記録ID: 940872
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
木曾御嶽山(継子岳-三ノ池-ニノ池-摩利支天山)【2年振りの・・・】
2016年08月14日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:14
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,572m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 9:14
距離 16.0km
登り 1,573m
下り 1,573m
14:17
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▽濁河温泉登山口駐車場 ・無料で30〜40台程駐車可能 ・ここが一杯の場合は少し下がった温泉街に駐車可能、との案内があるが、よく分からなかった ・東京方面からだと、伊那ICから約80km ・濁河温泉までほぼ1.5車線以上はありますが、動物の横断が多いので注意です。本日はタヌキ?が2匹轢かれており(合掌)、ウサギの横断も5匹ほどありました http://www.yamakei-online.com/sp/tozan_kuchi.php?id=1157 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽濁河温泉登山口⇆お助け水(8合目) ・序盤は木道や木段が多数。濡れていると滑るので注意 ・傾いた木段を閉鎖し、迂回路を付けてあったりと、やり過ぎなほど整備されています ・「お助け水」には水場はありませんのでご注意を ▽お助け水⇆五ノ池小屋(飛騨頂上) ・森林限界を超えるので、熱中症対策は万全に ▽五ノ池小屋→継子岳 ・(もう終わりですが)コマクサの大群落が凄い ・乗鞍、北アルプス、中央アルプスの展望が素晴らしい ・危険箇所はありません ▽継子岳→四ノ池 ・「山と高原地図」では破線ルートとなっています。下りで使用する場合注意は必要ですが、破線というほどではない ・不明瞭箇所はありません ▽四ノ池→三ノ池 ・急登を登り詰めると信じられない絶景が ▽三ノ池→賽の河原避難小屋 ・ガレ場のトラバースあり。早く抜けましょう ・賽の河原避難小屋直下は落石を起こさないよう注意です ▽賽の河原避難小屋⇆ニノ池 ・危険箇所はありませんが、濃霧の際はロストしないよう注意 ▽賽の河原避難小屋→摩利支天山 ・基本岩場歩きですが、特に危険な箇所はない ☆登山ポスト 濁河温泉登山口にあり |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ▽濁河温泉市営露天風呂(本日入湯) ・旅館・民宿にも日帰り入浴は多くありましたが、本日はここに入浴 ・源泉掛け流しの広い露天風呂で、とても気持ちがよかった http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nigorigo_roten/nigorgo_roten.htm http://hida-osaka.jp/index.html ▽ニ本木の湯 http://www.nihongi-spa.com ▽せせらぎの四季 http://www.kiso-spa.com ☆飲食店等 ▽開田高原アイスクリーム工房 ・開田高原といえばここ、というほどのアイスクリームの人気店 ・本日も帰りに食べる予定でしたが、大行列で30分待ちは必至レベルだったので泣く泣く通過 http://www.i-turn.jp/kaida-heights-icecream-studio-shunnosozai.html ▽時香忘 ・開田高原といえばここ、というほどの蕎麦の人気店 ・蕎麦を芸術品レベルまで昇華させたそのお味を、是非とも多くの方に経験いただきたい https://s.tabelog.com/nagano/A2007/A200701/20000991/?lid=ralp |
写真
撮影機器:
感想
天気予報のイマイチなお盆休み。
嫁の実家に帰省がてら、2年振りにあの山に向かうことになりました。
私にとっての心の山、木曾御嶽山です。
と言っても、剣ヶ峰は当然入山禁止なので、摩利支天と継子岳に登り、二・三・四・五ノ池を巡るコースとすることに。
そして今回は初の濁河温泉ルートを選択。
序盤は草木に包まれた雰囲気の良い樹林帯を行きます。
花の最盛期はさぞかし素晴らしいルートなのでしょうね〜
2500m辺りからは森林限界を越え、ハイマツの海が広がり、その先には摩利支天が聳える。
全体的に急勾配もなく、とてもよく整備されたコースで、今後の定番になりそう。
五ノ池小屋で小休止した後、継子岳へ。
小屋直下も凄がったが、継子に向かう砂礫帯にもコマクサの大群落が!
ピークは過ぎていましたが、まだまだ見応えのある群生に暫し時が経つのを忘れてしまいました。
継子までの天空の稜線も最高。
本日、アルプスというアルプスは全て雲の上で、雲海に浮かぶ乗鞍、北アルプス、中央アルプスに歓喜!
継子岳から四ノ池の小川を経由し、三ノ池の展望地まで登り詰めると、、、ターコイズブルー?に輝く湖面が。
私が御嶽で一番好きな場所がここなのです。
そしてニノ池へ。
今シーズンは営業していないニノ池本館は、ひっそりと静まり返っており、エメラルドグリーンに輝いていたはずのニノ池は灰色に濁っていた。
湖面の半分ほどは、厚く積もった火山灰に埋もれており、2年前と豹変していた。
遠く剣ヶ峰には、残された鐘が目視でき、静かに手を合わす。
2年振りの御嶽山。
自然の偉大さと脅威にただただ圧倒される山行となりました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:714人
kazu405さん、こんばんは
遅コメで失礼しますが、久々に御嶽山のレコを拝見しました。
何事もなかったように咲いているコマクサに、
変わらず絶景となっている三の池。
ここまで読んだ辺りではだいぶ元の姿に戻りつつあるのかと思いましたが、
その後の変わり果てた二の池や山小屋。
もう2年でもありますが、まだ2年しか経っていないのですよね。
登山者も少ないとのことでしたので、
元の御嶽山に戻るにはやはり10年ぐらいかかるのでしょうか。
貴重な記録ありがとうございます。
hirokさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
御嶽はとても思い入れのある山です。
今回2年ぶりの入山となり、本当にあんな事が起きたのかと思えるほど穏やかで、絶景でした。
しかし、それも賽の河原までで、そこから登り返し、ニノ池本館に着いた時には言葉を失ってしまいました。
涙も出てきそうでした。
濁河温泉コースはとても気に入ったので、今後も年に2度くらいは通いたいと思いました。
田の原よりもさらにアクセスは悪くなり、運転はキツイですが、、、
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する