鋸岳(釜無川〜八丁尾根)
- GPS
- 14:29
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,820m
- 下り
- 2,615m
コースタイム
- 山行
- 12:52
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 14:30
以下は私(bumpkin)の何時もの記録
<註>()内は予定、登行外、標高、休憩時間
( 2:12(2:50) 自宅 )
目覚め早く、集合場所初、出発点以外に遠い、登行時間予定よりかかりそうなため早めに出かける
( 3:24-4:14(4:20-30) 矢立石登山口(1,120m) 集合 )
4:50-57(4:55-5:00) 釜無川ゲート(925m)
6:58-7:11(13")(7:00) ログハウス(1,660m)
8:11-1(5")(8:00-05(5")) 横岳峠(2,029m)
9:11-17(6")2,310mP レスト
10:00-10(10")(9:45) 三角点ピーク(2,607m)手前(2,595mP)
10:32(10:15) 角兵衛沢ノ頭(2,594m)
10:58-11:10(12")(10:55-11:05(10")) 鋸岳(2,685m)
登り:6'01"(5'55") 延標高差:1,970(1,964)m
速度:327(332)m/h 休憩:34"(15")
距離:13.3km 歩行速度:2.21(2.25)km/h
11:20 小ギャップ(2,610m) 前後5-10m程の鎖場 1人づつ
11:26-31(5") 鹿窓(2,620m) 出口(ルンゼ)に鎖場 1人づつ
11:40-54(14") 2,560mP 道を間違える(しっかりした道)
ルンゼ下から第2高点から来た3人組に会う
12:24-36(12") 第2高点(2,675mP)
12:56 中ノ川乗越(2,512m)
13:22-34(12") 同伴者不明に(2,600-10mP) 結局先に行っていた
13:38-43(5") 2,580mP 再会
13:58(12:50) 三ツ頭(2,580m)分岐(2,575m)
14:09-18(9") 烏帽子岳(2,573m)
15:12-17(5") 2,301mP
16:29-33(4")(14:45-50(5")) 大岩山(2,320m)
16:57-58"(1") 2,230mP 靴ひも結び直す
17:33-37(4")(15:50-55(5")) 駒岩(2,029m)
18:15 日向山をバイパス(1,595m)
( 17:00 日向山(1,660m) )
18:55-19:04(9") 錦滝(1,265m)
19:39-40(18:00-05) 矢立石登山口手前(1,130m) 同伴者が迎えに
下り:8'29"(6'55") 延標高差:3,217(3,077)m
速度:379(445)m/h 休憩等:1'22"(10")
距離:12.8(11.1)km 歩行速度:1.51(1.60)km/h
山行:14'42"(13'00") 延標高差:5,187(5,041)m
速度:353(388)m/h 休憩:1'56"(35")
距離:26.1(24.3)km 歩行速度:1.78(1.87)km/h
( 20:10-13(18:30-35) 釜無川ゲート(925m) 解散 )
( 21:21(20:10) 自宅 )
Door to Door:19'09"(17'20")
飲食記録:食べた物・・セブンイレブンの赤飯1個、頂いた一口羊羹、カリカリ梅1個、ナッツ小袋半分、飲んだ物・・アミノバイタルゼリー2個、アクエリアス1.2L(痙攣でよく飲んだ)、最後の林道で湧き水0.1L程、帰りの車でライチ何とか0.5L
天候 | 晴れ〜ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(ドイター)
靴(ローカット)
スパッツ
ハイドレーション(2L)
雨具(上下)
トイレットペーパ
タオル
ハンドタオル
ヘッドランプ
ゼリー
カロリーメイト
携帯
カメラ
地図
ツェルト
|
---|
感想
行けると思ってもいなかった鋸岳に行けたのもhayabusaHanさんのお陰。
しかし、今回の周回ルートは70歳の老体にはきつかった。
もう延標高差5,000m以上は無理かもしれない。
hayabusaHanさんは10時間半、私は13時間(それでもきついと考えていた)の予定。案の定1時間40分もオーバーした。
