硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳
- GPS
- 08:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,765m
- 下り
- 1,747m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横岳・赤岳・阿弥陀岳は、岩場・クサリ場・はしごがあります。 |
その他周辺情報 | 下山後、もみの湯で汗を流しました。 原村原山17217-2729 ・大人500円 ・露天風呂とサウナ有り ・AM10:00〜PM 9:30(9:00までに入館) ・第3水曜日休館(祝祭日の場合は翌日) |
写真
感想
梅雨の晴れ間の土曜日、美濃戸から硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳と周回してきました。
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美濃戸口から美濃戸への林道は、あまり良い状態ではありませんでした。
行きはまだ暗くてギャップの状況が分かりづらく、車で走るのに神経を使いました。
ラインを誤り、1回底を打ってしまいました。
やまのこ村の駐車場には、4時半前に到着しました。満車にはなっていなかったので、一安心。(登山口の駐車場に無事駐車できるかどうかが、山行の成否に大きな影響を与えますので・・・)
朝食をとって着替えをすませ、係の人に駐車料金(1日千円)を払ってから出発しました。
駐車場からは阿弥陀岳が少し見えて、やる気がアップしました。
美濃戸山荘の前で南沢への道を見送り、赤岳鉱泉を目指してそのまま林道を進みました。
途中2箇所ほど林道を離れる所(ショートカット)がありますが、今回入口のマークはあまり目立ちませんでした。
踏み跡の感じから、使う人もそれほど多くないのかなと思いました。
堰堤広場から北沢を左岸に渡り、沢沿いに進みました。(増水時は巻道を利用するようです。)
木橋で何回か沢を渡りながら進んでいきますが、今回は水量が多く、ミストを浴びるような所もあって気持ち良かったです。
赤岳鉱泉では、多くの人達が出発の準備をしていました。自分も、この先の登りに備えてしばし休憩。
赤岳鉱泉を出発して、少し上った後大同心沢、ジョウゴ沢を横切り、本格的な登りとなりました。樹林帯の道ですが、途中、阿弥陀岳と赤岳が見え、稜線に出てからの景色に期待が膨らみました。
やがて登山道にも朝の陽が入り、まぶしい位になりました。
樹林帯を抜けると、大きな阿弥陀岳と赤岳が目に飛び込んできました。
この景色を見ただけで、今回の山行は満足でした。
稜線では、ちょうどオーレン小屋方面から人が上って来ました。そのコースも稜線に出た時の感動は大きいだろうなと思いました。
赤岩の頭からひと登りで硫黄岳到着。
いつも風が吹いているような印象がある硫黄岳ですが、今日は無風、快適でした。ただ、霞んでいたり方向によってはガスも沸いていて、展望はいまひとつでした。
硫黄岳山荘まで下り、コーラを買って休憩した後、横岳への登りにかかりました。
横岳はクサリ場もあり、コースの変化が楽しいという印象を持っていましたが、今回はいろいろな花が咲いていたのがとても印象に残りました。
特に花に興味があるわけではなく、名前がわかる花は少なかったですが、それでもきれいだと感じ、楽しめました。中でもウルップ草が見れたのが良かったです。
横岳に着いた頃には、かなりガスが沸いてきてしまっていたので、阿弥陀岳は見えていましたが、赤岳は見えないような状況でした。
それでも横岳側から見る赤岳は捨てがたいので、地蔵の頭へ下りる前に自分としては珍しく少し粘ることにしました。すると、願いが通じたのかすぐにガスが薄くなりました。再びガスに包まれない内にと思い、同じような写真をたくさん撮ってしまいましたが、かっこいい赤岳の姿を見ることができて満足です。
赤岳天望荘で休憩をとっておにぎりを食べてから、赤岳へ向けて上りました。
赤岳頂上山荘に着くと、たくさんの人が休憩していました。
三角点のある山頂は狭いので、自分もここで休憩しました。
山座同定盤がありましたが、残念ながら今回はガスの影響で役に立ちませんでした。
休憩後は赤岳山頂を通過してから下山にかかりました。景色が期待できないのはわかっていましたが、阿弥陀岳にも寄りました。
赤岳山頂と文三郎尾根分岐との間、中岳のコルと阿弥陀岳山頂との間は、すれ違う登山者も多く、落石を起こさないように神経を使いました。
阿弥陀岳山頂からは、途中行者小屋で休憩して行者ラーメンを食べた後、南沢を歩いてやまのこ村まで戻りました。
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今回のコース、沢沿いの道を歩いた後、樹林の登りをがんばると稜線に出て一気に展望が開け、その後は森林限界を超えた稜線の縦走。変化に富んだすばらしいコース、何度でも歩きたいと思いました。
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