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Yamareco

記録ID: 929519
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

夜行日帰り 上高地〜徳本峠〜島々

2016年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:04
距離
32.1km
登り
1,833m
下り
2,618m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:13
休憩
0:51
合計
11:04
距離 32.1km 登り 1,834m 下り 2,618m
6:55
6:56
29
7:25
78
8:43
40
分岐
11:19
11:20
8
K1ピーク
11:28
9
折り返し点
11:37
11:50
87
13:55
14:03
19
14:22
14:34
47
15:21
15:22
33
15:55
45
16:40
16:41
74
17:55
島々バス停
■■■ 予定 ■■■
06:30 上高地バスターミナル
07:12 明神分岐
08:50 2126m地点
09:32 ジャンクションピーク
11:17 K1ピーク
11:41 霞沢岳
12:02 K1ピーク
13:26 ジャンクションピーク
13:54 2126m地点
13:58 徳本峠
15:22 岩魚留小屋
17:07 二俣
18:10 島々

ヤマプラ・コースタイムの0.7倍で設定して
遅くなった場合は霞沢岳登頂をやめて時間調整する。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
上高地バスターミナル
出発準備に時間がかかり
06:51 出発
2016年07月31日 06:51撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 6:51
上高地バスターミナル
出発準備に時間がかかり
06:51 出発
河童橋
2016年07月31日 06:54撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 6:54
河童橋
07:24 明神館を通過
2016年07月31日 07:24撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:24
07:24 明神館を通過
穂高の眺め
2016年07月31日 07:28撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:28
穂高の眺め
徳本峠方面への分岐
右に折れる
2016年07月31日 07:28撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:28
徳本峠方面への分岐
右に折れる
人は少なくとても静か
途中までは自動車も走れる道
なので歩き易い
2016年07月31日 07:35撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:35
人は少なくとても静か
途中までは自動車も走れる道
なので歩き易い
どんどん進む
2016年07月31日 07:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:37
どんどん進む
ソバナ
2016年07月31日 07:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:37
ソバナ
メタカラコウ
2016年07月31日 07:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:37
メタカラコウ
2016年07月31日 07:49撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:49
センジュガンピ
2016年07月31日 07:53撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:53
センジュガンピ
ツルアジサイ
2016年07月31日 07:56撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:56
ツルアジサイ
2016年07月31日 07:58撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 7:58
穂高の眺めはまだ良好
まだ登った事がないので
いつか行ってみたいと思う
2016年07月31日 08:18撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 8:18
穂高の眺めはまだ良好
まだ登った事がないので
いつか行ってみたいと思う
08:54 分岐
霞沢岳へ向かう
2016年07月31日 08:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 8:43
08:54 分岐
霞沢岳へ向かう
眺めの良い尾根道だとばかり
思っていた・・・が
K2手前までは殆ど森の中
2016年07月31日 08:54撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 8:54
眺めの良い尾根道だとばかり
思っていた・・・が
K2手前までは殆ど森の中
ゴゼンタチバナ
2016年07月31日 09:06撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 9:06
ゴゼンタチバナ
つづら折れの登り
2016年07月31日 09:18撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 9:18
つづら折れの登り
路面が荒れてきた
それとアザミが腿にあたると
ちくちく痛い
2016年07月31日 09:21撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 9:21
路面が荒れてきた
それとアザミが腿にあたると
ちくちく痛い
09:23 ジャンクションピーク
南側に景色がひろがる。
ここで休憩し栄養補給する
2016年07月31日 09:24撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 9:24
09:23 ジャンクションピーク
南側に景色がひろがる。
ここで休憩し栄養補給する
ジャンクションピークの
前後はぬかるんだ道が続く
2016年07月31日 10:00撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 10:00
ジャンクションピークの
前後はぬかるんだ道が続く
ハクサンフウロ
2016年07月31日 10:04撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 10:04
ハクサンフウロ
霞沢岳への登りが始まる
傾斜がとてもきつく
両手を使いまくる
2016年07月31日 10:48撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 10:48
霞沢岳への登りが始まる
傾斜がとてもきつく
両手を使いまくる
クルマユリ
2016年07月31日 10:52撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 10:52
クルマユリ
雲が出てきた
2016年07月31日 10:52撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 10:52
雲が出てきた
2016年07月31日 11:01撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 11:01
ヨツバシオガマ
2016年07月31日 11:19撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 11:19
ヨツバシオガマ
11:19 K1ピークに到着
ほぼ予定通りだが徐々に
ペースが遅くなってきた
2016年07月31日 11:19撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 11:19
11:19 K1ピークに到着
ほぼ予定通りだが徐々に
ペースが遅くなってきた
帝国ホテル、西穂高方面
2016年07月31日 11:20撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 11:20
帝国ホテル、西穂高方面
K2ピーク手前で頂上を見る
13分で登るのは無理そうだ
残念だけど引き返そう
