:41
30
15:11
15:14
21
15:35
15:39
26
16:05
天候 快晴→晴れ&ガス
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
クルマ:菅の台バスセンター駐車場(300台・600円/日・5:15到着時駐車率は5割程度)
バス:菅の台バスセンター〜しらび平
ロープウェイ:しらび平〜千畳敷
※バス・ロープウェイ往復セットで3900円
 
コース状況/
危険箇所等
●千畳敷駅〜三ノ沢分岐
駒ヶ岳神社から左手に進みます。こちらのルートは乗越浄土方面よりも空いています。
高低差200m弱登ると稜線に乗ります。ここが極楽平となります。
広めの稜線を300mほど北に進むと宝剣岳と三ノ沢岳方面の分岐へと至ります。

●三ノ沢分岐〜三ノ沢岳
2つの小ピークを通過して最低鞍部まで高低差200mほど下ります。
登山道はガレ場と岩場、ハイマツ帯となります。
ハイマツ帯は登山道に覆いかぶさっており、枝が腕に突き刺さります。
半袖だったのでけっこうストレス。長袖推奨。
最低鞍部からは高低差180mほどの登り返しとなります。
鞍部からしばらくは岩場となり、その後はハイマツ帯を中心とした登山道になります。
山頂直下で稜線ルートと巻道ルートに分かれます。

●三ノ沢分岐〜宝剣岳〜木曽駒ヶ岳
三ノ沢分岐から宝剣岳までは左右が切れ落ちた岩稜帯のルートとなります。
クサリや手すりがしっかりと設置されているので
高度感に惑わされずに落ち着いて進めば問題ないと思います。
宝剣岳より宝剣山荘間は人が多いのですれ違いに注意。
宝剣山荘からガレ場の登山道を進み高低差50mほど登りまずは中岳に向かいます。
中岳から50mほど下り、鞍部から高低差100m登ると木曽駒ヶ岳山頂に到着です。

●木曽駒ヶ岳〜将棊頭山(馬の背ルート)
木曽駒ヶ岳から八合目のちょい先まで高低差およそ300m、
ガレ場とハイマツ帯を下ります。
鞍部から緩やかに高低差100m弱登ると将棊頭山へと至ります。
途中、巨大な遭難碑(大正時代に起こった遭難だそうです)のある小ピークを越え、
山頂直下で将棊頭山山頂と西駒山荘方面とに分岐します。

●八合目〜濃ヶ池〜乗越浄土〜千畳敷駅
八合目から樹林帯のトラバース道に入ります。
600mほど歩くと開けた場所に出ます。
ここが濃ヶ池ですが、かなり水が少ない感じでした。
濃ヶ池から引き続きトラバース道を進みます。2635まで沢筋を幾つか通過しますが、
雪はすべて消えていました。2635の直前の沢が一番大きな沢でした。
2635から駒飼ノ池までは木ハシゴなどを使いながら急登します。
駒飼ノ池もほとんど水がなくぱっと見は沢のようでした。
駒飼ノ池から宝剣山荘まではカール状の地形の中を高低差150mほど登ります。
乗越浄土から千畳敷カール内のガレ場を下り、
カールの底のお花畑を通過して千畳敷駅へと至ります。
 
