初めましての白山はテント泊で♪(砂防新道〜南竜ヶ馬場野営場)泊〜(南竜ヶ馬場野営場〜トンビ岩〜御前峰〜観光新道)

2016年08月12日(金) ~ 2016年08月13日(土)

• GPS: 05:20
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,573m
• 下り: 1,568m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:20

7:25 別当出合
8:20 8:30 中飯場
9:25 別当覗
10:30 11:00 甚之助避難小屋
11:30 南竜分岐
12:00 南竜道・エコーライン分岐
12:25 南竜山荘
12:45 南竜ヶ馬場野営場

2日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 3:00
• 合計: 9:45

3:00 南竜ヶ馬場野営場
3:10 3:20 南竜山荘
5:15 5:20 トンビ岩
5:50 6:10 白山室堂
6:50 7:30 白山
8:00 9:10 白山室堂
9:20 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
9:40 黒ボコ岩
10:35 10:50 殿ヶ池避難小屋
11:55 12:15 別当坂分岐
12:40 別当出合
12:45 ゴール地点

写真を撮りながらゆっくりペース、休憩も多く取っているのでコースタイムは参考になりません（笑）

天候

晴れ　夕方〜霧、ときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大阪方面から名神高速『豊中〜京都東』
国道161号線（湖西道路）〜国道8号線経由で北陸道へ
北陸道『敦賀〜福井北』で降り中部縦貫道を勝山方面へ
国道416号線〜国道157号線に入り、白峰地区を抜け県道33号線で市ノ瀬ビジターセンターへ

10月10日（月）まで週末を中心にマイカー規制あり
別当まではシャトルバスを利用。所要時間は約15分、料金は片道500円
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/peak.html
・市ノ瀬　⇒　別当出合　5：00〜15：30　約20分間隔で運行
・別当出合　⇒　市ノ瀬　5：30〜17：00　約20分間隔で運行

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所はありません。
花の多い山だけに虫が非常に多く、メマトイ系の小虫が目や耳の周りを付きまとうのが気になりました。防虫ネットがあれば集中して歩行できると思います。

早朝、暗いうちからの行動は草木の夜露で服や足元が濡れました。
スパッツもあった方が良かったかな？

その他周辺情報

下山後の温泉は『永井旅館』の立ち寄り湯　入浴料６００円
市ノ瀬駐車場の目の前なので歩いて行けますが、旅館の駐車場も２０台利用可能。
源泉のぬるい浴槽、ボイラーで加熱した熱い浴槽を交互に入り、皮膚の伸縮効果でお肌に良いとか…

温泉上がりは『海鮮アトム』でお寿司のお持ち帰り
車中泊の車の中で、ビールと美味しいお寿司が最高！でした。

写真

8/12 6:53

市ノ瀬ビジターセンター
マイカー規制あり。夜中に到着してもガードマンが駐車位置を指定してくれます。

8/12 7:16

約30分間隔で運行しているシャトルバスに乗って、登山口のある『別当出合』まで。
約15分ほどで到着。

8/12 7:17

別当出合の標高は1260m
白山最高峰の『御前峰（ごぜんがみね）』は2702m
標高差は約1500m

8/12 7:28

登山口の目印にもなっている大きな吊り橋を渡り、砂防新道ルートへ！

8/12 7:47

人気のあるお山は整備されていて歩きやすいけど、ひたすら登りがまぁまぁしんどい（笑）

8/12 8:22

中飯場（なかはんば）へ到着

8/12 8:23

中飯場の休憩場はトイレ、水場あり

8/12 9:13

向こうに見える尾根は観光新道
登りに使うにはキツそう。。。

8/12 9:25

中飯場から1時間ほどで別当覗
荷物を持って来すぎてペースが上がらない（笑）

8/12 10:20

まだまだ先は長そうだが頑張るのだ！

8/12 10:31

甚之助避難小屋へ到着
室堂まで2．3km

8/12 10:32

甚之助避難小屋はトイレ、水場あり
トイレはチップ制

8/12 11:01

7〜8割の方々は室堂行きかな？
テン泊装備の人は少なかったように思う

8/12 11:01

だいぶガスが上がってきましたが、風が無いと暑い！
汗でビチャビチャなりました（笑）

8/12 11:09

登山道脇に咲いてる高山植物が疲れを癒してくれます
出会ったお花たちは最後にまとめておきます♪

8/12 11:16

黒い雲が近寄って来ました
予報では晴れでしたが…
まぁ気圧は下がってきてないので大丈夫でしょう！

8/12 11:32

エコーライン経由で室堂までは2km
本日の目的地『南竜ヶ馬場（みなみりゅうがばんば）』野営場まであと1km！

8/12 11:47

完全にガスに包まれました（笑）

8/12 11:58

エコーライン分岐点の標識

8/12 12:01

野営場の受付がある『南竜山荘（なんりゅうさんそう）』が見えてきました！
山荘は南竜（なんりゅう）なのに何で野営場は南竜ヶ馬場（みなみりゅうがばんば）なんだろう？（笑）

