夏季集中山行！ 第二章【白峰三山縦走】北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳

2016年08月09日(火) ~ 2016年08月10日(水)

• GPS: 32:37
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,608m
• 下り: 3,291m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:26
• 合計: 6:48

距離 7.9km 登り 1,734m 下り 375m

6:36 広河原インフォメーションセンター
6:41 6:43 広河原山荘
6:53 白根御池分岐
8:25 8:34 大樺沢二俣
10:37 10:46 八本歯のコル
11:00 11:08 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
11:23 11:33 吊尾根分岐
11:48 12:28 北岳
12:41 吊尾根分岐
13:01 13:09 トラバースルート分岐
13:24 北岳山荘

2日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 0:58
• 合計: 10:48

距離 18.6km 登り 870m 下り 2,925m

4:25 宿泊地
4:59 5:00 中白根山
6:09 6:28 間ノ岳
7:35 7:37 農鳥小屋
8:25 8:32 西農鳥岳
8:59 9:24 農鳥岳
9:53 大門沢分岐
11:59 12:00 大門沢小屋
14:52 14:55 奈良田ゲート
15:13 奈良田駐車場

移動距離：27.8��
累積標高（＋）：2918m
累積標高（ー）：3600m

etrex30使用すると毎回登った量より多く出るイメージでしたが、
結構細かい登りの時もカウントしてるのか誤差なのか良くわからないですね
他の人の記録を見ても白峰三山の累積標高3000程度なので間違ってなさそう？

天候

1日目：晴れ後曇
2日目：晴れ後曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田温泉第二駐車場に駐車
平日深夜ということもあり、かなり空きスペース有
奈良田温泉⇒広河原はバスにて移動（5：32始発　1130円？だったかな）

コース状況／危険箇所等

北岳⇔間ノ岳方面と比較すると農鳥岳方面は全体的に道が荒れているため、
不慣れな方は少々困る部分があるやも？
農鳥岳下りは神経使う箇所が多かったように思います

その他周辺情報

奈良田温泉まで徒歩5分の看板を見て断念（もう歩きたくない。。。）
ということで、西山温泉へ行き受付15時までとのことで断られ・・・
増穂IC傍のまほらの湯へ

写真

8/9 6:30

始発バスに乗り広河原到着！

8/9 6:39

北岳すごい遠くに見えます。
むしろすごい遠かったです・・・

8/9 6:39

1日目：広河原より二俣⇒八本歯のコル⇒北岳⇒北岳山荘
2日目：北岳山荘⇒間ノ岳⇒西農鳥岳⇒農鳥岳⇒大門沢小屋（予定）
3日目：大門沢小屋⇒奈良田温泉
全3日の工程でしたが、コースタイム通り進んでいたので、
最終的には2日の工程に短縮

