北岳のキタダケソウ

2017年06月24日(土) [日帰り]

• GPS: 10:11
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,722m
• 下り: 1,728m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:41
• 休憩: 0:29
• 合計: 10:10

距離 11.2km 登り 1,723m 下り 1,728m

4:55 広河原山荘
5:04 5:05 白根御池分岐
6:50 7:01 大樺沢二俣
9:23 9:24 八本歯のコル
9:39 9:40 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
10:32 10:39 トラバースルート分岐
11:05 11:06 吊尾根分岐
11:46 11:47 北岳
12:01 12:02 両俣分岐
12:11 北岳肩ノ小屋
12:32 12:34 小太郎尾根分岐
12:46 草すべり分岐
13:43 13:45 大樺沢二俣
14:57 白根御池分岐
15:04 15:05 広河原山荘
15:05 ゴール地点

天候

晴れのちくもり、ところにより霧

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

自宅最寄駅〜甲府（JR）
甲府駅〜広河原（山梨交通バス）

写真

6/23 14:13

【6月23日】
広河原
今日はテント張るだけなので、インフォメーションセンターで情報収集。7年ぶりに来たのですが、随分立派なものが建ちましたね

6/23 13:59

登山道の情報
ボードもありますが、2Fで情報収集。大樺沢の雪の情報とキタダケソウの開花情報を教えていただきました。キタダケソウは、時期がはまったようで、登山道の上下に咲いているとのこと。楽しみですね

6/23 14:15

大樺沢
この日はお昼頃もまぁまぁな天気。今日登った人はラッキーでしたね。明日は午後天気が下り気味な感じだし

6/23 14:16

大樺沢
雪渓の状態をチェック。結構ありますね。幌尻岳の撤退から、雪渓に対する不安感があり、どうなるか。ちょっとびびりました

6/23 14:17

吊り橋
山荘もここを渡ります

6/23 14:19

広河原山荘
自販機もあります。ここのテン場は山のキャンプ指定地というよりは、キャンプ場の感覚です

6/23 14:42

Myテント
テントを張ってしまうと、今日はやることもなくヒマでした。山をやる人よりも、釣り師のテントが多かったですね。日帰りでも、着替えができるし、ここは便利だなっていつも思います

