常念岳〜大天井岳〜燕岳（一ノ沢〜中房温泉）

2016年07月29日(金) ~ 2016年07月30日(土)

• GPS: 32:19
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,644m
• 下り: 2,508m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 1:30
• 合計: 10:51

4:31 一ノ沢登山口
4:45 4:45 山ノ神
5:41 5:51 王滝ベンチ
6:19 6:20 烏帽子沢
6:50 6:50 笠原沢
7:52 8:05 最終水場
8:47 8:54 常念小屋
10:02 10:09 常念岳
11:09 11:26 常念小屋
13:24 13:25 東天井岳
14:28 15:02 大天荘
15:12 15:12 大天井岳
15:22 大天荘

2日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:58

5:51 大天荘
6:12 6:18 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
6:19 6:20 小林喜作レリーフ
7:50 7:57 大下りの頭
8:16 8:16 蛙岩
8:54 8:57 燕山荘
9:02 9:03 いるか岩
9:15 9:16 めがね岩
9:22 9:26 燕岳
9:32 9:32 めがね岩
9:44 9:45 いるか岩
9:51 10:01 燕山荘
10:33 10:33 合戦山(合戦沢ノ頭)
10:45 10:54 合戦小屋
11:15 11:16 富士見ベンチ
11:35 11:35 第３ベンチ
11:55 11:56 第２ベンチ
12:18 12:18 第１ベンチ
12:48 12:49 中房温泉登山口
12:49 中房温泉バス停

天候

7/29 曇りのち雨
7/30 雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）毎日アルペン号
（復路）バス 14:00 中房温泉 → 15:00 穂高駅　
　　　　穂高よりあずさにて帰還

コース状況／危険箇所等

喜作レリーフの近くのはしごと鎖、足元が濡れているときは慎重に

写真

7/29 4:32

朝4：30、眠い目をこすりながら一ノ沢から出発です。

7/29 4:49

山ノ神通過

7/29 5:02

古池通過

7/29 5:18

クサボタン？

7/29 5:18

ヨツバヒヨドリ？

7/29 5:39

沢の脇を通りながら高度をあげていきます。

7/29 5:43

ヤマトリカブト

7/29 5:44

大滝、ここで休憩します。

7/29 6:17

7/29 6:49

イワオトギリ？

7/29 6:52

笠原沢を渡ります。

7/29 6:55

キオン？

7/29 6:58

チダケサシ？

7/29 7:02

7/29 7:04

センジュガンピ

7/29 7:04

7/29 7:16

すっかりガスっています。

7/29 7:25

コバギボウシ？

7/29 7:26

キンコウカ

7/29 7:26

7/29 7:28

マルバダケブキ？

7/29 7:29

クルマユリ

7/29 7:33

胸突八丁に差し掛かりました。

7/29 7:33

結構斜度のある道です。

7/29 7:34

シモツケソウ

7/29 7:37

きれいな花々に励まされて胸突八丁を登ります。

7/29 7:41

オミナエシ？

7/29 7:54

最後の水場で給水します。さて最後の登りです。

7/29 8:09

第1ベンチ通過

7/29 8:22

第2ベンチ通過

7/29 8:30

そして第3ベンチ通過

7/29 8:43

ウサギギク

7/29 8:45

もうすぐ稜線です。この前にオコジョをみかけました。

7/29 8:46

常念乗越

7/29 8:47

常念小屋にザックをデポして常念岳に向かいます。

7/29 8:58

でもガスっていて何も見えません。

7/29 9:01

常念岳への道にはミヤマコゴメグサが一杯咲いていました。

7/29 9:13

ガレた道を一歩一歩登っていきます。

7/29 9:44

ガスっているので山頂がどこにあるのかわからないので、ニセ山頂にたびたびだまされます。

7/29 9:54

前常念岳との分岐を通過

7/29 9:56

そろそろ山頂でしょうか

7/29 10:02

さらに奥に山頂がありました。

7/29 10:05

常念岳山頂2857m到着です。ガスで眺望はありませんので下山します。

7/29 10:19

晴れていればきれいな稜線なのでしょうが

7/29 10:23

振り返ると一瞬ガスがとれました。

7/29 10:25

そして前常念岳との分岐近くまで下りると雷鳥に出会えました。

7/29 11:06

常念小屋が見えました。

7/29 11:18

小屋で一旦休憩です。ガレた400mの登りはなかなかハードでした。

7/29 11:33

次は横道岳の方に300mほど登り返します。この登り返しが一番きつかったです。

7/29 11:47

ゆっくりと高度を上げて振り返ると常念岳が見えそうで見えません。

7/29 11:58

オンタデ？

7/29 12:11

横道岳を巻いて進みますが、ガスでよく見えません。

7/29 12:19

コマクサ

7/29 12:28

シャクナゲ

7/29 12:49

向かいの山（2694m峰？）

7/29 12:53

タカネツメクサ？

7/29 12:56

みなさん休憩していますが先に進みます。

7/29 13:17

東天井岳でしょうか？

7/29 13:25

ヨツバシオガマ？

7/29 13:26

東天井岳を巻いて進みます。

7/29 13:29

ここでくの字に折れます。ここに動物研究員の方がいてクマがいると教えてくれました。結構この辺りはクマがいるのだとか。ガスの中に黒いものが動いていました。動物研究員の方は猿が雷鳥の雛を襲わないよう見ているようでした。