その他周辺情報 【温泉】
早太郎温泉 こまくさの湯
千畳敷駅より南ア。鋸〜甲斐駒〜仙丈〜北岳〜間ノ岳〜農鳥
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千畳敷駅より南ア。鋸〜甲斐駒〜仙丈〜北岳〜間ノ岳〜農鳥
千畳敷駅より南ア。農鳥〜富士山〜塩見〜荒川三山〜赤石〜聖
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千畳敷駅より南ア。農鳥〜富士山〜塩見〜荒川三山〜赤石〜聖
千畳敷駅より。宝剣岳
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千畳敷駅より。宝剣岳
縦位置でカールと
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縦位置でカールと
千畳敷駅より。カールと乗越浄土
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千畳敷駅より。カールと乗越浄土
駒ヶ岳神社でお参りしてからスタート
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駒ヶ岳神社でお参りしてからスタート
乗越浄土方面とは違ってこちらは静かです
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乗越浄土方面とは違ってこちらは静かです
ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
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ミヤマキンポウゲ(photo komemame)
宝剣岳と乗越浄土
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宝剣岳と乗越浄土
サギダルの頭
伊那前岳
千畳敷駅を見下ろします
千畳敷駅を見下ろします
チングルマ
アオノツガザクラ(photo komemame)
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アオノツガザクラ(photo komemame)
チングルマ(photo komemame)
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チングルマ(photo komemame)
シナノキンバイ(photo komemame)
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シナノキンバイ(photo komemame)
チングルマと青空(photo komemame)
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チングルマと青空(photo komemame)
稜線まであと少し!
稜線まであと少し!
極楽平に到着。三ノ沢岳の頭がちょこんと見えてます
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極楽平に到着。三ノ沢岳の頭がちょこんと見えてます
極楽平より富士山アップで(photo komemame)
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極楽平より富士山アップで(photo komemame)
極楽平より御嶽山
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極楽平より御嶽山
御嶽山アップで(photo komemame)
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御嶽山アップで(photo komemame)
これから向かう三ノ沢岳
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これから向かう三ノ沢岳
ミヤマシオガマ(photo komemame)
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ミヤマシオガマ(photo komemame)
チングルマ&イワカガミ(photo komemame)
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チングルマ&イワカガミ(photo komemame)
三ノ沢分岐に到着(photo komemame)
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三ノ沢分岐に到着(photo komemame)
ドーンと宝剣岳
宝剣岳と奥に中岳
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宝剣岳と奥に中岳
三ノ沢岳を正面に。左奥は恵那山でしょうか
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三ノ沢岳を正面に。左奥は恵那山でしょうか
岩場を進みます1
岩場を進みます2
岩場を進みます3
三ノ沢岳との鞍部まで高低差200mほど下ります
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三ノ沢岳との鞍部まで高低差200mほど下ります
進行方向左手には三ノ沢カールと熊沢岳〜空木岳〜南駒ヶ岳
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進行方向左手には三ノ沢カールと熊沢岳〜空木岳〜南駒ヶ岳
三ノ沢岳。カッコイイ
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三ノ沢岳。カッコイイ
熊沢岳〜空木岳〜南駒ヶ岳をバックに
熊沢岳〜空木岳〜南駒ヶ岳をバックに
山頂まで延びる一条の登山道
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山頂まで延びる一条の登山道
快適、快適
御嶽山を眺めながら稜線を進みます
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御嶽山を眺めながら稜線を進みます
三ノ沢岳は近いのか遠いのか…
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三ノ沢岳は近いのか遠いのか…
手前の尾根は上松Aコースでしょうか
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手前の尾根は上松Aコースでしょうか
良い空です
宝剣岳をバックに
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宝剣岳をバックに
鞍部付近より三ノ沢岳