6/23 14:54

クルマバソウ
山荘のまわりを散歩。花はあんまりなかったけど

6/23 14:58

タニギキョウ
咲いているのはこれくらいでした

6/23 15:02

大樺沢
吊り橋を渡って、山の状態を見にいきました。結構、雪がありますね

6/23 15:07

北岳と大樺沢
すっかり晴れちゃいましたね。上にいる人がうらやましいですね

6/23 16:41

夕食
いつものカレーでした。明日は日帰り、バスで戻るので、早出ですね

6/24 4:25

【6月24日】
アサヨ峰
広河原から見えている山がアサヨ峰だとは知らなかったです。朝早くから日が当たる山で、アサヨ峰だったらしいです

6/24 4:28

野呂川
吊り橋から。いい感じに朝焼けしてくれました

6/24 4:29

北岳と大樺沢
肩の小屋や、北岳山荘に泊まったいる人はラッキーでしたね。素晴らしい朝です

6/24 4:28

大樺沢
雪渓も見事に朝焼けでした。雪渓登りは本来楽しいものなのに、先週の影響で、変に緊張しちゃうよね

6/24 4:29

北岳
山頂付近も結構雪がありますね。やっぱり一番好きな山なので、楽しみです

6/24 4:54

出発
余分な荷物はテントにおいて、出発。バス、乗合タクシーは早くても6時なので、1時間はマージンがありますね

6/24 5:06

クリンソウ
少し歩くと、クリンソウが咲いていました。北岳にあるとは思いませんでした

6/24 5:21

大樺沢
滝のようにすごい勢いで流れています

6/24 5:33

仮設橋
この橋で左岸から右岸へ。橋がないと渡渉は大変そうですね

6/24 5:33

大樺沢
仮設橋から。雪解け水で水量は多めです

6/24 5:34

ヒロハコンロンソウ
コンロンソウやら、ハタザオやら、アブラナ科の花は多いです

6/24 5:38

ワチガイソウ
今年はよく見る気がします。右岸に多くみられました

6/24 5:54

タチカメバソウ
ヤマルリソウやワスレナグサに似た小さい白い花。点々と咲いてきれいでした

6/24 5:55

ニリンソウ
朝早くで寝起きが悪い感じ

6/24 6:03

ワチガイソウ
ここにはたくさん咲いていました

6/24 6:20

雪
二俣手前の登山道で単発に雪が残るのはここだけ

6/24 6:26

雪渓の尻尾
二俣の少し手前（標高2000mくらい）で雪渓がでてきました。思わず、軽アイゼンをつけてみましたが、すぐに夏道がでてきて、はずすことに

6/24 6:54

二俣
雪があるものの、ここまではアイゼン等はなくても来れます。ここで再び軽アイゼンをはいて出発

6/24 6:55

二俣から下の雪渓
角度があるように見えますが、それほどでもないです

6/24 7:03

右俣
こちらも雪がびっしり。肩の小屋あたりまで雪渓がありますが、登山道には雪がほとんどありません

6/24 7:15

シカ、横断中
大樺沢雪渓をシカたちが横断中。2回にわけて10頭くらい横断していきました

6/24 7:16

大樺沢
近くにくると広いところを歩く分には角度がゆるく感じます

6/24 7:16

鳳凰山と大樺沢
真ん中に見えますが、雪渓の右側を歩きました。朝の時間帯は落石は少なさそう。キックステップであがっていけそうでした

6/24 8:14

バットレス
バットレスがだいぶ近くなりました。このあたりから左側の雪渓を登ることになります

6/24 8:14

左側の雪渓
だいぶ角度がでてきましたが、怖さはありません。登りやすい雪渓です

6/24 8:14

後ろを振り向くと
朝、広河原に入った方が早くも登ってきました。早いですね

6/24 8:44

ハシゴの道へ
ハシゴがでてきて雪渓はここまで。ここでも1人に抜かれました。彼はチェーンスパイクで登ってきていて、やるなぁと感心していました

6/24 8:45

雪渓の終わり
ハシゴの取りつきあたりの雪渓はこれぐらいの角度。下れないこともないかなぁ

6/24 8:53

コイワカガミ
ハシゴのそばで咲きはじめでした

6/24 8:54

バットレス
このあたりにくるとバットレスが大きく見えますね

6/24 8:54

雪渓など
八本歯のコルまでは、ハシゴなど急な登りの連続、雪渓の方が楽かなぁ

6/24 9:13

キバナシャクナゲ
この時期は、花類はあまりなかったですね

6/24 9:21

八本歯のコル
やっとつきました。やれやれです。変に気をつかったせいか、最後は時間がかかってしまいました

6/24 9:22

オベリスク
鳳凰山の向こうで雲が湧きあがっていて、こちらにも来そうな感じ

6/24 9:22

大樺沢と鳳凰山
よく登りましたね。いい景色が見れてよかったです

6/24 9:22

間ノ岳
こちらも雲がかかりはじめでした。この後見えなくなりました。今回は富士山は全く見れず

6/24 9:23

ハシゴ
稜線までへは、ハシゴが続きます。まだまだつらいですね

6/24 9:23

トラバース道の雪渓
短いですが、角度はやばそう。切っていると聞いているので行ってみましょうか

6/24 9:29

ツガザクラ
咲き始めでした。このあたりは花が少ないのでうれしいですね

6/24 9:51

トラバース道分岐
前日インフォメーションセンターでは、トラバース道の上下にキタダケソウが咲いていると聞いていました

6/24 9:55

キタダケソウ
早速現れます。というかもう・・・

6/24 9:55

キタダケソウ
近いものを撮ってみましたが・・・

6/24 9:55

上にも、キタダケソウ
白く点々と咲いているのは、すべてキタダケソウ

6/24 9:56

下にも、キタダケソウ
ずっと下の方まで咲いています。珍しいはずのキタダケソウが珍しくない

6/24 9:56

キタダケソウ
驚きの光景に次々写真を撮ってしまいます。首を伸ばして一生懸命光を集めていますね

6/24 9:56

キタダケソウ
それにしても、きれいだなぁ。近年温暖化で開花が早まって、バスの開通前に満開を迎えていたそうですが、今年はピッタリはまったようです。次があるのかないのか

