黒覆尾根から田切岳
- GPS
- 27:16
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,228m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
- 山行
- 11:16
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 11:38
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタート・ゴール地点は、もっと下のゲート。 バッテリー切れで、ログ終盤は手書きです。 |
写真
感想
黒覆尾根・・・8年前にオンボロ沢二俣から尾根2330mに登りあげて尾根上部は経験あるが、もう一度尾根の下から登りたかった。前回は登山靴も持ってなく運動靴だった。あれからそれなりのヤブ山の経験も積んでいるので、決して楽勝とは言わないが経験の違いがでるだろうと思っていた。
だが・・・・結論から言うと、ハイマツ薮につかまり息絶え絶え、ルートファインディングも前回の方がスムースだったのではないか。8年前は終盤雨も降ってきて立ち止まっていることも許されないような状況で歩ききったことと比べると、何ともお粗末な感じがしてならない。前回の大健闘が光る。(手前ミソでヘンですが) 体力の衰えもあるのだろう。(ガックリ(*´Д`))
ホントは南アルプスの未踏部分(ハイマツ付き)を歩こうと計画していたが、通行止・・・歩行者もダメって書いてあるので潔く断念、4日前にこちらに切り替える。(あっ、中小川下山道も通行止とされていたんだが)
写真とだぶらないように要点を記します。
1)前半は笹ヤブだ。笹の中にもそれなりの薄いケモノ道を見い出せれば良し。そうでなければ大変だ。尾根が広めの所はそれがわからなくなってしまい苦戦を強いられた。
2)後半はハイマツ&シャクナゲ。これらの中にもケモノ道があることもあるが、それを外すともう大変。特に急斜面だと、ハイマツの上に体を出すなんて考えらえず、根元を分けて這っていくがいざ荷物が上につっかかる。下のシャクナゲ枝を踏んで処理していると上にハイマツが覆いかぶさっている・・・とか、うまく表現できませんが。「泣きたくなる」という言葉がありますが、完全に心の中では泣いていましたネ。一部では歩いているより、休んでいる方が長かったです。時間に余裕があって良かった。
3)ルートファインディングについて はるか昔に登山道があったということで鎖もあるが、基本的にはケモノ道を追うということだと思います。絶対はずしてはいけないのは、あそことあそこ。前回通った最下部(?)の鎖は今回見なかったので、ワタシも結構はずしているかも。ハイマツの通り抜けはセンスもあるでしょうが、やっぱり体力が物をいう世界だと思います。
あの壊れかけの鎖・・・誰か治してくれないかなぁ。(って8rukiさんしかいないでしょ)
4)中小川ルートについて 「通行止」となっているので、くれぐれもご注意ください。「通行止」にふさわしい内容でした。昨年も書きましたが、ぜひ整備を願うものです。お金がかかるんかなぁ。
こうして無事に行ってきました。ハイマツ・難関の尾根はもうこりごりだと思っていますが、1カ月過ぎれば忘れていると思います。(^^)
2013年の8rukiさんの記録をあわせてご覧ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-333688.html
そっくりで笑ってしまいます。(当たり前か) ただし彼は沢登り+黒覆山経由で来てさすがだ。
コメント
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道もない急峻な、あの尾根を登ることのできる人は、ごくわずかでしょう。
ハイマツのヤブコギなんて、ヤブコギではなく、木を壊していく感じでしょうか
今回も驚くべきレコ、楽しく拝見させていただきました。
手に汗握る大冒険でした
もちろん見るだけです
ハイマツを壊してあるく・・・なんて怒られちゃうじゃないですか。
(大きな声ではいえませんが)確かにボキボキっと音がしていますが、彼らは相当しなやかですから。それと成長量に比して、入り込む人数×ダメージは少ないだろうと自分なりの勝手な言い訳をつくっております。
とにかくハイマツには勝てませんわ。
お気持ち、よ〜くわかります
でも忘れっぽいんでまた行きたいです。
黒覆尾根は、昔は道で、いろんな藪が楽しめて しかもゴールが田切岳という、なにか魅力がありますよね。yama-takeさんにしては異常に写真が多いのも納得です。今度行く時はいつもより多めに針金持っていきますね。
ホントにお疲れ様でした
いやいや、感動的なレポでした。
普段からこんな感じの登山を普通にしてるんですね!