敗因は,海硫(エアコンなしで昼は昼寝、寝転んでの読書、犬の散歩の朝夕10-15分程度)怠惰な生活で夏バテ気味△匹Δ靴討蘯分の速度より10%程早くオーバーペース、その結果左足の大腿四頭筋の内側が付け根から膝まで5,6回攣る。そのほか左ふくらはぎ、右大腿四頭筋の内側も軽く攣る。芍薬甘草湯を4度飲む。せ病の右膝痛(90度以上曲げると不安定になり力が入らなかったり、激痛が走る)等で一時は無事下れるか不安になった。
hayabusaHanさんにはヘッドランプで暗闇を歩かせることになり申し訳ない。
山の様子は、写真でわかる通り。危険度は個人差があるので明確なことは言えないが、危険なところは鎖、ロープが設置されている。
要注意箇所が多いことは間違いない。
八丁尾根はアップダウンが大きくきつい。しかし、登山道が意外とはっきりしていて迷うことはない。
体力に自信のある方は挑戦してみてください。
【hayabusaHan】
bumpkinさんと冬の阿弥陀南稜に続いて2回目の山行。
車が2台無いと行けないこの場所に行ってみました。
<前日>
私は仕事を終えてからラーメンを食べ、岡谷温泉ロマネットで汗を流し、下山予定の日向山登山口の矢立石駐車場に向かいました。台風の影響で雨がたくさん降ったので道が通行止めになっていないか心配でしたが、問題なく到着。さっそくワンタッチテントを張って就寝!
<矢立石〜釜無ゲート>
4時20分頃bumpkinさんがやってくる予定だったので3時15分頃起床、お湯を沸かしてカップ麺を作っていたらなんと早々と車が上がってきた。急いで食べて、準備して4時15分頃出発。
釜無川ゲートまで結構奥まで入る。4時50分到着、ゲート前の路側に駐車。
少し明るくなってきたので、ヘッデンは無くても大丈夫。
<ゲート〜ログハウス〜横岳峠>
林道は10km弱、なんとまあ長いこと。でも一人でないのでさびしくない。
いろんな話をしながら順調に進む。
途中で体の軽量化をして体調もなかなか良い。
富士川の水量が少なくなっていくとともに林道の傾斜もきつくなっていく。
2時間弱で終点のログハウスに到着、少し進んで富士川徒渉点で休憩し栄養補給。
そこから富士川源流沿いを遡り、沢から離れると急登が始まる。
<横岳峠〜三角点ピーク>
眺めの無い林の中の急登、途中突然仙丈ヶ岳が見えてびっくり
三角点ピーク手前のガレバに出ると一気に眺望が広がる
三角点がある場所は小灌木に覆われ眺めは無い。
<三角点ピーク〜第一高点>
右側が切れ落ちた崖の上を歩きます。
高山植物も出てきて気持ちいい。
鋸山の登りはかなり急に見えます。
角兵衛のコルから一気に登りますが、危険箇所はまだありません。
ガスが出ていて頂上から甲斐駒を見ることはできませんでした。
<第一高点〜鹿窓>
ちょっと行くと小ギャップです。
垂直の10mくらい鎖で一気に下ります。
そしてまた10m登ります。
ここは左側を行けばすぐに岩場から離れることが出来ます。
で、すぐに鹿穴があります。
<鹿穴〜第二高点>
鹿穴から鎖で30
m?位下ります。
鎖の動きで自ら落石を発生させるので注意が必要。
下りてきた場所は落石が集中する場所なのですぐに右の尾根方向に避難
下りきったちょっと下に左に向かう明瞭な踏み跡があります。
そこに入って休憩していると人の声が下から聞こえてくる。
ちょっと行くと先は崖になっていて行けなさそう。
bumpkinさんが言うにはもっと下まで行って登り返さないといけないとのこと。
引き返してみると先ほど声が聞こえていた登山者3人と合流。岩室から来たとのこと。
お互いの無事を祈りつつ先に進む。
右側のブッシュ帯を少し下り、ガレバを横断、第三高点からのびる岩稜末端をトラバースし、大ギャップから下りてくるガレルンゼを少し登りながら横断し第二高点からのびる尾根に取り付く。
一度歩いてしまえば心配なくなるが、はじめてだと事前勉強しないと難しいね。
第二高点はガスで全く展望無し。
<第二高点〜三頭分岐>
中川乗越まで急なガレバを下る
その先はいくつか上り下りを繰り返しなかなか先に進まない。
危険な箇所は無いけれど、崖上あるきもあり疲れた体はバランスを崩す所もあるので要注意。
<三頭〜大岩山>
烏帽子から一気に下れば良いものの、2度ほど登り返しがあってなかなか標高が変わらない。
大岩山へは200Mの登り返し。そのうち100M分は梯子、鎖、ワイヤーロープ
ただの登り返しよりは変化があってよいかも。
ロープが終わってからだらだら登りして頂上についたか?と思えば最初のピークはニセ大岩山。
ちょっと下ってまた登って大岩山へ。
<大岩山〜矢立石>
大岩山からちょっと下るとすぐにまた登り返し。
その先も2回小ピークがある。
駒石でヘッデンを出す。
日向山は登り返ししたくないのでパスすることに決定。
日向山・錦滝分岐よりヘッデン点灯
錦滝への急降下は、木の根が多く、不明瞭でヘッデン歩きは難しかった。
最後の林道は荒れ放題。
最初に歩いたのは7年ほど前と思うが、まだ車が走れたと思ったが?