6/24 9:57

キタダケソウ
3つ並んで咲いています。私にとってこんな機会はもうないかもしれないので、今回は存分にキタダケソウを味わいたいと思いました

6/24 9:57

ハクサンイチゲ
似た花のハクサンイチゲさん。葉っぱが全然違うし、色も黄緑っぽいですね。花の雰囲気も全然違います。見てたらわかりますね

6/24 9:57

イワベンケイ
イワベンケイも咲きはじめ。包まれているのような姿もなんかかわいいです

6/24 9:58

ミヤマオダマキ
紫色のつぼみは何だろうと思っていましたが、後に出てくるもので、ミヤマオダマキと気づきました。先週アポイ岳では満開でしたね

6/24 9:58

キタダケソウ
点々と咲いて、こんなにたくさん。一株見ただけでもうれしいのに、うれしさ倍増です

6/24 9:58

ミヤマキンバイとオヤマノエンドウ
今回の稜線近くでは、この組み合わせも多かったです

6/24 9:59

キタダケソウ
でも、今回の主役はキタダケソウ。またいつか、この姿を見せてください

6/24 10:00

オヤマノエンドウ
紫色でまとまって咲く姿はよく目立ちます

6/24 10:02

キタダケソウの楽園
斜面にいっぱい咲くキタダケソウ。感動的でした

6/24 10:03

ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲは咲きはじめて、ここでは珍しいくらい

6/24 10:03

キタダケソウ
まとまって咲くのもきれいですね

6/24 10:06

キタダケソウ
もう十分なんですけど、やっぱり撮影しちゃう

6/24 10:09

チョウノスケソウ
登山道の脇に、チョウノスケソウを発見。葉っぱは気がついていたけど、ちょうど咲いたばかりのようですね

6/24 10:09

チョウノスケソウ
こちらにも。これも似た花だけど、花びらの数や葉っぱで違いがわかります

6/24 10:10

キタダケソウ
上向きな感じのキタダケソウ。いろんな表情をみせてくれました

6/24 10:10

キタダケソウと岩壁
こんなところにも。稜線の方まで咲いているようです。山全体を見れば、小さなエリア、ここだけにしか咲かないキタダケソウ

6/24 10:10

キタダケソウ
そろそろ終盤戦。もう少しお付き合いください

6/24 10:11

キタダケソウ
トラバース道を進むと、なんかまとまって咲いているのが増えてきたような

6/24 10:11

キバナノコマノツメ
僕もいるよって感じでキバナノコマノツメ。クモマスミレかなと思ったけど、岩のむこうの葉っぱを見たら違いました

6/24 10:12

ミヤマオダマキ
先ほどみたつぼみは、こうやって伸びて釣り鐘状になるんですね。この株は来週には咲いてそうです

6/24 10:12

キタダケソウ
こんなお花畑みたことないです。ここにしかないお花畑

6/24 10:12

キタダケソウ
いつかまた会いに来たいですね。バス開通が早くなればうれしいけど、それは保護に逆行しちゃうから、これはこれでいいのかな。ありがとうございました

6/24 10:14

シナノキンバイ
気の早い、シナノキンバイ。少しだけ咲いていました

6/24 10:16

トラバース道の雪渓
切ってくれているので通れますが、短くても危ない角度ですね

6/24 10:21

クモママズナ？
一応クモマとしましたが、シロウマな感じも。クモママズナ、シロウママズナ、キタダケナズナとあるそうですが、違いがわからないのでした

6/24 10:23

ミヤマキンバイ
小さな黄色は、花の数で勝負という感じでたくさん花をつけていました

6/24 10:24

ハクサンイチゲ
雪渓の先は、キタダケソウはなく、今度はハクサンイチゲの独壇場。時期的にもまだまだ花を増やしそうですね

6/24 10:25

ハクサンイチゲ
高山植物の代表の一つですから、見れてうれしいのだけど、あれだけのキタダケソウに今回は圧倒されちゃいました

6/24 10:26

トラバースから稜線へ
北岳山荘の手前で稜線に上がります。バリっぽいところもなく、道標もありわかりやすかったです

6/24 10:27

チシマアマナ
分岐付近には、チシマアマナもちらほら

6/24 10:27

チシマアマナ
今回は白い花まつりですね

6/24 10:29

仙丈ヶ岳
今回は眺望をあきらめていましたが、この時間帯長野側は晴れで、仙丈ヶ岳がきれいでした

6/24 10:29

クモママズナ
稜線の花を見ながら山頂をめざしましょう。これもクモマか、シロウマか、キタダケかわからないです。意外にキタダケマズナだったらうれしいな。勉強しましょう

6/24 10:30

ミヤマキンバイとオヤマノエンドウ
キンバイもエンドウもきれいでしたよ

6/24 10:32

キタダケヨモギ
北岳周辺は、不思議なヨモギが多いのですが、これはキタダケの名をもらったヨモギ。秋に大きくなります

6/24 10:33

キタダケヨモギ
春先のこのモコモコしたのもかわいいですね

6/24 10:35

ミヤマキンバイと仙丈ヶ岳
せっかくの仙丈ヶ岳に花束を

6/24 10:41

北岳
雲に巻かれるかなと思いましたが、山頂はよく見えていました。御池小屋から散策されている方と立ち話が盛り上がり、15分くらい休憩。大樺沢雪渓も、キタダケソウもいい話のタネになりますね