8/12 12:01

南竜山荘の手前に沢がありました

8/12 12:04

水が超綺麗で冷たくて気持ちイイ！

8/12 12:06

山荘が見えてもうすぐと思ってからが意外と長い。。。
『見えてからが長い』山あるある（笑）
寒地髪剃菜（カンチコウゾリナ）黄色
立山薊（タテヤマアザミ）紫

8/12 12:10

過酷な環境に自生している高山植物は、生きるのに精いっぱいで踏まれるとダメージを回復できません。
木道を設置してくれている場所は道から外れないように心掛ける

8/12 12:14

所々にマットが敷いてあるので外来植物の胞子を持ち込まないよう、靴の裏をマットで拭いて歩きます

8/12 12:25

南竜ヶ馬場セントラルロッジに到着！
野営の受付はココで行います。野営は1名300円
扉は24時間開いてて水洗トイレが使えます

8/12 12:28

花の種類や咲いてる場所、見頃の時期などホワイトボードに書いてくれてます
その他、天気予報やニュースなど…
携帯の電波が届かないので情報は有り難いです

8/12 12:28

売店あり（18：30分まで）
野営の宿泊費よりお高いコーラ（笑）
お山価格ですが、お値段以上♪です

8/12 12:46

南竜ヶ馬場野営場に到着！しんどかった（笑）
真ん中の茶色い建物が炊事棟で24時間利用可能
見えてませんがその奥にトイレがあります

8/12 13:29

なかなか具合の良い木と丸太があったので使わせて頂きました♪
幕はアライテント　トレックライズ2DXフライ
お気に入りの我が家です（笑）

8/12 13:26

コレが重かった（笑）
ビール350mlを4本、梅酒1L、チャンジャ
軟骨を凍らせて保冷材代わりにソフトクーラーへ
程よく解凍できててキンキンに冷えたビールも飲めました♪

8/12 13:43

去年は立山でビール売り切れてて悲しい思いしてたんで頑張って担ぎました
売店に売ってましたけど（笑）

8/12 13:43

カンパーイ！！♪

8/12 14:01

塩コショウの効いたナンコツでビール
超絶ウメーっす！！！！！！！！

8/12 14:08

チャンジャも最高！って居酒屋かっ（笑）
担いできた者にしか味わえないご褒美です

8/12 14:35

柿の種も一緒に『あっ』と言う間にビール2本ずつ、ご馳走様でした♪

8/12 14:13

携帯の電波も届かず暇を持て余し、レンズで狙われる！

8/12 14:13

持っていたコンデジで応戦し撃ち合いに！！
撮った写真は使用NG（笑）

8/12 14:12

テン場にもガスが立ち込めてきました

8/12 14:41

時刻は14：41分　気温は20．9℃
今頃、地元の大阪は35℃超えてアッチィーなんやろな・・・

8/12 17:32

普段の喧騒から離れ自然の中でゆっくりとコーヒーを味わう
ストックでマグカップを混ぜ混ぜ（ウソ）

8/12 17:58

少しガスが晴れてきました
明日はこの山の向こうにある山頂へ頑張るゾ！

8/12 18:12

炊事棟の中はこんな感じ
天気悪くてもココで自炊できますね♪
もちろん電気はありません（笑）

8/12 18:12

炊事棟の水道

8/12 18:14

炊事棟を出て30mくらいかな？
汲み取り式のトイレあり
左が女子、右が男子と分かれてて扉の上に書いてあるんですが…
普通に女子トイレに入る男性が多かったです（汗）

8/12 18:15

紙は有ったり無かったり、持参が無難です（笑）

8/12 18:14

テントの数も少し増えてきました
山頂へは向かわず、本日ピークのペルセウス流星群を見に来ている方も居られるようです

8/12 19:36

夜食はアマノの畑なんとかカレーとフリーズドライの白飯
お湯注ぐだけのカレーやのにホンマ美味しく作られてると思う
家でも非常食用にストックしといて、消費期限近くになったら山で食おう（笑）

