【大峯奥駈道】天川川合〜弥山〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜前鬼
- GPS
- 48:42
- 距離
- 41.9km
- 登り
- 4,197m
- 下り
- 4,549m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:18
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:23
天候 | 初日:晴れ 2日目:霧&一時雨 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:前鬼口BS1029ー池原BS10:37(温泉休憩)15:14ー17:18大和上市駅17:38ー18:13橿原神宮前18:26ー19:20近鉄京都 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★天川川合〜弥山 ひたすら登ります。危険箇所はありませんがたっぷりと汗を絞られます。 ★弥山〜太古の辻 短いながらも鎖場が数箇所あります。 道が一部崩れている箇所や草に隠れて足元が見えない箇所があります。 私はゆるい路肩で足を滑らせプチ滑落しました。 1名けもの道に迷い込み小一時間ほど捜索しました。 ★太古の辻〜前鬼 重たい荷物&疲れた足に追い打ちをかける濡れた石&ぬめっている木製階段。 これらにやられ転倒者・階段落ち者続出。よく全員無事で下山できたものです。 |
その他周辺情報 | 池原BS下車800メートルにある「きなりの湯」 いい湯でした。 |
写真
感想
昨年直前の集中豪雨のため無念の中止となった山行のリベンジ企画です。
甘くはないとは思っていましたがこれほどまでとは・・・。
初日は良い天気で気温が上がたため汗を滴らせながら展望の無い坂道を登ったのですが、問題は水分&栄養補給でした。普段は単独ハイクであるため自分のタイミングで自由に摂取できるのですが大人数のグループではそうもいきません。
我慢しているうちに次第に汗をかかなくなりなんとなく目眩までしてきたためリーダーに声がけして休憩をとってもらいました。塩分・栄養分・水分を補給しなんとか復活。危ないところでした。
途中人生の先輩方の大集団(日帰りハイク)と出会ったのですが、みなさんかなりの健脚でびっくりしました。そして口々に「弥山小屋のご飯はまずくてふりかけ必須」と・・・まじですか?
なんとか無事弥山小屋に辿りつきましたが、宿はきれいだし布団も良い感じだし、ご飯はおいしいし。あれ?あのおばさん達が言ってたのと全然違うじゃない。うれしい誤算でした。
翌日は濃霧。コースタイムは8時間なのですが実際は11時間かかりました。
重たい荷物・疲れて踏ん張りが利かない足・滑る石・ぬめった木の階段で転倒者や転落者が続出しました。ちなみに私も頭からの転倒1回、緩い路肩に足を踏み外しプチ滑落1回、小コケは数知れず。メンバーみんなが打撲や擦り傷程度で済んだのは幸いでした。宿でお風呂をいただいた後、皆さん疲れで動けなくなり畳に倒れていました。
後で宿坊のご主人に伺ったのですがコースタイムは10時間をみておいた方がよいとのこと。山と高原地図のコースタイムは辛めの設定となっていますので皆様ご注意を。ちなみに今回はメンバー1名の靴底剥がれによる数度の修繕作業と、別のメンバーの道迷い捜索により1時間ほど余計にかかっています。
宿坊小仲坊のご主人は役行者の弟子、前鬼・後鬼夫妻の末裔で61代目だそうです。ニホンオオカミの話、ご先祖の話、子供の頃は山奥すぎて学校に通えなかったので親戚のお宅にホームステイしていた話など興味深いお話を賜りました。
今回はまさに霊域を歩いた訳ですが世界遺産に登録されたのも納得です。
機会があれば再訪したいです。南側の続きも気になりますし。
ちなみに北側は一部女人禁制エリアがあるため私は大峯奥駈道を踏破することはできないんです。ちょっとくやしいですがまあ仕方ないですね。
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