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鞍部付近より三ノ沢岳
乗鞍も見え始めます
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乗鞍も見え始めます
鞍部からしばらくは岩場となります1
鞍部からしばらくは岩場となります1
鞍部からしばらくは岩場となります2
鞍部からしばらくは岩場となります2
ハイマツ帯を進みます
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ハイマツ帯を進みます
ハイマツの海
歩いてきた稜線を振り返ります。宝剣岳と右はサギダルの頭、左は中岳
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歩いてきた稜線を振り返ります。宝剣岳と右はサギダルの頭、左は中岳
だいぶ近づいたかな
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だいぶ近づいたかな
登山者も少なくすれ違ったのは1人だけ
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登山者も少なくすれ違ったのは1人だけ
爽快な青空
山頂直下で稜線ルートと巻道ルートに分かれます
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山頂直下で稜線ルートと巻道ルートに分かれます
山頂直下のお花畑
山頂直下のお花畑
ハクサンイチゲ(photo komemame)
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ハクサンイチゲ(photo komemame)
岩が積み重なったところが山頂
岩が積み重なったところが山頂
三ノ沢岳に到着
山のポーズ
山頂より。乗鞍
山頂より。北ア。笠〜穂高〜槍(photo komemame)
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山頂より。北ア。笠〜穂高〜槍(photo komemame)
山頂より。木曽駒ヶ岳
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山頂より。木曽駒ヶ岳
山頂より。縦位置で木曽駒ヶ岳
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山頂より。縦位置で木曽駒ヶ岳
山頂より。宝剣岳と歩いてきた稜線
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山頂より。宝剣岳と歩いてきた稜線
山頂より。空木岳〜赤椰〜南駒ヶ岳
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山頂より。空木岳〜赤椰〜南駒ヶ岳
山頂より。御嶽
北アアップで。笠〜双六〜鷲羽〜水晶、穂高〜槍(photo komemame)
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北アアップで。笠〜双六〜鷲羽〜水晶、穂高〜槍(photo komemame)
御嶽撮影中(photo komemame)
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御嶽撮影中(photo komemame)
山頂より。御嶽山アップで(photo komemame)
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山頂より。御嶽山アップで(photo komemame)
山頂より。乗鞍アップで(photo komemame)
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山頂より。乗鞍アップで(photo komemame)
山頂より。恵那山(photo komemame)
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山頂より。恵那山(photo komemame)
いい気分(photo komemame)
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いい気分(photo komemame)
さて、三ノ沢分岐まで戻ります
さて、三ノ沢分岐まで戻ります
少し雲が多くなってきました
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少し雲が多くなってきました
(photo komemame)
前方には木曽駒。これから向かいます
前方には木曽駒。これから向かいます
こちらは宝剣岳
帰りも行きに負けないくらいの雄大な景色を眺めながら歩けます
4
帰りも行きに負けないくらいの雄大な景色を眺めながら歩けます
この登山道を覆ったハイマツが腕に突き刺さるのです
2
この登山道を覆ったハイマツが腕に突き刺さるのです
鞍部からの登り返し
鞍部からの登り返し
このあたりからの三ノ沢岳の佇まいは素晴らしい
6
このあたりからの三ノ沢岳の佇まいは素晴らしい
いきなり標高が高いところからスタートしたせいかクラクラします(photo komemame)
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いきなり標高が高いところからスタートしたせいかクラクラします(photo komemame)
三ノ沢分岐まで戻ってきました
三ノ沢分岐まで戻ってきました
三ノ沢分岐から宝剣岳へと向かいます
2
三ノ沢分岐から宝剣岳へと向かいます
三ノ沢分岐から宝剣山荘までの区間は…
三ノ沢分岐から宝剣山荘までの区間は…
クサリだらけの岩稜帯となります
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クサリだらけの岩稜帯となります
尖ってるなぁ
イワベンケイ(photo komemame)
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イワベンケイ(photo komemame)
倒れた大岩の下をくぐります
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倒れた大岩の下をくぐります
反対側から(photo komemame)
2
反対側から(photo komemame)
空中に突き出した岩に座る人。見てるこっちがお尻ムズムズ
4
空中に突き出した岩に座る人。見てるこっちがお尻ムズムズ
宝剣岳に到着。てっぺんの岩でしばし休憩(photo komemame)
4
宝剣岳に到着。てっぺんの岩でしばし休憩(photo komemame)
宝剣岳より。先ほどまでいた三ノ沢岳。この角度からも稜線が引き立っていいねぇ
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宝剣岳より。先ほどまでいた三ノ沢岳。この角度からも稜線が引き立っていいねぇ