8/13 1:04

仮眠してから星空観賞
軽さ優先で軽量三脚持ってきたけど、雲台が真上まで全然向かない（汗）
仕方なくバランス悪いながらも工夫してパシャッ！
コンデジJPEG撮って出しの天の川
コンデジの割には撮れてる方かな？Canon G7X mark��

8/13 1:23

ペルセウス流星群は5分に1〜2つ流れる程度
降り注ぐ隕石みたいなん想像してたから拍子抜け（笑）
でも、あんだけ流れ星見たのは初めてかも♪

8/13 1:32

さて！今日は長丁場になりそうなのでそろそろ準備しますかっ！
AM1：30分　気温9．3℃
お盆休みの気温とは思えんな（笑）

8/13 3:35

夜中に叩き起こされて3時過ぎに出発
テンションが上がりきらない嫁様（笑）プププ♪

8/13 4:42

トンビ岩のルートで室堂に向かいます
明るくなる頃にはだいぶ上がって来れました
手前に見えるのが南竜山荘、奥に見えるのが南竜ヶ馬場野営場

8/13 5:10

今回初めて見えた雲海
いつガスって見えなくなるか分からないので、一応パシャッ！（笑）

8/13 5:17

とんび岩に到着
どう見たらトンビ？？

8/13 5:18

雲海もやけど上空の雲も気になる・・・
山頂でガスるなよ〜〜〜

8/13 5:23

振り返ると目指す頂きが！！

8/13 5:30

森林限界を超えてハイマツが多くなり…
この朽ちた感がある木がカッコイイ

8/13 5:38

ほとんど藪漕ぎみたいな道を通るので、夜露で濡れた草木で服とズボンがビシャビシャ（笑）

8/13 5:51

白山室堂ビジターセンターに到着！
ご来光の時間は曇ってたけど見れたんかな？
この時間になると山頂から降りてきてる人も多かったです
室堂は宿泊のみでテント泊はできません

8/13 6:06

テント場作って欲しいなぁ〜と言う気持ちはあるけど、やっぱ信仰的なもので無理なんかな？罰当たりでしたらスミマセン。。。
白山奥宮は改装中です

8/13 6:46

室堂〜白山の最高峰『御前峰（ごぜんがみね）』までは約40分のコースタイム
室堂でザックをデポして登ります！

8/13 6:52

白山奥宮に到着！

8/13 6:53

朝は神主さんが居てて参拝の行事があるようです
降りてくる神主さん2人とスレすれ違いましたが『あれだけ行列ができるとしんどいなぁ』と話されてました（笑）

8/13 7:22

奥宮の後方には山頂の標識
富士山、立山と並び、日本三霊山とされる霊峰白山
標高2702mの頂に立つ事ができました♪

8/13 7:11

いえーい！
山頂でカメラ撮ってくれた方、ありがとうございました。

8/13 7:07

コレよね・・・
やっぱこの景色がご褒美に待ってるから頑張れるのよね。

8/13 7:02

御前峰の一番高い岩の上でパシャッ！

8/13 7:08

右が剣ヶ峰、奥が大汝峰、真ん中の池が翠ヶ池
下に降りて池巡りコースにも行こうと思ったけど、地図に【危】マークもあったので見送り

8/13 7:18

しばらく壮大な景色を眺めていると『宇宙って凄いなぁ…』『人間なんてホンマちっぽけな存在やなぁ…』とか色々考えます（笑）
何億年も存在してしてきたこの空間の中で、たった100年足らずの人生。
過去も未来もなく『今』しか存在できない時間を目一杯楽しもう。

8/13 7:25

十二支針　360°色んな方角に見える山が記されてます

8/13 8:24

御前峰から室堂までの下りは30分
サクッと降りて朝ごはん。
ラーメン食べて観光新道ルートで下山します

8/13 9:16

右のルートが観光新道
左のルートがエコーライン経由で砂防新道へ

8/13 9:30

下りは調子に乗って最初はスイスイ♪
さっき居てた山がもうあんなに遠くに（驚）

8/13 9:32

チングルマの群生
お花畑のピーク7月に来れればもっと綺麗な景色なんやろな
もう十分すぎるくらいの貴重な花や生き物が見れたけど
写真は最後にまとめます

8/13 9:38

黒ボコ岩に到着。岩の上に登れるのね〜
ココから少し下ると延命水の水場があります
登山口へはココを下って砂防新道へ抜けるのが一番近道ですが、通ってきたルートと違うルートを歩いてみたいので観光新道方面に抜けます

