そうだ、温泉に行こう！ ってことで本沢温泉へ

2016年08月15日(月) ~ 2016年08月16日(火)

• GPS: 30:13
• 距離: 28.9km
• 登り: 2,390m
• 下り: 2,372m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:20

距離 13.6km 登り 1,347m 下り 745m

7:25 稲子湯
7:35 7:36 ミドリ池入口
9:19 白樺尾根合流点
9:48 白駒の池方面からの合流点
9:59 10:17 ニュウ
11:01 中山方面からの合流点
11:07 見晴らし台
11:10 中山峠
11:13 11:49 黒百合ヒュッテ
11:54 中山峠
12:47 東天狗岳
12:57 白砂新道入口
13:45 本沢温泉

2日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:23

距離 15.3km 登り 1,030m 下り 1,637m

7:05 本沢温泉
7:51 7:58 夏沢峠
8:47 9:11 硫黄岳
9:37 9:38 ヒュッテ夏沢
10:05 箕冠山
10:09 10:18 根石山荘
10:27 根石岳
10:51 10:53 東天狗岳
11:26 11:33 中山峠
12:08 中山峠・本沢温泉分岐
12:12 ミドリ池
12:13 12:32 しらびそ小屋
13:20 ミドリ池入口
13:28 稲子湯

天候

15日：晴れのち雨のち晴れ
16日：ガスのち晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道 諏訪ICで降り、国道152号線から国道299号線（メルヘン街道）、
八千穂高原で県道480号線、小海リエックスバレースキー場の下を通る
トンネルを2つ通過したところで『稲子湯』の案内に従って右折し、数分で
『稲子湯』に到着。

