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Yamareco

記録ID: 967541
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂〜奥穂縦走(焼岳より)

2016年09月24日(土) ~ 2016年09月25日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
34:30
距離
25.4km
登り
3,290m
下り
3,297m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:33
休憩
0:33
合計
6:06
5:54
6:01
39
6:40
6:41
51
7:32
7:36
12
7:48
7:49
32
8:21
8:38
26
9:04
9:04
11
9:15
9:15
44
9:59
10:01
85
11:26
11:27
2
11:40
2日目
山行
9:11
休憩
2:46
合計
11:57
4:07
14
4:21
4:21
39
5:00
5:05
21
5:26
5:27
10
6:15
6:16
6
6:22
6:22
14
6:36
6:53
27
7:20
7:22
15
7:37
7:55
10
8:05
8:05
15
8:20
8:35
78
9:53
10:24
5
10:29
10:39
10
10:49
11:03
19
11:22
11:34
80
12:54
13:08
66
14:14
14:35
61
15:36
15:36
22
15:58
15:58
6
16:04
ゴール地点(小梨平)
<CT−実績比較>             
・上高地〜焼岳〜西穂山荘 CT 8:30 − 実績6:06 (72%)
・西穂山荘〜奥穂     CT 9:30 − 実績7:15 (76%)
・奥穂〜岳沢〜上高地   CT 5:30 − 実績4:30 (82%)
※実績には休憩含む
天候 1日目〈24日〉 晴のち雨
2日目〈25日〉 霧のち晴
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 大阪より上高地行高速バス(当日に空きが出たため予約)
帰路 上高地→松本駅(バス)、松本駅→名古屋→大阪(新幹線等)
コース状況/
危険箇所等
●上高地〜焼岳〜西穂山荘〜西穂高岳
・一般的な登山道と思います。
●西穂高岳〜奥穂高岳
・危険個所は多々あります。よく言われますが改めて以下の3点は重要と思います。
 ヽ亮造縫沺璽を追って正しいルートを進むこと
 浮石が多いため、一つ一つの岩を確かめながら3点支持で進むこと
 アップダウンの激しい長時間コースのため、十分な体力で臨むこと
・個人的には以下の点が気になりました。
 間ノ岳周辺・・ピークから尾根筋が複数ありルートミスしやすい。浮石多い。
 逆層スラブ・・雨で濡れている時は特にスリップ注意
 コブノ頭直前・・マークが少なく、踏み跡が複数あるため迷いやすい。
 ロバの耳・・下りは濡れている時は特に要注意
 馬ノ背・・意外とホールドはしっかりしている 
●奥穂高岳〜吊尾根〜岳沢小屋〜上高地
・一般的な登山道と思います。
その他周辺情報 ・小梨平・・日帰り温泉 600円/人
※上高地アルペンホテルの日帰り温泉を利用しようと思いましたが外来入浴は14:00頃まででした。
1日目〈24日〉
帝国ホテル前でバスを降りて田代橋から出発。1時間ほどで展望が開きました。
2016年09月24日 07:01撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 7:01
1日目〈24日〉
帝国ホテル前でバスを降りて田代橋から出発。1時間ほどで展望が開きました。
梯子が連続する箇所があります。
2016年09月24日 07:01撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/24 7:01
梯子が連続する箇所があります。
焼岳小屋到着
2016年09月24日 07:30撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 7:30
焼岳小屋到着
焼岳の姿が一望
2016年09月24日 07:33撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 7:33
焼岳の姿が一望
振り返ると笠岳と双六へと続く稜線が美しい
2016年09月24日 07:42撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 7:42
振り返ると笠岳と双六へと続く稜線が美しい
焼岳が迫ってきました
2016年09月24日 07:43撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/24 7:43
焼岳が迫ってきました
ふもとでは硫黄ガスが立ち込めていました
2016年09月24日 07:57撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 7:57
ふもとでは硫黄ガスが立ち込めていました
焼岳北峰に到着
2016年09月24日 08:31撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/24 8:31
焼岳北峰に到着
西穂山荘へ向かいます。紅葉が始まっています。
2016年09月24日 08:36撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:36
西穂山荘へ向かいます。紅葉が始まっています。
西穂山荘へは途中笹薮の道がしばらく続けます
2016年09月24日 09:47撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 9:47
西穂山荘へは途中笹薮の道がしばらく続けます
西穂が見えてきました
2016年09月24日 10:31撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 10:31
西穂が見えてきました
西穂山荘に到着
2016年09月24日 11:36撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 11:36
西穂山荘に到着
テント場は最終90%くらい埋まったと思います
