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Yamareco

記録ID: 1000090
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

ぐるっと御池岳(でも痛恨のルートロスト!)

2016年11月05日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
21.3km
登り
1,578m
下り
1,579m

コースタイム

日帰り
山行
10:14
休憩
0:00
合計
10:14
6:40
40
7:20
10
7:30
30
8:00
10
8:10
40
8:50
40
9:50
50
10:40
0
11:00
90
12:30
40
13:10
0
13:10
40
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車は鞍掛峠のトンネル東の駐車場へ(トンネル東の出口の空き地は車のための回転場となっている)
コース状況/
危険箇所等
茨川の廃村から真の谷の上流を詰めていく途中に三筋滝がありその左側にロープがある。ここが危険、あとその上流にもゴルジュがありそこを右側から巻いていくが、ここも危険
朝日が上がる頃スタート
2016年11月05日 06:26撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/5 6:26
朝日が上がる頃スタート
紅葉は・・・う〜ん、イマイチですねえ
2016年11月05日 06:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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紅葉は・・・う〜ん、イマイチですねえ
2016年11月05日 06:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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鞍掛峠の祠、手を合わせて登山の無事を祈ります
2016年11月05日 06:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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鞍掛峠の祠、手を合わせて登山の無事を祈ります
天気が良くなりそう、この時はスムーズな山行しかイメージになかった
2016年11月05日 06:41撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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天気が良くなりそう、この時はスムーズな山行しかイメージになかった
鈴北岳への稜線
2016年11月05日 07:03撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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鈴北岳への稜線
2016年11月05日 07:05撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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鈴北岳への登山道
2016年11月05日 07:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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鈴北岳への登山道
鈴北岳です
2016年11月05日 07:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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鈴北岳です
綺麗な形の天然?の松、誰かが植えたのだろうか?
2016年11月05日 07:29撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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綺麗な形の天然?の松、誰かが植えたのだろうか?
苔に霜が降りてます
2016年11月05日 07:31撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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苔に霜が降りてます
苔アップ
2016年11月05日 07:31撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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苔アップ
日本庭園、この時期は綺麗ではないですね
2016年11月05日 07:33撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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日本庭園、この時期は綺麗ではないですね
御池岳、なんとも味のない山頂です。ま、御池岳はピークハントする山ではなく、周遊する山ですから
2016年11月05日 08:00撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/5 8:00
御池岳、なんとも味のない山頂です。ま、御池岳はピークハントする山ではなく、周遊する山ですから
ボタンブチ到着、この下で凄惨な遭難が起きているとは思えないが
2016年11月05日 08:12撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ボタンブチ到着、この下で凄惨な遭難が起きているとは思えないが
ボタンブチからのT字尾根。今日はこの尾根を左端から降りていきます
2016年11月05日 08:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ボタンブチからのT字尾根。今日はこの尾根を左端から降りていきます
テーブルランド
2016年11月05日 08:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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テーブルランド
2016年11月05日 08:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ボタンブチ直下、左下の岩棚でYさんは一夜をビバークしたという
2016年11月05日 08:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ボタンブチ直下、左下の岩棚でYさんは一夜をビバークしたという
T字尾根取り付きを探します
2016年11月05日 08:41撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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T字尾根取り付きを探します
これがT字尾根取り付きへのマーキング
2016年11月05日 08:51撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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これがT字尾根取り付きへのマーキング
前は無かったけど案内板があった。たぶん山岳会の方がこの先で道迷いされないように設置して下さったんだと思う
2016年11月05日 08:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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前は無かったけど案内板があった。たぶん山岳会の方がこの先で道迷いされないように設置して下さったんだと思う
T字尾根を降りていきます。T字尾根取り付きから尾根に乗るまでが一番迷いやすい、今日も一つ北の尾根に乗ってしまった。すぐトラバースしてT字尾根に乗った
2016年11月05日 08:59撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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T字尾根を降りていきます。T字尾根取り付きから尾根に乗るまでが一番迷いやすい、今日も一つ北の尾根に乗ってしまった。すぐトラバースしてT字尾根に乗った
地形図では等高線が閉じていないP1010付近、でも確かに数メートルの登りがある。このあたりでYさんはゴロ谷へと導かれていったんだろうか?
2016年11月05日 09:11撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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地形図では等高線が閉じていないP1010付近、でも確かに数メートルの登りがある。このあたりでYさんはゴロ谷へと導かれていったんだろうか?
今では分かりやすいがYさんが遭難された7月半ばは鬱蒼としていたんではないだろうか?