6/24 10:47

ミヤマキンバイ
お話ししていた場所のそばには、ミヤマキンバイの大株。すごい数ですね

6/24 10:49

キバナシャクナゲ
シャクナゲもあちこち咲いていました

6/24 10:58

キタダケソウと仙丈ヶ岳
稜線を進むと、またキタダケソウ。数は少ないですが、仙丈ヶ岳
と一緒に撮影してみました

6/24 10:59

キタダケソウ
稜線の花は開花が早かったのか、しおれ気味でした

6/24 10:59

キタダケソウ
おそらく、トラバース道からみた岩場の上あたりにいるのでしょうね。400〜500mの斜面にありそうですね

6/24 11:06

吊り尾根分岐
八本歯のコルからの分岐。当初はそのまま上がろうかと思っていましたが、1時間くらいのトラバース道の散歩はよかったです。やっぱり北岳、好きだな

6/24 11:06

オヤマノエンドウ
分岐に咲いていたオヤマノエンドウ。これも花が多いです

6/24 11:09

北岳山荘
またテント張りに行きたいなぁ。最近は混んでいるんだよね

6/24 11:14

山頂下の雪渓
ここもしっかり切ってくれていました。このあたりに来ると空身の人が多くて、なんか不思議な気分でした。最近は、肩の小屋にザック置いて、山頂登るなんていうのも多いんですね。自分はどちらかというと、重たいザックでもなるべく持って上がりたい派かな

6/24 11:17

中白根山
中白根あたりはまだ見えてますね。いい感じに雲の調和がとれています

6/24 11:21

ハクサンイチゲと仙丈ヶ岳
ハクサンイチゲもコラボっておきましょうか

6/24 11:27

北岳・山頂
山梨百名山のは取ってつけたみたいで変な感じ。でも仙丈ヶ岳
が入るからいいかな

6/24 11:28

北岳・山頂
人が多いので、ザックで証拠写真ということで。でかくて仙丈ヶ岳隠れちゃうよ。7年前は山頂はスルーしたから、何年ぶりなんだろうね。3193に伸びた年だった気がするけど

6/24 11:29

三角点
立派な三角点になりましたね。三等なのに。北岳じゃなくて、白根岳ですね

6/24 11:34

ランチ
シーフードヌードルも用意したけど、これで十分でした。ランチパックはパンパン。山頂にあった、残雪の表面を削って、広河原の水に合わせました。北岳天然水美味しかったです

6/24 11:47

塩見岳
下山しようとしたところ、向こうに塩見岳が見えていました

6/24 11:49

間ノ岳
ちょっとしたタイミングで、間ノ岳の山頂も。百名山終わったら、また行くね

6/24 12:03

肩の小屋
肩の小屋でかくなったような。小屋の前も広くなってるし。北岳は登山者多いから大変そう

6/24 12:13

肩の小屋
小屋前も大勢の方でにぎわっていました

6/24 12:15

肩の小屋手前のお花畑
みんな素通りしてたけど、小屋の手前のミヤマキンバイとオヤマノエンドウは満開。雪渓の尾根もありきれいな風景でした

6/24 12:15

仙丈ヶ岳
ぼんやりとしてきましたが、見れてよかったです。仙丈ヶ岳もまた登りたいなぁ

6/24 12:40

雪渓
稜線から下ったあたりは、少しだけ雪渓が残ります。アイゼンはなくてもなんとかなりますね

6/24 12:40

ショウジョウバカマ
雪解けしたところにはショウジョウバカマが出ていました

6/24 13:00

雪渓の吊り尾根
右俣から雪渓風景。6月の北岳はこうなんだなと思います。右俣コースの雪渓は、下に見えている雪田風の雪渓を横断します。気をつければ、アイゼンはなくても大丈夫だと思います

6/24 13:09

シナノキンバイ
7月になると、たくさん咲くでしょうね。今回は数えるくらいしかなかったです

6/24 13:11

ヒメイチゲ
この花は雪解けの頃に咲くので、そうですよね

6/24 13:24

キバナノコマノツメ
右俣コースにはたくさん咲いていました

6/24 13:40

二俣
戻ってきました。稜線でお会いした方とまた会い、少しお話をして下山

6/24 13:51

ニリンソウ
行きに元気じゃなかったけど、お昼になるとしっかり花開いていました

6/24 14:05

タチカメバソウ
この花もかわいいですね

6/24 14:05

ズダヤクシュ
地味だけど、割とすぐに気がついちゃいますね

6/24 14:12

マイヅルソウ
右岸側は沢も多く水も出ていて、植生が豊かな感じでした

6/24 14:16

コミヤマカタバミ
カタバミも花を開いていました

6/24 14:40

ヒロハコンロンソウ
沢沿いに咲いていました。こうやって見ると、ハタザオみたいに見えますね

6/24 14:57

クリンソウ
最後に再びクリンソウ。今回もサクラソウ科の花、ありましたね

6/24 15:21

広河原
16時のバスに間に合いそう。ここに拠点があると、着替えもできて、便利でした。幌尻岳撤退のモヤモヤ感を晴らしてくれました。やっぱり北岳好きですね。ありがとうございました

