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Yamareco

記録ID: 937841
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

リベンジ成功 北岳〜間ノ岳

2016年08月11日(木) ~ 2016年08月12日(金)
 - 拍手
GPS
15:18
距離
17.2km
登り
2,236m
下り
2,211m

コースタイム

1日目
山行
6:35
休憩
1:15
合計
7:50
6:44
18
7:02
85
8:27
8:35
60
9:35
9:40
55
上部二俣
10:35
10:40
40
11:50
11:55
28
12:23
13:10
20
13:30
60
14:30
0
14:30
宿泊地
2日目
山行
6:15
休憩
1:13
合計
7:28
5:10
23
宿泊地
5:33
5:35
55
6:30
6:50
43
7:33
7:35
23
7:58
8:30
40
9:35
35
10:10
10:15
48
上部二俣
11:03
11:10
71
12:21
13
12:34
2
天候 1日目2日目ともに晴れ後ガス
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安駐車場 下のほうまで満車
始発便には乗れず、5分後の便に何とか乗車
コース状況/
危険箇所等
二俣までは沢沿いなので水濡れ注意
上部二俣近辺は落石に注意
八本歯のコル周辺は梯子を踏み外さないように注意
稜線は滑落に注意
広河原から見えるあれが北岳かな?
2016年08月11日 06:42撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 6:42
広河原から見えるあれが北岳かな?
吊り橋が壊れるんじゃないかというほど人がいる
2016年08月11日 06:44撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 6:44
吊り橋が壊れるんじゃないかというほど人がいる
行列のできる山
やっぱり山の日ということもあるんだろうか
2016年08月11日 06:49撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 6:49
行列のできる山
やっぱり山の日ということもあるんだろうか
てんくらがあまりいい予報ではなかったので、ここまで見えるとは思わなかった。感激
2016年08月11日 08:10撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
1
8/11 8:10
てんくらがあまりいい予報ではなかったので、ここまで見えるとは思わなかった。感激
二俣からの鳳凰三山
どうやら角度的にオベリスクは見えないらしい
2016年08月11日 08:39撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 8:39
二俣からの鳳凰三山
どうやら角度的にオベリスクは見えないらしい
左俣から赤岳も顔を出します
2016年08月11日 09:04撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 9:04
左俣から赤岳も顔を出します
上部二俣から来た道を振り返る
2016年08月11日 09:39撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 9:39
上部二俣から来た道を振り返る
荒々しいバットレス
2016年08月11日 09:48撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 9:48
荒々しいバットレス
梯子登場
2016年08月11日 10:07撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 10:07
梯子登場
バットレスと甲斐駒
バットレスと甲斐駒
甲斐駒ケ岳(左)と地蔵岳(右)
1
甲斐駒ケ岳(左)と地蔵岳(右)
鳳凰三山。
八本歯のコル付近でやっとオベリスクが見える。
1
鳳凰三山。
八本歯のコル付近でやっとオベリスクが見える。
タカネビランジ
2016年08月11日 10:36撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 10:36
タカネビランジ
八本歯のコル到着
2016年08月11日 10:37撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 10:37
八本歯のコル到着
右から北岳山荘、中白根山、間ノ岳、農鳥岳
2016年08月11日 10:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 10:43
右から北岳山荘、中白根山、間ノ岳、農鳥岳
八本歯の頭
2016年08月11日 10:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 10:44
八本歯の頭
鳳凰三山
間ノ岳のガスも途切れてきた
2016年08月11日 10:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 10:52
間ノ岳のガスも途切れてきた
バットレスと甲斐駒
2016年08月11日 10:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 10:55
バットレスと甲斐駒
富士山はうっすらと
2016年08月11日 11:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 11:00
富士山はうっすらと
このガレ場はちゃんと道を選ばないと危ないかも
2016年08月11日 11:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 11:07
このガレ場はちゃんと道を選ばないと危ないかも
トラバース分岐点からの鳳凰
2016年08月11日 11:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 11:22
トラバース分岐点からの鳳凰
池山吊尾根
2016年08月11日 11:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 11:23
池山吊尾根
トラバース分岐点
2016年08月11日 11:23撮影 by  COOLPIX S3000, NIKON
8/11 11:23
トラバース分岐点
北岳山荘もすごいところにあるな〜
2016年08月11日 11:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 11:24
北岳山荘もすごいところにあるな〜
何回も撮りたくなる
2016年08月11日 11:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 11:31
何回も撮りたくなる
吊尾根分岐(左下)から間ノ岳
2016年08月11日 11:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 11:56
吊尾根分岐(左下)から間ノ岳
仙丈ケ岳(露出オーバー気味)
2016年08月11日 12:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 12:09
仙丈ケ岳(露出オーバー気味)
北岳独占中の方がいた
2016年08月11日 12:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 12:18
北岳独占中の方がいた
山頂到着。後ろは甲斐駒
2016年08月11日 12:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 12:24
山頂到着。後ろは甲斐駒
北岳標識
2016年08月11日 12:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
8/11 12:26
北岳標識
北岳標識2と仙丈ケ岳
2016年08月11日 12:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 12:33
北岳標識2と仙丈ケ岳
山頂から二俣
2016年08月11日 12:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 12:43
山頂から二俣
三角点にタッチ
2016年08月11日 12:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 12:54
三角点にタッチ
歩いてきた稜線
2016年08月11日 13:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 13:06
歩いてきた稜線
歩いてきた稜線2
2016年08月11日 13:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/11 13:07
歩いてきた稜線2
甲斐駒ケ岳
仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳
仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳
後は下るだけなのに足が動かない
2016年08月11日 13:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/11 13:37
後は下るだけなのに足が動かない
仙丈ヶ岳
翌朝は雲海からスタート
2016年08月12日 04:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 4:35
翌朝は雲海からスタート
