竜ヶ岳（遠足尾根、石榑峠、宇賀渓周回）

2017年05月28日(日) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,027m
• 下り: 1,019m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:01
• 休憩: 1:36
• 合計: 5:37

8:18 自由テント村
8:30 8:32 遠足尾根登山口
9:05 9:09 岩山展望台
9:17 9:21 遠足尾根・新道(大日向)分岐
9:32 9:33 遠足尾根・大鉢山分岐
9:41 9:41 ヤセ尾根ガレ
9:51 9:52 遠足尾根展望良好
10:07 10:07 遠足尾根・裏道分岐
10:13 10:13 金山尾根降り口
10:19 10:19 治田峠分岐
10:23 10:23 P1053
10:33 11:21 竜ヶ岳
11:41 11:42 重ね岩
12:06 12:08 石博峠
12:23 12:25 熊谷旧道降り口
12:33 12:39 砂山分岐
12:44 12:49 長尾滝
12:53 12:54 ヨコ谷出合(No.71)
13:01 13:03 中道分岐(No.60)
13:05 13:09 燕滝
13:20 13:23 金山尾根入口
13:26 13:30 魚止滝
13:31 13:35 白滝 (二筋の滝)
13:37 13:38 竜ヶ岳裏道登山口
13:51 13:52 自由テント村
13:55 駐車場所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宇賀渓キャンプ場駐車場(\500)

