今年4回目の槍ヶ岳は北鎌尾根から

2016年08月13日(土) ~ 2016年08月15日(月)

• GPS: 27:42
• 距離: 46.2km
• 登り: 2,952m
• 下り: 2,937m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:58
• 合計: 8:38

5:27 上高地バスターミナル
6:06 6:06 明神館
6:47 6:47 徳澤園
7:35 7:45 横尾 (横尾山荘)
9:07 9:20 槍沢ロッヂ
9:52 10:17 赤沢岩小屋（ババ平）
10:42 10:42 槍沢大曲り
12:12 12:22 水俣乗越
14:05 北鎌沢出合

2日目

• 山行: 15:45
• 休憩: 0:50
• 合計: 16:35

1:45 北鎌沢出合
4:57 5:04 北鎌のコルから少し南へ行ったコル
8:03 8:09 北鎌独標
13:27 13:34 槍ヶ岳
13:55 14:25 槍ヶ岳山荘
16:28 16:28 槍沢大曲り
16:48 16:48 赤沢岩小屋（ババ平）
17:09 17:09 槍沢ロッヂ
18:20 横尾 (横尾山荘)

3日目

• 山行: 1:55
• 休憩: 0:33
• 合計: 2:28

4:54 横尾 (横尾山荘)
5:35 5:35 徳澤園
6:14 6:47 明神館
7:22 上高地バスターミナル

・途中コース上で何回か休憩（食事休憩含む）を取っているので休憩時間はもっとあります。

天候

8/13　晴れ　午後から稜線上はガス
8/14　晴れ　午後から稜線上はガス　日没後に雨
8/15　曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

車は沢渡駐車場に止めました。
沢渡BT〜上高地BTはバスで移動。
http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/

コース状況／危険箇所等

▶北鎌尾根はバリエーションルートで気軽には登れません。
　ここを登られる方々に若輩の私があれこれ言うのもおこがましいので、危険個所や核心部分などの詳細については割愛させていただきます。
　ご安全に！！

写真

8/13 5:32

梓川に河童橋

8/13 6:06

明神館はスルー

8/13 6:47

徳澤園もスルー

8/13 7:35

横尾で小休止

8/13 8:34

沢沿いを歩きます

8/13 9:17

槍沢ロッヂで小休止

8/13 9:20

へー

8/13 9:52

ババ平キャンプ場でも小休止

8/13 10:42

大曲から水俣乗越までキツイ登り・・・

8/13 11:01

真ん中のトンガリは先週登った中岳かな？

8/13 12:12

ようやく水俣乗越・・・暫し休憩

8/13 12:44

水俣乗越からの下り・・・ようやく傾斜が緩くなってきた。

8/13 12:44

明日歩く北鎌尾根・・・この後ガスって見えなくなる。

8/13 13:54

天上沢を下る

8/13 14:40

北鎌沢出合に着いたら、マットを敷いて横になりとりあえず飲んだww

8/13 16:04

しばらく横になった後、ツエルト張って早い夕食

8/13 17:00

予定してたカップ麺を止めてパンを食べることにした

8/13 17:04

じゅーじゅー

8/13 17:22

もち

8/13 17:25

思っていたより美味しくない(-_-)
（余って持ち帰ったのを家のトースターで温めて食べたら美味しかった・・・火力のせい？）

この後、ちびちび飲みながら眠りについた・・・

8/14 0:56

ここから8/14
タバスコたっぷりチリトマで目を覚ます！！

8/14 1:47

さて、登ります！
北鎌沢右俣を詰めます！

8/14 3:02

星が綺麗に見えてました♪
稜線も見えるのですが何処が北鎌のコルなのか・・・？

8/14 3:07

草ぼうぼうだけど踏み跡がある。
この後、今登ってるところが北鎌のコルへ上るルートより左側だとGPSで確認。本来の北鎌のコルへ上るルート復帰を試み登ったり下ったりで時間を費やす・・・

8/14 4:42

右にトラバースしながら登ってきて明るくなってきて何となく北鎌のコルっぽいところが見えた（実際は北鎌のコルから南へ進んだところにあるコル）ので、そこを目指して登った！

8/14 4:57

コルに到着。
1幕張れそうなスペース有り

8/14 5:04

コルから北鎌沢出合を見おろす

8/14 5:10

常念

8/14 5:10

鷲羽・水晶

8/14 5:13

独標

8/14 5:13

そろそろ

8/14 5:23

夜明け

8/14 5:35

木のある稜線上は羽虫に纏わりつかれる(-_-)

