白峰南嶺 独り占めの稜線（奈良田より笹山〜白河内岳〜大籠岳〜広河内岳周回）

2016年07月10日(日) [日帰り]

• GPS: 12:39
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,466m
• 下り: 2,453m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:33
• 休憩: 1:06
• 合計: 12:39

距離 23.1km 登り 2,471m 下り 2,464m

2:07 奈良田駐車場
2:19 2:22 奈良田バス停
2:27 2:29 奈良田湖バス停
3:36 3:37 1344
4:07 4:08 水場入口
5:19 2256
6:23 6:34 笹山 （黒河内岳）南峰
6:42 6:47 笹山（黒河内岳）北峰
7:45 7:57 白河内岳
8:35 8:36 大籠岳
9:53 10:01 広河内岳
10:36 大門沢分岐
12:18 12:40 大門沢小屋
14:32 奈良田ゲート
14:45 奈良田駐車場
14:46 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：奈良田第二駐車場160台（無料）
※簡易トイレあり
※奈良田温泉Pと第一駐車場のトイレが綺麗です

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：トンネル横ゲートの所
道の状況：破線ルートですが天気が良ければ問題ないレベルです。
■奈良田〜黒河内岳（笹山）
　車道歩きから吊橋を渡り、第三発電所の草地を右へ向かうと登山口です。
　初めは手すりの付いた植林帯で、自然林に変わってもほとんど展望はありません。
■黒河内岳〜白河内岳〜大籠岳
　樹林帯部分は稜線の西側を歩くことが多いです。
　再び森林限界を超えると尾根幅が広いのでケルンに従い進みます。
　山と高原地図には猛烈なハイマツ漕ぎとありましたが大した事はなかったです。
■大籠岳〜広河内岳〜大門沢下降点
　気持ちの良い稜線歩きがひたすらこれでもかと続きます。
　広河内岳へは左に折れ、ハイマツと岩稜帯の登りです。
　大門沢下降点までは緩やかな20分ほどのわずかな下りです。
■大門沢下降点〜大門沢小屋〜奈良田
　大門沢小屋までは根の張り出した樹林の急な下りで、非常に長く感じます。
　大門沢小屋では蛇口の天然水は無料、トイレは有料で自然な感じです。
　残りルートは典型的な沢コースで丸太橋や吊り橋があります。