8/13 9:40

目の前の尾根に沿って下って行きます
日影が無いので風が止むと暑い（笑）

8/13 9:45

砂防新道から続々と人が上がってきます
室堂に泊まる人は荷物が少なくて羨ましい（笑）

8/13 9:46

観光新道・・・噂にたがわぬキツさです！
下りでこんなにキツイって、登りでは絶対に使いたくない（笑）
お花畑だけが癒しです

8/13 9:49

蛇塚　石がたくさん積んでありました

8/13 9:59

殿ヶ池避難小屋が見えてきました
あそこで休憩する予定ですが、また見えてからが長いんやろな（笑）

8/13 10:12

羽を広げて止まるのは『蛾』
羽を閉じて止まるのは『蝶』と聞いた事がありますが、この蝶は羽を太陽に向けて広げて止まり、体を温めるみたいです
まぁ一概にそれだけで見分ける事はできませんが（笑）

8/13 10:14

色んな花がアチコチ咲いて誰かが植えてる？みたいな感じです

8/13 10:15

馬のたて髪
ココの岩の段差もキツかった〜〜〜

8/13 10:34

殿ヶ池避難小屋に到着
2014年に新設されて、まだ綺麗です
12人収容可能、トイレは中にあります

8/13 10:56

この先に見える山の稜線をまだまだ歩きます
キッツっ〜〜〜（笑）

8/13 11:28

足がガクガクしてる所か〜ら〜の〜
このかがみ具合がふくらはぎにピキピキきます（笑）

8/13 11:56

最終の別当坂分岐点
ココから急な坂を1時間下ればゴール！

8/13 12:26

嫁さんの周りをアサギマダラが回りはじめて黄色のサーマレストに止まり、次はオレンジのカラビナに。
黄色系は花と勘違いしてるのかな？

8/13 12:30

そしてオレンジのストックの手元に止まって最終的には手に（笑）
全然警戒してない人慣れしてる蝶々メッチャ可愛い〜〜〜！！！
嫁さんの手ずっと舐めてたけど塩分補給してるんかな（笑）

8/13 13:44

そしてついに別当出合登山口にゴォォール！
嫁さんに記念撮影するか！と言うと『チョット待って、もう無理！限界！！』やって（笑）プププ♪
よく頑張りました！

8/13 14:59

下山後は友達に教えてもらった永井旅館の立ち寄り湯
市ノ瀬ビジターセンターの目の前です
あまり広くはないけど気持ち良かった♪
シャンプー、リンスあり、シャワー5、浴槽2

8/12 8:13

最後に今回撮った白山のお花たちをまとめます。
結構調べてみたのですが、仲間とか親戚みたいな似た花もたくさんあるので、間違ってたらスミマセン（笑）

キオン

8/12 8:36

ソバナ

8/12 8:37

ソバナ

8/12 8:44

クサボタン

8/12 11:07

オオカメノキ

8/12 11:05

サラシナショウマ

8/12 11:14

カンチコウゾリナ　黄
ヤマハハコ　白

8/12 11:25

シモツケソウ

8/12 12:41

チングルマ（果穂）

8/12 8:38

オオハナウド

8/12 12:44

ニッコウキスゲ

8/12 9:18

ミヤマセンキュウ

8/12 9:20

センジュガンピ

8/12 18:11

ハクサントリカブト　青
タテヤマアザミ　紫

8/13 6:14

オンタデ　白
ハクサンフウロ　ピンク

8/13 6:50

イワギキョウ

8/13 10:01

タカネマツムシソウ　紫
タカネナデシコ　ピンク

8/13 9:53

カライトソウ

8/13 10:09

カライトソウ
ハクサンシャジン　白

8/13 4:51

夜露をまとったチングルマの果穂

8/12 10:02

小さな池に居てたクロサンショウウオの幼生

8/12 10:02

同世代の仲間を共食いして大きくなるとか…

8/12 8:52

ヒメマダラヒカゲ

最後までご覧頂きありがとうございました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X3 Canon

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

備考

反省点　荷物の軽量化、日ごろのトレーニング再開（笑）

感想

naka3286

テント泊装備を背負っての登山は、昨年9月の立山縦走以来なので約1年ぶりのブランク。
仕事柄、体は使っているので大丈夫だろうとナメてかかっていたら、まぁまぁキツかったです（笑）
時間は十分すぎる程のプランだったので余裕はありましたが、下山していつも思う事。
『普段からのトレーニング再開』頑張ります（笑）