8/9 6:42

恒例の橋と北岳

8/9 6:42

橋の上より
やや高度感あり、やや揺れる
楽しい人には楽しい！
怖い人には怖いかも・・・

8/9 6:45

粛々と樹林帯を進む

8/9 6:49

ほどほどに涼しい

8/9 7:01

分岐

8/9 7:07

沢沿いのコースをチョイス！
涼しい上に体もすぐ冷やせるので夏場にはいいですね

8/9 7:11

登山道にも水が流れてます

8/9 7:19

少し開けて北岳さんおはようございます！

8/9 7:21

またもや橋

8/9 7:52

二俣へ
ここまで約70分

8/9 8:08

また開けて北岳が見えます

8/9 8:29

振り返れば鳳凰三山

8/9 8:40

雪渓も残ってますが登山道にはない。

8/9 8:51

ここからは灼熱地獄の中を進みます。
日陰も少なくハエが数匹〜10数引き群がります
休憩すると悲惨なことになるのでそのまま行進

8/9 10:00

かなり近づいてきました

8/9 10:20

ここから梯子
八本歯のコル、標高上がってからの梯子やら岩場で消耗が

8/9 10:38

北岳山頂はまだ遠いです

8/9 10:45

が、この景色を見たらどうでもよくなる！
今回の縦走路がしっかり見えます

8/9 10:51

登ってきた方向を振り返れば鳳凰三山
日帰り周回はハードでしたが、北岳登りも中々のもの

8/9 10:51

稜線上から見るとすごい迫力がある
ひたすら登ります

8/9 11:18

北岳登って思ったことですが、
花がとても多いです
少し休憩したい時にあると癒しですね！

8/9 11:24

こんなガレた感じのところを登って行きます

8/9 11:36

あっという間に稜線上付近まで雲が上がってくる
登り急いで正解でした！

8/9 11:42

こんな細い場所もあります

8/9 11:59

山頂到着
富士山は登ったことないので、
過去最高の高さです！

8/9 11:48

右手に甲斐駒、左手に仙丈ケ岳が出迎えます

8/9 12:38

昼食後ガスがひどくなってきたので急いで北岳山荘へ
もはや稜線は半分しか見えません

8/9 12:47

稜線上を歩くと迫ってくる雲
間近で見ると迫力あります

8/9 12:49

凄まじい下り

8/9 12:57

こんな形で巻いてきます

8/9 13:26

ようやく到着です

8/9 13:26

本日の宿泊地、北岳山荘！
もうガスがここまで登ってきてます

8/9 13:27

こんな感じ

8/9 13:28

平日なのに一布団に二人・・・！
結局のところそこまでに人が来なかったので一布団に一人
周りの人たちとやったぜ！と談笑しながらゆっくりくつろぐ

8/9 17:31

夕食はこんな感じです。
お隣のグループの方が一人食べられないということで、
2人分いただいてしまいました、ありがとうございます！
これで明日もがんばれます(｀・ω・´)