2016年07月31日 11:29撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 11:29
K2ピーク手前で頂上を見る
13分で登るのは無理そうだ
残念だけど引き返そう
穂高は相変わらず雲の中
2016年07月31日 11:29撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 11:29
穂高は相変わらず雲の中
K1ピークに戻り一休み
食事と水分補給
2016年07月31日 11:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 11:37
K1ピークに戻り一休み
食事と水分補給
マルバタケブキ
2016年07月31日 12:17撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 12:17
マルバタケブキ
13:55 徳本峠小屋に到着
今日は満員だそうだ
2016年07月31日 14:02撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:02
13:55 徳本峠小屋に到着
今日は満員だそうだ
予定通り島々谷へ向かう
2016年07月31日 14:07撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:07
予定通り島々谷へ向かう
つづら折れの道を
どんどん下る
2016年07月31日 14:17撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:17
つづら折れの道を
どんどん下る
14:22 力水 待望の水場
先ずは顔を洗ってスッキリ
水をがぶ飲み、軽く食事
2016年07月31日 14:24撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:24
14:22 力水 待望の水場
先ずは顔を洗ってスッキリ
水をがぶ飲み、軽く食事
緑の濃い森の中を進む
2016年07月31日 14:41撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:41
緑の濃い森の中を進む
沢沿いの道
2016年07月31日 14:42撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:42
沢沿いの道
渡渉ヶ所が多い
沢が合流するごとに水量が
増えていく
2016年07月31日 14:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:43
渡渉ヶ所が多い
沢が合流するごとに水量が
増えていく
まだ新しい感じの橋
2016年07月31日 14:45撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:45
まだ新しい感じの橋
緩やかな傾斜に加えて
地面が柔らかいので
とても歩き易い
2016年07月31日 14:46撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:46
緩やかな傾斜に加えて
地面が柔らかいので
とても歩き易い
どんどん行くよ
2016年07月31日 14:53撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:53
どんどん行くよ
緑色の中にオレンジの花が
とても目立っている
2016年07月31日 14:56撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:56
緑色の中にオレンジの花が
とても目立っている
フシグロセンノウ
2016年07月31日 14:57撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 14:57
フシグロセンノウ
15:21 岩魚留小屋
軒先で休んでいた方が
いるので遠方から撮影
2016年07月31日 15:23撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:23
15:21 岩魚留小屋
軒先で休んでいた方が
いるので遠方から撮影
沢を抜ける風が気持ちいい
2016年07月31日 15:32撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:32
沢を抜ける風が気持ちいい
橋の上から
2016年07月31日 15:36撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:36
橋の上から
同じ橋の上から上流を見る
2016年07月31日 15:36撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:36
同じ橋の上から上流を見る
のんびり一服したいが
今はそんな余裕はなく
歩き続ける
2016年07月31日 15:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:37
のんびり一服したいが
今はそんな余裕はなく
歩き続ける
ところどころに、立派な
遊歩道や橋が設置されてる
2016年07月31日 15:41撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:41
ところどころに、立派な
遊歩道や橋が設置されてる
落ちたらたいへんだな
橋を何度か渡り
左岸と右岸を行ったり来たり
2016年07月31日 15:49撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:49
落ちたらたいへんだな
橋を何度か渡り
左岸と右岸を行ったり来たり
まだ4時前だというのに
日陰に入るとけっこう暗い
2016年07月31日 15:50撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:50
まだ4時前だというのに
日陰に入るとけっこう暗い
セメントを充填した石垣も
苔に覆われて趣きのある様相
2016年07月31日 15:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 15:59
セメントを充填した石垣も
苔に覆われて趣きのある様相
2016年07月31日 16:16撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:16
2016年07月31日 16:24撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:24
2016年07月31日 16:25撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:25
2016年07月31日 16:30撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:30
2016年07月31日 16:32撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:32
16:40 二俣に到着
バスに間に合う事はほぼ確定
残るは6.3kmの砂利の車道
2016年07月31日 16:41撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:41
16:40 二俣に到着
バスに間に合う事はほぼ確定
残るは6.3kmの砂利の車道
ここでもまた顔を洗う
頭と首を冷やすととても快適
2016年07月31日 16:49撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:49
ここでもまた顔を洗う
頭と首を冷やすととても快適
2016年07月31日 16:49撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 16:49
カラスアゲハ
2016年07月31日 17:35撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 17:35
カラスアゲハ
2016年07月31日 17:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 17:37
もうちょい
2016年07月31日 17:51撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 17:51
もうちょい
17:55 島々バス停に到着
無事で何より
でもこのバス停で待ってても
バスは来ない・・・
2016年07月31日 17:55撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 17:55
17:55 島々バス停に到着
無事で何より
でもこのバス停で待ってても
バスは来ない・・・
撮影機器:

