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Yamareco

記録ID: 94398
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

竜ケ岳(ホタガ谷:裏道〜ヨコ谷:中道)

2010年11月03日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.3km
登り
922m
下り
917m

コースタイム

宇賀渓駐車場(7:35)〜鵜の巣(東屋)(7:55)〜ホタガ谷出合い(8:20/8:25)〜遠足尾根の肩(9:45)〜銚子岳分岐
〜竜ヶ岳(10:25/10:35)〜中道尾根で昼食(30分)〜ヨコ谷出合い(12:05)〜長尾滝(12:55)〜五階滝(13:20)〜
吊橋・鵜の巣(14:25)〜宇賀渓駐車場(14:45)
天候 晴天 但し風が強い
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桑名ICから国道421号を走り宇賀渓に入り、有料駐車場(500円)を利用。
(宇賀渓のゲート手前にも無料駐車場が?)
コース状況/
危険箇所等
有料駐車場(500円)で入山届けを。

この時期はホタガ谷・蛇谷・ヨコ谷の各源流の紅葉が盛りで素晴らく、また
ヨコ谷出会いから下流の渓谷美(滝巡り)もお見逃しなく。

『 水場 』ホタガ谷は上部の小滝までは良いが、更に上流は時期により心配。
中道のヨコ谷出会いまでは水場なし。
ホタガ谷出会いでトリカブトを
2010年11月03日 21:23撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 21:23
ホタガ谷出会いでトリカブトを
ホタガ谷中流部のナメ滝
2010年11月03日 21:27撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 21:27
ホタガ谷中流部のナメ滝
ホタガ谷詰めから遠足尾根の
コルを目指す
2010年11月03日 21:36撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 21:36
ホタガ谷詰めから遠足尾根の
コルを目指す
尾根に立つと正面に
御池岳〜藤原岳が
2010年11月03日 21:45撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 21:45
尾根に立つと正面に
御池岳〜藤原岳が
遠足尾根を眺める
2010年11月03日 21:50撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 21:50
遠足尾根を眺める
竜ケ岳への登りが
笹の中へ延びる
2010年11月03日 22:10撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 22:10
竜ケ岳への登りが
笹の中へ延びる
蛇谷源流の紅葉
2010年11月03日 23:05撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 23:05
蛇谷源流の紅葉
竜ケ岳山頂にて。背には
釈迦ケ岳〜御在所岳が
2010年11月03日 22:19撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 22:19
竜ケ岳山頂にて。背には
釈迦ケ岳〜御在所岳が
中道尾根からクラ山腹の
紅葉を見る
2010年11月03日 22:23撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 22:23
中道尾根からクラ山腹の
紅葉を見る
ヨコ谷の堰堤越えはこんな所も
有ります
2010年11月03日 22:31撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 22:31
ヨコ谷の堰堤越えはこんな所も
有ります
ヨコ谷を下り本流をわずかに戻ると
宇賀渓最大の滝「長尾滝」に出る
2010年11月03日 22:40撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 22:40
ヨコ谷を下り本流をわずかに戻ると
宇賀渓最大の滝「長尾滝」に出る
谷沿いコースを行くと蛇谷に懸る
五階滝に出会う(三・四段目の滝を見る)
2010年11月03日 22:43撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 22:43
谷沿いコースを行くと蛇谷に懸る
五階滝に出会う(三・四段目の滝を見る)
更に下流には魚止め滝が
2010年11月03日 22:47撮影 by  EX-Z700 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 22:47
更に下流には魚止め滝が