2016年09月24日 12:22撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/24 12:22
テント場は最終90%くらい埋まったと思います
マイテント。夕方以降翌朝まで断続的的に弱い雨が降りました。
2016年09月24日 13:30撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/24 13:30
マイテント。夕方以降翌朝まで断続的的に弱い雨が降りました。
2日目<25日>
4:10頃に西穂山荘を出発。山荘付近では星も見えましたが高度をあげるとすぐにガスの中へ。1時間弱で独標到着。
2016年09月25日 05:01撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 5:01
2日目<25日>
4:10頃に西穂山荘を出発。山荘付近では星も見えましたが高度をあげるとすぐにガスの中へ。1時間弱で独標到着。
西穂山荘から2時間程度で西穂高岳山頂。前日からの雨のため奥穂へ進むことを断念される方が多数おられました。
2016年09月25日 06:05撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 6:05
西穂山荘から2時間程度で西穂高岳山頂。前日からの雨のため奥穂へ進むことを断念される方が多数おられました。
奥穂へ進みます。間ノ岳直下にビバークスペースあり。
2016年09月25日 07:19撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 7:19
奥穂へ進みます。間ノ岳直下にビバークスペースあり。
間ノ岳を過ぎて小ピークが連続
2016年09月25日 07:32撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 7:32
間ノ岳を過ぎて小ピークが連続
逆層スラブ直前のビバークスペース
2016年09月25日 07:40撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 7:40
逆層スラブ直前のビバークスペース
逆層スラブ。前日の雨で濡れており非常に滑りやすかった。
2016年09月25日 07:47撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 7:47
逆層スラブ。前日の雨で濡れており非常に滑りやすかった。
天狗岩に到着。
2016年09月25日 08:04撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 8:04
天狗岩に到着。
天狗のコルが眼下に見えます。雨で濡れているため下降には注意が必要でした。
2016年09月25日 08:20撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:20
天狗のコルが眼下に見えます。雨で濡れているため下降には注意が必要でした。
天狗のコルに到着。少し休憩。
2016年09月25日 08:23撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:23
天狗のコルに到着。少し休憩。
小ピークをいくつか越えて行きます
2016年09月25日 08:55撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:55
小ピークをいくつか越えて行きます
何と青空が!
2016年09月25日 09:05撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:05
何と青空が!
素晴らしい展望です
2016年09月25日 09:13撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:13
素晴らしい展望です
ジャンから奥穂、前穂につながる稜線も広がりました。
2016年09月25日 09:19撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:19
ジャンから奥穂、前穂につながる稜線も広がりました。
一歩一歩
2016年09月25日 09:19撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 9:19
一歩一歩
岩稜の一つ一つが鮮明に浮かび上がりました
2016年09月25日 09:19撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 9:19
岩稜の一つ一つが鮮明に浮かび上がりました
ガスが晴れて眼下に上高地が広がりました
2016年09月25日 09:22撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 9:22
ガスが晴れて眼下に上高地が広がりました
槍が見えました
2016年09月25日 09:35撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:35
槍が見えました
コブノ頭に向かいます
2016年09月25日 09:40撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:40
コブノ頭に向かいます
コブノ頭に到着。ジャンダルムが目前に。その向うには奥穂が。
2016年09月25日 09:48撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 9:48
コブノ頭に到着。ジャンダルムが目前に。その向うには奥穂が。
ジャンダルム到着
2016年09月25日 10:03撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
9/25 10:03
ジャンダルム到着
ガスの向うに奥穂が見え隠れします
2016年09月25日 10:25撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:25
ガスの向うに奥穂が見え隠れします
奥穂側からジャンを振り返る
2016年09月25日 10:28撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:28
奥穂側からジャンを振り返る
