白馬三山 -レコ友とジョイント成功-
- GPS
- 10:51
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,385m
- 下り
- 2,374m
コースタイム
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉から鑓温泉を目指すには、白馬尻への林道途中の分岐を見逃さないように。 鑓温泉前後の沢筋と白馬頂上山荘の下では水が汲める。 鑓温泉前後で雪渓トラバース数ヶ所あり、対岸夏道の場所を見定めるのが良い。杓子沢はまず崩壊注意の雪渓トラバース、次いで本流の渡渉だが前日雨のためか水量多く、安全な横断個所を求めて高巻した。 |
写真
感想
ヤマレコ仲間のredsronさん(redsさん)が白馬岳に登ると知り、自分も行きたくなった。昨年9月には欅平から唐松岳を経て白馬岳を目指したが、2日目強風で鑓ヶ岳手前から鑓温泉に下りた。白馬山頂に達したのは過去4回で、最後は2013年だった。なので、リベンジ的に鑓温泉から上がって三山縦走し、redsさんにも出会えたら大変面白かろうと思った。
当初土曜日の7月9日を予定したが天気が悪く、好転が期待される翌日にした。
深夜猿倉に着いて車内で仮眠、4時前に起きてヘッドランプで出発した。前後共に登山者、皆は大雪渓を目指すのだろう。鑓温泉への分岐に入ると後は孤独の旅となる。5時には灯りが要らなくなり、間もなく標高1600mを超えて白馬本峰が眺められた。その後小日向のコルを超えると杓子岳、鑓ヶ岳を望める様になる。ニッコウキスゲ等の花も現れて来た。ずっと樹林帯で辛抱の歩きが続くかと思っていたが、予想外に早くから楽しく退屈しない道であった。
鑓温泉までの道で緊張したのは杓子沢を渡る所。昨日の雨のためだろう、かなり増水している。橋ないよね、今は。上へと数十メートル登り、飛び越せる場所を見つけて渡った。その後の数か所の雪渓横断では、一ヵ所途中沢が見えていて上を回っていくが、踏み抜きませんようにと念じて渡った。
鑓温泉で一息、トイレと補給。丁度大勢の客が出発していった。さてここからが大出原の登り。稜線までの標高差750mを一気に登り、さらに鑓ヶ岳山頂まで登り放しなのだ。しかしさらに展望は開け、前には目指す稜線、後ろには下界に広がる雲海、足元にはキンポウゲ等の花々と、益々楽しく登り続けることができた。稜線の分岐点では剱・立山の眺めとウルップソウが待っていてくれた。
稜線に出て鑓ヶ岳へは道が一変し、ガラガラの岩礫の上を行く。鑓ヶ岳山頂は白馬岳への登山道から少し外れるが、標高差で10mかそこらなので行かないのはもったいない。杓子岳の方は、鑓ヶ岳との鞍部からトラバース道だと高々40mの登りで済むが、山頂まではさらに70mと大分違うのである。長丁場でもう疲れ始めてもいるから楽しようかという気もあったが、いやいや三山全て踏むんだと貫徹した。
杓子岳から一旦標高2600m近くまで下がるので、白馬岳まで300mを超える登り返しになる。いい加減うんざりもしてくるが、これで登りは最後だと頑張る。白馬山荘がだんだん大きく見えてくる。丸山を超えるとちょっと下って頂上山荘前の十字路。redsさんどこかにいるのかな、ここにはいないな。では次は白馬山荘へ。すれ違う人も顔を伺いながら山荘に着いて周りを見渡す。そこに一眼レフで写真を撮っている人が、いた、redsさんだ! 朝6時半に猿倉を出て、大雪渓から登って着いて休んでいたところだと言う。ドンピシャのタイミングだった。
二人で山頂まで行って大休止。僕は持ち上げた缶ビールで乾杯したが、redsさんは山荘でビール買ってもう飲んでしまっていた。眺めは上々、剱立山を眺めながらそこでのスキーの話をしたり、白馬岳にこれまでどうやって来たなどという話をして楽しく過ごした。
ほろ酔いも収まって下山にかかる。十字路まではredsさんと一緒に下りて、そこからredsさんは丸山の方に写真を撮りに行くと言う。僕はもう真っすぐ下ります、では気をつけて。猿倉への下りは格段に人口密度が増えた。しばらく普通に夏道を歩いて、小雪渓のトラバースもなく大雪渓の上端へ。アイゼン付けてベンガラが撒かれた雪上ルートを下りる。多くの人達が一歩ずつ下りていく横を僕は飛ばしていく。末端まで450mほどの標高差を17分だった。
雪渓を終えると夏道も急でなくなって歩きやすい。一息で白馬尻小屋、さらにもう一息で林道に出る。しばらく林道歩き、鑓温泉への分岐に出会うと間もなくショートカットで猿倉荘に戻ってきた。なんとか足がガクガクにはならずに歩き通せ、僕の夏山日帰り山行の中でも最上位に上げられる楽しいものとなった。
ニシデンさん、まいど。
そういった偶然を狙うのがお好みなのですか?