感想

桑名ICから鈴鹿山脈を左に眺めながら国道421号を走り宇賀渓に入る。  駐車場で入山届けを
提出後、宇賀渓のゲートをくぐり、並ぶ売店の前を過ぎて橋を渡ると宇賀渓左岸の林道となる。
杉林の中の林道が尽きて「鵜の巣」の東屋に出ると、右・ホタガ谷(裏道)登山口と直進・滝巡り
の中道登山口(魚止滝方面)分岐に着く。
右手の樹林山腹に入る。木の根を踏んでの急登で岩稜の小さな尾根上へ出て、小端谷側から
東側のホタガ谷側へ乗越すと、左岸に沿って山腹を緩やかに高捲きする道になる。
幅30cm程度の道が深く切れ込んだ谷にへばり付くように続くが、谷側の木々には安全確保用の
ロープが渡してある。
見下ろす谷がやがて近づいてホタガ谷の谷筋に出合う。倒木に腰を降ろして小休止としよう。
転石を踏んで小さな流れをまたぐと、岩陰に季節はずれのトリカブトを見かけた。
すぐに右岸へ渡り、再び左岸へ横切ると山腹の高捲きとなる。轟音に木をすかして覗くと、かなりの
落差を持つ滝が望まれる。この滝を高捲きするのだとわかる。
高捲きを終えると丸木橋で右岸へ渡るが、小滝が落ちているのでここで水を補給していく。
 転石を踏んでの登りも、次第に流れが細くなると小さな台地状に出る。
苔むした岩が目立つとホタガ谷も詰めだ。谷の水が涸れる頃、コースは谷筋を左に離れ潅木から
ササのブッシュに変わる。ブッシュの中の雨裂を突っ切ると展望が開けて、遠足尾根上に出る。
正面には御池岳〜藤原岳が青空の下にどっしりと横たわり、振り返るとホタガ谷は紅葉の盛りだ。
晩秋の風に吹かれて尾根を一息登ぼると肩に出て、小ピークの「クラ」を過ぎると尾根は緩やかに
南下し縦走路「治田峠」への分岐に出る。風が吹き抜ける場所なので急激に体温が奪われる。
ササの原の緩やかな尾根を、左手蛇谷源流の紅葉を見ながら行くと奥に大きな竜ヶ岳山頂へ
ササの中に延びる道が見える。以前はササの丈が腰まであったのだが、すっかり後退している。
ぬかるみの中を一息登ぼると見晴らしの良い広大な竜ヶ岳頂上に着く。
ゆっくりと展望を楽しむ予定が、強い風が絶えず吹き抜けるので寒くて立っているのがつらい。
あいにく雲も厚く遠望も効かないので早々と山頂を後にする。
  頂上標識の脇から左へヨコ谷道(中道)が急降下している。山頂の大きな斜面から東に延びる
まろやかなササの尾根を雨裂に滑りながら降下すると、露岩を踏むヤセ尾根に変わりやがて
樹林の広い尾根に変わり風も遮られる。やっと食事も出来そうなのでザックを外す。
緩やかな尾根道も蛇谷への分岐(廃道)を過ぎると、荒れたヤセ尾根の急降下となる。
木の根を踏み、枝の助けを借りて下る。右のやぶを透かして見ると足元は急なガレ場だ。
ジグザグの下りが少し落ち着くとやがてヨコ谷の左岸河原に出会う。
階段状につけられた堰堤が続くヨコ谷の左岸河原を飛石伝いに下るが、この谷もやはり2年前の
豪雨の影響でかなり荒され、堰堤が岩で埋まっている。 左岸の河原から岩を高捲きした後、
次の堰堤は左から20段の鉄ハシゴで乗り越え、更に次は10段のハシゴで越える。
荒れた河原歩きもやがて山腹の道に変わると本流・ヨコ谷の出会いに着く。
ここで川沿いと谷沿いの分岐となり、出会いから本流を少し戻ると宇賀渓最大の滝「長尾滝」となる。
出会いから本流の左岸を上流へ戻りすぐに右岸へ渡ると10分程で、碧いソーダ色の渕を持つ
落差40mの豪快な滝に出る。分岐に戻り本流の左岸山腹にからんで谷沿い道を緩やかに下ると、
やがて轟音が響く「五階滝」の中段を横切る。尚も山腹にからんで下り沢筋が近ずくと「魚止滝」
の分岐となり、右へ谷をわずか戻るとゴルジュの間を落ちる「魚止滝」となり、道なりに行くと
「魚止橋」を渡り、続いて「白滝の吊橋」を渡りきると「鵜の巣」の東屋へ戻る。

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