赤岳・硫黄岳 赤岳鉱泉一泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,772m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:30
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:30
赤岳に登って降りて、また硫黄岳に登って降りるという変?な山行をしました。
天候 | 曇り時々晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口に駐車した場合、やまのこ村まで一時間林道を歩くことになります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳山荘で登山届を提出。 行者小屋から赤岳への登り降りはかなりの急登。浮石や足場の悪い場所もあり、特に下りでは足を滑らせないよう注意。 赤岳山頂直下は岩場。危険は感じませんでしたが不得手な方は注意。 |
その他周辺情報 | 下山後、やまのこ村で入浴し昼食をとりました。 入浴は宿泊客が居る日のみ可能の模様。 お風呂は洗い場なしで狭い沸かし湯。400円/人。 |
写真
感想
八ヶ岳に登って赤岳鉱泉に泊まりたいという先輩の意向で、以前より計画していた八ヶ岳登山をしてきました。
やまのこ村に車をとめ、行者小屋から赤岳に登り、稜線は避けて一旦下り、赤岳鉱泉に1泊して、翌日硫黄岳に登る、という山行でした。
天気は曇り時々晴れ。基本的に流れるガスの中で眺望はなかったものの、おかけで涼しい中登山することが出来ました。
【美濃戸口〜赤岳】
美濃戸口からやまのこ村までは狭い砂利道。ガタガタ揺れましたがエスティマで通ることが出来ました。
やまのこ村からは南沢を通り行者小屋へ。そこで行き先を阿弥陀岳から赤岳に変更。文三郎尾根を登りました。
文三郎尾根はかなりの急登。浮石などで足場が悪く滑りそうな場所も。長く急な階段が続き、かなり疲れました。
尾根を登り切り、ガレ道をジグザグに少し登ると一気に景色が変わり、岩場登りになります。コース上は特に危険は感じず登れますが、すれ違いや追い越しでコース外に出る場合、浮石もあるので注意が必要です。
【赤岳山頂〜地蔵尾根】
赤岳山頂で一服後、赤岳頂上山荘の前でお昼にしました。眺望はほぼありませんでしたが、中岳と阿弥陀岳は時折ガスの切れ目に見ることが出来ました。急登を乗り越え、八ヶ岳最高峰に登頂した達成感は強く、お昼後に飲んだ缶コーヒーは最高に美味しかったです。
【地蔵尾根〜行者小屋〜赤岳鉱泉】
すれ違う人に道の様子を聞き、地蔵尾根を下ることにしました。が、こちらも覗きこむような急登。というか上から見るとガケのようにも見えます。そこを慎重に下りました。結果的には文三郎尾根を下り返すよりはマシな下りだったように思えます。
行者小屋から赤岳鉱泉までは少し登るとあとはずっと下りで、すぐに赤岳鉱泉に着きました。
【赤岳鉱泉でお風呂とステーキ】
赤岳鉱泉ではチェックイン後、お風呂でさっぱりし、昼寝をした後、夕食を食べて早めに就寝しました。
お風呂は2畳ほどでシャワーなどもありませんが、汗を流し湯に浸かると最高に気持ちいい。体が溶けてしまいそうでした。
夕食は待望のステーキ。ご飯、具だくさんのスープはおかわり自由で、さらにメロンまでついており、どれもおいしく大変満足しました。
1日目の山行後は体力気力も落ち、足もプルプルでしたが、一晩眠ってかなり回復しました。
【2日目:赤岳鉱泉〜硫黄岳】
膝サポーターを忘れたため、Kさんにテープをもらい膝にテーピングをして硫黄岳へ登りました。
だいぶ体力は回復したと思ったのですが、歩き出すと1日目の疲労が残っているのを痛感しました。赤岳への登りほどの急登はないものの、樹林帯のジグザグ登りでまったくペースがでない。足が上がらない〜とか言いながら、それでも地図のタイムより早く硫黄岳に登頂できました。
硫黄岳山頂は広く、八ヶ岳の稜線も見え、とても気持ちのいい場所でした。また、爆裂火口の切れ落ちた岩肌は迫力満点でした。
【硫黄岳〜赤岳鉱泉〜やまのこ村】
硫黄岳山頂でのんびりし、赤岳鉱泉まで下山し、そこでお昼をどうしようかという話になりました。赤岳鉱泉でお昼にする予定だったのですが、まだお昼前であり、やまのこ村の岩魚の塩焼きを食べよう、ということになりやまのこ村に下山しました。
堤防広場までは沢沿いの道を沢を何度もまたぎつつ下り、堤防広場からはひたすら砂利道を下りました。最後の砂利道が疲れた足によく効き、長く感じました。美濃戸口から登らなくてよかった……と思いました。
やまのこ村に帰着すると、お風呂に入れるとのことで、ここで汗を流してさっぱりしてからお昼にしました。
お昼は岩魚の塩焼きとカレー。妙な組みわせでしたが、どちらもとても美味しかったです。
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