8/10 4:19

2日目、3時半起床
2日目の工程は長くなる恐れがあったので早出
早弁は4時から貰えます！

8/10 4:22

朝の北岳山荘前
準備をしている方が多くいらっしゃいます

8/10 4:43

そんなこんなで早朝スタート
ガスってます。。。

8/10 4:53

稜線はどこ？
朝日はどこ？
晴れ予報と聞いてたけどがっくり・・・

8/10 5:00

中白峰
ガスり過ぎてて前方後方の人達も見えません
孤独な稜線歩き

8/10 5:03

少し空が赤らんできました

8/10 5:04

ガスが晴れない

8/10 5:05

少しずつ晴れてきた・・・？

8/10 5:08

おぉ・・・！
晴れてきた！

8/10 5:09

霧の向こう側から太陽が

8/10 5:12

雲の影響か山肌が金色に輝きだしました

8/10 5:13

間ノ岳方面への稜線が見えてきた！
徐々にテンションが上がってきます

8/10 5:22

朝日に照らされるシルエット（笑）

8/10 5:24

間ノ岳と富士山！

8/10 5:24

北岳方面を振り返る
この景色には思わず感動
合流した人達と叫びあう（笑）

8/10 5:25

今まで見てきた景色の中でもかなり感動的でした
前半の霧の中での苦行で心が折れていたのもあるかもしれないですね

8/10 5:30

虹の輪が出ています
今思えばここの棒近くに立てば向こう側に影作れたのかな
人型でブロッケン作りたかった。。。

8/10 5:56

徐々に雲もなくなり快晴へ

8/10 6:00

青空に！

8/10 6:09

間ノ岳到着です！
本当に素晴らしい景色です・・・
ありがたやありがたや

8/10 6:31

左手のこぶが農鳥岳なそうな
右手前のピークが西農鳥岳

8/10 6:34

振り返っても前を向いても素晴らしい景色
ここの稜線歩きは良いですね！

8/10 6:38

他の南アルプスの面々も顔を出しています

8/10 7:23

かなりでかいですね
間ノ岳は遠くから見てもそうですが、
北岳等と比較するとなだらかでどっしりしてる気がします

8/10 7:34

良い感じの雲になってきました
青が映える！

8/10 7:36

そうこうするうちに農鳥小屋到着
飲み物を買おうかと思いましたがそのままスルー

8/10 8:15

ずっと歩いていたい気持ちになる稜線です

8/10 8:16

富士山を見ながら西農鳥へ進みます

8/10 8:18

以外にあっさり到着

8/10 8:32

先へ進みます
かなり細い道で巻いて行きます

8/10 8:38

こんなごつごつした場所を進んでいきます
北岳〜間ノ岳間では見られなかったような、
ちょっと面倒な道が増えてきました

8/10 8:51

落ちたら嫌な場所も

8/10 8:58

少しずつ雲も増え。。。

8/10 9:03

無事白峰三山制覇！
雲が出てきて見えないかと思いましたが、
農鳥岳山頂に着くころには北岳間ノ岳も見えてました！
本当に良い景色です

8/10 9:11

若干人も増えてきました

8/10 9:35

大門沢小屋で一泊せずに行けそうな気がしてきたので、
そのまま先を急ぐことに
3000⇒800への長い長い下りの始まりです

8/10 9:37

下山方向の稜線も素晴らしい景色です
本当に晴れてよかったー！

8/10 9:53

大門沢への分岐

8/10 11:13

しばし下るとようやく沢が見え始めます
ここまでの下りはかなりザレてる部分も多く
神経使う下山路でした・・・

8/10 11:37

こんな橋を渡ります

8/10 12:31

ようやく大門沢小屋

8/10 12:32

水分補給しがてら昼食にします
残り3時間で奈良田温泉
15時半下山予定なので休憩多めでも日没までには間に合います

8/10 12:37

また橋を使った渡渉

8/10 12:50

道が細くなります
人も少ないため心細くなりますね

8/10 12:51

登り同様下山路も水が多い
渡渉も多いので雨天の時は気を付けた方が良さそうですね

8/10 13:41

ここの橋は渡りにくかったです。。。

8/10 14:04

人工物が見えてきました

8/10 14:21

もりやまばし
もうそろそろ終わりですね

8/10 14:24

お疲れ様でした！
ここまでくればもう林道歩き
ということで大門沢小屋から1時間半ちょっとで林道まで降りられました。
奈良田温泉に車を置いているのであれば日没前までにここまでくれば大丈夫そうですね

撮影機器：

COOLPIX P300 NIKON

iPhone 6 Apple

PENTAX K-50 PENTAX

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 三脚

感想

mtk_yamando

夏季集中山行！第二章ということで、
美ヶ原の翌日に北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳の単独縦走チャレンジに

今回の山行では北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳⇒間ノ岳⇒北岳のコースも検討しましたが、
周回よりも縦走の方が景色を楽しめるだろうということで、
広河原より始め奈良田温泉へ下るメジャーな縦走路で検討をスタート
奈良田温泉を下山口にすることですぐにさっぱりできるという魂胆（笑）
一泊二日を検討するのであれば必然的に選択肢となる山小屋は
北岳山荘・農鳥小屋となりますが午後の稜線は天気も荒れやすいため避け、
潔く北岳山荘で一泊し、早朝から11時間を経て下山する計画にしました。

奈良田発のバスは当然始発に乗り広河原
北岳への登りは八本歯または北肩の小屋経由で検討しましたが、
結局景色が良い、岩場が楽しいとの事前情報より八本歯コルへ
ただし、ここの登り標高上がってからの梯子やら岩場なので結構しんどかったです！
あと、左俣コースに関してですが今回の山行では日差しが強く
影場となる場所が少ない点、ハエが大量にいた点と割と悲惨でした（笑）
休憩すると20匹程度にはハエがたかってくるので休憩を取れず、
そのままがりがり登りへばり気味になってしまいました。。。
当初ハエをアブかと勘違いして必死に逃げておりました(´;゜ェ゜;`)

そんなこんなで八本歯のコルまで上がると北岳〜農鳥岳に向けた稜線が！
しんどかった登りもなんのやら思わずカメラを取り出し撮影
この辺りからは花々も増え休憩がてらゆったり登ると楽しいですね
山頂からは甲斐駒や仙丈も見ることができ大満足(｀・ω・´)
12時過ぎからは急激に雲の量が増えてきたため、
休憩もそこそこに山荘へ移動し一泊
夕焼け・夜空は見れずに終了・・・　三脚持ってきた意味・・・

2日目も早朝はガス、日の出からしばらくしてからガスが一気に晴れ、
思わぬ不意打ちを食らい感動してしまいました。
そこからは青空の元素晴らしい稜線歩きを楽しませてもらい、
大門沢への下りへ入るころからガスがひどくなりちょうど涼しく下山
ただ、ここの下りがいやらしい箇所が多く結構神経を使いました。
ただでさえ2200mの下降なのに心が折られ大門沢で一泊もよぎりましたが、
小屋で30分ほど休息を取り体力が回復したのでそのまま下山

今回の山行は初めての山で初めて単独縦走するということで、
色々不安なこともありましたが、
他の縦走の方々と幾度も話し途中まで一緒させていただいたり、
2日目の雲が晴れた時の感動を分かち合った方々、
楽しい山行ができました本当にありがとうございます！

夏季集中山行！　第一章【美ヶ原】　8/8
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夏季集中山行！　第二章【白峰三山縦走】北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳　8/9~8/10
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夏季集中山行！　第三章【仙丈ケ岳】　8/11
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夏季集中山行！　最終章【燕岳】ペルセウス座流星群！　8/12~8/13
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