富士山をこんな形で見たのは初めて
2016年08月12日 04:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
8/12 4:37
富士山をこんな形で見たのは初めて
いや〜素晴らしい
2016年08月12日 04:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/12 4:38
いや〜素晴らしい
東の空が明るい
2016年08月12日 04:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 4:38
東の空が明るい
富士山の周りも明るくなってきた
2016年08月12日 04:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 4:40
富士山の周りも明るくなってきた
稜線も明るくなってきた
2016年08月12日 05:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:00
稜線も明るくなってきた
いよいよ日の出
2016年08月12日 05:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:01
いよいよ日の出
海に写ってるのかな
2016年08月12日 05:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/12 5:01
海に写ってるのかな
ご来光
2016年08月12日 05:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:03
ご来光
ご来光2
2016年08月12日 05:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:05
ご来光2
間ノ岳方面の朝焼け
2016年08月12日 05:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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8/12 5:06
間ノ岳方面の朝焼け
雲海が朝日に染まる
2016年08月12日 05:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:11
雲海が朝日に染まる
北岳も綺麗に朝日を浴びてますね
2016年08月12日 05:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:18
北岳も綺麗に朝日を浴びてますね
時間とともに刻々と変化する
2016年08月12日 05:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:28
時間とともに刻々と変化する
綿あめ雲海
2016年08月12日 05:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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8/12 5:26
綿あめ雲海
富士山をトッピング
2016年08月12日 05:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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8/12 5:26
富士山をトッピング
中白根山から中央アルプスと仙丈ケ岳
2016年08月12日 05:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:33
中白根山から中央アルプスと仙丈ケ岳
間ノ岳と三峰岳の間に塩見岳
2016年08月12日 05:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:36
間ノ岳と三峰岳の間に塩見岳
中白根山から間ノ岳方面
2016年08月12日 05:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 5:38
中白根山から間ノ岳方面
北岳までのカーブ
2016年08月12日 05:45撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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8/12 5:45
北岳までのカーブ
岩陰から力強く咲くイワギキョウ
2016年08月12日 06:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 6:03
岩陰から力強く咲くイワギキョウ
間ノ岳山頂が見えた
2016年08月12日 06:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 6:26
間ノ岳山頂が見えた
間ノ岳到着
北岳の右に赤岳
2016年08月12日 06:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 6:27
北岳の右に赤岳
間ノ岳三角点と鳳凰三山
2016年08月12日 06:30撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/12 6:30
間ノ岳三角点と鳳凰三山
テレビで見たことのあるここからの眺めも素敵
2016年08月12日 06:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/12 6:32
テレビで見たことのあるここからの眺めも素敵
北岳方面
2016年08月12日 06:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 6:33
北岳方面
少し風が強い
2016年08月12日 06:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
8/12 6:44
少し風が強い
農鳥方面
2016年08月12日 06:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 6:46
農鳥方面
農鳥岳
2016年08月12日 06:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 6:46
農鳥岳
逆光もかっこいいですね
2016年08月12日 06:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 6:48
逆光もかっこいいですね
中央アルプス
2016年08月12日 07:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
8/12 7:33
中央アルプス
甲斐駒
2016年08月12日 07:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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8/12 7:34
甲斐駒
中白根山からの北岳
2016年08月12日 07:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 7:36
中白根山からの北岳
トラバース道からの北岳
2016年08月12日 08:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 8:34
トラバース道からの北岳
北岳山荘にさよなら
2016年08月12日 08:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
8/12 8:48
北岳山荘にさよなら
キンロバイ
2016年08月12日 08:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 8:50
キンロバイ
タカネナデシコ
2016年08月12日 08:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 8:55
タカネナデシコ
トラバース道は危険がいっぱい
2016年08月12日 08:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 8:57
トラバース道は危険がいっぱい
その代わりお花畑もいっぱい
2016年08月12日 09:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 9:03
その代わりお花畑もいっぱい
ホシガラス?
2016年08月12日 09:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 9:03
ホシガラス?
足元がすくみます
2016年08月12日 09:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 9:04
足元がすくみます
右は崖です
2016年08月12日 09:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 9:05
右は崖です
振り返って間ノ岳
2016年08月12日 09:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 9:12
振り返って間ノ岳
北岳にも雲がかってきました
2016年08月12日 09:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 9:26
北岳にも雲がかってきました
八本歯のコルから
頑張れ〜
2016年08月12日 09:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/12 9:34
八本歯のコルから
頑張れ〜

