聖岳〜光岳(易老渡から時計回り)
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- GPS
- 51:59
- 距離
- 55.8km
- 登り
- 4,895m
- 下り
- 4,934m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:34
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 3:36
- 合計
- 11:34
天候 | 1日目 快晴 2日目 晴れのち曇り 3日目 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
40〜50台は停めるのではないでしょうか。 (一面の空き地なため、適当に駐車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
易老渡までの林道も常に落石に注意。 便ヶ島から聖岳へのルートは林道の至る所で土砂崩れあり。 雪渓は点々とありますが、聖平から上河内岳間の雪渓がちょっと危険でした。 アイゼン等使いませんでしたが、使った方が安全です。 |
その他周辺情報 | 【聖平小屋】 小屋関係者が小屋開けの準備に来ていたので、7月に入ったら開くのではないでしょうか。 冬期避難小屋は10〜15名は入れるでしょう。 水場は小屋横の沢から。(そのまま飲んでも大丈夫でした) トイレは冬期用が使えます。(割と綺麗、トイレットペーパーもありました) 【光小屋】 通常の小屋が無料開放されています。 普通に詰めれば30人は問題ないでしょう。 トイレは1箇所のみ。 水場は小屋から北側の静高平に2ヶ所出ていました。 (帰る時には枯れていました) 【温泉】 登山口から一番近い遠山温泉郷『かぐらの湯』は混んでそうでしたので、 天龍温泉『おきよめの湯』に立ち寄りました。 500円のところJAF割で400円(100円引き)。 ぬるぬるの温泉で、しかも空いており、秘境感たっぷりの穴場的存在で、最高に気持ちよかったです。 風呂上がりに食事もいただき「桜丼」(馬刺しのどんぶり)\1,500でうまうまでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
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感想
スキーの板を納めて今シーズン初夏山の時期となり、タイミング良く連休が手に入ったので、選んだ先は南アルプス南部の秘境?
小屋もまだ開いていないが、避難小屋は使えるみたいなので、欲張って聖岳、光岳の2座を目指した。
梅雨入りしたものの、天気予報も上々なので、テントは持たずに小屋泊予定で出発しようとカメラの電源を入れると何故か「バッテリーがありません」表示。
毎回山行から帰ると忘れないようにすぐ充電しておくのだが、まさかの事態。(悲)
結局携帯のカメラで撮らざるを得なくなり、それだけが残念で全ての写真がピンボケ状態となってしまいました。
気を取り直して出発。
しかし、北又渡の先まで入れるようになったものの、そこの駐車場から易老渡までは長い。
さらに便ヶ島までもっと長い。(苦)
西沢渡のゴンドラは使わず丸太を渡って本格的な登山道となる。
今日みたいな条件ですと、ゴンドラのある意味が良く分からない。(笑)
聖平小屋まで到着し、水を確保(小屋横の沢の水を溜める)して遅い昼食とした。
この時、前日に茶臼小屋から来られた北海道の方が既に腰を沈めており、茶臼小屋では小屋関係者が小屋開けの準備に来られていて、昨年からの越冬ビールを飲みながら宴会に参加していたとのことであった。(笑)
うらやましいな〜と思って、この時点ではもう自分も疲れて動かない!と決め、のんびりしていたら茶臼小屋の関係者がこちらの聖平小屋も小屋開けの準備で上がってこられた。
そうしているうちにその方達のお一人が350mlビールを下さった。
これも越冬ビールで期限切れだが、そんなことは全然問題ない。(感謝)
しかもそこそこ冷えている。ラッキー。
そうしているうちに何もすることがなくなったのだが、日はまだ高いし、翌日の歩く距離を短縮させるかと一念発起し、14時半に小屋を出て聖岳を目指した。
標準CTなら往復4時間なので、遅くとも日が沈む前には戻れるだろうと出発。
山頂に出ると北に赤石岳が目の前にドーンと!
その向こうには悪沢岳、さらに奥には塩見岳まで見ることができた。
奥聖まではどうしようか悩んだが、せっかくなので、残雪の上を歩いて辿り着いた。
結局小屋には17時半に到着し、3時間で往復した。
この日の小屋泊はもう一人静岡から来られた方を入れて全部で3名のみでした。
皆さん山が好きなんですね。
そして、小屋関係者からまたまたビールの差し入れをいただき、今度は500mlが2本!
個人的に持ってきた焼酎や酎ハイもあったので、飲みきれず翌日出発時には荷物が増えました。(汗)
2日目はもう聖岳に行かないので光岳を目指してのんびり出発です。
南岳〜上河内岳〜茶臼岳〜仁田岳〜易老岳〜光小屋と繋ぎます。
2日目も小屋で遅い昼食を取り、時間があったので、光岳山頂とヒカリ石を見に行きました。
しかし、2日目午後から雲が出始め、周囲がガスで覆われていたので、ヒカリ石からの展望は翌日の天気を見てもう一度訪れることにしました。
光小屋は20人ぐらいいたでしょうか。
前日の聖平小屋とは打って変わってそれなりの人でいっぱいでした。
(でもまだオンシーズンに比べれば少ないでしょうか)
光小屋は非常に綺麗な内部で翌日の窓からは富士山が正面にドーンと見えておりました。
(冬期の避難小屋解放は感謝しきれないですね)
最終日は易老渡まで下って行くのみですが、途中でイザルガ岳も寄り道し、一旦易老岳へ登り返して、急傾斜の登山道を下っていくのみだったが、これほどまでに下ることが大変とは思ってもみませんでした。
夏山最初だったので、登りの足はスキーで鍛えられて不安はなく、下りの足が心配でしたが、やはりきつかったです。
最終日は昼には下山できたので、満足のいく山行となりました。
周回ルートはいつどこを歩いても楽しいです。
良いですねこの時期の南ア。昔元気だったころすべてピストンでしたから周回はしていません。チャンスがあれば行ってみたいエリアですね。
静けさと緑の多さ、ガレも多いですが、富士山の展望が続く稜線歩きは最高ですね。
ただこの梅雨入り頃の時期で残雪も所々残るため、人がまだ少ないのかもしれません。
しかし、この時期でも条件さえ整えば、最高の山歩きが楽しめますね。
今日から本格的な雨が続きそうなので、グッドタイミングな山行となったのは言うまでもありません。
聖平小屋で、ご一緒させてもらいました静岡の者です。
私のレコにコメントありがとうございました。こちらから返信させて頂きます。
歩くペースが私と違い断然早いですね。恐れ入ります。
上河内岳までの雪渓では、踏み跡を辿らせてもらい助かりました。
少し重くなりましたが、おすそ分け嬉しかったですね。
聖から戻って小屋で出発準備をしていたら、さらに追加のおすそ分けを頂きました。
おかげ様でその夜は、すっかり酔っぱらいに。
また、どこかの山でお会いしましょう。
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