六甲半縦走 耐暑登山
- GPS
- 10:08
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,107m
- 下り
- 1,434m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 10:07
合計距離: 23.72km
天候 | 晴れ一時曇り 神戸の最高気温 33.7℃ (13時58分) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されており危険箇所なし |
その他周辺情報 | 昼食はcafe702(カレーライス 650円、缶ビール350円) 登山後はオテルド摩耶で入浴 540円(タオル付き)、ビールおつまみセット 1000円 |
写真
感想
夏だから暑いのは当たり前! ということで、耐寒ならぬ耐暑登山を実施しました。
自分いじめが目的ではなく、8月の夏山縦走に向けて自分の夏体力を確認すること、そして猛暑時の水分補給量調査です。
水は保温水筒にコーヒー250ml+ペットボトル500ml 2本を準備し、途中での買い足しを考えていました。
暑さの中、所要時間については春先の六甲縦走時の記録を参考に、30分遅れの14時30分着を第一目標、1時間遅れの15時着を第二目標としました。
目標達成に向け摩耶山でのビール+お風呂が鼻先の人参です。
とはいえ、無理せずバテずに歩くことが最重要課題です。
という堅い話はこの辺にして、以下山行の感想です。
須磨浦公園6時30分、駅ではトレイルランナーが3名。ハイカーの姿はありませんでした。まぁ、この時期ですからそんなもんなんでしょう。
山に入ると蝉しぐれ。クマゼミ、アブラゼミに加え、ヒグラシ、更には気の早いツクツクボウシの声も聞こえてきました。
鉢伏山・旗振山、日差しはさほどきつくはないが、じっとりと汗ばんできました。
栂尾山へはいつもの階段道ではなく、ヤマレコで知った文太郎道を選びます。下草が茂り取り付きが判り難くかったのですが、上に行くほどはっきりとした径になります。
風化した花崗岩の岩には古くに付いたと思われるステップがあり、あの加藤文太郎も歩いていたということで情緒ある径でした。
須磨アルプスを通過し、妙法寺で保温水筒のホットコーヒーが空に。コンビニで買ったアイスコーヒーを補充しました。
高取山を越え、丸山、鵯越の舗装路を歩き菊水山を目指します。このあたりは街中の舗装路ということで、コース最悪の灼熱地獄と考えていましたが、案外、日陰が多くて割とスムーズに通過できました。とはいえ、菊水山取り付きまでにボディブローのようにジワジワ効いてきた気がします。
菊水山は最大の難関。そんな中、菊水BASE手前にある水場はまるで砂漠のオアシスです。先ず頭から水を被り首筋を冷やします。次に帽子もTシャツも水で洗い、濡らしたまま着て全身クールダウンしました。さらに空になったペットボトル1本の水を補給しました。
リフレッシュ後は無理をせずに急坂を登りました。ここも日陰が多く、炎天下の急登を覚悟していた割にはスムーズに登ることが出来ました。ただ山頂で既に正午。途中休憩を多く取ったためか、予定より時間が掛かっていたようです。ゴールの摩耶山のビール&カレーに辿りつくまで先は長い。
鍋蓋山は南面が伐採されており明るく眺めも良くなっていました。夏以外であれば快適な稜線歩きが楽しめます。でもこの時期はそれが恨めしく思えるほどの陽当たりの良さ。山頂は港神戸の眺めがいいところですが、一服することなく先を目指します。
太龍寺を通過し市ヶ原に到着。ここで水場で補充したペットボトルの水がなくなりました。残りはコンビニで買ったアイスコーヒーと最初からのペットボトルが1本。このままで摩耶まで行けそうです。トイレの水で頭と首筋を冷やして再びリフレッシュ。ビールが待つ摩耶山目指し、本日最後で最大の登りに取り掛かります。
天狗道も樹林帯を歩くことが多く、直射日光を浴びるとは少なかったです。この日の最高気温は天狗道で遭遇していますが、登っている頃は頭の中は美味しいビール目指して集中できていました。
アイスコーヒー約300mlとペットボトル半分を費やして摩耶山掬星台に辿りついたのは15時。須磨浦公園を出発して8時間半。第二目標になんとか間に合いました。
cafe702でご褒美の美味しいカレーとビールの昼食を済ませた後、オテル・ド・摩耶で第二のご褒美のハーブ湯で身も心もさっぱりしました。その後はもう汗をかきたくないので、一般行楽客に混じってロープウエーとケーブルカーで優雅に下山。地獄のち極楽の山行でした。
消費した水分
家から持参したホットコーヒー 250mℓ
妙法寺のコンビニで買ったアイスコーヒー 300mℓ
家から持参したペットボトルの水 500mℓ× 2
途中の水場で補給した水 500mℓ
途中の水場で飲んだ水 250mℓ
計 2.3ℓ
結果、炎天下では歩行2時間あたり0.5ℓの水分補給が必要と判りました。
Ham0501さん、こんばんは。
此方へのコメありがとうございました・・ッて、
あっしとは真逆の耐暑レコ。
読ませて戴いた小生としては、これがホントの
「汗顔の至り」ってヤツです(冷や汗?)
須磨アから菊水山、こんな時期には近づこうとも思わない小生ですが
例のプラ階段地獄、ほとんど日陰がないんですねぇ(・・ゴクリ)
で、さらにこっちが真の地獄ではないかと思う稲妻天狗を写真二枚で(!)
サラッと通過しておられるのには全く驚嘆です。
702カレーとビール、こちらまで美味しく(?)拝見しました。
素晴らしい薬師岳山行、行ったことのない場所には
とても偉そうにコメできないので遠慮しておりましたが、
度々興趣溢れるレポに感謝しております。
正直、小生もいつまでもチンタラ登っててはアカン、と思うこと頻りで
サボらず体力涵養して、さらに素晴らしい山を歩けるよう、
焦らず頑張って行こうと思っております。
ありがとうございました
notungさん、こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
実は沢歩きシリーズ第三弾も考えていたのですが、汗いっぱいかいて ドロドロヘトヘトカラカラになった後、カフェでビール 飲んでお風呂 入り、スッキリしてケーブルカー で帰るという究極?の特撰六甲ハイカー向け夏山プランを思いつき、そっちに浮気してしまいました
地獄になると思っていた舗装急坂、菊水山、天狗道は案外日陰が多くて、思っていたほどつらくはなかったというのが実感です。といえば恰好いいようですが、家に帰ってTVを見ていた時に足が痙ってしまったというのが正直なところです 原因がわかればいいのですが・・・
薬師岳でも昼食は小屋の食堂で済ますなど、これからはひたすら歩くだけでなく、幅広く山を楽しんでいこうと思っています
そんな小生にとって、notungさんの角ハイは新たな目標でして、ただ今そのお店を特定中です
次回よりの「究極の六甲避暑シリーズ」に何が飛び出して来るのか、楽しみにしております。
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