撮影機器：

Canon EOS 60D Canon

感想

よの

幌尻岳撤退での、精神的なダメージが大きくて、もう雪渓登れないじゃないのかなと思うくらいでした。撤退の瞬間は、もう厳しい登山はやめようかなとも思ったのですが、1週間くらいたって、ここで雪渓登らないと本当にダメになると思って、いろいろ物色していました。大樺沢にかなり雪が残っているとのことで、変に湧いて出た、雪渓恐怖症を克服するにはちょうどいいレベルかな。遠目で見ているときは角度があっても、いざ登ってみると楽しい雪渓。なんで、緊張しちゃったんだろうと。どこでスイッチが入るかわからないです。幌尻沢はまた行かないとダメですね。

八本歯のコルを登って、トラバース道へ。前日インフォメーションセンターで聞いていたこともあり、キタダケソウは満開状態でした。近年温暖化で開花が早まって、いつも、バスの開通前に満開を迎えていたそうですが、季節の進みの遅い今年はピッタリ満開。このタイミングを晴れ間で来れたのは奇跡的ですね。そもそもキタダケソウがあんなに咲いてるなんて、全く想像もできなかったです。いつかまた、タイミングが合うことがあれば、訪れてみたい。そのときは稜線で朝を迎えたいですね。

北岳は私にとって一番好きな山。やっぱり、いつも元気をくれます。ありがとうございました。

コメント

mamaya60

日帰りはスゴイっ^ ^
今年は、キタダケソウ当たり年のようですね。
北岳行きたくなりました🤗

よの

キタダケソウ、素晴らしかったです
mamaya60さん、こんにちは

日帰りといっても、前泊してますから、そうでもないですよ。北岳はわりと、日帰りの方が多い気がします。芦安か夜叉神まで車できて、乗合タクシーで日帰りという人もいます。私は睡眠をとりたいので、広河原で前泊するのがいいです。

キタダケソウは当たり年というか、開花時期がずれ込んだ影響でしょうか。昨年は大樺沢も雪がなかったし、バスが通ったら、キタダケソウは終わってたという話を耳にしました。今年も、今週くらいまでじゃないですかね。あんなにたくさん咲いているとは思わなかったので、見れてラッキーでした。

yoroshiku

なるほどー(*´∀｀*)
yonoさん
こんばんわ。いつもレコ拝見しております(^-^)
他の方がレコではキタダケソウがイマイチだったので、今年いっぱい咲いていることを知って行きたくなりました(*´-`)
広河原で一泊というのもいいプランですね。真似したくなりました。
あと雪渓の克服?!おめでとうございマス

よの

キタダケソウ、いいですよ
yoroshikuさん、おはようございます。
いつもありがとうございます。

キタダケソウ、圧倒されました。
ヒダカソウ、キリギシソウと似た花はかなりの絶滅に瀕しているけど、キタダケソウは元気だなぁと思い、うれしかったですね。
上の方の小屋では、トラバース道は危ないので通らないようにと言われていたようで、ほとんどの方が、少しだけ覗いて戻っていましたので、奥の方は見られてないのかもしれませんね。先週が満開のピークなので、どこまで残るかわかりませんけど、行かれるなら早い方がいいと思います。

8月上旬にかけて、いろんな花が順番に咲いていくのも、北岳の魅力ですね。南アルプスNETのサイトに、花の図鑑みたいなのがあるので便利です。

広河原のテン場は、私のパターンでも1泊扱いだったので、便利ですね。500円だし。北岳だけなら、日帰りもできるし、頑張れば、農鳥小屋くらいは歩けます。白峰三山縦走2泊2日みたいな感じですね。

雪渓克服はやっぱり同じのをやらなければダメかなとも思っています。幌尻岳はいろんな意味でも縁を感じて、今回は登らなくても…な結論に至りました。百名山の最後を幌尻岳にするのも悪くないかなぁと。ピパイロ〜幌尻縦走もしてみたいし…。夏に白山、秋に幌尻岳行って、百名山は終わりにして、来年はまた北海道遠征できるといいなぁと思っています。