8/14 5:46

よいしょ！っと

8/14 5:51

青空に独標

8/14 5:52

独標までの道程も楽しそう

8/14 6:27

憧れの硫黄尾根

8/14 6:56

独標の西側

8/14 7:10

ソロフリーで直登は無理なので右から巻きます

8/14 7:15

巻道

8/14 7:17

滑落しないよう歩きます

8/14 7:26

コの字を通り過ぎてパチリ・・・ザックが大きいとつっかえます

8/14 7:26

コの字の下はほぼ垂直

8/14 7:50

どれが独標なのだろう？

8/14 8:03

巻道を登って少し戻って独標をパチリ

8/14 8:05

独標の北側はのんびりできそうな場所♪

8/14 8:08

独標からの槍ヶ岳

8/14 8:50

独標を越えれば後は巻かずに歩ける

8/14 9:13

景色最高なビバークポイント
（今度来るときはここに泊まろう！）

8/14 9:28

ここで小休止

8/14 9:28

山パウンドと

8/14 9:34

コーヒーでのんびり♪

8/14 9:49

独標を振返って見る

8/14 9:49

歩いたことのない鷲羽・水晶方面

8/14 9:49

大天井岳からの稜線も気になる

8/14 10:24

こいつは直登できないな！（笑）

8/14 10:25

西鎌尾根も気になるー

8/14 10:30

槍がチラ見え

8/14 11:05

大槍、曾孫槍、孫槍、小槍

8/14 11:09

大槍の左に彩雲？虹？
天気大丈夫かな？

8/14 11:27

ここは何となく右の巻道へ行ってしまった・・・

8/14 11:36

そしたら遠回り(-_-)

8/14 12:00

左のカニのハサミみたいなところを目指す

8/14 12:20

カニのハサミみたいなところ

8/14 12:20

東鎌尾根とヒュッテ大槍

8/14 12:20

歩いてきた北鎌尾根

8/14 12:20

大槍の山頂を見上げる

8/14 12:30

このへんまでは順調に来たのに、どこから登るかわからず右往左往・・・登って下り登って下りを繰り返し、結局1時間後に山頂へ(-_-)

8/14 13:25

声の聞こえる方を見上げると山頂から人の顔が見えた。
登れそうなところ（残置ハーケンがあったので登れないことはないのでしょうが、ソロフリーでは悩ましいところ・・・）をクラックを利用しレイバックで登り、固い体ながらもめいいっぱい足を上げて岩に立ちこみなんとかここまで登りました。
ここまでくれば後は問題なし。

8/14 13:27

祠の脇に出ます

8/14 13:32

登頂記念に1枚。
カニのハサミぽいところから1時間もかかったから山頂はガスってしまった(-_-)

8/14 13:55

賑わう槍ヶ岳山荘

8/14 14:07

masuzoさんの真似をして鶏南蛮丼

8/14 14:25

明日の天気は悪そうなので、できるだけ下へ下ります

8/14 14:27

人で賑わう槍の穂先

8/14 14:45

当初計画で本日のテン泊予定地だった殺生ヒュッテはスルー

8/14 14:54

ここからの槍も素敵

8/14 14:54

地味に長い下り(-_-)

8/14 16:28

大曲を通過

8/14 16:48

ババ平キャンプ場を通過

8/14 17:09

槍沢ロッヂを通過

8/14 18:20

横尾に到着！！
ここでテン泊

8/15 4:54

ここから8/15
横尾を出発！！

8/15 5:35

徳澤園を通過

8/15 6:14

明神館で朝食

8/15 6:31

まったり♪

8/15 7:22

上高地BTに到着！！

撮影機器：

iPhone 5s Apple

PENTAX WG-3 ペンタックス

感想

yama_pound

先週の反省を踏まえて計画を練り直しお盆休みは北鎌尾根に行ってきました！
北鎌尾根の情報は、

�）務�沢出合でテン泊
�∨務�沢は右俣を登る
�Ｈ�根上は水場なし（北鎌沢が最終水場）
�て班犬榔Δ亡�く（独標巻道のコの字は注意）その他はできるだけ巻かないで歩く
�セ劃債床爾魯�ニのハサミみたいなところを目指す

と、ざっくりな情報しか頭に入れずに山行にのぞみました。
さて、結果は？
Climbing‼


�ヾ響�

・北鎌出合は広々してました。
　午後の天気は曇ってて稜線はガスってたので酒を飲んで昼寝してましたが、夜は晴れて星が綺麗でした♪
　この日、私の後に到着したのは2人いました。
　（後日ヤマレコで見て知ったのですが、2人ペアじゃなくてソロ同士が一緒に行動してたようです。）