写真

5/28 8:17

予期しないアクシデントもあり、宇賀渓には8時の到着に。一番奥のキャンプ場の駐車場に車をとめて出発は8時15分になった。

5/28 8:24

遠足尾根の登山口まで1km余り林道を歩く

5/28 8:32

標識に従い遠足尾根の急登を登山開始

5/28 9:10

つづら折りの急坂をぐいぐいと登る

5/28 9:17

胸突き八丁の急坂を45分登った所（標高700mを越えた辺り）で少しなだらかな稜線に上がる

5/28 9:27

樹林のハザマから竜ヶ岳らしいピークが望めた

5/28 9:43

更に15分ほど進み標高850m付近で笹原の高原状になり、竜ヶ岳山頂までの稜線が望めるようになる

5/28 9:44

南西側に隣の釈迦ヶ岳

5/28 9:52

北側には意外なほど近くに藤原岳の姿。。伊吹山と同様に石灰岩を切り出した跡が惨たらしい

5/28 9:52

伊勢湾の海岸線も思ったより近くて驚く

5/28 9:52

5/28 9:54

山頂までの笹原のプロムナードはなんとも言えず気持ち良い眺め

5/28 10:02

苔生した所もこの辺り特有の地形のようだ

5/28 10:03

噂通りシロヤシオは花をつけている木も少なく、すでに散ってしまっているものも多かった

5/28 10:03

数少ないシロヤシオの花

5/28 10:04

むしろ赤いツツジが目立っていた

5/28 10:06

何とも気持ち良い稜線を登る

5/28 10:13

金山尾根の分岐点

5/28 10:16

標高1042mのクラのピーク

5/28 10:16

そこから望む竜ヶ岳の山頂は、もう登山者で大賑わいのようだ

5/28 10:17

少しはましに咲いているシロヤシオ

5/28 10:19

風は強かったけれど気持ちの良い稜線歩き

5/28 10:19

北側に静ヶ岳、銚子岳への道を分ける

5/28 10:23

あれが白かったら羊さんの放牧地に見えるんだろう

5/28 10:26

静ヶ岳への稜線。。奥の御池岳は未だ雲が掛かっている

5/28 10:28

竜ヶ岳への最後の登り。。結構急ですよ

5/28 10:31

本当に白かったら羊さん一杯って言いそうです

5/28 10:31

山頂直下から。。御池岳の雲も大分晴れてきたみたい

5/28 10:32

広々した竜ヶ岳山頂

5/28 10:33

山頂標識。。近くに二等三角点標識有り。山頂に樹木は無く360度の展望が楽しめる

5/28 11:03

南に釈迦ヶ岳、御在所山、雨乞岳が連なっている

5/28 10:40

南東側は四日市、桑名市街、伊勢湾を挟んで知多半島も薄っすらと展望できた

5/28 11:08

東北方面を見ると登ってきた遠足尾根の遥か向こうに高い山らしきもの、御嶽山と恵那山が確認できる。。

5/28 11:07

望遠で撮って少し画像処理をしたら、意外とはっきり御嶽山の山容が浮かび上がった

5/28 11:08

鈴鹿山脈の北側の連なり。。御池岳もすっかり雲が晴れた

5/28 11:09

鉄塔の建つ冷川谷の頭の奥に伊吹山、御池岳（左）との谷間の遥か奥に金糞岳が望めた

5/28 11:13

琵琶湖の対岸の比良山系も薄っすらと

5/28 11:10

風がかなり強かったが、天気が良くて大パノラマを楽しみながらのランチはうまかった

5/28 11:16

下山は、表道と書かれた石榑峠側へ。宇賀渓を経て周回する

5/28 11:23

石榑峠へは暫く気持ちの良い笹原稜線を辿る

5/28 11:27

この辺りの木もシロヤシオが多そうなので最盛期は綺麗だろう

5/28 11:29

振り返ると歩いてきた稜線が見晴らせた

5/28 11:29

シロヤシオは残念でもこの景色を見られただけで満足感一杯

5/28 11:32

台地の端に到着。ここから下に見える石榑峠へ急降下である

5/28 11:36

赤いツツジ

5/28 11:40

このツツジも綺麗だった

5/28 11:41

重ね岩。。

5/28 11:42

鈴鹿の山でよく見かける標識

5/28 11:50

風化した砂地状の坂を慎重に下る

5/28 11:51

下から見上げると先ほどの重ね岩（左上部）が随分上になった

5/28 12:00

ロープを頼りに下る。。雨の日だったら大変そう

5/28 12:03

白いツクバネウツギ

5/28 12:06

石榑峠。。ここまで滋賀県側から車で上がってこれる。（三重県側は通行止めのようだ）

5/28 12:08

ピンクのタニウツギ

5/28 12:23

林道をしばらく三重県側に下ると小峠の下山路分岐点に

5/28 12:23

長尾滝等の滝めぐり、砂山方面へ

5/28 12:31

沢に沿って下っていく

5/28 12:37

堰堤も越えて

5/28 12:39

15分ほど下ったところで砂山方面の分岐がある

5/28 12:46

こんな急な鉄梯子も。。。

5/28 12:47

梯子を降りたらそこに長尾滝

5/28 12:56

何度も渡渉する。。雨の後で水量が多い時は難儀するかも

5/28 12:58

途中標識番号が設置されて現在地が良く分かる

5/28 13:02

竜ヶ岳山頂からダイレクトに降りてくる中道コースの分岐点

5/28 13:09

五階滝。渡渉場所を挟んで上下に何段かの滝が掛かる。多分五段あるから五階滝って言うんだろう

5/28 13:19

暫く沢の上部のトラバース道を気楽に歩くと金山尾根の分岐にでる

5/28 13:22

そこから再度岩場交じりの急坂を下り、

5/28 13:26

魚止の滝に寄り道

5/28 13:30

ニガナ

5/28 13:31

ヒメレンゲ

5/28 13:35

魚止橋とこの白滝丸木橋を渡ると林道へ出る

5/28 13:37

林道に出て直ぐに裏道ルートの入り口が有るが、こちらは通行止めのようだ

5/28 13:38

裏道登山口にすぐ先に遠足尾根の登山口があり、多くのハイカーが降りてきた

5/28 13:54

宇賀渓キャンプ場に戻ってきたら音楽イベントをやっていた

5/28 13:59

駐車場所の脇に咲いてたコアジサイ

5/28 14:03

下の駐車場は未だいっぱいの車だった。宇賀渓よさらば。次は秋の紅葉にでも来たいものだ

撮影機器：

LUMIX DMC-TX1 パナソニック

感想

ちゃむ

昨年、ある人のレコを見てこれは可愛いと思って楽しみにしていた竜ヶ岳の白い羊さん達。多くの人のレコで今年は裏年らしいことは分かっていたけどそれでもたまらずにやってきた。
出がけのバッテリー上がりのトラブルで2度にわたってJAFを呼ぶアクシデントにもめげず遅ればせながら8時に宇賀渓キャンプ場の駐車場に到着。予定より一時間以上遅いスタートになった。
急な遠足尾根を登ると何度も写真で見た笹原の気持ち良い稜線歩きへ。隣の釈迦ヶ岳、藤原岳を眺めながらの歩きは疲れを忘れさせる。
シロヤシオの方は多くの方がレコで書かれていたように全くの期待外れ。散ってしまっていた木を含めても2、3割程度の木しか花をつけていなかったようだ。お蔭で緑色の斜面に緑色の羊さん状態で、想像の世界で色を白く塗り替えるしかなかった。
それでも青空の下、最高の天気に気持ちの良い笹原稜線を歩けたことは良い思い出に十分なったことだ。
風が思いの外強かったが、山頂では少しでも風を避けるために南側斜面に座って御在所岳方面を眺めながらランチを楽しむ。晴れて360度のパノラマが楽しめた山頂からは、南北に延びた鈴鹿山脈だけでなく遠く御嶽山、恵那山の姿も確認できた。山頂からは西側へ石榑峠方面に下山し、宇賀渓の幾つかの滝を巡りながら周回した。
今回は、期待したシロヤシオの方はさっぱりだったものの美しい笹原稜線は歩いていても気持ち良く、山頂や稜線からの大パノラマも期待以上でとても充実して満足な山行だった。
シロヤシオの羊さん達の見物はまた来年以降に期待するとして、何度も来たくなる山の一つになりそうだ。

　今回の歩行距離：13.4km　2017年の累積距離:221.7km（18回目）
　今回の累積標高：1,356m　2017年の累積標高:17,881m