確かにハマったらやめられなくなりそうなくらい楽しそう(:くるしそう=ドM)
シオジ平からの道はもう完全に通行止めなんですね。私が登った時、想定外で想像以上のびしょびしょの笹薮で泣きたくなりました。コースとしては谷も綺麗だし素晴らしいコースだと思うので残念です。
そうそう、1カ月もかからないと思います。
でもワタシはこれがMAXで、今後はこれ以下の計画しか立てないようにしようと思っています。(今のところは・・・ですが)
8rukiさんの朝のきれいな写真に憧れてはいましたが、脱出するのに必死でした。
でもあの鎖・・・まずいよナ。このルート行く人はこの危険情報を知っておいて欲しい。あのルンゼのたぶん2本にわかれている鎖の最上部です。・・・冗談じゃなくて8rukiさんなら上から行ってチョロッと治せるんじゃないかと・・・・ワタシは低いハイマツの所までサポートします。(サポートにならんか )
また健脚の記録を見せてくださいヨ〜
HayabusaHanさん コメントありがとうございます。
ハイマツが覆いかぶさっているのです。あの状態からの脱出方法はないものか・・・・あぁもう行きたくなっている? (いや冗談です。2週間は結構です。 )
シオジ平の道は何とかならないものか。ウチの笹刈りチームだったら、何人区でできるかなぁ・・・・・ちょっと考えてしまいました。
烏帽子ー念丈ー本高森の笹刈りに加えさせてもらっています。まだ周回していなかったら、どうぞ。HayabusaHanさんにはちょっと短いですけど。
初めまして。
1ヶ月後くらいに黒覆尾根から空木岳まで行こうと考えているものです。
計画を練っていてお伺いしたいことがあり、連絡させていただきました。
黒覆尾根で幕営するつもりなのですが、テントが張れそうな平らな場所はありましたか?笹藪の上でも構いません。2013年の8ruki様の記録も拝見しましたが、6~7人パーティで行くため、ジャンボテントが入るか不安です。
お時間ございましたらご返事頂けると幸いです。
ワタシは泊まるつもりが無かったので、全く思い浮かばないのです。
あの辺はどうだったかな? と思う所もあるのですが、自信はありません。
8rukiさんに聞いてみましたが、彼が泊まった所は大きい物はムリということ(おそらく2460mあたり)、ほかにも記憶は無いという答えでした。
で、お答えとすれば「わからない」
もう一言言えといわれれば「明確に良い所は無い」というところです。
気をつけてお出かけください。
※あの鎖のこと:一応お伝えすることができて良かったと思っています。(^^)
分かりました。ありがとうございます。
今のところ、8ruki様が泊まられた場所に無理矢理張るつもりでいます。もし相当厳しければ摺鉢窪避難小屋まで行ってしまおうと思っています。
もう一つお聞きしたいのですが、中小川登山口までの林道と黒覆尾根上で携帯の電波は入りますでしょうか。もし確認していたらお願いします。
鎖の件は知ることが出来て良かったです。ありがとうございます。カラビナでつないでおこうと思います。
ケータイは確認しておりません。尾根上部は下界から丸見えですので、期待はできると思います。
林道歩き半ばの工事飯場付近で「ここはケータイ可」と立札があったような気がします。間違っていたらすみません。
ほとんどお役に立たない情報でスミマセン。
いえ、ありがとうございます。
確かに駒ヶ根からも遠くないので、入るかもしれないですね。淡い期待を抱いて行ってきます。
来月の22,23日に行く予定なので、終わったら報告させていただきます。
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