2016年11月05日 09:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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今では分かりやすいがYさんが遭難された7月半ばは鬱蒼としていたんではないだろうか?
P967手前、このあたりで2人の登山者とすれ違う
2016年11月05日 09:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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P967手前、このあたりで2人の登山者とすれ違う
P967の先の痩せ尾根、ここから先は迷うことはないだろう
2016年11月05日 09:30撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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P967の先の痩せ尾根、ここから先は迷うことはないだろう
この傷はクマか?だとすると鈴鹿にもクマがいるってことか
2016年11月05日 09:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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この傷はクマか?だとすると鈴鹿にもクマがいるってことか
このあたりがT字尾根の中で一番美しい
2016年11月05日 09:46撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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このあたりがT字尾根の中で一番美しい
紅葉ではないが綺麗だった
2016年11月05日 09:46撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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紅葉ではないが綺麗だった
2016年11月05日 09:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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こちらも色はイマイチ
2016年11月05日 09:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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こちらも色はイマイチ
T字尾根のシンボル(自分で思っているだけ)
2016年11月05日 09:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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T字尾根のシンボル(自分で思っているだけ)
綺麗な登山道だ
2016年11月05日 09:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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綺麗な登山道だ
P918はTの時のタテ棒とヨコ棒のクロスするところ
2016年11月05日 09:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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P918はTの時のタテ棒とヨコ棒のクロスするところ
ここにも案内板が、前は無かった
2016年11月05日 09:54撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ここにも案内板が、前は無かった
地形図とコンパスは必ず携行します
2016年11月05日 10:30撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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地形図とコンパスは必ず携行します
ノタノ坂へ向かうところ
2016年11月05日 10:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ノタノ坂へ向かうところ
さてノタノ坂へ
2016年11月05日 11:01撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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さてノタノ坂へ
ノタノ坂頂点から茨川方面へ
2016年11月05日 11:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ノタノ坂頂点から茨川方面へ
やっと茨川への廃村へ着いた
2016年11月05日 12:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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やっと茨川への廃村へ着いた
川を遡ります
2016年11月05日 12:26撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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川を遡ります
大学登山部の小屋となっていた
2016年11月05日 12:49撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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大学登山部の小屋となっていた
お宮さんもあった
2016年11月05日 12:51撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/5 12:51
お宮さんもあった
綺麗な川だが、曲がりくねっているため、なかなか距離を稼げない
2016年11月05日 12:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/5 12:53
綺麗な川だが、曲がりくねっているため、なかなか距離を稼げない
行けども行けどもこんな感じ、すれ違う人も無し、渡渉、渡渉、また渡渉、岩がゴロゴロまた渡渉の繰り返し
2016年11月05日 13:07撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/5 13:07
行けども行けどもこんな感じ、すれ違う人も無し、渡渉、渡渉、また渡渉、岩がゴロゴロまた渡渉の繰り返し
おお!三筋滝、確かに数本の滝に分かれている
2016年11月05日 13:42撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/5 13:42
おお!三筋滝、確かに数本の滝に分かれている
写真では分かりにくいがその滝の左にロープがあり、これを登る
2016年11月05日 13:42撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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写真では分かりにくいがその滝の左にロープがあり、これを登る
岩がゴロゴロで大変歩きにくく
2016年11月05日 14:36撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/5 14:36
岩がゴロゴロで大変歩きにくく
渡渉を何十回と繰り返す、どこを渡渉するのが一番かはカンで行く、っていうか考えてる時間がない
2016年11月05日 14:36撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/5 14:36
渡渉を何十回と繰り返す、どこを渡渉するのが一番かはカンで行く、っていうか考えてる時間がない
この川の遡りで疲れはてました
2016年11月05日 14:36撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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この川の遡りで疲れはてました
真の谷のテン場
2016年11月05日 14:57撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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真の谷のテン場
なぜかイモ
2016年11月05日 15:11撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/5 15:11
なぜかイモ
コグルミ谷を降りている途中の分岐に来た
2016年11月05日 16:02撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/5 16:02
コグルミ谷を降りている途中の分岐に来た
登山口の少し上にあるケルン。無事下山できた記念にケルンの一番上に小鳥のような小石を乗っけたよ。
あ〜〜疲れたわ〜〜〜
2016年11月05日 16:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/5 16:14
登山口の少し上にあるケルン。無事下山できた記念にケルンの一番上に小鳥のような小石を乗っけたよ。
あ〜〜疲れたわ〜〜〜
撮影機器:

感想

当初この計画は8時間ほどで終了し
16時には家に着いてビールを楽しもうと思っていた。
ところがなんのなんの!えらい誤算となってしまった。

4年ほど前にヤマレコユーザーのyさん(遭難記を公開されてます)
が遭難されたT字尾根の検証と茨川の廃村を見に行きたいと計画。

天気はよくどんどん温かくなっていった
ボタンブチからは素晴らしい眺望
あまりの気分の良さから「ヤッ・ホーーーー」を何度もやってしまう
遠くから自分のコダマが帰ってくるのが楽しい
T字尾根は下降するのが難しい
マーキングはあるがなぜか一本、北の尾根に乗ってしまうのだ
正しくT字尾根に乗るとyさんが遭難された現場近くに来た
このあたり尾根が明確ではないので、精神状態が錯乱していると
正確な判断が出来ない場面かもしれない。
P967あたりで2人の登山者、20人ほどのグループとすれ違う
T字の左端となるP878では2人の登山者がランチをしておられた
先ほどの20人ほどのグループの仲間だとのこと
T字尾根を降り、ノタノ坂へ上がる、ここから茨川方面は未知の世界

そしてここからがルートロストの始まりとなる
ノタノ坂から20分ほど東へ下りると川が直角に横切っていた
この川が愛知川の本流だと思い川を左折(上流)した
しかし20分ほど登ってもあるはずの廃村が無い
というかあの廃村はもっと広々とした場所にあるはず(写真で見た)
ここは両側から谷が迫っており、とても人の生活が感じられない
地図とコンパスで確かめてもコンパスの針はあらぬ方向を指している
何かヘンなんで先ほど川を左折した場所まで戻った
川の下流方向(この場所から右折方向)を見ると何やら景色が明るい
こちらへ行ってみてヘンだったら諦めて
ノタノ坂へ上がって土倉岳経由で帰ろうと思った・・・
そしたら、なんとなんと、あの廃村が見えてきたではないか
自分が迷っていた川は土倉岳ーヒキノの稜線から流れ出る
愛知川へ注ぎ込む支流だったのだ
鈴鹿ではこの支流へ迷いこむパターンが多い
ホッとして疲れがドッと出た
時間は12時半、ゆっくりしていると日没になりそう
でも腹が減っては戦はできぬ
ちゃっちゃと食事して愛知川を遡った
ところがここからがまた長かった
渡渉、渡渉にまた渡渉、渡渉箇所を考えている時間はない
大岩がゴロゴロ、またゴロゴロ
岩を登って下りて、巻いての繰り返し
三筋滝の美しさを眺めている余裕などなかった
川は蛇のようにくねっておりなかなか距離を詰められない
そしてゴルジュのような部分に出るとその右に2人の登山者が
ロープを使ってゴルジュの右を登ろうとしておられた
自分もそのロープを使ったのだが
ロープはその登山者の持参したものだった
あのロープが無かったらここを通過できたかどうか?
この場を借りてお礼とさせて下さい

ありがとうございました

愛知川をさらに遡っていくがあっという間に15時を超えてしまった
「日没ギリギリだな〜」
「体力的には大丈夫だし、ヘッデンもあるし、なんとかなるさ」
右側に明るい峠らしきものが見えてきたのでそちらへいくことにする
登りきるとそこはコグルミ谷登山道へと降りられるカタクリ峠だった
当初の計画通りではないが、この谷を下りていけば国道306号に出る
そしてやっと国道が見えてきた
この山行の無事を祝って近くにあったケルンに
小鳥のような石を乗っけた
16時30分に下山
写真をいくつも撮っていたのと、ルートロストがあったとはいえ
実に10時間近くの山行となってしまった
いろいろと反省点の残る山行でした














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