その他周辺情報

下山後の温泉は、登山口の稲子湯へ。
入浴料は650円。登山の疲れが取れる、いいお湯でした。

写真

8/15 7:21

八ヶ岳ブルーの稲子湯から歩き出します

8/15 7:25

登山口

8/15 7:27

サワギキョウ

8/15 7:35

みどり池入口Pは満車

8/15 7:36

ゲートを入ってすぐ右へ

8/15 7:36

まずは、シャクナゲ尾根からニュウを目指します

8/15 7:42

いきなりの急登

8/15 8:24

先程までの青空はどこに？？？（予報通りですけど）

8/15 8:48

北八ツらしい雰囲気ですね

8/15 9:19

白樺尾根との合流点

8/15 9:48

白駒の池方面からの合流点

8/15 9:55

ニュウに向けて最後の急登

8/15 9:57

ニュウ山頂

8/15 10:07

これから向かう天狗岳方面は雲の中

8/15 10:16

白駒の池

8/15 10:43

稲子岳の北側に、あんな場所もあるんですね

8/15 10:43

イブキジャコウソウ

8/15 11:01

中山からの登山道に合流
この辺りから雨がポツポツと降り出してきました

8/15 11:10

中山峠

8/15 11:14

黒百合ヒュッテに到着

8/15 11:29

山菜うどんをいただきながら、雨が小降りになるのを待ちます

8/15 12:04

岩場の多い登山道

8/15 12:47

ガスガスの東天狗岳山頂

8/15 12:48

クサリ場

8/15 12:57

白砂新道で本沢温泉へ

8/15 12:58

かなりいやらしいトラバース

8/15 13:45

本沢温泉に到着

8/15 14:35

大部屋には6名が

8/15 14:49

15時前に雨が止みましたので、目的の野天風呂へ

8/15 15:02

その先には硫黄岳

8/15 15:08

いい眺め、いいお湯でした

8/15 15:32

風呂上がりの一杯（この後何本飲んだのか？？）

8/15 17:35

夕食

8/15 18:56

内湯

8/16 6:04

朝食

8/16 7:05

出発です

8/16 7:05

朝はガスで真っ白だったので、このまま下山しようとして外に出たところこの青空。思わず、硫黄岳に向かってしまいました

8/16 7:13

お風呂にはフタがされていました

8/16 7:39

樹間から爆裂火口

8/16 7:52

夏沢峠に到着

8/16 7:57

硫黄岳に向けて

8/16 8:32

ガスの中のケルンはいい目印に

8/16 8:47

お〜！！

8/16 8:47

山頂にはこの青空が広がっていました

8/16 8:47

硫黄岳山頂

8/16 8:50

パノラマ

8/16 8:57

せっかくですので、三角点方面へ行ってみましょう
山頂から右は晴れ、左はガスです

8/16 8:58

また違った眺めですね

8/16 9:02

この先は行き止まり

8/16 9:03

台座ノ頭の横にはあの山が

8/16 9:03

ここまで来ると富士山が見えるんですね

8/16 9:04

いい眺めですね

8/16 9:15

下山する夏沢峠方面はガスの中

8/16 9:34

以前は直進できましたが、崩壊が進みすぎて今は通行止め

8/16 9:37

夏沢峠に戻ってきました。
最初はこのまま下山しようと思っていましたが、時間もあるので天狗経由で下山します

8/16 9:41

箕冠山への地味〜な上り

8/16 9:58

縞枯れ

8/16 10:05

山頂らしからぬ箕冠山山頂

8/16 10:07

根石岳と西天狗岳

8/16 10:09

根石岳山荘へ立ち寄ります

8/16 10:19

その前の保護区域には、コマクサがまだ残っていました

8/16 10:27

根石岳山頂

8/16 10:30

これから向かう東天狗岳

8/16 10:33

稲子岳南壁、行ってみたいでね〜

8/16 10:46

イワギキョウ

8/16 10:48

しらびそ小屋、後から行きますよ〜

8/16 10:51

再び東天狗岳山頂

8/16 11:14

岩場歩き

8/16 11:26

中山峠

8/16 11:32

ここからみどり池方面へ下ります

8/16 11:33

しばらくは急な下りが続きます

8/16 11:35

急な下りが終わり、樹林帯の中へ

8/16 12:07

登山道が少し広くなると

8/16 12:08

本沢温泉方面からの合流点

8/16 12:09

渋林用軌道

8/16 12:12

みどり池

8/16 12:13

しらびそ小屋に到着

8/16 12:20

エサ場にウソが来ていました

8/16 12:28

しばらくすると、リスも

8/16 12:29

思いっきり癒されました

8/16 12:48

ここから登山道は更に広くなります

8/16 13:09

林道をショートカット

8/16 13:18

唐沢橋

8/16 13:19

ゲートに戻って来ました

8/16 13:28

お疲れ様でした〜

8/16 13:38

そして、温泉も

8/16 14:58

帰路立ち寄った、清里「萌木の村」のお気に入りレストラン『ロック』さんは悲惨な状態

撮影機器：

Canon PowerShot SX700 HS Canon

SOV33 Sony

感想

かめ

　雲ノ平を、3泊4日でのんびりと楽しむ予定だった夏季休暇の山行計画。
　荷物の準備をしていた土曜日の夕方に、台風7号発生の情報。この時の情報では、
3日目と4日目がヤバそうな予報だったので、急遽行先うを見直そうとするものの、
どこも天気予報は芳しくない。ならば、最初から濡れることを覚悟して、その身体
