リベンジ成功 北岳〜間ノ岳
- GPS
- 15:18
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,236m
- 下り
- 2,211m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:50
天候 | 1日目2日目ともに晴れ後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
始発便には乗れず、5分後の便に何とか乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二俣までは沢沿いなので水濡れ注意 上部二俣近辺は落石に注意 八本歯のコル周辺は梯子を踏み外さないように注意 稜線は滑落に注意 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
備考 | ズームレンズ ハッカ油スプレー(ここいらのアブに虫除けは無意味だった) |
感想
前回(7/17)はガスガスで雨だったので、今回はリベンジ登山。
今回はそのときの怪我が完治していないことや、天気も今一つなことから
返り討ちに遭うことも想定していたのですが
歩いていくうちに日も差してきて、これいけるかも?とワクワクに変わっていきました。
二俣まではゆっくりペースを意識したものの、前回とほぼ同じ時間でたどり着く。
そこからは左俣コースを行く。
この辺りはカンカン照りで虫も多く体力が削り取られます。
持ってきたムシ○ールαはハエに直接吹きかければ死んでくれますが
自分に吹きかけても効果ゼロ。
刺してくることはないので気にしないようにするしかなかったです。
上部二俣を抜けて再び森林に入ると
梯子の連続。
怖さはなかったですが、バテバテで一歩が重い。
すれ違う方々に「もう少し!」「頑張って!」と温かい言葉をかけていただきました。
後でわかったのですが、
登りでゼイゼイ言ってる人は下ってる人から見ると励ましたくなるものですね。笑
そうそう、この辺りでは八ヶ岳や甲斐駒ケ岳も見え、鳳凰三山のオベリスクも見えてきます。
これで十分感動的だったのですが、
八本歯のコルに登ると、北岳山荘から間ノ岳のきれいな稜線や富士山も眼下に拝め
八本歯の頭の急峻な地形にも圧倒されます。
すごいところに来たんだと実感できます。
梯子や岩稜帯をよじ登り、トラバース分岐を超え、吊尾根分岐まで登ると、いよいよ北岳への最後の稜線。
ここに荷物をデポしている人もいました。
仙丈ケ岳もきれいに見えて、もう気分は絶頂。(体は限界…笑)
崖は少々怖いですが、鎖もあるので安心。
そして山頂。
いたのは15人弱でしょうか。
入山者の多さにしては少な目に感じました。
標識の渋滞みたいなことはありません。
ここからは仙丈、甲斐駒、鳳凰、中央アルプスの贅沢なロケーション。
歩いてきた八本歯、二俣などをみて感慨にふけったり。
富士山こそ霞んでしまいましたが、
登山の醍醐味を十分に味わえました。
後は北岳山荘に降りるだけ…と思っていたのですが、
これがなかなかつらい。
疲れがどっと来たのか、足はそれほど痛くないのに歩が進まないのです。
ご飯は食べてるし、スポーツドリンクも飲んでいるけどバテバテ。
たぶん水分不足なのでしょうか。
なぜか汗がほとんど出ない。トイレも広河原から行ってない。
肺に何かが詰まったような感じ。
冷たい水が欲しかった。スポーツドリンクより水。
幸い北岳山荘には無料のトイレと水場があり助かりました。
「一つの布団で3人」との張り紙におびえながらもすがるように入ります。
夕飯はビーフシチューにご飯とキャベツのみだったので
\7,800と少し安くなっていました。
布団は3人入るのは不可能なほど小さく、2人でやっと。
それでも思いのほか人が少なかったらしく
店員150人を少し上回る程度だったそうで
一人一枚とは言わずとも0.75枚にはなりました。
でも神経質な自分には、隣のいびきや寝言や寝相や暑さや変なタイミングのアラームなどでほとんど眠れませんでした。
朝食はご飯、味噌汁、とろろ、鮭、ソーセージエッグ、梅干し、ミカンなど
夜より満腹満足。
また従業員の方が、今日の天候や注意点など言ってくださるので大変ありがたかった。
山小屋というと、不愛想なご主人をイメージしてましたが、
皆さんすごく丁寧に仕事をされているし、
管理が行き届いていて良い意味で山小屋のイメージが変わりました。
疲れも吹き飛んで、外に出ると雲海の上に富士山が出ていました。
カラフルなテントも相まって、とても幻想的な光景でした。
日の出もきれいだったなあ。
そこからは間ノ岳を目指します。
荷物も置いていったからか信じられないくらい体が軽い。
トレランで往復できるんじゃないかと思ったほど。
この天空の散歩道をこの良コンディションで歩けるなんて
山の神様、ならびに北岳山荘に感謝です。
この辺りはお花は少なかったですが、それでも岩場に咲く種類もあるのですね。
その生命力には驚くばかりです。
何度も偽ピークを越えて間ノ岳に到着。
風が少し強い中、登山客もなかなか多かったです。
日本第3位の標高の名にふさわしく
素晴らしい景色でした。
北岳方面や中央、北アルプス、富士山はもちろんのこと、
今まで見えなかった、農鳥岳や塩見岳方面の山々すべてが見渡せました。
なんつう景色だよ。
こんなこと一生ないかもしれない。
山の神様、ならびに自分を生んでくれた両親に感謝です。
下りかけた10時ごろにはまたガスが出ました。
下山に4時間以上かかって、再び登るかというと、簡単に行けるとは言えませんが、
また機会があればぜひ行きたい。
もう普通の山では満足できなそうだから・・・
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