宝剣岳より。乗越浄土から伊那前岳へと続く稜線
2
宝剣岳より。乗越浄土から伊那前岳へと続く稜線
宝剣山荘へ下ります
宝剣山荘へ下ります
オヤマノエンドウ(photo komemame)
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オヤマノエンドウ(photo komemame)
宝剣山荘
宝剣岳を振り返ります
1
宝剣岳を振り返ります
宝剣山荘から10分もかからずに中岳
4
宝剣山荘から10分もかからずに中岳
中岳より。木曽駒
2
中岳より。木曽駒
山頂付近にはたくさんの人が行き交っています
山頂付近にはたくさんの人が行き交っています
木曽駒ヶ岳山頂に到着。撮ってもらいました
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木曽駒ヶ岳山頂に到着。撮ってもらいました
山頂で小休止してから将棊頭山へ向かいます
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山頂で小休止してから将棊頭山へ向かいます
宝剣岳と中岳
岩場を下ります(photo komemame)
岩場を下ります(photo komemame)
馬の背と前方に将棊頭山
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馬の背と前方に将棊頭山
こちらも素晴らしい稜線でした
1
こちらも素晴らしい稜線でした
木曽駒ヶ岳から八合目のちょい先まで高低差およそ300mほどを下ります
木曽駒ヶ岳から八合目のちょい先まで高低差およそ300mほどを下ります
馬の背から濃ヶ池を見下ろします。水少なっ!
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馬の背から濃ヶ池を見下ろします。水少なっ!
歩いてきた木曽駒からの稜線を振り返ります
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歩いてきた木曽駒からの稜線を振り返ります
将棊頭山を望みます
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将棊頭山を望みます
八合目あたり
シャクナゲ(photo komemame)
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シャクナゲ(photo komemame)
(photo komemame)
八合目を過ぎると緩やかに登り返します
八合目を過ぎると緩やかに登り返します
この辺りはチングルマだらけでした
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この辺りはチングルマだらけでした
将棊頭山と西駒山荘との分岐
将棊頭山と西駒山荘との分岐
山頂が見えてきました
1
山頂が見えてきました
西側は晴れています
西側は晴れています
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
頂上標が見えてきました
頂上標が見えてきました
本日最後のピークの将棊頭山に到着。山のポーズ
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本日最後のピークの将棊頭山に到着。山のポーズ
山頂より。馬の背と木曽駒
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山頂より。馬の背と木曽駒
山頂より。木曽駒を眺めるkomemame
2
山頂より。木曽駒を眺めるkomemame
さて、下山開始ですが…
さて、下山開始ですが…
その前に西駒山荘に立ち寄ります
その前に西駒山荘に立ち寄ります
西駒山荘の周辺はコマクサ地帯(photo komemame)
4
西駒山荘の周辺はコマクサ地帯(photo komemame)
タイミングよくコマクサのピークでした(photo komemame)
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タイミングよくコマクサのピークでした(photo komemame)
色が薄い方が好きかな
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色が薄い方が好きかな
コマクサ撮りのポーズ
3
コマクサ撮りのポーズ
八合目までは来た道を戻ります
八合目までは来た道を戻ります
帰りも雄大な景色が広がります
1
帰りも雄大な景色が広がります
帰りは八合目の分岐から濃ヶ池経由で戻ります
帰りは八合目の分岐から濃ヶ池経由で戻ります
しばらくは樹林の中を進みます
1
しばらくは樹林の中を進みます
前方は中岳でしょうか
1
前方は中岳でしょうか
開けたところに出ました。ここが濃ヶ池。ほとんど水がありません…
2
開けたところに出ました。ここが濃ヶ池。ほとんど水がありません…
中岳と濃ヶ池
濃ヶ池付近は登山道に沿って水が流れています
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濃ヶ池付近は登山道に沿って水が流れています
ハクサンフウロ(photo komemame)
4
ハクサンフウロ(photo komemame)
ミヤマキンポウゲ
6
ミヤマキンポウゲ
キレイだね
ミヤマカラマツ(photo komemame)
1
ミヤマカラマツ(photo komemame)
2635から乗越浄土に向かって登り返します
2635から乗越浄土に向かって登り返します
ハシゴが2本ありました
ハシゴが2本ありました
駒飼ノ池。こちらもほとんど水がなく沢だと思ってました
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駒飼ノ池。こちらもほとんど水がなく沢だと思ってました
駒飼ノ池からはカールのような地形になっていて素晴らしいところでした
2
駒飼ノ池からはカールのような地形になっていて素晴らしいところでした
イワツメグサ
将棊頭山から歩いてきた道を振り返ります
2
将棊頭山から歩いてきた道を振り返ります
こっちは駒ヶ岳かな
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こっちは駒ヶ岳かな
乗越浄土に到着
乗越浄土より千畳敷を見下ろします
1
乗越浄土より千畳敷を見下ろします
八丁坂を下ります
八丁坂を下ります
カール内は一面のお花畑
2
カール内は一面のお花畑
遊歩道を登り…
最後にカールを眺めて…
4
最後にカールを眺めて…
千畳敷駅に到着。お疲れさまでした!
2
千畳敷駅に到着。お疲れさまでした!
【おまけ】
ヒレのソースカツ丼(iPhoneで撮影)
7
【おまけ】
ヒレのソースカツ丼(iPhoneで撮影)
【おまけ】
帰り道の中央道。夕焼けがキレイでした(iPhoneで撮影)
8
【おまけ】
帰り道の中央道。夕焼けがキレイでした(iPhoneで撮影)