その他周辺情報

温泉：西山温泉「湯島の湯」550円
※硫黄の臭いがするヌルっとした綺麗な湯です。シャワーがないのが残念でした。

写真

7/9 21:04

奈良田温泉のある早川町です。
三度目くらいになります。

7/9 21:48

第2駐車場に停めて仮眠を取ります。
うるさい犬は健在でした。

7/9 21:40

奈良田湖を吊り橋で渡ります。

7/10 2:38

第三発電所まで来たら右折して草地を進みます。

7/10 2:41

笹山登山口です。
通称ダイレクト尾根で黒河内岳（笹山）へ向かいます。

GPSだとこの位置です。

7/10 2:45

鉄塔監視路なのか、しばらく手すりが付けられています。

7/10 4:06

樹林の急登が続きました。
水場があるようです。

7/10 4:48

やっと夜が明けてきました。
笊ヶ岳の急登よりは楽でした。

7/10 5:12

トンガリの北岳。

7/10 5:12

ズーム

7/10 5:13

鳳凰三山も見えてきた。

7/10 5:13

左端にオベリスクのポッチも見えます。

7/10 5:13

これから歩く、なだらかな白峰南嶺。
木の生えていない所が大籠岳かな。

7/10 5:16

奥秩父方面は雲海が広がっていました。

7/10 5:18

標高も上がって涼しくなってきました。
しらびその樹林が広がります。

7/10 5:44

樹間から富士山。
最高の御来光が見えたでしょう。

7/10 5:54

笊ヶ岳が見えてきた。

7/10 5:53

双耳峰なのでわかりやすい。

7/10 5:59

奥に大無間山。

7/10 5:55

この尾根は花は少な目。

7/10 5:55

ゴゼンタチバナくらいです。

7/10 6:17

小広いピークの黒河内岳（笹山南峰）に到着です。
山梨百名山の標識がありました。

7/10 6:25

風は強そうですがテントは張りやすい。

7/10 6:18

白峰三山が見えました。
西農鳥岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜北岳の順です。

7/10 6:21

一位から三位まで見渡せる。

7/10 6:22

奈良田越・伝付峠方面をチェック。

7/10 6:22

いきなり藪化します。
これは厳しそうです。

7/10 6:43

二七三三米の北峰には東海フォレストの標識あります。
72座目の百高山です。

7/10 6:45

こちらの方が展望が良い。
塩見岳がすぐ近くに見えます。

7/10 6:45

静岡百の登り残し蝙蝠岳。
二軒小屋から登り、ガンガク尾根で下る予定です。

7/10 6:45

悪沢岳と中岳に隠れて赤石岳は見えません。
左のピークは上河内岳です。

7/10 6:47

ここから待望の縦走路のはじまりです。

7/10 7:08

ケルンを目印に歩きます。

7/10 7:13

軽いハイマツ漕ぎもあります。

7/10 7:31

尾根幅が広いのでガスると怖い所です。
この日は関係ありませんでした。

7/10 7:41

右手に富士を見ながら、のんびり歩きます。

7/10 7:46

東海フォレストの看板が見えてきた。
何のピークかな。

7/10 7:47

山頂部が広いのでスルーしてしまう所でした。
二八一三米、白河内岳に到着です。

7/10 7:48

最高に気持ちいい。

7/10 7:48

中央アルプス〜乗鞍岳〜穂高・槍連峰です。

7/10 7:48

いつか歩きたい仙塩尾根。

7/10 7:50

塩見岳。

7/10 8:07

この稜線あるきを独り占めです。

7/10 8:14

振り返る。

7/10 8:21

八ヶ岳の阿弥陀岳と権現岳が見えている。

7/10 8:28

本日のハイライト。
北アルプスにも負けていないと思いました。

7/10 8:29

DIMONZAWA
ちょっと格好いいですね。

7/10 8:30

朝8時半で第一弾のガスが上がってきた。
前日の雨で湿気が多いから早い。

7/10 8:31

次のピークが近づく。

7/10 8:35

二七六七米、大籠岳に到着です。
百高山の73座目です。

7/10 8:36

大井川の源流域のすべてが持ち山です。
間ノ岳まで続きます。

7/10 8:36

尾根を振り返る。

7/10 8:37

塩見岳の角度も変わります。

7/10 8:37

最後のピークの広河内岳を目指します。

7/10 8:58

塩見岳〜蝙蝠岳の尾根に光るものがある。
小屋はないはずだから反射板かな？

7/10 9:23

ゆったり尾根歩きから急な登りです。

7/10 9:41

息があがってしまう。

7/10 9:41

9時半を過ぎるとガスが立ち込めてきた。

7/10 9:41

鳳凰三山が見えなくなっていく〜

7/10 9:45

歩いてきた稜線を振り返るとガスでした。
危ない所だった。

7/10 9:52

やっと着いた。

7/10 9:53

二八九五米、広河内岳に到着。
百高山74座目。

7/10 9:53

最後の展望を楽しみます。
北岳は隠れちゃいました。

7/10 9:59

この日は北アルプスは快晴でした。

7/10 10:01

中央アルプスはガスが掛かってきた。

7/10 10:01

かなり離れた所の恵那山。
本当に中央アルプスに属しているのか疑問だ。

7/10 10:04

池ノ沢コースの尾根。

7/10 10:00

最後に塩見岳。

7/10 10:00

富士山はほとんど見えなくなっていた。

7/10 10:35

大門沢下降点に向かうと、雪田あとにお花畑ありました。

7/10 10:35

チングルマかな。

7/10 10:35

イワカガミ。

7/10 10:37

黄色がPOPな標識です。

7/10 10:38

こんな思いがあるのです。
慰霊のために鐘を鳴らしました。

7/10 10:46

ここから花が多いです。

7/10 11:46

沢沿いなので湿気が多いのかな。
群落ではありませんがニッコウキスゲ。

7/10 12:03

最初の丸太橋は折れていました。

7/10 12:12

クルマユリ

7/10 13:39

多少のトラバースもあります。

7/10 14:00

発電所の取水口です。
この橋は揺れて不安定でした。
落ちるような隙間があり怖かったです。

7/10 14:05

案内通りに砂防ダムを通ります。
以前の高巻きルートはロープが張ってありました。

7/10 14:12

ここが登山口です。
まっすぐ行くと迷ってしまいます。

7/10 14:32

バスもありますが歩いてしまいます。

7/10 14:45

奈良田の第二駐車場です。
かなり増えていました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

kitainotori

土曜日の天気が悪かったので、日帰りのロングルートを選びました。
白峰南嶺は人が少ないとは聞いていましたが、快晴の日曜日に関わらず大門沢下降点までは誰にも会いませんでした。
当初は農鳥岳をピストンする予定でしたが、あまりに素晴らしいルートなので急ぎ足で進むのはもったいなく感じて、のんびり歩きに変えました。
樹林帯はナイトハイクで抜けて、ガスが上がる前に稜線歩きを終えて結果オーライです。

コメント

also

はじめまして
kitainotoriさん初めまして。

翌日同じルートを通っており思わずコメントしてしまいました。
ダイレクト尾根はやはり夜越えるのがいいですよね。
でも狭い樹林帯やいきなり急登だったり思わず楽しめました。
南嶺の稜線最高ですよね、今でも思い出します。
広河内岳が意外と急で驚きました。
写真の構図とコメントの内容が同じような心境で面白かったです！
お疲れ様でした！

kitainotori

Re: はじめまして
どうもどうもです。

alsoさんのレコを拝見しました。
北岳の嶺朋ルートは気になっていたので、とても参考になりました。
ピークハントのつもりでしたが、想像以上に白峰南嶺は良かったですよね。
静岡県民なので、いつかは伝付峠〜笊ヶ岳〜山伏からの安倍東山稜に繋げたいです〜
毎週アホみたいに登っていて、下山は速攻スタイルだったので最近左膝が痛くなります。
alsoさんもロングなので体には気を付けてください。
それではどこかでお会いしましょう。