■ますます山に溺れてしまう(*´Д`)【北ア薬師岳】雲海に浮かぶ名峰たち
- GPS
- 11:22
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,807m
- 下り
- 1,791m
コースタイム
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※有峰林道は20時〜翌朝6時の間は通行できないので注意。 ・満車の場合は路駐か、あるいは3キロほど下の駐車スペースに止めてある車もありました。 ・キャンプ場があるので手続きすれば無料でテント泊も可能。炊事場も有り。 ・水洗トイレ有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありませんでした。 登山ポストは登山口にあります。 トイレは駐車場、登山口、太郎平小屋(おススメ)、薬師峠キャンプ地にあります。 薬師岳山荘にもありますが、宿泊者しか使えないそうです。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
地図
コンパス
保険証
飲料
手袋
細引き
携帯電話
防寒着
時計・高度計
非常食
折りたたみ座布団
サバイバルシート
帽子・サングラス
レインウェア
Wストック
その他 財布など省略
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
ライター
アーミーナイフ
ウェットティッシュ
携帯簡易トイレ
ツェルト
ハンディGPS
|
備考 | コッヘル&バーナーを持っていけばよかった。 |
感想
20時にはそのゲートが閉鎖されてしまい、翌6時にならないと走れない有峰林道。
これがネックでずっとこのお山に挑戦できずにいた。
横浜から車での移動もハンパない&今回はちょうどお盆期間中で大渋滞に巻き込まれるのが必須。
以上のことを踏まえて、前日朝の10時には横浜を出発することに。
余裕をもって19時までには登山口である折立にはたどり着かねば。。。
案の定関越で大渋滞に巻き込まれるが、無事折立に17時頃到着。
止めるスペースがあるかどうかドキドキしたが、ちょうど良い時間帯だったのか登山口付近に止めることができた。
車中泊の準備をして早々と寝てみる。。。
でも外で喋ってる人たちがいて眠れない。
窓を閉めたいけど暑いし、、、いつも思うけど人の喋る声って結構うるさいよ。。。
仲間と一緒だから楽しくてワクワクなんだろうけどね。。。(´・ω・`)
午前0時。
あれから(いつから?w)計4時間くらいは寝たと思う。
予定では2時に出発するはずだったけれど、目が覚めてしまったので早めに出ることにした。
午前1時ヘッデン装着して出発。
すぐに暑くなる。。。湿気がひどい。
真夜中でこれだけ暑いなんて、、、日中はどうなるの?という感じ。
アラレちゃん(太郎坂)。
ああやっと実物を見れたよ。。。
土の登山道から石の登山道に変わる。
辺りは真っ暗で様子がわからない。雲が多いせいか星も見えない。
ただ樹林帯から抜けてからはだだっ広いだろう雰囲気は伝わってきていた。
真っ暗闇での広い場所、、、無防備な感じがして結構怖いものがある。
標高が上がるにつれてガスに覆われてきた。
まだまだ暗いうちから下山してくる人もいた。
石がびっしり敷き詰められていたり拳くらいの石がゴロゴロしている登山道が続く。
歩きにくい〜。。。(;´Д`)
太郎平小屋に着く。
小屋の前では準備する人がちらほら。
まだ真っ暗なので周囲の様子がまったくわからない。
ただここが薬師岳と黒部五郎岳の分岐だということだけ理解した。
ここから木道を歩き、そして下りに入ると薬師峠のキャンプ地が見えた。
各々灯りがついていて、カラフルなのがわかる。
キャンプ地を過ぎる頃になると徐々に明るくなってきた。
周囲の様子もわかるようになるがガスがかかっていて今後の天気が心配になる。
涸れた沢を登る。
大きな岩がゴロゴロしているが、マークがあるので比較的歩きやすい。
登り切ると木道が現れ、薬師平。
目の前に稜線が見えた。
足元には無数のチングルマ。もうみんな綿毛になってる。
これ最盛期はものすごいお花畑だったんだと思うとちょっと悔しい。
稜線に向かっての登り。
遠くの景色が見えてきた。。。
広がる雲海に浮かぶ名峰たち。。。凄過ぎー!