感想

2泊3日の日程で燕岳から霞沢岳まで縦走を予定していたが
直近の天気予報で8/1の松本の降水確率が80%、翌8/2も雨の予報になった為、
その計画を中止した。

しかし、7/31だけは概ね晴れの予報なので日帰りで出かけることにして
行先を上高地〜徳本峠〜島々とした。
JRの運賃は青春18きっぷ1回分だけなので交通費もそれほどかからない。

ついでに霞沢岳にも行こうと欲張った為、時間勝負の慌ただしい山行になった。
結局、霞沢岳は途中で時間が足りなくなり諦めた。

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仕事から帰宅して、支度してから出発。
夜行列車ムーンライト信州で松本に向かう。
車中眠れたのは1時間くらい。

6:25 上高地に到着。
日曜日のため、それなりの賑わい。

06:50 上高地バスターミナルを出発
準備に手間取り06:30出発の予定から20分遅れてスタートした。
天気は良好。青空の広がり焼岳や穂高がとても綺麗に見える。
小梨平では、テントを張っていた人たちが森の木陰で気持ち良さそうに
朝の食事などの仕事をしていた。

07:28 明神の分岐
明神から徳本峠へ向かうの道に折れると一気に人が少なくなる。
下りてくる人とのすれ違いは2名、登っている人と会ったのは1名だけだった。
しばらくは自動車の轍のついた道で緩やかな傾斜を進んで行き
轍が無くなったところから本格的な登りになった。

08:43 尾根の分岐に出た。
左へ行くと徳本峠だが右に折れ霞沢岳への道に進む。
九十九折れの急坂が続く。
尾根に出れば展望が開けるものと信じこんでいたが、
いつまでたっても森の中で、眺めの良い場所は殆どなかった。

09:23 ジャンクションピークに到着
ここで軽食と水分補給のため15分ほど休憩した。

ジャンクションピークの前後は泥濘が多くとても歩きづらかった。
スタートの遅れを挽回しようと頑張ってしまったからか、
又は泥濘の道に時間がかかったからか、徐々にペースが落ちてきた。

霞沢岳K1ピークへの登りは傾斜がきついので両手を使って進む。
ようやく展望が開けてきたが、この時すでに穂高は雲に覆われていた、残念。

11:19 K1ピークに到着
ここまでの時間はほぼ予定通りだったが、霞沢岳の山頂が見えるようになると
この先ペースを維持できる自信が無くなって来た。
とりあえず少し先まで進んだが、結局K2ピーク手前で山頂到達を断念して
戻ることにした。今回の目的は徳本峠から島々の道を歩く事だったので
霞沢岳を目前しながらも意外とあっさり諦められた。
やはりスタートの遅れが響いたなぁ。