ロバの耳を下ってから見上げたところ。岩は乾いていたので問題なく下降完了。
2016年09月25日 10:42撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:42
ロバの耳を下ってから見上げたところ。岩は乾いていたので問題なく下降完了。
歩いてきた稜線。どうやって歩いてきたのか・・
2016年09月25日 10:47撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 10:47
歩いてきた稜線。どうやって歩いてきたのか・・
そして目の前に馬の背が立ちはだかりました
2016年09月25日 10:59撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 10:59
そして目の前に馬の背が立ちはだかりました
フィナーレです
2016年09月25日 11:01撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 11:01
フィナーレです
先行者が慎重に登り始めます。
2016年09月25日 11:01撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:01
先行者が慎重に登り始めます。
一つ一つホールドを確かめながら
2016年09月25日 11:02撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:02
一つ一つホールドを確かめながら
私も続きます。以前ここを下った時も思ったのですが、意外に岩はしっかりしています。
2016年09月25日 11:05撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/25 11:05
私も続きます。以前ここを下った時も思ったのですが、意外に岩はしっかりしています。
馬の背からジャンを振り返りました。
2016年09月25日 11:09撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:09
馬の背からジャンを振り返りました。
さあ、奥穂への道ももうわずか。
2016年09月25日 11:11撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:11
さあ、奥穂への道ももうわずか。
奥穂に到着!
2016年09月25日 11:22撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 11:22
奥穂に到着!
振り返るとジャンがガスの中に消えていった
2016年09月25日 11:24撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:24
振り返るとジャンがガスの中に消えていった
吊尾根から紀美子平に向かいます。
2016年09月25日 11:46撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:46
吊尾根から紀美子平に向かいます。
吊尾根と、その向こうの前穂に連なる北尾根
2016年09月25日 11:56撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:56
吊尾根と、その向こうの前穂に連なる北尾根
前穂北尾根の紅葉
2016年09月25日 11:58撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:58
前穂北尾根の紅葉
前穂の奥の稜線も
2016年09月25日 12:04撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 12:04
前穂の奥の稜線も
美しい紅葉
2016年09月25日 12:04撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 12:04
美しい紅葉
そして涸沢カール
2016年09月25日 12:13撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 12:13
そして涸沢カール
紅葉しています
2016年09月25日 12:13撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 12:13
紅葉しています
前穂北尾根の紅葉
2016年09月25日 12:13撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 12:13
前穂北尾根の紅葉
振り返って西穂〜奥穂の稜線。ロバの耳とジャン。
2016年09月25日 12:36撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 12:36
振り返って西穂〜奥穂の稜線。ロバの耳とジャン。
バリルートで前穂に登られていたFutaroさんと紀美子平で合流しました。
2016年09月25日 13:04撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 13:04
バリルートで前穂に登られていたFutaroさんと紀美子平で合流しました。
Futaroさんと一緒に下山します。ザックが小さくて軽快な後ろ姿。すたすた小走りです。
2016年09月25日 13:13撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 13:13
Futaroさんと一緒に下山します。ザックが小さくて軽快な後ろ姿。すたすた小走りです。
岳沢の紅葉もお見事
2016年09月25日 13:33撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 13:33
岳沢の紅葉もお見事
岳沢小屋に到着。
2016年09月25日 14:13撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 14:13
岳沢小屋に到着。
さらに一気に駆け下って上高地に無事下山。河童橋手前の岳沢湿原から霞沢岳? 
2016年09月25日 15:38撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 15:38
さらに一気に駆け下って上高地に無事下山。河童橋手前の岳沢湿原から霞沢岳? 