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ヘッドランプ GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ
共同装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ヘッドランプ GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ
備考 ズームレンズ
ハッカ油スプレー(ここいらのアブに虫除けは無意味だった)

感想

前回(7/17)はガスガスで雨だったので、今回はリベンジ登山。
今回はそのときの怪我が完治していないことや、天気も今一つなことから
返り討ちに遭うことも想定していたのですが
歩いていくうちに日も差してきて、これいけるかも?とワクワクに変わっていきました。

二俣まではゆっくりペースを意識したものの、前回とほぼ同じ時間でたどり着く。
そこからは左俣コースを行く。
この辺りはカンカン照りで虫も多く体力が削り取られます。
持ってきたムシ○ールαはハエに直接吹きかければ死んでくれますが
自分に吹きかけても効果ゼロ。
刺してくることはないので気にしないようにするしかなかったです。

上部二俣を抜けて再び森林に入ると
梯子の連続。
怖さはなかったですが、バテバテで一歩が重い。
すれ違う方々に「もう少し!」「頑張って!」と温かい言葉をかけていただきました。
後でわかったのですが、
登りでゼイゼイ言ってる人は下ってる人から見ると励ましたくなるものですね。笑

そうそう、この辺りでは八ヶ岳や甲斐駒ケ岳も見え、鳳凰三山のオベリスクも見えてきます。
これで十分感動的だったのですが、
八本歯のコルに登ると、北岳山荘から間ノ岳のきれいな稜線や富士山も眼下に拝め
八本歯の頭の急峻な地形にも圧倒されます。
すごいところに来たんだと実感できます。

梯子や岩稜帯をよじ登り、トラバース分岐を超え、吊尾根分岐まで登ると、いよいよ北岳への最後の稜線。
ここに荷物をデポしている人もいました。
仙丈ケ岳もきれいに見えて、もう気分は絶頂。(体は限界…笑)
崖は少々怖いですが、鎖もあるので安心。

そして山頂。
いたのは15人弱でしょうか。
入山者の多さにしては少な目に感じました。
標識の渋滞みたいなことはありません。
ここからは仙丈、甲斐駒、鳳凰、中央アルプスの贅沢なロケーション。
歩いてきた八本歯、二俣などをみて感慨にふけったり。
富士山こそ霞んでしまいましたが、
登山の醍醐味を十分に味わえました。

後は北岳山荘に降りるだけ…と思っていたのですが、
これがなかなかつらい。
疲れがどっと来たのか、足はそれほど痛くないのに歩が進まないのです。
ご飯は食べてるし、スポーツドリンクも飲んでいるけどバテバテ。
たぶん水分不足なのでしょうか。
なぜか汗がほとんど出ない。トイレも広河原から行ってない。
肺に何かが詰まったような感じ。
冷たい水が欲しかった。スポーツドリンクより水。

幸い北岳山荘には無料のトイレと水場があり助かりました。
「一つの布団で3人」との張り紙におびえながらもすがるように入ります。
夕飯はビーフシチューにご飯とキャベツのみだったので
\7,800と少し安くなっていました。
布団は3人入るのは不可能なほど小さく、2人でやっと。
それでも思いのほか人が少なかったらしく
店員150人を少し上回る程度だったそうで
一人一枚とは言わずとも0.75枚にはなりました。
でも神経質な自分には、隣のいびきや寝言や寝相や暑さや変なタイミングのアラームなどでほとんど眠れませんでした。

朝食はご飯、味噌汁、とろろ、鮭、ソーセージエッグ、梅干し、ミカンなど
夜より満腹満足。
また従業員の方が、今日の天候や注意点など言ってくださるので大変ありがたかった。
山小屋というと、不愛想なご主人をイメージしてましたが、
皆さんすごく丁寧に仕事をされているし、
管理が行き届いていて良い意味で山小屋のイメージが変わりました。

疲れも吹き飛んで、外に出ると雲海の上に富士山が出ていました。
カラフルなテントも相まって、とても幻想的な光景でした。
日の出もきれいだったなあ。
そこからは間ノ岳を目指します。
荷物も置いていったからか信じられないくらい体が軽い。
トレランで往復できるんじゃないかと思ったほど。
この天空の散歩道をこの良コンディションで歩けるなんて
山の神様、ならびに北岳山荘に感謝です。
この辺りはお花は少なかったですが、それでも岩場に咲く種類もあるのですね。
その生命力には驚くばかりです。

何度も偽ピークを越えて間ノ岳に到着。
風が少し強い中、登山客もなかなか多かったです。
日本第3位の標高の名にふさわしく
素晴らしい景色でした。
北岳方面や中央、北アルプス、富士山はもちろんのこと、
今まで見えなかった、農鳥岳や塩見岳方面の山々すべてが見渡せました。
なんつう景色だよ。
こんなこと一生ないかもしれない。
山の神様、ならびに自分を生んでくれた両親に感謝です。

下りかけた10時ごろにはまたガスが出ました。
下山に4時間以上かかって、再び登るかというと、簡単に行けるとは言えませんが、
また機会があればぜひ行きたい。
もう普通の山では満足できなそうだから・・・

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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