立山(雄山-大汝山-富士ノ折立-真砂岳-別山)【束の間の秋晴れは紅葉最高潮の立山へ!】
- GPS
- 22:30
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:21
天候 | 9/27 晴れ時々曇り 9/28 雨 ※立山雄山神社本宮の宮司さんの話によると、9月は雨ばかりで、今秋で一番いい天気だったとのこと。ラッキー |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
▽扇沢駐車場 ・大町市市営駐車場(無料)に駐車 ・9/27の4時半時点で7割ほど停まっていました(9/28の12時頃下山時は8割ほどでした) ・有料駐車場にも1割ほど。リッチですね http://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html ▽立山黒部アルペンルート ・本日の始発は7時半で、チケット販売は6時50分からとのこと ・貴重な晴天で混雑を予想していました。事前のWeb予約を確認すると、始発は残り4席となっており、焦って4時半からチケット売場に並んでみました ・もちろん一番乗りでしたが、販売開始時には数十人並びました ・それと、チケットの販売窓口とトロリーバスの改札は当然別なので、複数人の場合、1人が先にトロリーバス改札に並んでいるといいと思った ・余談ですが、トロリーバス乗り場の先頭に並んでいた5人の男達は、黒部湖駅で下りると、内蔵助の方へ歩いて行かれました。恐らく下ノ廊下の整備にあたる方達ではないでしょうか。勇ましかった http://www.alpen-route.com/access_new/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽室堂バスターミナル⇆雷鳥沢キャンプ場 ・石畳の遊歩道。濡れていると滑りやすい ▽雷鳥沢キャンプ場→一ノ越山荘 ・急登ではないが、なかなか疲れる ▽一ノ越山荘→雄山 ・ガレた急登です。慣れてない観光客も多いので、落石には注意です ▽雄山→大汝山→富士ノ折立 ・晴れていれば絶景稜線 ・危険箇所はありません ▽富士ノ折立→真砂岳→別山 ・大迫力の稜線歩きが楽しめます ・危険箇所はありませんが、別山までの登り返しはキツイ ▽別山→剱御前小屋 ・剱岳側が切れ落ちている箇所があるので注意 ▽剱御前小屋→雷鳥沢キャンプ場 ・浮石が多く歩きづらい ・膝にきます ☆登山ポスト 扇沢にも室堂にもあり |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ▽雷鳥沢ヒュッテ ・雷鳥沢キャンプ場から徒歩5分 ・18時半まで受け付けており、600円 ・なんとお湯・水の蛇口があり、シャンプー・石鹸も置いてあります。ドライヤーまで! http://www.raichozawa.net/hyutte.html ▽雷鳥荘 http://www.raichoso.com/index.htm ▽みくりが池温泉 http://www.mikuri.com ▽湯けむり屋敷 薬師の湯 ・大町温泉郷 ・700円(JAF割で△100円) ・この山域に行く場合はここによるけど、毎回人が多過ぎて良さがわからない。新規開拓しないと http://www.omachionsen.jp/shops/2012/03/post-7.php ☆雷鳥沢キャンプ場 ・500円/人(2日目以降は1000円定額のようです) ・雷鳥沢ヒュッテではなく、キャンプ場の管理棟で受付をしています ・管理棟には売店はありません ・水量豊富なのでトイレは水洗 ・蛇口からも水が常に出ていますが、ここは洗い場ではありません。コッヘルを綺麗に洗っている人がおり、驚いた(貼紙もしてあるのですが読めないんですかね?日本人じゃなかったのかな?日本語話してたけど) ・アクセスが良すぎるため色々な人が来ます。21時まで大騒ぎしている高齢者グループもおり、とてもいいテント場なだけに残念だった ☆小布施堂 http://www.obusedo.com/ ☆小布施ワイナリー http://www.obusewinery.com/ ☆サンクゼールワイナリー https://www.stcousair.co.jp/ |
写真
感想
毎年恒例の遅い夏休み。今年は9月の最終週となりました。
5パターンくらい計画していたのですが、長引く秋雨で全て練り直し。
天気予報も火曜しか晴れないとの事で、ショートバージョンに計画変更です。
初めてのアルペンルートは勝手が分からず、4時半から並んでしまいましたが、始発のトロリーバスは計3台の増発となり、人気のほどが伺えます。
ケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバスと乗り継ぎ、室堂駅から地上に出ると、、、おぉー!なんという絶景!!
ミクリガ池に映る三山を眺めていると、早くあの稜線を歩きたいという衝動が抑えられなくなりました。
雷鳥沢キャンプ場にテントを張り、早速一ノ越を目指します。
標高を上げるにつれ、山崎カールの紅葉が益々綺麗に。
一ノ越から雄山までは観光客も加わり一気に人が増えます。
落石に注意しつつ、急登を登り詰めると、長年見てみたかった立山雄山神社本宮が。
500円の拝観料を払い本宮(雄山山頂)へ。
ここで御祈祷を受け、宮司さんの爆笑トークを聞き、御神酒を頂き、とてもいい経験をする事ができました。
あいにくガスが上がってきてしまい、雄山から真砂岳くらいまでは視界が開けたり、閉ざされたり。
ところが別山の山頂に登り詰めると、眼前に剱岳の勇壮な姿が!
別山北峰まで足を延ばすと、その姿はさらにパワーを増し、迫ってきます。
私もそろそろ剱に挑戦しないといけませんね。
別山からは剱御前小屋経由で雷鳥沢キャンプ場まで戻ります。
このルートは、眼下の紅葉と振り返り仰ぎ見る紅葉が特に素晴らしかった。
テントに戻り持参したビールを飲み一休み後、雷鳥沢ヒュッテの温泉へ。
水とお湯の蛇口があり、石鹸・シャンプーも使えます。ドライヤーもあり、ここが2500mである事を忘れてしまうほどの快適さ。
雷鳥沢キャンプ場は、色々な人が気軽に来れるという問題点はあるものの、とても快適なテント場ですね。
深夜からは時折強い雨がテントを打ち付け、本来は五色ヶ原でもう一泊して、黒部ダムまで歩く予定だったのですが、室堂からアルペンルートでそのまま帰る事に。
それでも、この異常気象とも言える天候不順な9月の最終週に、立山の紅葉を十分に満喫する事ができ、大満足の山行となりました。
帰りのアルペンルートはそれぞれの駅でゆっくり時間をかけて観光。
魅力的なお土産が多すぎて、土産代だけでも2万円ほど使ってしまいましたが、それが立山の自然保護に寄与するのであれば本望です。
山の写真以上にモンブラン朱雀に目がうっとりです。
絶対美味しいだろうなって、わかっているのに美味しいパターンです。
剣岳を望む展望は絶景ですね、私がいたら多分写真撮影しまくりで場所を離れられないくらいの場所です。とにかく見る風景、風景にうっとりします。ああ写真撮影してみたい。
来年以降行きたいところなのでレコ参考にさせていただきます。
macky3さん、こんにちは。
朱雀・モンブラン朱雀ともに、山の朝よりも早く出発しないと食べられません。
それでもその甲斐はあると思うので、機会がありましたら是非
私も剱は登ったことはありませんが、憧れであります
登ってしまうとその山は見れないので、見てかっこいい山は登らなくてもいいかな、とか思ってしまいますが、やっぱり一度は登っておきたいですよね。
本当に時間のたつのも忘れて見入ってしまうくらいカッコイイ山です
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