感想

日曜日は好天だけど暑くなりそう。こんな時は高山の稜線歩きがいいな。

そういえば…去年、越百〜南駒ヶ岳〜空木を周回した時に気になっていた山がありました。
三ノ沢岳。その秀麗な山容と主稜線から外れたところに孤高に佇んで姿にも惹かれました。
また、木曽駒は5年前の冬に訪れたのですが、
その時はひどいホワイトアウトで、山頂付近をうろうろしただけで、
ちゃんとピークを踏んだ気がしていませんでした。宝剣岳にも登りたいし。
ということで、今回はロープウェイでお気楽に2600mまで運んでもらい、
中央アルプスの中心部を逍遥することにしました。

菅の台バスセンターに到着すると、5時過ぎにもかかわらず、
すでにチケット売り場には行列ができています。
将棋頭山まで足を延ばすとなると早めのバスに乗りたいので行列に加わり、
なんとか2台目の臨時便に乗り込むことができました。

せっかく5時過ぎに到着していたのに、
バスとロープウェイを乗り継いで千畳敷からの歩き出しが8時過ぎとは…。
ラクさせてもらうので仕方がありませんが、
待ちくたびれたせいか、いきなり標高の高い所からスタートしたせいか、
息は切れるし、カラダも重い。おまけにクラクラするし大丈夫かな。

でも、目の前にはヨダレが出そうな展望が広がっています。
上を見ると青い空と飛行機雲、目の前にはキレイに延びる稜線、
そして下を見るとどこまでも広がるお花畑。これぞ、ザ・夏山。
「やっぱり夏山はいいなぁ〜」とは、毎年毎年懲りもせずに、
この季節に感じること。まったく学習能力がありません。

標高が高かったせいでしょうか、歩いた距離と時間は長くはありませんでしたが、
思いの外、たっぷり歩いた感じがしました。

 








もう梅雨明けしたかのような気持ち良さ〜
緑の濃い山に、真っ青な空、そこに真っ白い飛行機雲。
文句なし、まさにラッキーdayでした。
これだけの天気で人出も多い木曽駒ヶ岳、
それでも駒ヶ岳へのコース以外はぐぐっと人も減り、かなり静か。
歩きごたえも十分で、充実した一日を過ごせました。

最初は体が重くて心臓もドクドクしててどうなるかと思ったけど、
三ノ沢岳山頂からはするする〜っと、体力復活。
やっぱりいきなり高い標高から歩きはじめると、
体がついていけません。

すっかり元気になったら、俄然やる気。
目の前にあるかっこいい宝剣山にわっくわくー。
と、意気込んで行ったら、あれ、もう山頂到着か。
あっという間でした。
ここ、高度感があって、かなり楽しい!
大きな岩が張り出したところで写真撮ってるお姉さんがいて(写真あり)、
見てるだけで、足の裏がぞわぞわ。
私もここで写真撮りたいって思ったけど、
ぞわぞわが止まらなそうなので、やめました、、、
今この写真見てもうずうずしてくる。

そしてそして今回一番良かったのは、
将棋頭山への稜線歩き。
広々と視界が開け、駒ヶ岳での賑やかさが
はるか昔だったように感じてしまう静けさよ。
気持ちがよかったなぁ〜。

ロープウェイで一気に上がれてしまって、
ちょっとつまんないかな、物足りないかなと思いきや、
手ごろにあっちこっちちょろちょろ歩けて、
高さがあるだけに、天気が良ければ景色も抜群で、
かなりお得感ありました。大満足。


おしまい。





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コメント

グリーンシーズンの三ノ沢岳も良いですね
いつもながらの素晴らしい写真に見入ってしまい、100枚以上あったとは全然気が付きませんでした。
三ノ沢岳は中アでは私の一番好きな山です。主稜線から外れ孤高を誇っている姿はカッコいいですよね。
私の中では中央アルプスは積雪期に登るものとの思い込みが有り、雪の無い景色は全く違う山の様で新鮮でした。夏にも行ってみたくなりました。
次のレコも楽しみにしています

(おまけ)
いつもハードなコースばかりのdanyamaさん達がロープウエイに乗るのはちょっと意外でした このコースでも下から歩いて日帰りで行ってしまいそうです
2016/7/13 13:43
Re: グリーンシーズンの三ノ沢岳も良いですね
yamayaさん

写真、これの3倍くらいの枚数撮っていたみたいです。
それほどの最高な稜線歩きだったんです〜。ほんと至福感に満たされました
積雪期もいいですが、この時期ならあっちこっちと中央アルプスの美味しいとこ取りできて
かなりよかったですよ〜
たしかに三ノ沢岳への稜線も孤高の佇まいも、ほんと素晴らしくカッコよくて、
わたしも好きになりました。

ロープウェイ使わないなんて、と、と、とんでもないっ!
yamayaさん、danyamaに火をつけないでください〜
使わなかったら、わたし絶対置いていかれてましたっ
今回は、おかげさまで、とーってもいい思い出になりました
2016/7/15 17:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [日帰り]
木曽駒ヶ岳、宝剣岳、三の沢岳、極楽平から北上周回
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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