赤石岳→聖岳 静岡百山&信州百名山
- GPS
- 11443:10
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,652m
- 下り
- 3,610m
コースタイム
1日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
椹島 09:11 0:44 0:00
1405m点 09:55 1:04 0:13
ヘアピン 11:12 0:49 0:00
小広場 12:01 1:31 0:10
小ピーク 13:42 0:30 0:00
赤石小屋 14:12
移動時間合計:4時間38分 休憩時間合計:0時間23分
2日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間 備考
赤石小屋 05:28 0:43 0:00
富士見平 06:11 0:48 0:15
砲台 07:14 1:45 0:22
赤石岳 09:21 1:37 0:25
百間平 11:23 0:48 0:24
百間洞山の家 12:35
移動時間合計:5時間41分 休憩時間合計:1時間26分
3日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間 備考
百間洞山の家 04:52 1:03 0:00
百間洞下降点 05:55 1:23 0:00
中盛丸山 07:18 0:53 0:12
小兎岳 08:11 1:20 0:25
兎岳 09:31 1:42 0:14
2796m点 11:13 1:00 0:00
聖岳 12:13 1:28 0:49
小聖岳 13:41 1:28 0:20
聖平小屋 14:58
移動時間合計:8時間06分 休憩時間合計:2時間00分
4日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間 備考
聖平小屋 03:30 1:33 0:00
滝見台 05:03 0:42 0:00
2011m峰 05:03 1:07 0:00
聖沢吊橋 06:52 1:12 0:05
聖沢登山口 08:09
移動時間合計:4時間34分 休憩時間合計:0時間05分
天候 | 20日晴、21日晴、22日晴後曇でガス、23日晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
東海フォレストの送迎バスは東海フォレストの山小屋の宿泊料金の前払いとして往復¥3000.-で宿泊時の料金に使用できる、帰路のチィケット要に山小屋の領収書が必要に成る。 井川観光協会のバスは往路の条件は不明だが当然井川観光協会の山小屋に宿泊が条件だろう、復路は山小屋での予約が必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 静岡県、長野県 平地移動速度 3.75/H、2.97/H、2.65/H、2.65/H 登山日時 2010年07月20-23日 天候 晴、晴、晴後曇でガスが出る,晴。 トレースの説明 トレースの作成方法は基本的に、登山前に山と高原地図、地形図、解説書などを参考に自身で作成した登山ルートと、実際に歩いた時のGPSのトラックをカシミール3Dで地形図上に重ね登山ルートに修正を掛ける。この登山ルートをトレースに変換している、GPSのトラックをトレースに変換している訳ではない。 |
写真
感想
1日目 椹島→赤石小屋泊
椹島ロッジから赤石小屋に向かう、今日の登りは殆ど樹林帯の中で展望は殆ど無く只管歩くのみである。途中で林道に2回出会うはずなのだが以前に登ったときは確認できなかったので今回は確認したい、かなり気をつけていたのだが林道ヘアピンは確認できず、林道横断は確認できた。 林道は幼木が生え道の面影は殆ど失われつつある。
椹島から赤石小屋までは登り一辺倒で行程を表示する 椹島1/5赤石小屋 → 椹島5/5赤石小屋 が約1時間に1つカウントアップするのを楽しみに5時間ほどで赤石小屋に到着する。
2日目 赤石小屋→赤石岳→百間洞山の家
5時28分に赤石小屋を出発する宿泊者の大部分はすでに出発している、今日の予定は百間洞山の家で赤石岳までは昨年歩いているし急ぐ理由は特別無い。
富士見平に出る頃にはガスが掛かり始め近隣の山以外はガスに霞み始める、富士山はと言うと遙かな雲の上に山頂が微かに見える。
富士見平から約1時間ほどトラバースすると稜線に向かって急登が始まる、この辺りは赤石岳北沢のお花畑で花を理由に足が滞りがちになる。
1時間一寸の登りだが稜線の20m下で完全なシャリバテ、稜線まで出る気力もなく取り敢えずエネルギー補給。