を温めてくれる温泉に泊まろう！ということで、八ヶ岳でも東側からのアクセスが
ほとんどなかったので、稲子湯から入山して日本最高野天風呂のある本沢温泉で
泊まり、翌日の天候次第で下山するか硫黄岳に行くかを決めることに。
　翌日の早朝に家を出発し、道中で雨に降られはしたものの八ヶ岳に近づくに
つれて青空が広がり出す。天気予報では昼過ぎから雨の予報。せめて天狗岳辺り
まで行っておきたいと思いながら、八ヶ岳ブルーを背景にそびえる硫黄岳を見た
だけでも期待に胸が膨らんでしまう。予定よりも少し早く稲子湯に到着し、早速
準備をして歩き出す。少しでも赤線を増やそうと、シャクナゲ尾根からニュウを
目指す。みどり池入口ゲートの駐車場で人に会って以来、ニュウ山頂までは誰とも
出会うことなく、静かに歩くことができました。ここでいいペースで歩くことが
でき、この後もこのペースを維持することができました。中山からの登山道に合流
した辺りから雨がポツポツと降り出し、本降りになる前に黒百合ヒュッテに到着。
その途端に雨が本降りとなってきたので、山菜うどんを食べながら、雨が小降りに
なるのを待つ。30分ほど待っていると、多少小降りになってきたので、カッパを
着て出発する。天狗岳に向かっている間も雨が強まったり弱まったり。途中、同じ
本沢温泉を目指していたグループが、黒百合ヒュッテに引返して行かれた。山頂に
出ると、横殴りの雨が叩きつけてきて、メガネがアッという間に曇ってしまう。
視界は十分にあるので、明瞭な踏み跡をたどり白砂新道で本沢温泉へ。
　事前に予約はしてなかったが、この日は30名ほどの予約が入っているとのこと
だが、大部屋へ。結局、この雨でキャンセルが入ったようで、大部屋に泊まった
のは6名でした。外は雨だったので、まずは内湯で身体を温め、服を着替えて部屋で
のんびりとしていると、15時前に雨も止んで晴れ間が。早速準備をして、野天風呂
に向かう。硫黄岳をバックに入る温泉、すごく気持ちが良かった〜。こちらの泉質は
硫黄で白くなっていますが、内湯は鉄分が含まれた赤い泉質。違う源泉なんですね。
山小屋に戻り、風呂上がりの一杯の美味しいこと。ついつい飲む量が増えてしまい
ました。夕食後、いつの間にか眠りについていました。
　翌日、朝目覚めて外を確認すると、雨は降っていないもののガスが低く垂れこめて
いる。このまま下山かな？と思い、食事の後にのんびりと荷物の整理をして外に出て
見ると、青空が見えている。ここで、急遽行先を硫黄岳に変更し、夏沢峠を目指す。
夏沢峠では、時折青空が見えるものの、山頂方面は相変わらず雲の中。とりあえず
山頂目指して登って行くと、山頂には青空が広がっている。不思議なことに、山頂
から南は青空が広がっていて、北側は雲。時間もあることなので、三角点方面まで
行ってみると、こちらからは富士山まで見ることができました。硫黄岳から富士山は
見えないものだと思っていましたので、これは自分にとってすごくラッキーなこと
でした。景色を楽しみ、夏沢峠に下ると、予定よりもかなり早かったので、天狗岳
経由で中山峠からしらびそ小屋へ下ることに。地味〜にきつい箕冠山へ到着する頃
には青空が広がり、暑い真夏の太陽が照りつけている。その陽射しを背中に受けて
中山峠に下って行くものの、峠に着く頃には再び雲が広がり出す。この先、しらびそ
小屋まで誰とも出会うことなく、静かに歩くことができました。小屋で長め休憩を
とっていると、外の餌場に小鳥やリスが訪れ、それを眺めているだけでも時間が
止まったような、のんびりとした時を過ごすことができました。登山口の稲子湯で
お風呂をいただき、清里でお土産を買って帰途に。
　念願だった本沢温泉だけでなく、稲子湯にも入れたいい山行でした。
そして、帰宅して入った台風情報は、予定よりも早い動きで、進路も外れたとの
こと。これはしょうがないとしても、一昨年から中止続きの雲ノ平、いつになったら
行けるのかな？

コメント

totok

憧れの露天風呂
おはようございます。
アルプス残念でしたね。
台風はやっかいです。何かと予定が狂ってしまいます
そんな中でも、急遽変更されて良いところに行きましたね。

本沢温泉、一度は行ってみたい秘湯です。
爽快な気分で入浴、その後の一杯（もっと多そうです）、いいな〜
北八の苔の森の雰囲気は、やっぱり好きです。
写真で拝見させていただくと、また行きたくなりますね

雨も降ったりしたようですが、硫黄岳山頂では青空にも恵まれ、富士山やコマクサも見られて良かったです
稲子湯も良い感じです

かめ

totokさん、おはようございます
　雲ノ平へは、雨でも突入する計画でしたが、さすがに台風が来るとなれば
変更せざるを得ませんよね。実際、八ヶ岳を泊りで歩いている方の多くは、
台風7号の発生のことを知らなかったようです。下山後、進路とスピードが
最初の情報とかなり変わったことを知り、残念には思いましたが、さすがは
日本最高所の野天風呂 がある本沢温泉も、良かったですよ〜

　この時期の有名な山は、どこへ行っても人がだらけで込み合っていますが、
北八ツでもこの区域は、本当に静かな場所でした

sireotoko

おはようございます
　雲ノ平を予定していることはわかっていましたが、生憎の台風で予定変更ですね。せっかく行くのなら、安定した天気の時に行きたいところですね。温泉も高天ヶ原があるし。私も行きたいと思ってはいます。雲上の楽園。
　で、本沢温泉ですね。どうにか天候ももったようで。温泉は熱くなかったですか？特に内湯。最高所の露天風呂は気持ちいいですよね。硫黄岳の火口を見ながら最高の気分に浸れます。
　それと、リスとウソ。特にリスの姿がすごくいいです。癒されます。
　硫黄岳から富士山は私も見えないと思っていました。三角点に行ったときは気づきませんでした。
　39番はアカモノでなくてシラタマノキでしょうか？アカモノの実は赤です。