砂防新道から南竜ヶ馬場野営場までは風を遮る樹林帯が多く、2000m以下の標高では蒸し暑さも手伝って汗だくになりました。
2000mくらいになると明らかに蒸し暑さがなくなり、風が吹くと冷たくて気持ち良かった。
ただ汗だく状態だと体温を急激に奪われるので、止まって休む時は軽量ジャケットが1枚あって良かったと思います。

花の多い山だけに虫がとにかく多い。
アブ程度なら振り払えば気にならないが、メマトイ系の小さな小虫がずっと付きまとい、目や耳に入ろうとするのが凄く目障りでした。
野営場で調理している時や帰りのルートでも所々そんな感じ。
ハッカ系の虫除けも効かず、息が切れている時は吸い込んでしまうのでは？と思うほど。
人にとっては害虫であっても、白山のお花畑や生態系を維持する為に一役買っているかもしれないので、蚊取り線香や携帯用殺虫剤で駆除するのも心もとない…
虫が苦手な人は帽子などに付ける防虫ネットを用意した方が良いかも知れません。

昨年、立山の雷鳥沢で楽しみにしていたビールが売り切れと言う悲劇に見舞われ（笑）
今回も『山の日』が制定された最初の連休だけに、また売り切れがあり得るのでは！？とビール4本、梅酒1パックにソフトクーラーなどなど…
これだけで3キロを超えてしまった（汗）
結局、売店でビールは売っていたので取り越し苦労になりましたが、売り切れていたら諦める気持ちも大事かなと思いました。

夜は結構冷え込んで、気温は1ケタ台まで落ちました。
シュラフはイスカのエア450Xにアルファライト700
ヒートアイランドの連日猛暑の中、外で仕事していたらお盆にダウンシュラフに包まって眠るなんて気でも狂ったかと思いますがマイナス6℃対応で暑くもなく快適に眠れました。

夜は夜露と結露が激しく、テントのフライシートは裏も表もベチャベチャ。
濡れたまま撤収しましたが水吸って重い重い（汗）
無くなったビールの分、テントが太ってくれました（笑）

砂防新道から下山するなら野営場に荷物をそのまま置いといて、御前峰までピストンも考えましたが、観光新道を歩きたかったので荷物持ってトンビ岩を上がりましたがコレがまぁまぁ堪えました（笑）

怪我やトラブルも無く、無事に下山できて良い思い出の一つとなりました。

コメント

nobuchi

アサギマダラ！！
息子が手に止まる姿を見て興奮してます
そのうち、装備に虫網が追加されそうです

山頂からは素晴らしい眺望だったんですね
次は息子と２泊で計画して、
息子にもこの景色を見せてあげたいと思います

楽しい時間を、ありがとうございました！！
軟骨、つまみ食いしたら良かったぁ〜

naka3286

Re: アサギマダラ！！
フラフラと飛んでは離れて人懐っこくて可愛かったです
息子ちゃんのトンボ待ち写真も可愛かったです（笑）
アサギマダラに止まってもらえるように、是非とも黄色い服装やアイテム増やして蝶々待ちして下さい
観光新道の話を聞いて少々ビビッておりましたが…
お話し通りメッチャキツかったです（笑）
次ドコかでご一緒して一緒に飲みましょう♪
軟骨も用意しておきますので（笑）

kikumau

お疲れ様です！
素敵な山行になったようで何よりです♪( ´▽｀)好きなもの持ってのテント泊、いいですね！私も、来年あたりにはテント担いだ山行に挑戦しようかとおもってます(^_^)

naka3286

Re: お疲れ様です！
ありがとうございます
週末や大型連休しか泊まり込みで行けないので、山小屋は混雑しますよね^^;
布団１枚で３人とかイビキとか汗臭いとかゴソゴソされるとか嫁さんが無理なのでどうしてもテント泊になってしまいます（笑）
ボクもテントは気を遣わないで済むので快適です(〃艸〃)
来年の盆休みは黒部の源流にイワナ釣り行こうかと計画中。
嫁さんはついて来てくれないので、ご一緒にいかがですか？（笑）

kikumau

Re[2]: お疲れ様です！
テントは気兼ねなくていいですよね(^_^)！黒部の源流、、、イワナ釣って、水平歩道通って、阿曽原温泉泊まって、、、なんてできたら最高っすね(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

naka3286

Re[3]: お疲れ様です！
水平歩道に阿曽原温泉ええね(〃▽〃)
日本一の渓相とか言われてる赤木沢に行ってみようかなと思ってます。
沢屋が多くて岩魚スレてるかも知らんけど（笑）
赤木沢の出合いから先の黒部源頭方面て退渓かエスケープできる所あるんかな…
下調べももっとしとかなあきません(〃艸〃)