双六岳から槍ヶ岳 〜真っ平からトンガリへ〜

2016年09月15日(木) ~ 2016年09月17日(土)

• GPS: --:--
• 距離: 34.9km
• 登り: 2,914m
• 下り: 2,887m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:54
• 合計: 8:10

6:05 新穂高温泉バス停
7:15 7:20 わさび平小屋
7:37 小池新道入口
8:14 秩父沢出合
8:32 チボ岩
8:48 イタドリが原
9:10 9:18 シシウドヶ原
9:50 10:06 鏡平
10:42 10:52 弓折乗越
11:35 12:01 双六小屋
12:13 双六岳巻道分岐
12:43 13:32 双六岳
13:47 中道分岐
14:03 双六岳中道分岐
14:15 双六小屋

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:42
• 合計: 7:23

6:13 双六小屋
6:38 6:45 樅沢岳
8:40 8:42 千丈乗越
9:30 9:43 槍ヶ岳山荘
9:59 10:10 槍ヶ岳
10:26 11:35 槍ヶ岳山荘
11:41 飛騨乗越
12:28 飛騨沢千丈乗越分岐
13:36 槍平小屋

3日目

• 山行: 2:34
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:34

6:31 槍平小屋
7:04 滝谷避難小屋
7:51 白出小屋
8:51 小鍋谷ゲート
9:05 新穂高温泉バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘の登山者用駐車場へ、am4:00到着
係のお兄さんが、「2段目が空いてます」と教えてくれました
ありがとう

コース状況／危険箇所等

駐車場ー登山センター
　駐車場の1段目の奥から遊歩道を進む
　途中車道に出て、駐車場を突っ切って登山センターへ
登山センターー小池新道入り口
　林道を歩く。問題なし
小池新道入り口ー鏡平
　手頃な石が階段状に整備されていて歩きやすい
　目をつぶっても歩けそう(笑)
　管理・整備、ありがとうございます
鏡平ー弓折乗越
　登りがちょっときつくなるが、ヤリホを見ながら気持ちよく歩ける
弓折乗越ー双六小屋
　ほとんど高度差がなく、緩やかなアップダウン
　ハイマツ林を抜けたり、展望が開けたりして歩きやすい
双六小屋ー双六岳（直登コース）
　巻道分岐までは急坂を登る
　一旦平らになるが、直登コースはなかなかの急坂
　でも登りつめると、双六岳の由来となった台地に出て、気持ちよく歩ける
双六岳ー双六小屋（中道コース）
　山頂から三俣蓮華岳方面に向かい、途中から中道に折り返す
　緩やかな下りとなるので、歩きやすい
　ただ、ちょっとした登りもあるので油断しないように

双六小屋ー樅沢岳
　小屋からはっきり見える登山道をグイグイ登る
　朝一の急登はなかなかきついが、こちらも整備されているので、歩きやすい
　樅沢岳山頂は、2か所ある
　最初のピークからはヤリホ方面は見えないが、次のピークからはよく見える
樅沢岳ー千丈乗越
　2,600mから2,700m付近を緩やかなアップダウンの繰り返しで進む
　途中クサリ場が3か所ほどあるが、問題なし
　千丈乗越手前のピークは、まっすぐ上るルートもあるようだが、長野県側に巻く
千丈乗越ー槍ヶ岳山荘
　ここからがきつい登り
　ルートはしっかりしているので、見失うことはない
　はしごやクサリがあるかと思っていたが、全くなく、2本の足だけで歩ける
槍ヶ岳山荘ー槍ヶ岳頂上往復
　山荘で、500円でヘルメットを借りて登る
　登りと下りが分かれているルートがほとんどなので、すれ違いは気にしなくてよい
　はしごやクサリがない岩場も、ホールドを確かめながら登れば大丈夫
　頂上から降り始めのはしごが一番ビビるかな？
槍ヶ岳山荘ー千丈分岐点
　岩礫の斜面を約500mジグザグに下る
　浮石に乗らないように気を付けて
　分岐点に救急箱が置かれていますが、使わないのが何よりです
千丈分岐点ー槍平小屋
　だんだんと樹木の背が高くなっていく中を下る

槍平小屋ー白出沢
　樹林帯の道
白出沢ー登山センター
　林道を歩く
　途中、穂高平小屋から山道に入るはずがよくわからず、そのまま林道を歩く
　下から登る場合の登り口もわかりにくかった