ああ、ここまで登ってこないとわからない景色ってまさにこれだ。。。
テンション急上昇。
振り返るとガスが晴れて平らな北ノ俣岳が眼下に見えた。
あそこも歩いてみたい。。。
中でも魅了されたのが雲海に浮かぶ黒部五郎岳。
名は知ってはいるものの、初めてはっきりと黒部五郎岳を確認できた。
またこちらから見る黒部五郎岳の凛々しいこと。。。
(*´Д`)惚れてまうやろ〜。。。な感じ。
どうしてくれる。。。また素敵なお山を知ってしまったじゃないか。。。
薬師岳山荘。
風はないがかなり気温が低く寒い。
太陽の日差しが届いてこない。
足を止めると冷えるので登り続ける。
山荘を見下ろすと朝日が後ろから追いかけてきているのが見えた。
早く日差しが欲しい。。。寒い。。。朝日早く来い。
ザレた道を登り切ると避難小屋跡に着く。
やっとまぶしい朝日とご対面。
あったかい〜。。。。(*´Д`)
ここで世界が一気に切り替わった感じ。
薬師岳山頂まであと少し。
朝日に輝く景色を眺めながら歩く。
黒部五郎岳の向こう側に笠ヶ岳の長〜〜い稜線も見える。
あそこ歩いたんだなぁ。。。(*´з`)
暖かい日差しを浴びながら山頂へ。
7時前薬師岳登頂。
朝はガスガスでどうなることかと思ったけれど見事に晴れてくれた。
今まで見たことがない角度からの北アルプスの景色は新鮮そのもの。
中でも黒部五郎岳の存在は別格で、今も脳裏から離れない。
やばぃなぁ、、、日帰り無理だから諦めてるのに行きたくなってくるよ。。。
20分ほど山頂に滞在し、下山する。
薬師岳山荘に立ち寄って山バッジを購入。
温かい食事をしたかったけれど11時からとのこと。
トイレも外来者には貸してもらえないらしい。(張り紙)
なのですぐに太郎平に向けて歩いた。
空の色も雲も幾分秋色になっている感じがした。
花たちも確実に秋を迎えている。
薬師峠のキャンプ地を過ぎて、太郎平へ。
朝は暗くて気が付かなかったけれど、ここはものすごく広い。
太郎平小屋も早朝見た感じとはまったく違うよう。。。
景色も良く、ゆっくりと過ごせる場所。
食事ができるかどうか小屋の人に聞くと10時からとのこと。
そうですよねぇ。。。
10時でも早い方だよねぇ。。。
でもカップ麺ならありますというので、カップ麺を購入した。
薬師岳を見ながらの食事。生き返る。
まだ10時前。
でも帰りも高速は大渋滞だろうから早めに下山することにする。
登りの時に見ることができなかった周りの景色を楽しみながら下る。
いつもなら帰りの長さにウンザリするのだけど、今日は新鮮で仕方ない。
同じ道をピストンしているという感覚がほとんどなかった。
正午。
折立登山口に到着。
思っていたよりずっと楽に登って下りてくることができたのは、やはり 間ノ岳山行のおかげかな。
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先週に引き続き、長いこと躊躇していた百名山に登ってきました。
足を踏み入れたことがなかったエリアだったのですべてが新鮮。
お天気にも恵まれたし、素晴らしい山行になりました。
すぐには行けない北ア深部を近くに感じることができ、
北アを歩き倒したい欲望が生まれてしまいました。
いつか行ける日のために、以前にも増して妄想登山を推し進めたいと思います。
mizutamariきゅん❤yukidamariさん、こんばんは
ついに裏銀座方面へ進出ですねヽ(o'ω'o)ノ
いいないいなぁ〜♪
薬師岳はすごく行きたくて、7月に計画倒れしてしまったお山です
薬師小屋のブログを見ながら『一面に咲くチングルマが見たいよ〜』と、悶々としてました
やっぱりあの果穂の多さからすると、ものすごいコトになってるんでしょうね〜
私も来年こそは!ぜひお花の時期に行きたいものです
黒部五郎岳は私も片想い中なのですよ〜(w´ω`w)
計画書だけは出来てるのだけどチャンスはいつ来るのか…
薬師岳から見た黒部五郎岳のお写真とってもカッコいい
アレ見たら惚れちゃうよね(*` 艸 ´)
スカッと晴れて絶景三昧よかったですね
うらやますぎてため息出ました〜
でわでわ
こんにちは〜。
コメントありがとう!!
薬師小屋新しくなったそうで、すごくキレイでしたよ。^^
チングルマの果穂、写真では一部分しか撮ってないけどあの周辺すごいことになっていたのでお花の時期に行くと感動して泣いちゃうかもです。
私もあの辺りは今度は絶対花の時期に行きたい〜。
今まで日帰りじゃいけないのであの周辺のお山のことは敢えて考えるのもスルーしていたのだけど、、、ダメですね〜。。。
あの黒部五郎さん見ちゃったら登りたい気持ちが抑えられなくなりそうですw
どうしよ〜。(-_-;)
でもまだまだ知らない素敵な場所が待ってるかと思うとこれから先も愉しみが尽きず、なんだかうれしいです。
お互いいつか行ける日を夢見て♡
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