感想

目標だった北鎌は先日雨で中止となったので、今シーズン最後の機会に北アの岩稜帯を歩いておきたいと思いました。

2年前の秋に、大キレット〜北穂〜奥穂〜西穂を縦走したので、今回は逆コースで西穂から奥穂に向かうことにし、ついでに未踏の焼岳も合わせてみました。

<1日目(24日)>
・本日は焼岳から西穂までなので気楽にスタート。久しぶりの重登山靴なのでじっくり感触を思い出しながら歩きます。
・焼岳山頂からは夏に歩いた笠から双六の稜線が青空の下で美しく映えます。
・西穂山荘には昼前に到着。テン場もまだ余裕がありました。
・翌日に備えて晩飯も早々に片付けて19:00には就寝しましたが、断続的に弱い雨が降り続け、何度も目が覚めます。
・雨にぬれた西穂〜奥穂の岩稜帯の危険度合いのイメージがつかず、悪い想像が頭をよぎります。

<2日目(25日)>
・朝3:00に目覚めると雨は上がっていました。急いで準備をし、4:00過ぎに出発。
・見上げると星も瞬いていますが、前に続く西穂への稜線はガスの中。不安と緊張を抱きながら進みます。
・西穂高山頂では2,3のパーティと居合わせました。皆さん雨でぬれた岩場を心配されて奥穂への縦走は断念されるようでした。
・私としては岩は濡れているものの慎重に行けば通過できそうとの感触をつかめたこと、午前中は天気は持ちそうとの予報も踏まえて、奥穂に向かうこととしました。
・逆層スラブあたりから、西穂に向かう方々とちょくちょくすれ違うようになります。逆層スラブは濡れたままでは非常に滑りやすく気を使いました。
・西穂高岳から約2時間で天狗のコルに到着。アミノバイタルと、クエン酸たっぷりの水を補給して筋力維持に努めます。
・ジャンダルムの手前ではマークが少なくなり、1度ルートロスしかけました。踏み跡と思しき方向に歩を進めると断崖絶壁に出てしまい、無理に下るのかと周囲を見渡すと、何のことはない明瞭なルートが後ろに続いていました。ちょっとした油断が命取りになります。
・その頃から予想外の青空が広がり始め、絶景を楽しみながらジャンダルムに到着。奥穂の姿がガスの向こうに見え隠れする素晴らしい時間でした。
・ジャンダルム到着後は、いよいよ核心と思っていたロバの耳ですが、実はそれと気づかずに下降しました。心配していた岩場の濡れもすっかり乾いており、下りきってから地図を確認してそれと認識した次第。
・奥穂登頂は11:30頃。抜きつ抜かれつした男性と喜びを分かちました。
・その後、吊尾根から前穂北尾根や涸沢カールの美しい紅葉を楽しみながら紀美子平に到着すると、LINEでやり取りしていたFutaroさんが首を長くしてお待ちでした。
・上高地に向けてはFutaroさんと一緒に下りますが、家族のこと、日々のトレーニングのこと、などなど話しながら、半分トレラン状態。あっという間に岳沢小屋、そして河童橋に到着。Futaroさんは上高地から駐車場まで自転車、私は小梨平で温泉に入るのでここでお別れです。

西穂〜奥穂の縦走。雨で濡れた岩稜帯を前に不安と緊張を抱きながら進みましたが、予想外の展望と紅葉も楽しめて満足な2日間となりました。

<備忘録>
・ザック重量:初日、12.2kg(水1L、ストック含む)
 主な装備:テント、シュラフ、防寒具、固形燃料、食糧
但し、山行中の着替えなし、食糧は乾麺+乾燥野菜などちょっとづつ軽量化

・100均の固形燃料は多少時間はかかるが十分使えた。ラーメン作るのには1個で十分。但し使いきりなので1泊2食で4個使用。

・au電波 西穂山荘 ◎、ジャンダルム ×、奥穂 ○

・気温/室温 9月24日 23:30 気温 8℃、テント内 10℃

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コメント

お疲れさま
感想を読んで同じようなことを思ってるな〜と頷いて見ました。
ロバの耳は、私も雨で緊張はしたものの「えっ?ロバの耳の下りもう終わったん?」とokiに尋ねる程3年前より短く感じました。
奥穂で喜びを分かち合うのも一緒
1日目の雨にはハラハラしたでしょうが天気も持ち直しよい山行でしたね
2016/9/27 20:44
Re: お疲れさま
karioraさん、こんにちは。
ですよね。ロバの耳は下りの始まりは鎖もあるので普通にクライムダウンしていき、何となく長いので、もしかしてロバか?と思いつつ、下りきってから分かるという感じですね。お互い同じようなステップで山を続けてますねえ。これからのレコも楽しみにしています。相変わらずニアミス続きなのでそろそろばったり会いそうですね。okirazuさんにもよろしく。
2016/9/28 8:57
お疲れ様でした
逆コースも通って見事完全走破お疲れ様でした。この日は微妙な天気予報でしたので私も逡巡して、結局お決まりの伊吹山歩荷で妥協してしまいましたが写真を見て激しく後悔しています・・・今年こそはこのルート通ろうと思っていたのですが そろそろ冬支度も開始ですね
2016/9/27 23:44
Re: お疲れ様でした
nagisukeさん、こんにちは。私も微妙な天気だったので随分悩みました。でも西穂まで来てしまうとなかなかそのまま下山という気分にもならず、様子見ながら進んでいったという感じです。nagisukeさんは随分トレーニングにも励んでおられるようなので冬の山行も楽しみですね。今年の夏山シーズンは天候不良が続いたので冬山は美しい雪山を堪能したいですね。
2016/9/28 9:00
濡れていると岩が滑りますね〜
tubataroさん、こんばんは。

この前の日曜、天気予報が外れて良かったですね。土曜日の夜に雨が降ったようですが、下は降らなかったと思います。上の方だけでしょうか。歩いていても上高地は水たまりはあっても、地面は雨が降った様ではありませんでした。岩が濡れて滑ったのは上に登ってからですね。西穂高〜奥穂高の間は、岩が濡れて滑るといやらしいですね。

ところでやっぱり今年の年末は女神湖のYHは駄目ですね。来年はもっと難しくなりますかね。去年の夏のファミリー登山は良かったのでまた行きたいのですが。。。
2016/9/28 23:01
Re: 濡れていると岩が滑りますね〜
Futaroさん、こんにちは。
おっしゃる通り、夜の雨は高度の高いエリアだったようですね。西穂から歩いていると段々岩が乾いていくのが分かりました。以外と早く乾くものだなと。家族スキーや夏山は来年以降また機会を探すことになりそうですね。
2016/9/29 7:33
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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