その他周辺情報

中崎山荘(800円)
　内湯と露天で泉質が違うそう
　確かに内湯は濁って湯の花が浮いていて、露天は透明だった

写真

9/15 6:05

さあ、1年ぶりに帰ってきました
今年もここから出発です

9/15 7:20

わさび平小屋

9/15 7:37

小池新道入り口

9/15 8:14

秩父沢

9/15 8:32

チボ岩

9/15 8:48

イタドリヶ原

9/15 9:10

シシウドヶ原

9/15 9:52

鏡平到着！
やったぁ、映ってる
写真にうまく写ってないのが残念

9/15 9:59

今年は、あそこへ向かいます！

9/15 10:29

鏡平小屋から登ると、下にはっきり見えるんですね

9/15 10:42

弓折乗越到着

9/15 10:45

雲の中から槍ヶ岳だけぽっかり登場

9/15 11:26

双六小屋が見えてきた
鷲羽岳をバックにかっこいい！

9/16 6:11

双六小屋到着

9/15 12:13

双六小屋に荷物を置いたら、双六岳を目指します
ここは巻道との分岐

9/15 12:16

すぐ行くと中道との分岐

9/15 12:32

急坂を登ると双六台地

9/15 12:43

そして山頂

9/15 12:56

そうそう、この景色が最高です

9/15 13:02

ぐるっと見渡すと
燕岳
先月行ったね

9/15 13:03

鷲羽岳
去年行ったね

9/15 13:00

水晶岳
ここも去年行ったね

9/15 13:00

黒部五郎岳
いつか行きたいな

9/15 13:03

薬師岳
ここも行ってみたい

9/15 14:08

さあ、下ろう
明日はあのコースを登るんだ！

9/15 14:34

生ビールでかんぱーい！

9/15 14:42

から揚げもアツアツでうまいぞ！

9/15 17:01

夕食は豪華！
おやすみなさい

9/16 5:31

おはようございます
朝食も立派！

9/16 6:13

さあ、槍ヶ岳に向けて出発

9/16 6:38

樅沢岳
1つ目のピーク

9/16 6:43

こちらが2つ目のピーク

9/16 6:39

昨日見えなかった笠ヶ岳が顔を出しました

9/16 6:40

ヤリホもはっきり見えています

9/16 8:17

さあ、いよいよクサリが現れました

9/16 6:50

見えているあの稜線をずっと槍ヶ岳に向かいます

9/16 8:40

千丈乗越到着
ここから本格的な登りです

9/16 9:05

笠ヶ岳に陽が当たり輝いています

9/16 9:29

ぐんぐん登って槍の根元に来ました

9/16 9:30

おおっ！
富士山が見えてるじゃないですか‼

9/16 10:32

さあ、ヘルメットをかぶって登りましょう

9/16 9:50

はしごの連続ですね

9/16 9:56

垂直に登っていきます

9/16 9:59

頂上到着‼

9/16 10:04

360度の大展望です
乗鞍岳と御嶽山

9/16 10:04

奥穂高岳

9/16 10:04

北穂高岳と涸沢岳

9/16 10:04

常念岳

9/16 10:04

大天井岳

9/16 10:05

燕岳
燕山荘も見えてます

9/16 10:05

白馬岳

9/16 10:05

鹿島槍ヶ岳

9/16 10:05

立山

9/16 10:05

水晶岳

9/16 10:05

鷲羽岳

9/16 10:05

薬師岳

9/16 10:06

双六岳と黒部五郎岳

9/16 10:06

富士山と甲斐駒ケ岳

9/16 10:06

北岳は雲に隠れちゃった

と、ここまで偉そうに紹介しましたが、自信がありません(笑)

9/16 10:06

眼下には、ヒュッテ大槍

9/16 10:07

こちらは、槍ヶ岳山荘

9/16 10:10

さあ、下ります
この最初が一番ビビる

9/16 11:25

無事下りてきて振り返ると、ルートがわかりますね

9/16 11:41

さあ下ります
ここは飛騨乗越

9/16 11:51

グングン下ります

9/16 12:28

千丈分岐点

9/16 12:28

救急箱も置いてくれてあります
お世話にならないのが一番です

9/16 13:36

槍平小屋到着
今晩のお宿です

9/16 17:35

夕飯です
いただきます

9/17 5:42

おはようございます
朝食、いただきます
今日は下るだけなので、おかわりはしませんでした

9/17 6:31

お世話になりました

9/17 7:03

滝谷と言うだけあって滝が見えます
正面は、北穂高岳になるのかな？

9/17 7:04

滝谷避難小屋

9/17 7:51

白出沢

9/17 7:56

水は豊富ですね

9/17 7:58

白出沢分岐

9/17 8:51

林道ゲート

9/17 9:05

登山センター到着！
下山届もしっかり出しました

9/17 10:14

さあ、温泉
時間が早かったので、一番風呂で独占でした

撮影機器：

E-M10 OLYMPUS IMAGING CORP.

SO-01G Sony

感想

shittori

　夏季休暇をこの時期までとっておいて、平日に静かな北アルプスを目指しました。ただ、天候が不安定で、駐車場に着いても雨が降り出して、あまり期待はしていませんでした。

　しかし登ってみれば、雨どころか絶景が待っていました。鏡平では”逆さ槍”も拝むことができました。双六岳からの槍ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、鷲羽岳の百名山たち、槍ヶ岳からの360度の大展望に大満足です

　絶景ももちろんですが、いろいろな出会いもありました。
　鏡平から双六岳まで御一緒したお嬢様。写真を撮っていただいたり、いろいろなルートを相談したり、楽しいひとときを過ごさせていただきました。翌日の笠ヶ岳はどうだったでしょうかねぇ？
　双六小屋でお話しさせてもらった御夫婦。奥様の趣味の登山にお付き合いしている素敵な旦那様。双六岳からの眺めが夢だったようで、夫婦でかなえることができてよかったですね。きっとこれからもいろいろな山に仲良く出かけていくことでしょう
　槍ヶ岳で昼食を共にしたお兄さん。前日からほぼ同じルートだっと思うのですが、なかなか話す機会がなく、3,000mでゆっくりお話しできました。スマホのGPS機能を上手に活用されているようで、大変参考になりました。南岳から天狗原に行くそうです。きっと絶景が拝めたでしょう

　普段は仲間とワイワイやっていると、ほかの方とたくさんお話しすることはないのですが、ソロでは出会いも大きな楽しみです。次のソロはいつかな？　どんな出会いがあるかな？