・まだ暗いうちから右俣を詰めたのですが上部で迷いました。
　登ったり下ったり右へ行ったりで時間を費やしましたが、『登れば尾根』と思ったので最後は意を決して登りました。上の方へ行くと右へ行けそうな道があり右へ。明るくなってきてコルみたいなところが見えたのでそこを目指し登りました。
　（このコルが北鎌のコルだと思ってましたが、後日調べると北鎌のコルはもう少し北のほうにあるようです。）

・『北鎌沢の水は美味しいのか？』と思っていたので飲み水2リットルは下から運んで行きました。
　結果から言うと無駄骨でした。。
　北鎌沢の水は美味しかったです！

・予定通り独標は右から巻きました。
　それ以外はほぼ尾根上を歩きましたが、最後のほう2箇所で何も気にせず何も考えず右へ行く巻道をトレースしてしまいましたが、逆に遠回りになりました(-_-;)　

・山頂直下はカニのハサミみたいなところまでは順調でしたが、それから右往左往して登ったり下ったりを繰り返し山頂へ着くまでに1時間かかりました(-_-;)
　最後はソロフリーではちょっと・・・というところ（残置ハーケンあるので登れないことはない。）を登って山頂手前の木の棒のところに着き、山頂へ行けました。
　（簡単に登れるチムニーがあるルートには残置スリングを目指しながら登るのがいいのかな？そこは通らなかったのでわからない・・・）

・人があまり踏んでないところは浮石だらけでした・・・当たり前かw
　後続者がいないのを確認してましたが、山頂直下のうろうろで落石を何回かさせてしまいました(-_-)

・この時期は午後からガスってくるのは仕方ないと思ってましたが、北鎌尾根を歩いた14日の午前中はスッキリ晴れていてくれて素晴らしい景色を見ることができました♪

・尾根上にはビバークできるスペースが何箇所かありました。
　コーヒー飲みながら休憩してしてみて、次回は尾根上でビバークして夕陽、星、朝日、槍を見ながらのコーヒーが飲みたいと思いました！

・荷物は前回の反省を踏まえ、テントをツエルト、シュラフ＆シュラフカバーをシュラフカバーのみ、アルコールを減らす、食料は軽いものにする、としたのですが20kgオーバーでした・・・(-_-;)
　（先週は25kgオーバーぐらいだったのか？）

・無積雪期の北鎌尾根は、�，紡領廊△縫襦璽侫．い噺世錣譴討燭里任垢�、ま、そんな感じでした。
　

��反省

・情報を少ししか入れてなかったので少し手間取りましたが無事に登ることができたのでよかったです。
　今回いろいろ経験したことは次回登るときの糧になると思います。

コメント

masuzo

お疲れ様でした〜！
北鎌尾根、楽しんだみたいですね。噂ほど難しいルートじゃないですよね。

しかし、肩の小屋の食事、真似だったとは！！

それとワタクシの情報は、あまり参考になりませんでしたね
あまり伝えすぎると面白くないなぁと思ってました。スミマセンm(__)m
このルート、天気が良い時はいいのですが、悪いとエスケープできないのでそのときの状況判断とその後の行動が問われるので、そこが一番難しいと思います。

それから、北鎌を下っていた人は、やはりhatsuさんでした
何はともあれ、お疲れ様でした！！

yama_pound

Re: お疲れ様でした〜！
無積雪期の北鎌尾根は初級バリといったところでしょうか？
（他の方のレコを見るとソロでも独標も直登できそうですね。）
体が飛ばされそうな強風が吹いてなければ雨やガスでも問題なさそうです。
（一回行ってれば迷う心配はないと思います。）

ま、あくまで私個人の感想ですがね
次回はＧＷか正月か・・・ｗｗ

marimitu

初めまして〜楽しいお時間ありがとうございました♪
yama poundさん、こんばんは〜♪

今年4度目の槍ヶ岳‼スゴイです〜(≧▽≦)
いつかは登りたい山ですが…私の場合はいつになることやらです(>_<)

今日は偶然お会いする事が出来てビックリと共にとっても嬉しかったです〜♪
クライミング始めたばかりでまだまだですが、またお会い出来たらいろいろ
ご指導お願いしま〜す＼(^o^)／

楽しいお時間、ありがとうございました♡

yama_pound

Re: 初めまして〜楽しいお時間ありがとうございました♪
marimituさん、こんにちは

昨日の杉滝岩お疲れさまでした！！
クライミングは私もまだまだなので、すぐ追い抜かれるんでしょうねーｗｗ
またの機会があればよろしくお願いします。