稜線に出て赤石岳に向かい赤石岳にてコーヒータイム、此処で昨日椹島から同じペースで歩いてきた人と別れる。
彼は今日は荒川小屋に泊まり明日荒川岳を目指す様だ。
赤石岳から百間平に向かうには始め赤石岳避難小屋に向かって歩き三叉路を右に行く、赤石岳の広い山頂部を過ぎると急激に下り斜面を大きくトラバースして稜線のコルに出る。
コルから先は平坦又は僅かな下りでのんびりとした稜線歩きが楽しめる、今日の宿の百間洞山の家は百間平から45分位で急いだら午前中に着いてしまう。
這松の中を行く道には高山植物が結構あり、黒百合を撮影していた人がいたので私も撮影する這松の陰で気がつかなかったのでラッキー。
稜線を離れて谷へ向かうと岳樺の純林(に近い)の中を下る、気持ちの良い所だし時間も余っているので大休止をとる。
僅かに下ると天場に出て大沢岳と百間洞山の家の分岐点を通過、天場の一寸下が百間洞山の家で12時35分に到着。
3日目 百間洞山の家→大沢岳→兎岳→聖岳→聖平小屋
今日は今回登山の目的の大沢山、兎岳、聖岳に登る、休憩を含めると10時間程掛かるので何時もより少し早く5時前にスタートする。
一旦百間洞下降点に出て空身で大沢岳を往復する、荷物を背負って大沢岳を越えるよりは体力の消耗は少ないだろう。
百間洞下降点に戻り兎岳へと向かう、中盛丸山は簡単に越え次は小兎岳だ。日がかなり昇り相当に暑い。
森林限界を超えているので日差しを遮ってくれる物と言えば這松とナナカマドが丁度良い具合に生えている所ぐらいだが逆に風を遮ってしまうとも言える。
小兎岳で1回目の小休止と言うかエネルギーの補給を行う、腹が減っては戦が出来ぬでは無いがやはり腹が減るとペースが目に見えて落ちる。
小兎岳をだらだらと下り鞍部からは一気に標高差150mを登れば兎岳、山頂から南に標高差70m下ったルートから右に外れた所に兎岳避難小屋が有った。
さて兎岳から聖岳だが標高差200mを下った後400mを登る、ルート的にはほぼ稜線を行くのだが結構這松や何やらの間を行くことも多く、又稜線の北側を行き風が南風なので体感風速はゼロに近くまるで蒸し風呂。
這松の中の岩場も多く難しくは無いがストックの扱いが面倒で、ストックを上に投げあげたり手にぶら下げたりと邪魔者扱いしたりする。
この頃から聖岳方面にガスが湧き出し気がつくと周辺の山々はもうガスに包まれる、初めての聖岳なので晴れてほしいが何とも成らない。
聖岳に到着したときにはすでに周辺はガスに囲まれて殆ど見えなくなる、奥聖岳はガスの中で取り敢えずは行く気を無くし山頂で大休止しガスの晴れるのを待つ。
1時間近くもラーメンを作ったりコーヒーを飲んだりしていたがガスの晴れる気配はなくあまり長居をすると雨の心配もあり下山することとする。
ザレた斜面をジグザグを切りながら下っていく、言われているほどの足場の悪さはなく順調に下る最後に大きく稜線に向かってトラバースしてザレ場を抜ける。
小聖岳を越えた辺りにも這松やナナカマドの中の岩場があり結構歩きにくいものの暫くの辛抱で便ガ島への分岐点薊畑に着く。
此処まで来れば聖平小屋までは問題になる所は無い、早足に成るので滑って転ばぬように気をつけよう。
聖平の分岐点に出れば小屋に着いたも同然、木道を少し歩けば突然聖平小屋が目の前に現れる。
4日目 聖平小屋→聖岳登山口
聖岳登山口から畑薙第1ダム駐車場に下るバスは、8時30分の井川観光協会のバスが一番都合がよいがそれに乗るには小屋を3時に出ないと間に合わない。
次の候補は8時50分又は9時50分の東海フォレストの上りのバスで椹島まで登り椹島10時30分発の下りのバスを利用する、この場合畑薙第1ダム駐車場に着くのは11時30分で小屋は4時には出なければ成らない。
3時30分に小屋を出てヘッドランプの明かりで歩く、当社は予定していなかったので超小型のヘッドランプしか持っていなかったので早歩きには物足りない。
まあある程度時間が稼げればばよしとしよう、朝露に濡れていることも大いに考慮し怪我だけは絶対にしないように歩く。
5時に滝見台を通過する頃には明るくなりヘッドランプはいらなくなる、ただし時間的には遅れているので滝見はパスして先に進む。
緩い下りが結構現れるのでその部分でスピードを上げ時間を稼ぐ、2011m峰と聖沢吊橋の中間辺りで聖平小屋を5時に出た人に追い抜かれる。
聖沢吊橋で予定時間を10分程上回ったのでスピードを少し落とす、そんなに早く登山口に着いた所でバスの出発待ちに成るだけなので。
最後の下りで登ってくる人と結構出会う、たわいのない情報交換しながら下る登山口には8時09分に到着。
無事8時30分の井川観光協会のバスで下山。
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