少なくとも、イタズラ小僧のような笑顔が浮かびます。
クマ
偶然とは言えないですね。redsさんとはメッセージ交わして、僕が行くのも知ってたし。
何時に山頂着く予定かとは聞かずに、推理をしたのです。
redsさんは6時に猿倉を出発、11時頃には頂上宿舎かそれより上に来ていて、12時頃までなら山頂と十字路の間のどこかにいてくれるだろうと。概ね当たりましたね。
Nishidenさん、三山めぐりというロングコース、お疲れさまでした。花もたくさんあり、満喫されたことでしょう。でも450mを17分で降りるって、凄い。みんなが唖然としている中、笑顔で駆け下りるNishidenさんの姿が目に浮かびます。チカ
僕の予想では11〜12時くらいにNishidenさんは山頂を踏むだろうと。予定より20分ほど遅れて出発し、頂上宿舎には11時に着いたのですが、このまま白馬へ向かうか丸山を先に行くかちょっとだけ悩んで何はともあれビールを飲みました(笑)
ここでマッタリしたので白馬を先にしたら山荘で会えました。
かの先生と糸魚川〜白馬の One day Sea to Summit をやった話や、Sanchanと行った黒部別山とかの話、楽しく拝聴しました。又いろいろ話を聞かせてください。
頂上で写真を撮り忘れたのは痛恨でしたね(笑)
Nishidenさん、こんばんは。
相変わらず猿好きだなぁ・・・と思って拝見してましたがパラパラ漫画が段々やばい方向に!
あわや襲われるんじゃ?みたいな緊張感をもって拝見させていただきました。(笑)
白馬界隈も花が早いですね。
3年ほど前に鑓温泉に行ったときは9月の段階でミヤマキンポウゲが咲いていましたよ。
33番の写真、いいですね。
やっぱりNishidenさんには剱立山の写真が似合います。
あと、タイトルの割にはレッズさんの登場シーンが少なくて笑えましたよ。
豆粒みたいなのばっかりで(笑)
>Sanchan
肝っ玉も○玉も小さいので写真写りも小さいのです。それに写真を撮られると魂も取られるんだよ〜。
二人とも山頂写真を忘れたのさ。
僕は申年なので、親近感はありますね。
でも、今まで集団に囲まれてちょっと恐かったことはありますが遠巻きに威嚇されただけで、こんなに近づかれたのは始めてでした。
ところで、杓子沢が滑るのに大変良さそうですね。今度行きませんか。小屋が畳まれている鑓温泉に浸かるのも楽しそうだし。
杓子沢!実は2年ほど前から虎視眈々と狙ってたんですよ。
大出原も滑りたいし、清水谷も滑りたいし・・・来シーズンは候補にしましょう!
このコース、お気に入りです。
でも時計まわりには回ったことないです。
登りの苦しい時を朝の涼しいうちに大雪渓から登るのがいいかなと、
反時計まわりがお好みです。
でも、午前中の天気のいいうちに大出原のお花畑を眺めるのもいいかなぁ〜
レコ検索「白馬三山」で最近のを見る限り、僕以外は日帰りでも1泊でも全て大雪渓登りですね。僕もそれが当然だと思いますよ。日帰りなのに鑓温泉浸かってくる来る人も結構いますね。
僕が今回時計回りにしたのは、昨年9月に唐松から白馬目指すも鑓ヶ岳から下りたのでつなげたかったこと、夏に大雪渓から下りたことがなかったこと、大雪渓往復のredsさんと山頂付近で会えるようにしたかったからです。
Nishiden さん こんばんは
この日は、あちこちにいろんな人が出没してたみたいですね。
このコースも花もいっぱいでいいですね。
さすが相変わらずの健脚ぶりですね〜、ロング山行をものともしないその健脚を少し僕に貸してくれませんか(笑)
そのうちまた、北アでバッタリ会ったら声を掛けてくださいね。
僕は息が上がって知り合いに気が付く余裕がないと思うので
ロング山行、お疲れ様でした
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