7/29 13:38

石積跡

7/29 13:40

タカネツメクサ？の群生

7/29 13:40

晴れていたら気持ちの良い稜線なのでしょうが

7/29 14:00

中天井岳でしょうか？？

7/29 14:03

大天荘まで後1kmです。

7/29 14:07

ここにも雷鳥がいました。ガスっているだけあって今日はよく会います。

7/29 14:09

イワギキョウ

7/29 14:09

7/29 14:18

あと500m

7/29 14:24

こちらが中天井岳？？

7/29 14:27

あと100mのところで大天井荘が見えました。

7/29 14:29

大天荘に到着。既に多くのテントが張られています。

7/29 15:03

私も張りました。

7/29 15:04

大天井岳の頂上に向かいます。

7/29 15:04

こちらの方向のようです。

7/29 15:11

あそこが頂上でしょうか？

7/29 15:12

大天井岳山頂2922mに到着です。

7/29 15:13

小さな祠が後ろにありました。

7/29 15:13

ガスっていて眺望はありませんが、険しそうな周辺です。

7/29 15:23

テント場まで戻ってきました。

7/29 15:34

今日はよく歩きました。ご褒美の一本。

7/30 5:54

前夜から結構激しく雨が降り、5時になっても止む気配がありません。本日は滞留かと思っていると、テントの中も濡れ始めました。6時前になりようやく雨足が弱まり、この機をとらえて出発です。

7/30 6:17

ここからいよいよ表銀座ルートに入ります。何も見えませんが。

7/30 6:24

喜作レリーフありました。

7/30 6:24

雨ですべるので、喜作レリーフの近くのはしごと鎖が唯一気を緩められないところでした。

7/30 6:29

難所通過後にいたこの鳥は？ホシガラス？

7/30 6:41

それにしても何も見えません。

7/30 6:45

本来なら花崗岩の造形美を堪能しながら、対面の北アルプスの山々に感嘆し、というところなのでしょうが。

7/30 6:47

モノクロの中を歩いていると鮮やかなイワギキョウとミヤマダイコンソウ？にハッとさせられます。

7/30 6:56

とはいえ、周囲のモノクロ状態は変わりません。

7/30 7:19

ウメバチソウ？

7/30 7:24

7/30 7:26

対岸の大下りが一瞬見えました。

7/30 7:36

あれは有明山でしょうか？

7/30 7:45

さて大下りに取り付きます。相当な斜度に見えますが、一歩ずつ登っていきます。

7/30 7:48

振り返ると一瞬大天井岳の山頂が見えました。

7/30 7:50

結構な斜度です。

7/30 7:51

ようやく大下りの頭に着きました。

7/30 7:57

ここから一瞬槍ヶ岳らしきものが見えた気が。想像をたくましくしています。

7/30 8:13

燕岳に向けて石灰岩のオブジェを横に見ながら進みます。

7/30 8:17

何となく鳳凰三山を思わせる感じです。

7/30 8:18

蛙岩。蛙に見えるかな？

7/30 8:18

巨人たちの脇をすり抜け

7/30 8:19

岩の扉をすり抜け

7/30 8:28

一瞬ガスが晴れた稜線は・・・・素晴らしい。

7/30 8:34

晴れたときに歩きたかったと思いました。

7/30 8:46

ガスの向こうに燕山荘が見えました。

7/30 8:50

かわいらしいコマクサがあちこちに見られます。

7/30 8:54

燕山荘に到着です。

7/30 8:55

有名なこれもありました。

7/30 8:58

奇跡的にガスの切れ間に燕岳が見えました。ザックをデポして山頂を目指します。

7/30 9:03

コマクサが群生しています。

7/30 9:03

疲労も忘れ、テンションが高まります。

7/30 9:04

かの有名ないるか様にも会えました。

7/30 9:07

振り返ると海岸の波が石に変えられたように見えます。

7/30 9:14

いよいよ山頂が近づいてきました。

7/30 9:17

お約束の眼鏡岩も控えています。

7/30 9:20

アブがうるさいのですが、階段を登りつめていきます。

7/30 9:22

いよいよ先端部分です。

7/30 9:24

燕岳山頂2763m到着です。

7/30 9:26

北燕岳でしょうか？

7/30 9:29

さて燕山荘に戻ります。

7/30 9:32

眼鏡岩に別れを告げます。

7/30 9:52

燕山荘に戻ってきました。ザックを回収し、下山します。

7/30 10:01

下山にとりかかりますが、もう頭の中はスイカで一杯です。

7/30 10:04

きれいなお花畑

7/30 10:26

下から続々と登山者が現れます。20名、30名の列はざらです。なかなか下れません。

7/30 10:46

合戦小屋に到着

7/30 10:49

合戦小屋といえばスイカははずせません。

7/30 10:49

結構なボリュームですが、むしゃぶりつきました。

7/30 10:54

合戦小屋も大混みなので、すいかも食べ終わり、先を急ぎます。

7/30 11:16

後は九十九折れの急坂を下っていきます。富士見ベンチ。登山者はなお続々と登ってきます。

7/30 11:37

第3ベンチ。ベンチとベンチとの間が思っていたより結構遠い。

7/30 11:57

第2ベンチ

7/30 12:04

ノリウツギ？

7/30 12:19

第1ベンチ。あと1kmです。

7/30 12:49

中房の登山口でしょうか？

7/30 12:49

ゴールインです。

7/30 12:49

中房温泉湯原の湯で汗を流します。

7/30 13:32

登山口に温泉は便利です。

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS リコー

装備

個人装備

タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

やまぼうし

梅雨明けの後は晴天が続くの法則を信じて計画した常念岳〜大天井岳〜燕岳の縦走。槍ヶ岳を見ながら清々しい稜線を歩く予定が、予想外に梅雨明けがずれ込み、2日間ともガスガスで眺望は得られずじまい。それでもこのコースをテント泊装備で2日間で縦走できたのは今後の登山に向けて少し自信につながりました。眺望は得られなかったものの、雷鳥（3度）、オコジョ、クマ、そして帰りのバスからは猿と動物たちには多く出会えた登山となりました。