かめ

sireotokoさん、おはようございます
　いつもいつも、花の名前をご教示いただき、ありがとうございます。

　頭の中には、『高天ヶ原で温泉に入る』ことしかありませんでしたので、
代替え地も『山の上で温泉に入る』ことだけ考えて決めました。内湯はかなり
熱かったですが、野天の湯は41℃くらいでしょうか、気持ちのいいお湯
でしたよ

　今までは通過地点だった硫黄岳、今回は初めて三角点まで行って、振り返ると
富士山 　見えることを期待していなかっただけに、喜びもひとしおでした

neo☆n

山上の温泉
kameさん、こんにちは

高天ケ原の秘湯は混浴なんですよね。黒部の山賊読んでからはそちらエリアはいつか行ってみたいと思うようになっておりますが残念でした。
天気を読んでの変更も見事ですね。
本沢温泉も魅力的な所ですね。いつか参考に行ってみたくなりました。

かめ

higurasiさん、こんにちは
　高天ヶ原は、混浴と女性専用風呂が計３つあるそうですが、
本沢温泉は混浴しかありません。その上、登山道から見えるため、
女性は（男性も）水着着用推奨だそうです。
是非楽しんでみて下さい。

itoo

すごいね！kameさん
　私は天気(天気図）わかんないから,kameさんやっぱりすごいね、勉強しなきゃ・・・
　山小屋泊もどうです？知らない人ばかりだし、間、持てます？かといってテントもさびしいでしょうし・・・未知の世界です
　天候も最初晴れていても、山はやっぱり怖いですね。山に泊まる勇気もないですけど、皆さんの行動力、凄すぎ お疲れ様でした

かめ

itooさん、こんにちは
　山の上ですと、麓とはまた違った雲の動きとなりますので、
天気図が多少なりとも読めないといけませんね。特に、冬山って
いうのは尚更のことです。

　山小屋ですか？だいたいの山小屋には談話室というものが
ありますので、そこでビール でも飲んでいれば、自然と
人が集まってきて会話が自然と始まりますよ。テントだと、よく話を
しても隣近所の人だけとなってしまいますので、私は山小屋派です。
（本当は重たいものを持ちたくないだけなんですがね ）
八ヶ岳ですと、この本沢温泉のように稜線よりもかなり低い場所に
山小屋があるところもありますので、そのような山小屋を楽しまれては
どうでしょうか？

ダイショ～

憧れちゃいます！
kameさん、こんにちは！
雲上の露天風呂と生ビール 最高ですね！
いいお休みとなったようでリフレッシュできましたね
いつか行ってみたいです！
でも写真見る限り食事はちょっとしょぼい感じかな
小屋泊した事ないので分かりませんが、みんなこの程度なんでしょうか

かめ

daishohさん、こんにちは
　露天風呂とその後のビール は最高ですよ。
何時かはのんびりと歩きたいと思っていたこのコース、
まさか真夏の最盛期に歩くことができるとは思っても
いませんでした

　食事ですか？これが普通だと思いますよ。
最近では、料理がかなり豪勢なところも多くありますよね。
各山小屋とも、小屋番さんがあのような環境の中で精一杯の
おもてなしをして下さっていますので、その気持ちに感謝です

morgenrot2

残念でしたね
　雲ノ平は、やはり台風の影響で行けなかったんですね。でも八ヶ岳の温泉巡りでリフレッシュでき良かったですね。

かめ

morgenrot2さん、こんばんは
　一昨年に続き、今年も台風の接近に雲ノ平山行計画は中止となって
しまいました。ここと、光岳は毎回のように台風に邪魔されています。
　こちらの温泉も、ゆっくりと行きたかった場所ですので、これはこれで
リフレッシュすることができました。次は、冬場に一緒に行きませんか？

てっぱん

温泉三昧
こんばんはkameさん
この連休は天候が不安定でしたね、北ア最奥の地はまたの機会にとっておいて下さい。しかし八ヶ岳でしっかりと温泉三昧とはさすがはkameさん、参考になります。

自分は高山どころか、鈴鹿で献血してきましたよ

かめ

teppanさん、こんばんは
　雲ノ平は、今回で2回目の中止。それも。台風の接近で。
この山域には、近寄るなってことかな〜。　なんて思ったり
　八ヶ岳の温泉、いいところでしたよ〜
ぜひ、お酒担いで、一緒に行きませんか？

　私の血は、お医者さんからも献血できないと言われた血ですので、
山ヒルも嫌ってくれるかな？