11:37 K1ピークに戻って10分ほど休憩
霞沢岳山頂に人が立っているのを眺めながら食事。
その後は、徳本峠まで戻る道をひたすらペースを意識しながら歩き続ける。

13:55 徳本峠に到着
ここに着く時間が遅かった場合は上高地に下りる事も考えていたが
どうやら間に合いそうなので、予定通り島々へ下りることに決めた。
靴に入ったゴミを掻き出したり、下る準備をしてから再出発。

14:22 峠から約20分で力水まで下りてきた。待望の水場だ。ここで休憩。
先ずは頭、顔、首、腕の汗を洗い流す。本当に気持ちいい。
水をたらふく飲んで、補給食を腹に詰め込み、
最後にボトル2ℓ分を満タンにしておく。

力水から島々まではずっと沢沿い(島々谷川・南沢)の道になる。
最初は水量の少ない沢だが、他の沢との合流を繰り返し、徐々に水量の豊富な
渓流になっていく。そのため小さいがいくつも渡渉を繰り返す。
深い緑の森と渓流の風景が綺麗で気持ちの良いところだ。
のんびりしたいと思うのだが、今回はそれは無理。
時間に追われた歩いている事がとても勿体なく思えた。

暑くなることを心配していたが涼しい風が抜けて行くのでとても快適だった。
道の傾斜は緩やかで、路面には枯草が積もって柔らかく、とても歩き易い。
2つの沢の滝がぶつかり合う場所を過ぎたところに岩魚留小屋があった。

15:22 岩魚留小屋に到着
最初に無人のビバークテントを見つけたが、小屋の軒下でその人が休んでいた。
少しお話。自分と同じムーンライトに乗っており島々から歩き始めたとの事。
列車の中で眠れず体調が芳しくなかった様子。この季節に標高700mからの
登りはさぞかし暑く体力を消耗したことと思う。翌日は大丈夫だったろうか?

小屋を後にして更に下り続ける。道は何度か南沢の左岸・右岸を渡る橋を越え、
少し高巻きに進んだりもした。設備の良い橋がいくつかあったのが驚きだった。
やがて櫃が見えるようになると二俣は近い。

16:40 二俣に到着
すぐのところに林道に流れ落ちる水場があったので、ここでも汗を洗い流す。
バス停まで残り約6km、ほぼ砂利の林道が続く。
もう惰性で進んでいる気分だが、思いのほか暑くなかったのでペースを崩さず
歩き続けられた。

17:55 島々バス停に到着。
バスの時間は18:03
新島々発の電車の時間は18:42
新島々の駅までは3.6km先なので歩ける距離ではあったが、舗装路は疲れるし
あと8分後にはバスが来るのだから乗ってしまおう、と待つことにした。
やった、無事に終わった〜っと思っていたら、ここでちょっとしたアクシデント。

バス停の看板にバツ印にも見えるテープが張ってある。
使われてないのかなぁとも考えたが、それなら他に「使われてない」だとか
「代わりの場所の案内」だとか何かしらの説明があって良さそうだが、
その様な記載は全くない。これでは動きたくても動けない。
国道を見るとアルピコバスが何台も通過していく。
18:04 バスの時間から1分が経過、おいおい・・・

そんな時、自家用車が通ったので尋ねたら、道路工事のため現在ここには
バスは来ないと教えられた。車に乗せてあげるとの申し出に甘えさせて頂き
無事に新島々駅に到着。助かりました。非常に感謝しております。
新島々の駅で着替えを済ませた頃、ようやく動揺した気持ちが落ち着いて来た。

--------------------------------------------------------------------------------

今回到達出来なかった霞沢岳は眺めが良いらしいので、いずれ一度は山頂を
踏んでおきたいと思う。
途中の道の展望が良くないので、出来るだけ早い時間に山頂付近に着けるように
したい。となると徳本峠で一泊か。

島々谷の道は、何度訪れても楽しそうだ。
涼しい時期なら島々から上がってみるのも良いかと思う。

時間に追われる計画だったけれど、来てみて良かった。
とりあえず今回も無事で何より。

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