ゲートから駐車場も結構距離があってびっくりした。
ゲート手前の方は広く、車を置くには登山口駐車場よりそちらの方が良さそうです。
<まとめ>
2010年以降の登山で初のヘッデン歩きになりました。
ご一緒したbumpkinさんは今回はベストコンディションではなかったようで、今回のルートはきつかったみたい。
とはいえ、70歳ですよ、きつくて当たり前じゃないの?
と思うのだが、当日は帰ってビール補給して、翌日には4時半に起きてペンキ塗りをしたそうだ。
私は途中のPA3カ所で仮眠をし12時間かけて福島に帰ってきました。
二日目の今日も筋肉痛です。
まだまだ鍛錬が必要のようです。
コメント
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bumpkinさん、こんばんは
hayabusaHanさん、はじめまして
南アルプス屈指のバリエーションですね(>_<)
その名の通り、荒々しい山容
アルパイン経験のない私ですが体力、経験を積んだらいつかは挑戦したいなぁと思いを馳せながらレコを拝見させて頂きました
とはいえ、長丁場で足場も悪く、間違えやすい踏みあともあったりと、総合力が試されるルートですね…
八丁尾根も緊張の場面が多く見られたので、気が抜けない(>_<)
本当にお疲れさまでした‼
おふたりの体力、技術、経験すべてが伝わってきてかっこよかったです
いつかは私も‼とモチベーションが高まりました
またおふたりの山行楽しみにしてます!
ゆっくり身体を休めてください✨✨
treetop83さん
早速、コメントありがとうございます。
流石に疲れました。痙攣が堪えました。日頃の精進が大事だと感じました。
調べたら黒戸尾根の方が延標高差がありました。でも黒戸尾根の方が楽な気がしました。
treetop83さんもまだまだ行けるところがたくさんありますよ。
楽しみですね。
気を付けて頑張ってください。
treetop83さん
コメントありがとうございます。
bumpkinさん繋がりでご活躍を拝見しておりました!
私も30年前は6,7回ですが小川山でクライミング楽しんでいました。
懐かしくレポ読ませて頂きました。
私はへたくそだったのでフリークライミングは自主退学し、人工登攀メインのクライミング楽しんでいました。
登山を始めたのは2010年頃からなので、treetop83さんとそれほど経験値の差がありません。
鋸岳はザイルを結んだアルパインクライミングよりある意味危険ですね。
今回落石を発生させてbumpkinさんに大けがさせてしまう所でした。
私の気のゆるみが原因です。
ルートも間違えてしまうし、かなり反省すべき所がありました。
treetop83さんは、どんどんステップアップしていますね。
クライミングで技術が上がっても、一般道を甘く見ない様にだけお願いしますね。
最近の遭難のほとんどが危険な場所以外で発生しています。
危険な場所は注意するから大丈夫なんでしょうね。
偉そうなこと言ってすみません、私もそう言う事をいつも考えながら登ってます。
ますますのご活躍楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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