涸沢紅葉眺めに遠回り!天狗池大キレット北穂涸沢稜線散歩
- GPS
- 51:02
- 距離
- 43.9km
- 登り
- 2,591m
- 下り
- 2,573m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 8:21
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 11:09
天候 | 24日:くもりのち雨 25日:くもりのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:上高地 - 松本バス&松本電鉄(念のため到着時に帰宅便を予約。できたのですね) |
コース状況/ 危険箇所等 |
さすがにシルバーウィーク最終の週末とあって、上高地バスターミナルの登山相談所も早朝からやっていました。朝早くからご苦労様です。私は毎度、登山届はネット提出ですが。 上高地からはおなじみ単調な林道歩きですが、上高地と明神の間で斜面の崩落があり、梓川に迂回路が作られていました。 天狗原分岐から天狗池へ槍沢をトラバースするルートは、途中の紅葉がピークで素晴らしかったです。コースは特に危険箇所はありません。 大キレットは夜に降った雨でA沢のコルまでは岩が濡れていましたが、靴のグリップは問題なかったです。ここは2度目ですが、槍穂の岩場は、摂理がしっかりしていて、足の置き場やガバが豊富にあるので、歩きやすいです。緊張するのは長谷川ピークからA沢のコルまでの区間と、飛騨泣きと意外と短い。 北穂から涸沢カールへの分岐手前で、登山道のはるか下に、矢印のついた岩が落ちていました。そこで迷っている方がいたので、トラバース方向が正解であることをアドバイスしましたが、ちょっとあの岩はいかんですね。矢印消しておくべきでしょう。2年前も同じように迷って、降りてしまった人を注意しました。トラバース側にはもっとしっかりマークありますが、慣れない人は、下ばかり見がちなので、下山で上にマークがあるとは考えないのでしょう。 北穂から涸沢への稜線は昨年半分歩きましたが、大キレットよりも難易度高い。大キレットは厳しく緊張を強いられる区間は全体の一部なのに対し、北穂涸沢間はほとんど休めるような場所がなく、緊張のし通しです。北穂から最低コルの下りは、くさりもない切れ落ちた崖、最低コルから涸沢への登りはくさりと鉄杭だらけ。くさりは使わなくてもいけるのですが、鉄杭はないと足場がきついです。昨年歩いた奥穂西穂と大差ないと思いますけど、これで一般登山道というのはどうなの?途中遭難者も出たようで、登山道から救助にでていました。 ザイテングラートはいままでのルートよりは圧倒的に歩きやすいです。といっても今月だけで3名もお亡くなりになっているので、気は抜かず。 |
その他周辺情報 | 上高地の小梨平キャンプ場で風呂&ビール。小梨平は生ビール450円、なとりのあたりめも120円ととても観光地価格とは思えない安さ!今回は泊まってまったりしたかったのですが。。。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
今年のアルプステン泊登山も終盤。シルバーウィークの飛び石連休に休みをとって笠から西鎌、槍、大キレット、涸沢紅葉と盛りだくさんの縦走を計画していましたが、しつこい秋雨で、木金は断念。かわりにアプローチしやすい上高地から、天狗池、大キレット、涸沢の紅葉を眺めることにしました。昨年歩きそこねた、北穂から涸沢岳の稜線の忘れ物の回収も目的です。
紅葉時期の涸沢はトイレもすごい行列と聞いて、南岳テン場宿泊としましたが、南岳山荘も小屋は50名定員に対して80名くらいと大混雑だったようです。テン場は先客3組程度で空いてました。最終的にも満杯にはならなかったです。
初日は早めについてがっつり酒盛りするつもりでしたが、山荘はロング缶が在庫切れ。しょうがないので昼寝して、飯食べて、深夜食堂3を見ていたらそのまま寝てしまいました。
2日目、4時起きで様子みましたが、相変わらずのガスガス。とりあえず荷物まとめて小屋にいくと、皆さん大キレット行きは様子見の状況。途中で引き返してきたという人も。槍経由で槍沢から下山することも考えましたが、キレットの岩のグリップを確認すると問題なさそう。かぜも稜線では当たり前の状態だったので、突入しましたが、涸沢の登りあたりまでくると、天候が回復して、緊張するも素晴らしい稜線歩きとなりました。
そして涸沢テン泊の方々はすでに下山済みだったようで、涸沢ヒュッテではゆったり生とおでんをいただけました。本当はもっとゆったりしていきたいですが、明日は仕事につき、食事後さっさと下山。
結局上高地に予定通りの時間に到着し、予約しておいたバスに乗車しました。毎度余裕のない日程になってしまっていますが、たまにはのんびり歩きたいものです。来月尾瀬はなんとかなるかも。
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