濃厚!深南部 寸又川源流(光岳・千頭山・加加森山)
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- GPS
- 53:28
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 4,643m
- 下り
- 4,634m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:20
- 山行
- 11:32
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 12:06
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
あこがれの寸又川源流尾根。
簡単に入れない、誰でも入れるわけではないという深い場所。
奥深い深南部にまだまだひよっこの自分。
まだその価値が私にわかるかわからないかも、わからないままに、
でも、ありがたくも参加させていただけました。
メンバーは師匠one-hunterさん、そして高山植物保護つながりのホープ2名でした。
6月中旬、梅雨どきにもかかわらず、初日から2日目前半は晴天、
後半もガスったり、曇る程度で天候に恵まれました。
初日 易老渡〜易老岳〜光岳(分岐)〜柴沢小屋泊
one-hunterさんを先頭にいつものように快調にルートを進み、
順調に柴沢小屋へ到着。
これ以上ない山日和。
光岳から贅沢にこれからめぐる山々を見ながら下りました。
私は怖がってできなかったけれど、
柴沢小屋に着いたあと、沢ならではの楽しいイベント。
2日目 柴沢小屋〜千頭山〜源流尾根〜加加森山〜光岳〜光小屋泊
登って、下って、また登るという過酷な行程の1日。
千頭山へ登ったかと思ったら、激下り。
何をルーファイの判断にするのかも理解できないまま、
必死に後ろをくっついて、やっとの思いで沢に下りました。
気を抜けるところがない大変な下りでした。
沢で給水して、やっと一息。
しかし、そこからが本番。源流尾根の取りつきが大変なこと。
ひたすらに続くに見える長い尾根に自分の非力さを感じるしかないような。
2回目の登りで、体が重く、ふくろはぎが伸びきるような痛みに耐えながら
なんとか中盤までいきました。
尾根の中間あたりで、1名が不調になり、メンバーみんなで必死に介抱。
持ちものや、知恵を出し合って、しばらく体を休めた結果、
歩けるまでに回復しました。
稜線まで歩いて救助を求めるかも考えたので、本当に良かった。
山で直面することとして、勉強になりました。
リスクマネジメントの大切さが身をもってわかる機会となりました。
行程通り歩けるまでに回復して何より良かったです。
源流尾根を登り切って稜線に着いて安堵した頃、ガスが出ました。
加加森山は原生の雰囲気が濃い。味わって歩きました。
加加森山から光岳へは、ルートが明瞭なところと、わかりにくいところが
入り混じっていました。
最後の登りは力を振り絞って、光に着いたときはうれしかった。
メンバー全員で今日の過酷なルートを歩き切ってここに来れたと素直にうれしい。
自然と握手で喜び合いました。
光小屋は盛況で30人程はいたのではないかと思われます。
ソロ、グループ、賑わっていました。
3日目 光小屋〜イザルガ岳〜易老岳〜易老渡
あんなに疲れ切った昨日でしたが、寝るとそこそこ回復できるので
人間の体はすごいです。
雲っていましたが、イザルガ岳からは、中央アルプスがはっきり。
北アルプスも槍のシルエットが見えました。
富士山、深南部の山々の景色をしばらく堪能しました。
ライチョウも期待しましたが、こちらは出会えず。
下りきるころ、2日前にここを登ったときには想像できなかった
濃すぎる山旅でした。
ゴールデン源流尾根、
私には味わいきれていないところがあるのかもしれませんが、
ど真ん中に下りて、自分の足で歩いてこられた事実にとりあえず満足!
天候に感謝。メンバー全員で無事に行程を歩けたことに感謝。
充実の3日間、ありがとうございました。
5回目の寸又川源流でした、
SさんIchiziさんの案内を兼ねて行ってきました。
今回は光岳の登りになってばててしまい、なさけないかな水を取りに行けなくて他のメンバーに行ってもらいました。
ありがとうございました。
今回の新メニューは柴沢小屋でのイワナのつかみ捕り、成果はIさんの1匹でしたが楽しむことができました。おいしく刺身でいただきました。
3日間天気も良くて最高の自然を楽しむことができました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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one-hunter先生、ukkyさん、みなさんお疲れさまでした!!!
この深南部最奥のルートは本当に未知の部分が多く、ルートも整備されていないので、体力・RF共にかなりハードな山行だったのではないでしょうか?
源流尾根の深山の雰囲気から加加森山の一般ルートに出た時の安堵感や宿泊地である光小屋に着いた時は最高だったでしょうね
僕は柴沢で釣りでしたが、つかみ取りという方法がありましたか?
次はyamayoさんに同行して頂き指南お願いしたいと思います
素晴らしい記録ありがとうございました!!!
KAIさんこんにちは。
もうじき山小屋です。
今年も安全でうまくいきますようにと思っていろいろな準備に忙しいところです。
聖平小屋もハイレベルのKAIさんに応援していただきありがたいことです。
小屋では電気・水道・食事・旅館・お客さん対応・事故対応・発電機・衛生問題・・・すべてやらなければならないので皆さんの応援非常にありがたいです。
山に行かなければおかしくなってしまいます。
加加森山は自分としてはいろんな方向から登りお気に入りの山です。
満足感いっぱいの山です。
一番は聖ですよね。
KAIさん8月は待ってます。よろしく
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